スキャルピングはFXで人気の手法の1つですが、FX会社によっては禁止しているところもあります。
悪質な場合は取引停止や口座凍結といった対応が取られる場合も。取引するのであればそういった心配をすることなく安心して取引したいですよね。
ここでは、みんなのFXについてスキャルピングが可能かどうか、禁止される取引についても解説しています。みんなのFXでスキャルピングを検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
FX手とりでは、みんなのFXとのタイアッププログラムを開催中です!
当サイト経由でみんなのFXの口座を新規開設し、口座開設申込の翌月末までに「FX口座にて新規取引5Lot以上」の条件を満たせば5,000円、「シストレ口座にて新規取引5Lot以上」の条件を満たせば5,000円をキャッシュバック。合計で最大10,000円を獲得できます。
さらに、当タイアッププログラムはみんなのFXで開催されている通常の口座開設プログラムと併用可能。合計で最大101万円のキャッシュバックを得ることもできます。みんなのFXの口座開設を検討されている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
特典内容 | 最大10,000円キャッシュバック |
---|---|
適用条件 | 【1】当サイト経由で新規口座開設 【2】FX口座にて新規取引5Lot以上 【3】シストレ口座にて新規取引5Lot以上 (※【2】【3】のいずれかを満たした場合は5,000円、両方を満たした場合は合計10,000円キャッシュバック) (※HUFJPY・RUBJPYのみ1Lot=10万通貨、それ以外は1Lot=1万通貨) |
開催期間 | 終了日未定 |
みんなのFXはスキャルピング公認!
まず、結論からお伝えすると「みんなのFXでスキャルピングは可能」です。FX手とりでは、みんなのFXのカスタマーサポートに確認を行い「スキャルピングは禁止していない」との返答をもらいました。
スキャルピングに関しては公式サイトのヘルプにも以下の記載があります。
「当社ではスキャルピングについて、禁止しておりません」という記載があります。つまり、スキャルピングをしても問題はないということですね。
ただし、「取引約款第22条(禁止行為)に抵触するお取引であると判断した場合」は取引に制限をかける場合もあるとのこと。
この取引約款に記載の禁止行為についてみていきます。
みんなのFXでの禁止行為について
第22条(禁止行為)
(1)本取引システムの改変及び本取引システム以外のツール等を使用する行為
(本取引システム以外のツール等から発注指示を行う行為を含みます。)
(2)適合性原則等に照らし、過度な入出金及び取引を行う行為。
(3)短時間で注文を繰り返し行う等、当社の価格形成を歪曲化し、他のお客様の不利益に繋がる行為。
(4)本取引システムの脆弱性、当社若しくはお客様の通信機器、通信回線、システム機器等若しくはインターネットの脆弱性、又はインターバンク市場の混乱等を利用して不当に利益を得ようとする行為。
(5)当社がお客様に提供する商品に対して行う、当社のリスクヘッジのための取引に影響を及ぼす行為。
(6)本約款取引と関係がないと当社が判断する入出金を繰り返し行う行為。
(7)お客様と当社の間で交わされた電子メール、電話又は取引等の内容を、当社の事前の承諾を得ずに公開、複製、転載、再配布又は販売する行為。
(8)当社又は当社の役職員に対する暴言、恫喝、脅迫、虚言、誹謗中傷、名誉若しくは信用を毀損する言動、又は業務を妨害する行為。
(9)口座名義人本人以外の第三者(二親等以内の親族を含む)が口座名義人に代わって本約款取引を行う行為。
(10)法令に違反する行為又は公序良俗に反する行為。
(11)前各号の他、当社とお客様又は他のお客様との円滑な取引に支障をきたす行為。
上記がみんなのFXの取引約款から抜粋したものです。
スキャルピングに関する部分では(3)「短時間で注文を繰り返し行う等、当社の価格形成を歪曲化し、他のお客様の不利益に繋がる行為」というのが該当します。
レート配信(価格形成)をするための取引システムに過度な負担を与え、他の顧客へのレート配信に影響するような取引は禁止されます。
また、(5)「当社がお客様に提供する商品に対して行う、当社のリスクヘッジのための取引に影響を及ぼす行為」も関連します。
FX会社は顧客からの注文を受けるため取引システムを介して、インターバンク市場でカバー取引を行っています。このカバー取引に関して短時間に注文を繰り返し、システムに影響を及ぼすような行為は禁止されるということです。
カバー取引はFX会社が為替の変動リスクを回避するため複数の金融期間からレートを取得し、顧客の注文と同じ注文をカバー先に出すことです。FX会社はカバー取引を行うことでリスクヘッジを行いつつ、収益を確保することができます(顧客の注文とカバー先への注文の差額が収益となる)。
具体的な判断基準は公開されない
「じゃあ、短時間で注文を繰り返すというのは具体的にどういう取引を指すのか」と疑問に思われるかと思います。
1つの例としては「不正なプログラムやシステムを利用した発注」などが該当します。人間の手では不可能なスピードで繰り返し発注するような取引は規制の対象です。
この点に関して、具体的な判断基準はどのFX会社でも公開されていません。みんなのFXを含め、各FX会社が個別に判断する形をとっています。
もっとも、スキャルピングを禁止していないみんなのFXでは「通常の操作方法で、手動で発注を短時間に繰り返す程度であれば問題ない」ということです。
禁止行為を行うとどうなる?
