この記事ではノックアウト・オプションに対応しているIG証券、ゴールデンウェイ・ジャパン、FOREX.comの3社を様々な角度から徹底比較。通貨ペアやスプレッド、取扱い銘柄や基本スペックまで詳しく解説しています。
ノックアウト・オプションはリスクを限定しながら、少ない資金で大きな利益を狙える画期的なオプション取引です。国内FX業者で対応しているのは今のところIG証券、ゴールデンウェイ・ジャパン、FOREX.comだけです。
各社ともに特徴的なサービスを提供しているのでノックアウト・オプションの業者選びにぜひご活用くださいね!
ノックアウトオプション対応2社のスペック比較表
比較項目 | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|
FX通貨ペア | 約100種類 | – | 23種類 |
株価指数 | 25銘柄 | – | 17銘柄 |
商品 | 約30銘柄 | 2銘柄 | – |
スプレッド | 原則固定(例外あり) | 変動制 | 原則固定(例外あり) |
約定方式 | DD方式 | DD方式 | DD方式 |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
最大発注数量 | 原則、上限無し | 金:500Lot、銀:2,000Lot | 米ドル円:300万通貨(※) |
最小取引単位 | 1万通貨 | 金:1トロイオンス 銀:10トロイオンス | 1,000通貨 |
取引時間(FX取引) | 原則、24時間(土日を除く※) | 月AM8:05~土AM6:55 | 原則、24時間(土日を除く) |
取引ツール | PC(ブラウザ版)、スマホアプリ | PC(ブラウザ版)、スマホアプリ | PC(ブラウザ版)、スマホアプリ |
公式サイト | ![]() | ![]() | ![]() |
※IG証券の最大取引数量は相場状況により注文が通らない場合もあるのでご留意ください。
※FOREX.comの最大発注数量は通貨ペアによって異なります。
※IG証券、FOREX.comのFX、株価指数、商品のノックアウトオプションは取引時間が銘柄毎に変ります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
※ゴールデンウェイ・ジャパンの取引時間は標準時間を掲載。夏時間は1時間早くなります。
100種類以上の通貨ペアに対応!IG証券のノックアウトオプション!
ノックアウト・オプション対応業者を比較するときにまず、注目したいのが「対応銘柄の豊富さ」です。取引できる銘柄が多いほど便利であることは言うまでもありません。
この点、IG証券はFX通貨ペア100種類以上に対応。主要通貨ペアはもちろん、かなりマイナーな通貨ペアでもノックアウト・オプションが可能です。さらに、IG証券は株価指数や商品銘柄にも対応しています。
日経225やNYダウ、S&P500などの株価指数、金・銀・原油などの商品銘柄でもノックアウト・オプションが可能。FX通貨ペアも含めると160以上の銘柄に対応しているのはIG証券の大きなメリットですね。
一方、ゴールデンウェイ・ジャパンは商品2銘柄、FOREX.comはFX通貨ペア23種類と株価指数17銘柄のみの対応です。商品銘柄は対応していません。銘柄の豊富さでいえばIG証券に軍配があがります。
IG証券ノックアウトオプション対応銘柄一覧
FX |
---|
USD/JPY、EUR/JPY、EUR/USD、AUD/JPY、AUD/USD、EUR/GBP、GBP/JPY、EUR/CHF、EUR/AUD、GBP/CHF、GBP/USD、NZD/USD、USD/CAD、USD/CHF、NZD/JPY、CAD/JPY、CHF/JPY、TRY/JPY、ZAR/JPY、BRL/JPY、MXN/JPY、NOK/JPY、SEK/JPY、PLN/JPY、SGD/JPY、CNH/JPY、INR/JPY、etc.(100通貨ペア以上) |
