仮想通貨交換業者「BITPoint」訪問取材!小田玄紀社長が語る安心・安全な仮想通貨交換業者とは?

ビットポイント(BITPoint) 訪問取材

ビットコインなどの仮想通貨は様々な可能性を持ち、仮想通貨業界はめざましい成長を遂げています。ですが、仮想通貨交換業者の安全面に疑問を抱く声が多いのも事実。安心して仮想通貨取引ができる会社はどこなのか? きちんと見極めたいところです。

安全面を重視するのなら、株式会社ビットポイントジャパンが運営する「BITPoint」(以下、ビットポイント)にご注目を。国内交換業者の中でも、特に厳格なセキュリティ体制を設けている会社です。
業界No.1の資本金。金融経験者を多く揃えた経営陣。複数の対策を重ねた堅牢な管理体制。もちろん、売買手数料無料など、セキュリティ以外の面でも魅力的なポイントが豊富です。

堅牢な取引システム、セキュリティ体制はいかにして実現されているのか? 小田玄紀社長にビットポイントの取り組みや将来のビジョン、業界に対する想いを伺いました。

詳しくはビットポイント(BITPoint) 公式サイトへビットポイント(BITPoint)

1. ビットポイント「安心・安全な仮想通貨交換所」

まずはビットポイントがどういった会社なのかお聞かせください。

仮想通貨交換業者の中で最も多い資本金を持つ交換所

ビットポイント(BITPoint) 代表取締役社長 小田玄紀 様ビットポイントを立ち上げたのは2016年3月3日です。その翌月4月に改正資金決済法が施行され、仮想通貨の取り扱いが法律化されるタイミングだったこともあり、仮想通貨にはとても可能性があると考え事業を始めました。
ビットポイントの資本金は44億3,000万円(2018年3月9日取材時)なのですが、これは仮想通貨交換業者の中では最も多い資本金となっています。

当社は日本だけでなく韓国、香港、台湾、上海、マレーシアでも事業を展開しています。現地のFX会社や証券会社が当社のシステム提供を受け、運営しています。今後もシンガポールやアメリカ、イギリス、スイス、オーストラリアなどでの展開を計画しております。

ビットポイント(BITPoint) 海外展開

仮想通貨交換業を展開するうえで重視しているのは?

安心・安全という部分を売りにして事業を展開

親会社のリミックスポイント(3825)の事業コンセプトは、法律改正と規制緩和をするマーケットに対して、積極的に事業投資をしていくことです。

この事業を始めた当初は、Mt.Goxのイメージが残っている段階だったので、仮想通貨に対して「不安、怖い、よくわからない」というイメージを持っている方が大半でした。
そこで、安心・安全な仮想通貨取引には需要が高いのではと思い、「安心・安全」という部分を売りにして事業を展開しようと決めました。

具体的にはどういった施策をされたのでしょうか?

金融商品取引業者水準のセキュリティ管理態勢で取引システムを構築

仮想通貨取引は金融商品に近い面がありますので、金融商品取引業者水準のセキュリティ管理態勢を用意しなければならないなと立ち上げ当初より考えていました。
当社CTOは、オンライン証券で数々の金融システムプロジェクトを手掛けており、配下に株式、債券、FXなど金融商品に精通した人材を集めています。
金融業界で経験豊富な社員を登用し、金融商品取引業者水準のシステムを敷設することで、高いセキュリティ管理態勢を構築しております。

現在、FX会社や証券会社などが仮想通貨業界に参入していますが、例えばFXと同じ感覚で仮想通貨に参入すると、いろいろ問題が出てくる可能性があります。FXはある程度のレンジが決まっていますが、仮想通貨には決まったレンジがありません。そのため、FX会社の感覚でサービスを行うとうまくいかない場合があります。

当社ではFXトレーダーの方々にも取引いただけるようにMT4を採用し、サービスを提供しています。ですが、単純にMT4を導入すればいいというものではなく、裏側ではプライスエンジンなどが重要になります。さらに当社では、仮想通貨専用のディーラーを多く配置してカバーディーリングを行っています。このような体制をとるために、時間をかけ構築していますので、ここが当社の強みとなります。

資産の保全は多くのユーザーが気にしていると思いますが、その点はどういった対策をされていますか?

