【TradingView】チャートのテンプレートを保存する！使い方を解説！

「複数のインジケーターを何回も設定するのが面倒」
「いつものレイアウトを簡単に呼び出したい」

トレードをしていれば、おのずと一番トレードしやすいレイアウトが決まってきますよね。手法毎にレイアウトを分けて保存している人も多いかと思います。

TradingViewにもチャートのレイアウトをテンプレートとして保存する機能が搭載されています。テンプレートを使いこなせば日々のトレードが格段にやりやすくなること間違い無し。

そこで、今回はTradingViewのチャートのテンプレートについて詳しく解説していきます！

TradingView対応のFX会社、ブローカー一覧表

FX会社	形式	特徴
みんなのFX	内蔵	・有料プラン（月額約9,100円相当）の機能が無料で使える・最大6画面分割、テクニカル指標の複数表示（25個以上）・レイアウト・テクニカル指標のテンプレート複数保存
LIGHT FX	内蔵	・業界最高水準のスワップポイントが魅力・特に、LIGHTペアは高水準スワップポイントを提供中
ゴールデンウェイ・ジャパン	内蔵	・スプレッドの狭さに徹底的にこだわり業界最狭水準を配信・TradingView内蔵ツール「FXTF GX」を配信
GMO外貨	内蔵	・株価指数と商品CFD対応の貴重な国内業者・最大8画面の独立ウィンドウ表示でマルチモニター対応
サクソバンク証券	連携	・TradingViewの口座連携対応、スマホ連携も可能・米国株の現物と日本株のCFD取引に対応
OANDA証券	内蔵連携	・TradingView内蔵ツールと口座連携の両対応・8画面分割や5秒足の表示も可能
FOREX.com	内蔵連携	・世界180カ国に展開するグローバルプロバイダー・TradingViewをツールに内蔵、MT4にも対応
LINE FX（PR）	内蔵	・PC/スマホ両方にTradingViewを内蔵・インジケーターの設定数が無制限
ThinkMarkets	内蔵	・日本初のサブスク型FXで米ドル円スプレッド0銭（※）・内蔵TradingViewは最大8画面分割が可能
インヴァスト証券	内蔵	・独自のリピート系自動売買サービス・FX、指数、商品対応のTradingView内蔵ツール
JFX	TradingViewへのレート配信のみ対応

※TradingViewの利用形式は取引ツールに内蔵しているFX業者と口座連携ができるFX業者があります。
※取引ツールに内蔵されているTradingViewはFX業者ごとに一部、搭載されていない機能があります。
※口座連携ができるFX業者のTradingViewの機能はTradingViewの契約プランによって異なります。
※内蔵ツールで提供している業者で表示できるのは、その業者の取扱銘柄に限られます。
※ThinkMarketsは有料のサブスクリプションを契約することで内蔵TradingViewが利用できます。
※ThinkMarketsのスプレッド0銭は米標準時間期間中、日本時間の朝9時～翌朝2時／米夏時間期間中、日本時間の朝8時～翌朝1時まで（例外あり）。対象通貨ペアは米ドル円、ユーロ米ドル。
※JFXはFX口座の連携およびTradingViewを内蔵した取引ツールは提供していません。

TradingViewが無料で使える証券会社はこちら！

各社のTradingView対応銘柄・取り扱い一覧はこちら！

みんなのFXは画面分割に対応のTradingViewが無料で使える！

TradingViewでチャート分割からレイアウトを変更するには有料プランへの加入（Essential以上）が必要です。

この点、みんなのFXでは取引ツールにTradingViewが内蔵されておりチャートの複数表示（最大6分割）が無料で利用可能です。

6画面以上の分割機能はPremiumプラン（月額約9,100円相当）ではじめて利用できる機能です。この機能がみんなのFXを口座開設するだけ（利用料や口座開設費も無料）で誰でも利用可能。