株価指数 |
日本225、ウォール街、米国500、米国テク株100、米国Russ2000、英国FTSE100、ドイツ40、フランス40、スペイン35、イタリア40、スイス優良株、スウェーデン30、オランダ25、ノルウェー25、デンマーク25、欧州50、香港HS50、中国H株、中国A50、シンガポール優良、台湾、オーストラリア、南アフリカ40、Emerging Markets Index KO |
商品 |
WTI原油、北海原油、スポット銀、スポット金、NY天然ガス、NY灯油、NY無鉛ガソリン、スポットプラチナ、NYHG銅、シカゴ大豆油、シカゴコーン、NYココア、NY綿花、パーム原油、アルミニウム、NYコーヒー、シカゴ材木、シカゴ生牛、ロンドンココア、ロンドンコーヒー、ロンドン砂糖、NYオレンジジュース、シカゴコメ、シカゴ大豆、NY砂糖、シカゴ大豆ミール、シカゴ小麦、銅、鉛、ニッケル、亜鉛 |
ゴールデンウェイ・ジャパンの対応銘柄一覧
商品 |
---|
金(XAU/USD)、銀(XAG/USD) |
FOREX.comノックアウトオプション対応銘柄一覧
FX |
---|
USD/JPY、GBP/JPY、EUR/JPY、AUD/JPY、CAD/JPY、NZD/JPY、EUR/USD、GBP/USD、AUD/USD、NZD/USD、USD/CAD、ZAR/JPY、SGD/JPY、NOK/JPY、EUR/GBP、EUR/AUD、EUR/NZD、EUR/CAD、GBP/AUD、GBP/NZD、GBP/CAD、AUD/CAD、AUD/NZD(全23通貨ペア) |
株価指数 |
Australia 200、China 50、EU Stocks 50、France 40、Germany 40、Hong Kong 50、Italy 40、Japan 225、Netherlands 25、Singapore Index、Spain 35、Switzerland 20、UK 100、US Small Cap 2000、US SP 500、US Tech 100、Wall Street |
新スタート!ゴールデンウェイ・ジャパンのノックアウト・オプション
これまでノックアウト・オプションを提供してきたのはIG証券とFOREX.comの2社でしたが、ゴールデンウェイ・ジャパンも新サービスとして提供を開始しました。
取扱銘柄は金(XAU/USD)、銀(XAG/USD)の2銘柄のみですが、「ゴールドをトレードするときはリスク管理を徹底したい」という方におすすめなのがゴールデンウェイ・ジャパンです。
IG証券ではゴールドを含めた商品銘柄にも対応していますが、FOREX.comでは商品銘柄の取り扱いはありません。
また、ゴールデンウェイ・ジャパンではノックアウト・オプションのデモトレードも可能です。取引ツールにはTradingViewを搭載したPCブラウザ版とスマホアプリの2種類を提供しているので、実際に使い勝手を確かめることができます。
ゴールデンウェイ・ジャパンってどんなFX業者?
ゴールデンウェイ・ジャパンは「スプレッドの狭さ」に自信を持つ人気の国内FX業者です。「日本No.1最狭スプレッド挑戦計画」というプログラムを長期的に実施。
米ドル円は原則固定(※例外あり)で0.1銭という業界最狭水準のスプレッドを安定的に配信し続けています。対象銘柄はノックアウト・オプションではなくクロス円を中心としたFX通貨ペアですが、ノックアウト・オプションでも狭いスプレッドを提供しています。
また、以下でも解説しますが取引ツールがシンプルで使いやすいのも大きな特徴です。初心者でも簡単に操作できるのでツールの使い方で迷うことはありません。「ゴールドのノックアウト・オプションをしたい」という方はゴールデンウェイ・ジャパンをぜひチェックしてみてください!