第22条(禁止行為)2項
お客様が当社と行う本約款取引に関して、前項に定める禁止行為を行った場合、当社は、当該口座を含む当社にて開設された口座での取引を、その裁量で制限できるものとします。また、過去に遡り約定を無効とすることができるものとします。これにより不足金が発生した場合、当該不足金について当社はお客様に請求できるものとし、また、当該取引に関して当社が損害を被った場合、お客様は当社に対しその損害を賠償するものとします。なお、当社は事由の如何を問わず、当該約定の無効によりお客様に生じた一切の損害につき、何らの責任も負わないものとします。
ちなみに、上記の禁止事項に該当する取引を行った場合、「その口座での取引を裁量で制限できる」との記載があります。
これには取引停止や口座凍結といった対応も含まれます。もし、ご自身の取引に関して心配な点や懸念する部分がある場合は事前に問い合わせを行っておきましょう。
どういった取引が対象となるのか、問題が起こる前に確認しておく方が安心して取引できるかと思います。
みんなのFXでスキャルピングするときの注目ポイント
「LIGHTペア」は業界最狭水準スプレッドと高水準スワップポイント
通常の通貨ペアでも狭いスプレッドでスキャルピングに最適
最大発注数量は1注文あたり300ロット(※USD/JPYラージの場合)
豊富な通貨ペアと最小0.1ロットの少額取引に対応
約定率99.9%(※)の自社開発システムで高速約定
取引ツールにTradingView内蔵、有料プラン相当の一部機能が使える
(※:2024年5月1日~2024年5月31日にトレイダーズ証券で行われた約定率調査に基づく)
みんなのFXでスキャルピングは可能だということが分かったところで、次はみんなのFXの注目ポイントについて解説していきます!
LIGHTペアは業界最狭水準スプレッド
みんなのFXでは「LIGHTペア」と呼ばれる通常の通貨ペアと異なる特別な通貨ペアがスタートしました。
LIGHTペアは1注文あたりの発注数量と建玉上限に制限がかかる代わりにスプレッドはより狭く、スワップポイントはより高くなる通貨ペアです。
下記がみんなのFXの通常の通貨ペアとLIGHTペアのスプレッドを比較した表になります。
通貨ペア | 通常の通貨ペア | LIGHTペア |
---|---|---|
USD/JPY | 0.20銭 | 0.15銭 |
EUR/JPY | 0.40銭 | 0.28銭 |
GBP/JPY | 0.90銭 | 0.78銭 |
AUD/JPY | 0.50銭 | 0.38銭 |
NZD/JPY | 0.70銭 | 0.58銭 |
ZAR/JPY | 0.90銭 | 0.78銭 |
TRY/JPY | 1.40銭 | 1.38銭 |
MXN/JPY | 0.30銭 | 0.18銭 |
EUR/USD | 0.30pips | 0.18pips |
GBP/USD | 0.80pips | 0.68pips |
HUF/JPY | 0.60銭 | 0.58銭 |
CZK/JPY | 0.20銭 | 0.15銭 |
(※:通常の通貨ペアのHUFJPY以外のスプレッドはAM8:00〜翌AM5:00の時間帯で原則固定・例外あり。HUFJPYのみ2025年5月7日にみんなのFX公式サイトで確認できた数値となります)
(※:LIGHTペアのUSDJPYの表内のスプレッドはAM8:00〜翌5:00までの時間帯で原則固定・例外あり。それ以外は2025年5月7日にみんなのFX公式サイトで確認できた数値となります)
LIGHTペアの米ドル円は「0.15銭」と現在の業界最狭水準である「0.2銭」よりもさらに狭いスプレッドを提供。
スキャルピングをする方であれば、スプレッドは一番気になるポイントかと思います。取引回数が増える分だけスプレッドコストが損益に直結するので、スプレッドはできるだけ狭い方が良いですよね。
この点、LIGHTペアは米ドル円を始めクロス円や主要ドルストレート、高金利通貨まで国内トップクラスのスプレッドの狭さです。
みんなのFX「LIGHTペア(ライトモード)」徹底解説はこちら!
