今週と来週はお休みムードというか様子見をしたい期間です。急激な動きで手が出せないかと思います。逆にスキャルピングをされる方には絶好の機会かもしれませんが、無理なトレードは控えましょう。
2016年6月14日(火)11時20分点での相場分析
6月発表のアメリカ雇用統計
6月3日(金)に発表されました。
(米) 5月非農業部門雇用者数
[前回]+16.0万人
[予想]+16.0万人
[結果]+3.8万人
(米) 5月失業率
[前回]5.0%
[予想]4.9%
[結果]4.7%
NFPが+3.8万人と予想を大きく下回る結果となりました。この結果により今月の利上げはないという考えが大体数となってます。たしかにサプライズな結果でしたが、まだマイナスにもなっていないので、個人的には利上げの可能性は0ではないと思っています。失業率はかなり改善されました。
アメリカと日本の政策金利の発表
6月15日(水)の深夜早朝3時にFOMC政策金利発表と次の日(16日)に日銀金融政策決定会合があります。
6月は利上げしないとしても7月はどうなのか。内容によってはドルの行って来いもあるはずです。
そして日銀も気になるところ。何も手が出ずとなった場合、円高に進むはずです。
ドル円
ドル円の週足になります。
ここまで来ると切りのいい数字である100円が意識されてきます。6月の利上げはなく、7月の利上げに関する文言があればドル円に関してはそんなに下がらないかもしれません。
ダウ先物
ダウの週足です。
上昇の勢いを感じません。引き続きレンジ内という考えですが、6月23日の英国がEU離脱になったとき、Brexitとなったとき、リスクオフとなって下落も考えられます。
ポンド
ポンドドルの月足です。
EU離脱となれば2009年1月の最安値1.35も割るのではないかと思ってます。
ポンド円の月足です。
ポンド円も結果によっては最大級の下げになるかもしれません。
いずれにせよ6月23日にポンド絡みの通貨ペアでトレードは控えたいです。
次回の動画記事は6月21日の3時頃になります。最後まで見てくださり、ありがとうございました。
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解説を担当しているのはFXトレード歴8年のスタッフ、Masaです。
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