※記載のスプレッドは固定されたスプレッドではありません。例外として、市場の急変時や市場の流動性が低下している場合等においてはスプレッドが拡大する場合があります。
ノックアウトオプション(FX)のスプレッドについて
通貨ペア | ![]() |
---|---|
USD/JPY | 1.2(※) |
GBP/JPY | 2.0(※) |
EUR/JPY | 1.1(※) |
AUD/JPY | 1.3 |
EUR/USD | 0.6 |
AUD/USD | 0.9 |
GBP/USD | 1.5 |
EUR/GBP | 2.0 |
USD/CAD | 2.5 |
※IG証券のスプレッドは日本時間9:00AM~翌日3:00AMにおいて原則固定(例外あり)最小スプレッドを掲載、2023年9月1日時点。印(※)がついた通貨ペアは取引ツール上で確認した数値を掲載。
次は取引コストでIG証券とFOREX.comを比較してみましょう。ゴールデンウェイ・ジャパンはFX通貨ペアの取り扱いがないためここでは比較対象から外しています。
IG証券はオプション購入時にノックアウト・プレミアムという保証料を支払う代わりにスプレッドが狭めなのが特徴です。
IG証券のノックアウト・プレミアムはノックアウト価格に達しない場合、ポジション決済時に返却されるため、ノックアウトにならない限り保証料を支払うことはありません。
一方、FOREX.comはプレミアムは発生しませんがその分スプレッドが広めに設定されています。スプレッドはノックアウト・レベルに達するかどうかに関係なく実質的な取引コストとなります。
スプレッドに関しては、FOREX.comがIG証券よりも約0.3銭ほどスプレッドが広いです。スプレッドを気にされる方はIG証券の方が有利な取引ができます。
ノックアウトオプションの手数料で比較!
IG証券のノックアウトオプションではオプション料に最初からノックアウト・プレミアムという保証料が含まれています。その分、FOREX.comよりスプレッドが狭いですが実際にかかる手数料で比較すると、どちらがコストを抑えられるのか。ノックアウト価格に達した場合と達しない場合で比較してみました。
米ドル円が1ドル=100円のとき、1万通貨の取引を想定します。IG証券の米ドル円ノックアウトのノックアウト・プレミアムは2ポイント(1ポイントの損益額:100円)なので約200円となります。(※)
※ノックアウト・プレミアムは、原資産の想定されるリスクに基づき変動します。ボラティリティが上がればプレミアムも上がり、ボラティリティが下がればプレミアムも下がる可能性があります。ポジション保有後にプレミアムが変動する場合もありますので、ご注意ください。
ノックアウト価格に達した場合
■IG証券
スプレッド0.6(約60円)+ノックアウト・プレミアム(約200円)⇒合計260円
■FOREX.com
スプレッド0.9(約90円)⇒合計90円
ノックアウト価格に達しない場合
■IG証券
スプレッド0.6(約60円)⇒合計60円
(ノックアウト・プレミアムは払い戻し)
■FOREX.com
スプレッド0.9(約90円)⇒合計90円
ノックアウト価格に達した場合、IG証券では最初に支払っていたノックアウト・プレミアムがチャージされるためFOREX.comよりも手数料が高くつきます。逆に、ノックアウト価格に達しない場合、ノックアウト・プレミアムは払い戻しされるためスプレッドが狭いIG証券の方が手数料を抑えることが可能です。
ノックアウト価格を広めに設定しノックアウトとならないようにポジションを持てればIG証券の方が手数料としては有利ですね。また、IG証券のノックアウトオプションではノックアウト価格になる前に決済の逆指値注文を入れることができます。
決済の逆指値を上手く使えば、ノックアウト価格に達する前に途中決済が可能です。万が一、想定外の値動きで逆指値が滑ったとしてもノックアウト価格での決済は保証されているので安心。
一方、損切りは確実に決済させたい、スリッページは防ぎたいという方はFOREX.comの方がお得。取引回数にもよりますが、値動きが激しくボラティリティが高まっている場面で積極的にトレードされる方はFOREX.comもチェックしてみてくださいね。
取引数量が無制限!IG証券のノックアウトオプション!
次は1回当りの取引数量で各社を比較してみましょう。注目したいのはIG証券が「取引数量に上限がない」という点です。オプション購入枚数に制限がないのは大口トレーダーにとっては大きなメリットですよね。
IG証券では、大口注文にも対応できるよう強靱なサーバーと約定システムを用意。指定レートで注文が通りきらない場合でも約定できる分だけ約定してくれる一部約定の機能もあります。
さらに、一定の条件を満たした方には特別な待遇が受けられる限定会員メンバーシップ「The Red Salon」というサービスも提供しています。こうしたサービスがあるのも全世界で金融サービスを提供しているIGグループならでは。
一方、ゴールデンウェイ・ジャパンは1注文の最大発注数量が金(XAU/USD):500Lot、銀(XAG/USD):2,000Lotです。取引単位は金(XAU/USD):1Lot=1トロイオンス、銀(XAG/USD):1Lot=10トロイオンスとなります。
FOREX.comは取引通貨ペアによってワンショットの最大ロットが変わります。米ドル円であれば500万通貨、ユーロ円は450万通貨、ポンド円は300万通貨です。
取引数量が気になるという方であればIG証券がベスト。ワンショット100万通貨も取引しないという方はFOREX.comでも十分な取引ができます。
IG証券の大口・最大取引数量を徹底特集!上限からスプレッドまで解説!