LIGHTペア・通常の通貨ペア スペック比較表
項目 | LIGHTペア | 通常通貨ペア |
---|---|---|
スワップ | 通常より増加 | 通常通り |
スプレッド | 通常より縮小 (USDJPY:0.15銭など) | 通常通り (USDJPY:0.2銭など) |
1取引の最大発注数量 | 20ロット | 100ロット |
通貨ペア別の取引上限 | TRYJPY:100Lot それ以外:300Lot | USDJPY:500Lot ZARJPY、MXNJPY、HUFJPY:3,000ロット それ以外:1,000ロット |
(※:スプレッドはAM8:00〜翌AM5:00の時間帯で原則固定・例外あり)
(※:通常通貨ペアの1取引の最大発注数量はZAR/JPYおよびMXN/JPYは200Lot)
LIGHTペアのスペックに関して、1取引あたりの最大発注数量が「最大20ロット(20万通貨)」に制限される点にはご注意ください。
「ロットを大きく持って短時間で回転させたい」という場合には20ロットは小さいかもしれません。
通常銘柄では、1取引で最大100ロット(100万通貨)までポジションを持つことができます。また、後述しますが、米ドル円に関しては大口銘柄も取り扱いがあります。
通常の通貨ペアも狭いスプレッド
ちなみに、LIGHTペアではない通常の通貨ペアでも十分に狭いスプレッドを提供しています。
みんなのFXは「機関投資家に負けない投資環境を」というのが経営理念です。限りなく狭いスプレッドと高速で約定する取引システム、高いスワップポイントなど質の高い取引環境を提供しています。
そうした経営努力もあってここ数年で口座開設数と預かり資産を大きく伸ばしています。今、国内で最も要注目なFX会社がみんなのFXです。
(※:口座数はトレイダーズ証券の「みんなの FX」「LIGHT FX」の合算です)
2025年2月、みんなのFXおよびLIGHT FXを運営するトレイダーズ証券が口座数60万突破を公表しました。上記グラフはみんなのFX公式サイトで公開されている推移グラフになります。
(※:預り資産金額はトレイダーズ証券の外国為替証拠金取引サービス「みんなの FX」「みんなのシストレ」「みんなのコイン」「みんなのオプション」「LIGHT FX」の合算です)
さらに、同月には預り資産1,100億円突破も達成しています。上記グラフはみんなのFX公式サイトで公開されている推移グラフ。
LIGHT FXではLIGHTペアのスプレッド縮小が実施されたり、みんなのFX・LIGHT FXではトルコリラ円のレバレッジが25倍に引き上げられるなど、さまざまな施策またはアップデートが実施されました。
当然、みんなのFXとLIGHT FXはそれ以外のスペックが高く、高水準のスワップポイントやスプレッドをはじめ、高機能な取引ツール、豊富なマーケット情報など見所が盛り沢山。今後の進展にも期待が高まります。
USD/JPYラージは1注文あたり最大300万通貨
LIGHTペアや通常銘柄とはまた別で米ドル円は「USD/JPYラージ」という銘柄が用意されています。
USD/JPYラージは1注文あたり最大300万通貨の発注が可能。ワンショットで300万通貨の発注ができれば大口でスキャルピングされる方にも十分ではないでしょうか。
「いやいや、500万通貨、1,000万通貨でトレードしたい」という方は別記事にて国内FX会社の最大ロットを比較しているので、合わせてご確認ください。
豊富な通貨ペアと1,000通貨取引に対応
みんなのFXはクロス円、ドルストレート、高金利通貨(欧州各国を含む)など豊富な通貨ペアに対応。
最小ロットは0.1単位:1,000通貨です。スキャルピングの練習をされる方であれば、LIGHTペアで1,000通貨を取引すれば取引コストを抑えつつ、トレードが可能です。
