JForexにはマルチタイムフレーム機能が備わっており、下位時間軸のチャートに上位時間軸のインジケーターを表示させることが可能です。また、別の通貨ペアのインジケーターを表示することもできます。ここでは、分析の幅が広がるこの機能について解説していきます。
上位時間軸を表示させる
例えば米ドル/円1時間足のチャート上に米ドル/円の日足の移動平均線などを表示することができます。
まずはインディケーターを表示させます。今回は「SMA – Simple Moving Average」(移動平均線)にしました。
次に「アドバンスド」のタブを選びます。既にインジケーターが表示されている場合は、「インジケーターの編集」から「アドバンスド」に行くことができます。そして「カスタム・データから計算」のチェックボックスをオンにし、「期間」を1日にします。
OKを押すと1時間足チャートに日足の結果が表示されます。
他の通貨ペアのインディケーターを表示させる方法
例えば米ドル/円1時間足のチャート上に豪ドル/円1時間足のMACDを表示してみましょう。
まずは米ドル/円のチャートに豪ドル/円のチャートを表示させます。
今回は米ドル/円のチャート上に豪ドル/円のロウソク足は必要がないので、消しておきます。
チェックボックスをオフにすることで簡単に消すことができます。
次にインディケーターを追加します。
今回はサブウィンドウに表示するMACDを追加します。
次に「アドバンスド」の「カスタム・データから計算」にチェックを入れます。そして隣の「チャートから使用」をクリックして豪ドル/円のMACDを表示させたいのでAUDJPYを選びます。
最後にOKを押せば、米ドル/円のチャートに豪ドル/円のMACDを表示させることができました。
マルチタイムフレームなどと一緒に使ってみてください。
動画で解説
文章では分かりづらい部分もあると思うので、実際に表示してみた動画を作成しました。