スワップポイントにも注目するならIG証券!
ノックアウトオプションでは、FXと同様に購入したオプションにスワップポイントが付与されます。IG証券は50社以上ある国内FX業者の中でも高水準のスワップポイントを提供している会社。
米ドル円や豪ドル円といったクロス円の通貨ペア、トルコリラ円やメキシコペソ円といった高金利通貨でも高いスワップポイントを安定的に配信しています。
ノックアウトオプションはノックアウト価格で確実に損切りが行われるため、長期保有する場合でもスリッページの心配がありません。スワップポイント狙いでノックアウトオプションの保有を考えておられる方はIG証券に注目してみてください。
別記事にて国内FX20業者以上のスワップポイントを一覧にしています。1日当りだけでなく、月間、年間を通したスワップポイントの比較も行っているので気になる方はぜひご一読を。
IG証券「ノックアウトオプション」のスワップポイント徹底特集!
当サイトではIG証券のノックアウトオプションを徹底解説しているページも用意しています。基本スペック、IG証券ノックアウトオプションの3つのメリット、取引のやり方、口座開設まで紹介。IG証券のノックアウトオプションについてもっと知りたい!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
1,000通貨取引に対応!FOREX.comのノックアウトオプション!
次に、比較するポイントは「取引単位」です。少額取引に対応しているかどうかはノックアウト・オプションをこれから始めるという方にとって注目ポイントになります。
この点、FOREX.comは1,000通貨単位の取引に対応しており数千円からノックアウト・オプションの取引をスタートすることが可能です。ノックアウト・オプションは設定するノックアウト・レベルによってオプション購入金額が変わる金融商品です。
適切な位置にノックアウト・レベルを設定すれば、リスクと必要資金を最低限に抑えた上でレバレッジをかけた取引ができます。1,000通貨単位でノックアウト・オプションができるのはFOREX.comの注目ポイントですね。
一方、IG証券は1万通貨からの取引となっています。ノックアウト・オプションであれば、米ドル円の1万通貨の取引でもノックアウト価格の設定次第で通常のFXより少ない資金でオプションが購入可能です。
ノックアウト価格を現行レートに近づけるほどオプション購入金額は低くなる仕組みなので、しっかりと相場分析を行った上で適切な位置に設定しておけば1万通貨の取引でも資金を抑えて取引ができます。
米ドル円を1万通貨(1ドル=100円)で取引した場合
上記の画像は現在レートが米ドル円=100円の場合にノックアウトオプションとFXで米ドル円を1万通貨取引した場合の必要な資金を比較したものです。
FXであれば約40,000円が必要ですが、ノックアウトオプションではノックアウト価格を99円50銭に設定した場合、約5,200円の資金でオプションが購入可能です。
ノックアウトオプションでは現在レートに対してノックアウト価格を近づけるほどオプション料が安くなります。1pips動いた場合の損益は変わらないので、どのレートにノックアウト価格を設定するかが重要です。
この例は1万通貨を想定していますが、FOREX.comでは1000通貨単位から取引が可能なのでさらに少ない証拠金で取引がスタートできます。少額取引をお考えの方はFOREX.comが最適
ゴールデンウェイ・ジャパンとFOREX.comはTradingView対応!