ビットポイント独自ウォレット管理手法「ウォームウォレット」を構築

ホットウォレットより安全だからコールドウォレットにした方がいいと言われることがあります、がこれは間違った見解と考えています。海外交換所の被害では、内部犯行もあったりするんです。インターネットを介したハッキングにはコールドウォレットが強いですが、総合的に考えるとコールドウォレットの方が不安だと思っています。

コールドウォレット管理の多くはUSBメモリですが、そこに何十億、何百億という資金を入れるのはリスクがあります。例えば、毎日コールドウォレットに資産を移動するのは、セキュリティの観点からやってはいけないと思っています。
毎日コールドウォレットに移動していると、どの場所にウォレットがあるか内部の方であれば推測がつくと思います。ですから、どこに保管しているのかを含めて、内部の方にも分からないようにするのが大切なんです。そして、ホットウォレットは物理的にハッキングできないように、コールドウォレットと同等のレベルで管理できるセキュリティが必要と考えます。

ビットポイントではこういったセキュリティへの取り組みの中で、コールドウォレットとホットウォレットの双方のいいところを上手く活用し、利便性を損なわずに安全に使えるウォレットの管理システムを独自に構築しています。

入口対策・出口対策・内部対策、さらに秘密鍵の暗号化を

シングルシグよりマルチシグの方が安全だと言われていますが、これに関しても安全な面とそうではない面があると考えます。
例えば、マルチシグだとしても秘密鍵が同じサーバー上にあると、そのサーバーがハッキングされてしまうとすべてが盗まれてしまいます。
ホットウォレットに関していうと、マルチシグにするのであればサーバーの構成を物理的に最低2つ、できれば3つ以上に分けて管理する必要があります。秘密鍵を1つのサーバーで管理するのではまったくマルチシグにはなりません。
コールドウォレットの場合は金庫を3つ以上設けなければなりません。ですが金庫の数が増えるとそれだけ、金庫がどこにあるのか把握しやすくなるという問題も出てきます。

あまり多くはお話できませんが、当社では、入口対策、出口対策、内部対策をそれぞれ講じておりますが、それでもまだ不安が残りますので、秘密鍵の情報を変える対策も行っています。例えば、秘密鍵の情報が「あいうえお」だとすると、それをまったく別の言葉に変えて管理してるんですよ。特定の条件下でなければ秘密鍵が生成されない仕組みにしています。

先般のNEM流失騒動では、秘密鍵が不正に取得されてしまったのですが、当社では、万が一秘密鍵が流出してしまった場合でも、その情報が使えない設定になっているというわけです。

他にも、24時間365日人が監視する体制も取っていて、サーバーに問題がないか確認する監視と、仮想通貨の残高に問題がないかの監視、2つの観点で行っています。
そこまで対策して初めて管理態勢と呼べると思います。

ビットポイント(BITPoint) オフィス

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2. MT4(メタトレーダー4)採用の理由は?

取引ツールとしてMT4を採用した理由をお聞かせください。

ビットポイント(BITPoint) 代表取締役社長 小田玄紀 様MT4を選んだのは、FXユーザーが仮想通貨取引に流れてくると考えたからです。FXで使われているMT4で仮想通貨も取引でき、自動売買(EA)を使うこともできる環境には需要があると思い採用しました。

ただ現状では、仮想通貨のボラティリティがあまりにも大きく、うまくいくこともあれば大きく損をする場合もあります。MT4ユーザーが多い時期もありましたが、最近では現物取引とレバレッジ取引サービスの利用の方が多くなっていると認識しています。

仮想通貨の取引をされるFXトレーダーの割合はどれくらいですか?