「このトレードで勝てる!」と自信がついたらLIGHTペアでロットを上げてスキャルピングしてみてください。
約定率99.9%(※)の自社開発システムで高速約定
(※:2024年5月1日~2024年5月31日にトレイダーズ証券で行われた約定率調査に基づく)
みんなのFXは約定率にもこだわりがあります。自社にシステム開発を内製化し、ユーザーの要望や改善を即座に反映させる体制を構築。
約定率は顧客が出した注文が意図したタイミングで成立する確率のことですが、みんなのFXの約定率は「99.9%」を記録しています。
スリッページの発生を心配することなく安心して取引が可能です。もし、スリッページに不安がある方は成行注文で「事前に注文価格と約定価格の許容限度幅」を設定することができます。
気になる方はご活用くださいね。
TradingView内蔵の取引ツール
スキャルピングをするときに気になるのが「取引ツールは使いやすいか」という点だと思います。
この点、みんなのFXはWebブラウザ版ツールおよびスマホアプリに「TradingView:トレーディングビュー」を内蔵しています。
Webブラウザ版ツール
トレーディングビューといえば、全世界で1億人以上の利用者がいる次世代のグローバルチャートツールです。
他のチャートツールの追随を許さないほどの開発力で次々と新機能が実装され、機能性では世界トップクラスのチャートツールになります。
そんなTradingViewのチャート機能がみんなのFXの取引ツールには内蔵されています。
利用できる機能はチャート関連の機能に限定されますが、それでも有料プラン相当の機能が口座開設者であれば無料で利用可能。
最大6画面のマルチチャートやインジケーターの複数保存、レイアウトの変更まで自由自在です。もちろん、スキャルピングに特化した画面構成に変更して自分だけの取引環境が構築できます。
みんなのFXのトレーディングビュー特集!ブラウザ・スマホアプリの特徴、機能は?
スマホアプリ
また、みんなのFXはスマホアプリにもTradingViewが内蔵されています。
国内でトレーディングビューに対応したFX会社は増えてきましたが、スマホアプリにも内蔵している会社はまだまだ少数。
Webブラウザ版と同様の機能をスマホアプリも搭載しています。
上記はスマホアプリで保存したテンプレートの画像です。
TradingViewの便利な機能の1つにテンプレートがあります。個別に設定したインジケーターをテンプレートとして保存すれば1タップで呼び出すことが可能。
これも本来は有料プランの機能ですが、みんなのFXのアプリなら無料で利用できます。ぜひ、スキャルピングに最適化したインジケーターやレイアウトをテンプレートで保存して活用してみてください。
みんなのFXは最短当日から取引が可能
みんなのFXの口座開設は「スマホで本人確認」を利用すると、最短当日から取引ができます。
口座開設フォームに必要事項を入力、顔写真と運転免許証・マイナンバーカード等の必要書類をスマホでアップロードするだけで申込が完了します。
早ければ当日中に登録アドレス宛てにログインIDとパスワードが送られます。当ページを参考にぜひ、みんなのFXでスキャルピングしてみてくださいね。
みんなのFXは「トレイダーズ証券」という会社が運営しているFXサービスです。トレイダーズ証券は「LIGHT FX」という別のサービスも提供しており、2つは運営元が同じです。
そこで、別記事では「みんなのFXとLIGHT FXは何が違うのか」について徹底的に比較しています。気になる方は合わせてご一読ください。
その他のスキャルピング公認のFX会社は?
国内にはスキャルピングを公認しているFX会社がいくつかあります。それほど数は多くありませんが、どの会社も魅力的なサービスを提供しています。
各社のスプレッド、ツール、スペックなど多角的にその違いを解説しています。スキャルピングに最適なFX会社をお探しの方はこちらも要チェック!