次は取引ツールで各社を比較してみましょう。取引ツールで注目なのはゴールデンウェイ・ジャパンとFOREX.comです。
この2社は「TradingView(トレーディングビュー)」を内蔵した取引ツールを提供しています。TradingViewは全世界で5,000万人以上のトレーダーに利用されている人気急上昇中のグローバルチャートツール。
TradingViewはこれ1つで誰でも簡単に全世界の金融商品のチャートが見れる利便性の高さと次々にアップグレードされる機能性が評価され利用者を伸ばし続けています。
当サイトではTradingViewの使い方を手とり足とり詳しく解説しています。特集ページも数多く用意しているので、ぜひご一読ください。
TradingViewの使い方、プラン比較特集ページ一覧はこちら
ゴールデンウェイ・ジャパンの内蔵TradingView
上記がゴールデンウェイ・ジャパンのTradingViewを内蔵した取引ツール画面です。右側のチャートがTradingViewになります。
ゴールデンウェイ・ジャパンの内蔵TradingViewは100種類以上のテクニカル指標と描画ツールを標準搭載。シンプルながらも豊富なテクニカル指標で本格的な相場分析が可能です。
本家のTradingViewは基本利用であれば無料で使えますが、無料プランでは機能制限がかかります。テクニカル指標であれば1チャートにつき最大3つまでしか表示できません。
それ以上を表示させたい場合は有料プランへの加入が必要となります。この点、ゴールデンウェイ・ジャパンのTradingViewでは25種類以上のインジケーターを同時表示が可能です。
利用料なども一切かかりません。ゴールデンウェイ・ジャパンで口座開設された方であればだれでも無料で使うことができます。
さらに、マルチタイムフレーム分析には必須の画面分割にも対応。最大6画面のチャート分割で複数銘柄の監視もスムーズです。
ゴールデンウェイ・ジャパンは金・銀のノックアウト・オプションの他にもFXと商品CFD(金・銀)に対応しており、これらの銘柄も同時にTradingViewで分析することができます。
取引ツールの使い勝手の良さであればゴールデンウェイ・ジャパンは要チェックです!
ゴールデンウェイ・ジャパンのTradingView徹底解説!
FOREX.comもTradingView内蔵ツールを提供
FOREX.comはブラウザ対応のPC版取引ツールとスマホアプリの2種類に対応しており、両方にTradingViewが内蔵されています。
ノックアウト・オプションに関しては内蔵TradingViewのツールが使えない点がネックですが、100種類以上のテクニカル指標と50種類以上の描画ツールを搭載しています。
また、テクニカル指標や財務関連の基準を指定しチャートから銘柄を直接検索するフィルタリング機能や12種類のトリガー条件を搭載したアラート機能などこちらも機能が充実しています。
ゴールデンウェイ・ジャパンやFOREX.com以外にもTradingViewが無料で使える国内FX業者はいくつかあります。別記事にて各社の違いを詳しく解説しているので気になる方はそちらもご確認くださいね!
IG証券Webブラウザ版取引システムの画面
IG証券はブラウザ版のPCツールとスマホアプリの2種類でノックアウト・オプションが可能です。IG証券はTradingViewこそ対応していませんが、豊富な銘柄が1つのプラットフォームで取引できるというのが強みです。
ノックアウト・オプションだけでなくFXや株式、CFD取引など異なるアセットクラスもシームレスに取引できるので非常に便利。バイナリーオプションに対応しているFX業者でも取引ツールは別々だったり、アプリを切り替えないと取引できないのが普通です。
この点、IG証券は1つの取引ツール内で各種取引方法が完結します。口座を切り替えるだけでノックアウトオプション、バイナリー、FX、CFD取引が可能です。
テクニカル指標は30種類、描画ツールは21種類を標準搭載。Twitterフィードが内蔵されているのでツール内で最新情報もチェックできます。
カラーパターンの切り替えにも対応しているので白トーン/黒トーンで好きなカラーが選べます。長時間、チャートを監視される方であればダークトーンが目に優しいですよね。
ゴールデンウェイ・ジャパンのようにシンプルな作りとは対照的に機能がたくさん詰まっている分、使いこなすまでに少し慣れが必要ですが、使い方が分かれば非常に便利なツールに仕上がっています。
スマホアプリはゴールデンウェイ・ジャパンとIG証券が高機能!