どちらかというとFXトレーダーの方は1割か2割程度だと思います。
現状はライトユーザー、カジュアルユーザーと言われる、興味があるから仮想通貨を始めてみたという方々が圧倒的に多いです。これからは証券会社やFX会社が参入してくるので、FXトレーダーが増えてくるのではないでしょうか。

MT4でレバレッジをかけて取引する方は多いですか?

レバレッジをかけての取引よりも、MT4の場合は自動売買をされる方が多いですね。レバレッジ取引は別で用意している「レバレッジ取引口座」を利用される方が多くなっています。ちなみにレバレッジは25倍までかけられますが、10倍くらいを利用される方が多いようです。

他社ではMT4を採用していませんが、何か理由があるのでしょうか?

採用した当初、当社が独占契約をしていたことが理由かもしれません。当社は開発に数億円をかけ、お客様、利用者の利便性を重視して契約しました。

FXではスキャルピングが多いですが、仮想通貨取引ではどうですか?

スキャルピングをされる方は多いですし、当社はFX並みのスキャルピングにも対応しています。異常な取引には監視チームがヒアリングする場合もありますが、よほど悪質な行為ではない限り特に禁止していません。

ただ仮想通貨の値動きは大きく変わりますので、スキャルピングで常に利幅を狙っている人はいないと思います。仮想通貨取引では基本的に、中長期でポートフォリオを組む方が多い傾向にあります。これからもマーケットは変わると思いますが、今のところは短期で細かく刻んでいくよりも、中長期で取引するユーザーが利益を出されているようですね。

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3. ビットポイントの今後について

ビットポイントの今後のビジョンをお聞かせください。

ビットポイント(BITPoint) 代表取締役社長 小田玄紀 様現在は仮想通貨交換所としての収益がメインなのですが、この収益比率を変えていく必要があると考えています。仮想通貨は本来、投機・投資以外に「決済や送金」で使われるべきものだと思っているので、店舗決済や送金に力を入れていこうと動いています。

一方で取扱い通貨を増やしたり、日本でもICOができる体制と環境を作っていきたいとも考えています。

お客様からはどんなご要望がありますか?

取扱い通貨を増やしてほしいというご要望を多く頂いております。
現状では、アルトコインを追加するには、ウォレットの管理体制から審査を受けて、2ヶ月ほどの期間が必要になります。
1つの通貨を扱うためには、ディーラーやウォレット管理をする者を含めて、5名程度の人員が必要だと思っていますのでその配置もしなければなりません。

マイニング事業、クラウドマイニングについてはどうお考えでしょうか?

ビットポイント(BITPoint) マイニング事業マイニング事業は、十分可能性のある事業だと思っています。今年2月から試験的に事業を始めました。


2月に発表されたマイニング事業は海外での参画ですが、国内でも展開されますか?

国内での事業だと、どうしても収益性が下がってしまいますが、それでも通常の不動産投資などと比べると圧倒的にパフォーマンスがいいと思っています。

クラウドマイニングに関してはどうお考えでしょうか?

可能性があるかないかでいえば、あります。不動産投資や太陽光投資の収益は6〜7%くらいで、多くても10%程度ですが、クラウドマイニングであれば、パソコンで6~10%を超える収益を上げる可能性が十分にあると考えています。

親会社のリミックスポイントが、電力売買事業をされていることはメリットになりますか?

直接的ではありませんが、例えば、リミックスポイントで電力の契約をいただけると、家庭でも使えるUSBなどのマイニングマシンをプレゼントする、といったこともできると思います。マシンを稼働すると月間の電気代が1,000〜1,500円ほど増えるのですが、それを超えるマイニング収入が得られるのであれば、使いたいと思う方が増えるのではないでしょうか。そういった既存事業との組み合わせは考えていきたいですね。

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4. 仮想通貨業界の動向について

仮想通貨業界の動向についてご意見をお聞かせください。

NEM流失騒動後の金融庁の行政処分は仕方ないというか、現実的なのかなと思っています。フィンテック(Fintech)という造語は、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた言葉ですが、これまでの仮想通貨交換業者はどちらかというとテック(Technology/技術)重視なんですね。

仮想通貨は投資の側面が絡んできますので、フィン(Finance/金融)の部分が重要だと当社は思っています。証券会社出身者が中心となっている関係で、当社はお客様からお金を預かることに対して相当デリケートなんですね。お客様の資産をどうやってハッキング等から守るか、クレームが出ないようにどうすべきかを考えています。

注目している仮想通貨はありますか?