最大5個のテンプレート保存にも対応しているためカスタムしたチャート画面を瞬時に呼び出せます。

「TradingViewでテンプレートを複数保存したいけど、有料プランは契約したくない」という方はみんなのFXをぜひチェックしてみてください！

みんなのFXのTradingView特集はコチラ！

みんなのFX

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TradingViewのテンプレートの使い方、保存方法

では、TradingViewのテンプレートについて使い方、チャートの保存方法を解説していきます。

テンプレートの保存はチャート画面上部の四角が4つのアイコンから可能です。このアイコンをクリックするとテンプレート関連の機能を利用することができます。

アイコンをクリック⇒「インジケーターテンプレートの保存」を開くと、現在表示させているチャートがテンプレートとして保存可能です。

テンプレートには表示させたインジケーター（テクニカル指標）の設定が保存されます。細かいパラメーターを調整した後にテンプレートとして保存すれば、瞬時に呼び出すことが可能です。

「シンボルを記憶」「時間足を記憶」にチェックを入れると、現在表示させている通貨ペアや時間軸も固定することができます。毎回、同じ通貨や時間軸でテンプレートを呼び出したい場合はチェックを入れましょう。

チェックを外した状態で保存しておくと他の通貨ペアや時間軸でも保存した設定が反映できます。インジケーターの設定を他の通貨ペアにも使いまわしたい場合はチェックを外します。

テンプレートはお気に入りに追加すると便利

保存したテンプレートは一覧として表示されますが、名称の右にある☆のアイコンをクリックすると、テンプレートをお気に入りに登録することができます。お気に入りに登録するとアイコンが出現、ワンクリックでテンプレートを呼び出すことが可能です。

テンプレートの削除はテンプレート名の横にある「×」印をクリックします。削除されたテンプレートは戻すことができないのでご注意を。

インジケーターテンプレートのプラン別保存可能数

Basic：無料	Essential：有料	Plus：有料	Premium：有料
1	無制限	無制限	無制限

TradingViewは無料プランのBasicと有料プランのEssential、Plus、Premiumの4種類があります。

プランによって使える機能が異なりますが、インジケーターテンプレートに関しては有料プラン（Essential以上）で無制限の保存が可能です。

【TradingView】無料・有料プランの機能/料金解説はコチラ！

細部まで使いやすさにこだわった作り込みがTradingViewの大きな魅力です。こういった細かいところが案外、使っていると便利だなと思う部分だったりします。

TradingViewには細かい仕掛けがたくさんあるので、ぜひ使いこなしてみてください。

既存のテンプレートリストも使ってみよう

TradingViewには、自分で作成するテンプレート以外にもデフォルトで搭載されている既存テンプレートがいくつかあります。

上記は3本のSMA（単純移動平均線）と出来高を表示させるテンプレートです。デフォルトでは期間が5・8・13日に設定されています。パラメーターは自分が使いやすいように設定変更することも可能です。

その他にも、いくつかインジケーターの組み合わせがあるので気になるものは試しに表示させてみてくださいね。

既存テンプレートの種類

名称	概要
Bill Williams’ 3 Lines	3本のSMA（移動平均線）と出来高
Displaced EMA	20EMA（指数平滑移動平均線）と出来高
MA Exp Ribbon	8本のEMAと出来高
Oscillators	ストックRSI、RSI、CCIと出来高
Swing Trading	ピボットHL、ピボットTA、ジグザグと出来高
Volume Based	CCI、OBV、ROC、CMFと出来高

TradingViewはレイアウトテンプレートも充実！

上記はインジケーターのテンプレート保存を解説しましたが、TradingViewでは画面分割のレイアウトも多彩なテンプレートが内蔵されています。

チャートレイアウトのテンプレートは全部で26種類が搭載されており、1クリックするだけで選択したレイアウトに切り替えることが可能です。レイアウトの変更はチャート画面右上の四角アイコンから行います。