一昔前であればFXや株式取引といえばパソコンで取引するのが一般的でしたが、現在ではスマホで取引される方も非常に増えてきています。スマホアプリに関していえばゴールデンウェイ・ジャパンとIG証券の2社が高機能なアプリを提供しています。
ゴールデンウェイ・ジャパンのスマホアプリはPC版と同様、シンプルな作りで操作方法に迷うことがありません。一目でレートが確認できる視認性の良いウォッチリスト、発注もスムーズな取引画面が特徴です。
1つ1つのボタンが大きいので小さいスマホの画面でも操作を間違えにくいのがいいですね。トレードしていると誤発注はつきものですが、スマホアプリなら尚更です。
細かい機能はすべてそぎ落とし必要な機能のみを残した洗練されたアプリに仕上がっています。「ごちゃごちゃしたアプリは使いにくい」という方はゴールデンウェイ・ジャパンがおすすめ。
IG証券のスマホアプリ「トレーディング・アプリ」
IG証券のスマホアプリはPC向けのWebブラウザ版に引けを取らない機能性を搭載した高機能アプリです。
FX、株式CFD、株価指数CFD、商品CFD、ETF CFD、債券先物CFD、ノックアウト・オプションを1つのアプリで取引可能。チャート上から直接発注したり、約定率を高める「一部約定」や「スリップ許容注文」など上級者向けの機能も搭載しています。
また、スマホアプリに必須のアラート機能も充実。指定レートアラート、テクニカル指標アラート、イベント発表アラートなど多彩なアラートでトレードチャンスを逃しません。
スマホアプリからのノックアウトオプションの注文ができるのは非常に便利です。ブル/ベアのオプション選択やノックアウト価格の選択、チャート分析もPCツールと遜色ない機能性があります。「スマホでもノックアウト・オプションがしたい」という方はIG証券も要チェックです!
記事まとめ&よくある質問
- ノックアウト・オプションってどんな取引方法?
ノックアウト・オプションとは同じロット数でも事前に設定した損切レベル(ノックアウト価格)に応じてオプション料を選択できるオプション取引です。損切レベル(ノックアウト価格)での決済が保証されているため、スリッページは一切発生しません。現在レートに対して適切な損切レベルを設定することで、通常のFXよりも証拠金を抑えた取引が可能です。業者によって取扱銘柄は異なりますが、IG証券であれば通貨、商品、株価指数などの銘柄でノックアウト・オプションを取引できます。
- ノックアウト・オプションのメリットは?
ノックアウト・オプションのメリットは「少ない資金で利益獲得が狙える」「リスク限定で最大損失はオプション料のみ」「リスク許容度に応じてオプション料を柔軟に変更できる」という点です。ボラティリティが高い相場でも最大損失は事前に決まっているため高いリスクコントロール性があります。また、現在レートに対して損切レベルを近くに設定すればオプション料は安く、離れて設定すれば高くなるため、自身のリスク許容度に応じて柔軟にオプション料を変更することができます。
- ノックアウト・オプションと他の取引方法との違いは?
通常のFXと比較した場合、「1万通貨を持つときの必要な資金量が異なる」「事前に損切り価格が決まっている」「取引期限がある」などの違いがあります。
- ノックアウト・オプションに対応した業者は?
国内FX業者でノックアウト・オプションに対応しているのはIG証券、ゴールデンウェイ・ジャパン、FOREX.comの3社です。
- ノックアウト・オプションのおすすめ業者は?
銘柄の豊富さ、スプレッドの狭さで選ぶならばIG証券がおすすめです。IG証券はFX100通貨ペア以上、各種株価指数、商品銘柄でノックアウト・オプションが可能。スプレッドもFOREX.comと比較して狭いスプレッドを配信しています。一方、少額取引で選ぶならFOREX.comがおすすめです。IG証券はFXの最低取引単位が1万通貨ですが、FOREX.comは1000通貨取引に対応しています。
当記事を読まれた際に分かりにくかったこと、疑問点、感想等がございましたらページ下部のコメント欄にてお気軽にご質問ください。迅速に対応させていただきます。疑問点や悩み事が解消できるサポートができればと思いますので、ぜひご利用ください!