いろんなICOの99%がイーサリアムベースですので、個人的にはイーサリアムはまだ上がるのではと考えています。イーサリアムの評価はまだまだ低いと感じています。2月に取り扱いを開始したリップルも価値が上がる可能性はあると思います。
あくまでも個人的見解ですが、仮想通貨の価値と価格の動きは、あまり比例していないと思っています。

小田社長が可能性を感じるICO、仮想通貨はどういったものでしょうか?

当社が扱うかどうかは別にして、例えば不動産投資でしか流用できない仮想通貨があるとしましょう。不動産のマーケットは全体で50兆円あると考えて、その10%で仮想通貨が使われるようになれば、通貨の価値は5兆円になりますよね。そのようにビジネスマーケットが明確なものを支援させていただきたいと考えています。
マーケット系統における通貨トークン利用の割合が高まれば高まるほど、価値が上がっていく。本来の投資という観点からすれば、そういった形の方が分かりやすいですよね。

現状は皆が上がると思ったから仮想通貨の価値が上がる、興味がある人が多いか少ないかで大半の価格が決まっているという特有な投資環境なので、それだとマーケットはあまり長続きしないと思っています。
人間は飽きてしまうこともあると思いますが、飽きても使えることがすごく大事だと我々は考えています。仮想通貨に興味があるかないかは別として、それ自体が便利でメリットを提供できるものであれば、仮想通貨ブームには関係なくメリットだから使われる。そういった整合性が働くと思っています。当社はそういったICOを応援していこうと考えていますね。

最後にユーザー様へのメッセージやアドバイスをお願いします。

仮想通貨はこれからがスタートになると思っています。仮想通貨取引をしていない方はたくさんいらっしゃると思いますが、まずは少しでも始めてみることが大事ではないでしょうか。リスクを許容できる範囲内で投資に参加してみていただければと思っています。

ビットポイント(BITPoint) オフィスビル

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【ビットポイントジャパン 会社概要】
商号 株式会社ビットポイントジャパン
(BITPoint Japan Co., Ltd. )
所在地 〒106-6236 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー36階
連絡先 フリーコール:0120-210-040 (カスタマーセンター)
設立年月日 2016年(平成28年)3月3日
資本金 44億3,000万円(資本準備金含む)
代表者 代表取締役社長 小田 玄紀
仮想通貨交換業者 関東財務局長 第00009号
貸金業者登録番号 東京都知事(1) 第31660号
加入協会 一般社団法人 日本仮想通貨事業者協会
日本貸金業協会

【編集後記】

ビットポイント(BITPoint)取材新しいオフィスには、私たち以外にも多くの来客がありました。話題の仮想通貨を扱う業者ですから、外部との関わりでも相当忙しくされていることと思います。
多忙なスケジュールにも関わらず、小田社長自ら取材に応じてくださり、誠にありがとうございます。仮想通貨が注目を浴びているこのタイミングで、国内交換所の1つであるビットポイントジャパン様へ取材に伺えたことは幸運でした。

記事には掲載していませんが今回の取材では、当サイトのスタッフが開発したMT4インジケーターの紹介もさせていただきました。
当サイトでは仮想通貨に特化したインジケーターを今後も作成していく予定です。取材を通して改めて仮想通貨の可能性を感じましたが、私たちからもインジケーターの提供によって、少しでも仮想通貨業界の発展に寄与できればと考えています。

取材:FX手とり 編集部
取材日:2018年3月9日
取材協力:株式会社ビットポイントジャパン 代表取締役社長 小田玄紀 様

ビットポイント(BITPoint)公式サイト