TradingViewは最大8画面分割に対応しています。複数通貨ペアを監視する場合や違う時間軸を表示させるときに画面分割ができると非常に便利です。

同じ通貨ペアでMFT分析（マルチタイムフレーム分析）を行う際にもテンプレートがあれば、自分好みのチャート画面を瞬時に設定できます。

上記はスキャルピングやデイトレードなどの短期売買を想定した画面構成です。4画面分割でエントリータイミングを計るために5分足を大きく表示させています。

右側は時間軸ごとに横長で表示させることで、大局を俯瞰しつつチャンスを探ることが可能です。

シンボル（銘柄）と時間軸の同期も設定可能

TradingViewでは分割したチャートに何を同期させるかも選択できます。

シンボルにチェックを入れた場合、変更したシンボルに4つのチャートがすべて自動的に変わります（1つのチャートを米ドル/円⇒ユーロ/円に変更した場合、他の3つもユーロ/円に変わります）。

「シンボル」「時間足」「十字カーソル」「日時」「描画アイテム」の中から同期させたい項目を選ぶことで、1つ1つの設定を変更する手間が省けます。

チェックを入れない場合、設定の変更は他のチャートには影響しません。

また、分割したチャートでもそれぞれにマークを付けることでシンボルと時間足（またはその両方）を同期させることが可能です。

複数チャートを表示させた状態でレイアウト内で同期から「シンボル」または「時間足」を選択します。

この状態で銘柄表示にマウスを合わせると鎖のようなアイコンが表示されます。ここから同期させたいチャートに同じアイコンを付けます。

同じアイコンを付けたチャートはシンボルを変更した際に一緒に変わります。時間足でも同じ設定が可能です。

レイアウトを変えずに任意のチャートだけシンボルや時間足を変更できるので、分割チャートを使われている方はぜひお試しください。

新レイアウト追加！5列～8列の縦型チャート！

TradingViewに新しいレイアウトが追加されました。今回追加されたのは「5列～8列の縦型チャート」と「上段2つ、下段3つの5分割チャート」です。

5列チャートであれば縦置きで5つのチャートが並ぶレイアウトになります。TradingViewは日々、世界中のトレーダーからの意見やフィードバックを受け付けており、今回追加されたレイアウトは最も要望の多かったものです。

当サイトでは最新情報を常に記事に反映しているので他の記事もぜひご一読ください！

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レイアウトテンプレートの設定、保存、削除の方法

画面分割などで変更したレイアウトは名前を付けてテンプレートとして保存することが可能です。

保存はレイアウト名をそのままクリックするか、レイアウト名の右にあるアイコンを選択→「レイアウトを保存」をクリックします。レイアウトの下にある青字の「保存」という文字が消えると保存されたことが確認できます。

同じメニュー画面からレイアウト名の変更やコピーの作成、新規レイアウトの作成も可能です。

複数のレイアウトを作成する場合は分かりやすい名前を付けておくと便利です。

保存したレイアウトは「レイアウトの読み込み」を開き、右側にある「×」から削除ができます。

以下でも解説しますが、無料プランでは複数のレイアウトテンプレートは保存できないのでご注意ください。

TradingViewの無料プラン（Basic）は機能制限がある

TradingViewは基本利用であれば無料で利用できるチャートツールです。無料プランでも簡単なチャート分析には十分すぎる機能が利用できますが、テンプレートに関しては機能制限がかかります。

無料プラン（Basic）では、レイアウトのテンプレート保存ができるのは1つまでです。複数のテンプレートを保存するには有料プランへの加入が必要になります。

テンプレートに関連する機能でプラン毎に利用できる数を下記の表にまとめています。

TradingViewのプラン別機能

機能	Basic	Essential	Plus	Premium
レイアウトテンプレート保存可能数	1	5	10	無制限
インジケーターテンプレート保存可能数	1	無制限	無制限	無制限
画面分割	1	2	4	8
インジケーターの同時表示	2	5	10	25