ここでは、MT4が使える国内FX業者・証券会社を徹底比較しています。
MT4自体のスペックは変わらないのですが、利用する業者によって取引ルールや独自サービスにはさまざまな違いがあります。スプレッド、対応通貨ペア、発注上限数量、DD方式かNDD方式か、オリジナルインジケーターの提供があるかなど…。
当ページではMT4対応業者のスペック・取引ルール・独自サービスに焦点を当てて各社を徹底比較。さらに、「スプレッドの狭さで選ぶなら?」「NDD業者で選ぶなら?」「大手ネット証券でMT4を使うなら?」「オリジナルインジの豊富さで選ぶなら?」といった観点からおすすめのFX会社も紹介しています。
これからMT4業者を口座開設しようとお考えの方、別のMT4業者を追加で解説しようとお考えの方は、ぜひ当ページの情報をご活用ください。
MT4(メタトレーダー4)対応の国内FX業者 一覧比較
FX会社 | 通貨ペア | ドル円スプレッド | 取引単位 | 業者の特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
ゴールデンウェイ・ジャパン | 29 種類 | 0.2銭(※1) | 1,000 通貨単位 | オリジナルインジ40種類以上 ウェブ版MT4対応 CFD4銘柄を表示可能 | |
楽天証券 | 24 種類 | 0.5銭 | 1,000 通貨単位 | 大手ネット証券会社 ウェブ版MT4対応 日本225や金等のCFD対応 | |
OANDA証券 | 68 種類 | 0.5銭(※2) | 1,000 通貨単位 | NDD方式 オリジナルインジ50種類以上 CFD24銘柄を取引可能 | |
FOREX.com | 84 種類 | 変動制 | 1,000 通貨単位 | 通貨ペアが豊富 EAホスティング無料 | |
JFX(※3) | 41 種類 | 0.2銭(※4) | 1,000 通貨単位 | スキャルピングOK オリジナルインジ提供 | |
アヴァトレード・ジャパン | 55 種類 | 変動制 | 1,000 通貨単位 | MT4/MT5が両方使える 豊富な通貨ペア |
(※:ゴールデンウェイ、楽天証券、OANDA証券、JFXのスプレッドは原則固定・例外あり。それ以外は変動制)
(※1:ゴールデンウェイ・ジャパンの上記スプレッドはAM8:00〜翌AM5:00の時間帯にて適用)
(※2:OANDA証券のMT4には複数の取引コースがあり、上記スプレッドはスタンダードプランのスペック。ベーシックコースでは0.4銭、プロコースでは0.8銭。いずれも原則固定・例外あり)
(※3:JFXのMT4は発注機能に対応していません。上記スペックは発注可能なFXサービスの情報を記載)
(※4:JFXの上記スプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯にて適用)
ゴールデンウェイ・ジャパンでは「FXデビュー応援キャンペーン」を開催中です。キャンペーン期間中におけるFX・FXノックアウトオプションの取引を対象に、入出金差額と新規建て取引数量に応じたキャッシュバックを実施。最大で100万円のキャッシュバック獲得が可能です。
キャンペーンは2024年12月31日まで開催しています。対象通貨ペアは全通貨ペア。FXTF MT4とFXTF GXの両方が対象となります。気になる方は公式サイトもチェックしてみてくださいね。
MT4業者をさまざまなニーズから選ぶ!
原則固定の最狭水準スプレッドで取引できるFX業者は?
ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF MT4)
- 業界最狭水準スプレッドの環境でMT4を使いたい!
- オリジナルツール・オリジナルインジの豊富なFX会社がいい!
- MT4が初めてなので、サポートが充実している業者を利用したい!
ゴールデンウェイ・ジャパンは前身のFXトレード・フィナンシャル時代を含め、2011年から国内でMT4サービスを長年提供し続けているFX会社です。ちなみに社名は変わりましたが、MT4を使えるFXサービスの名称は変わらず「FXTF MT4」。サポート体制が充実しているので、MT4を使うのは初めてという方にとっても嬉しい環境が整っています。
FXTF MT4はまず業界最狭水準のスプレッドが魅力的です。米ドル円やユーロ米ドルにて低水準のスプレッドを実現。FXTF MT4のスプレッドは原則固定(例外あり)ですので、原則固定かつ最狭水準スプレッドの環境でMT4を使いたいという方は、ゴールデンウェイ・ジャパンがオススメ。
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」のスプレッドを徹底解説!
MT4業者のスプレッドを一覧比較!国内FX会社・証券会社のコスト比較
40種類のオリジナルインジケーター・ツールをすべて無料で使える!
また、ゴールデンウェイ・ジャパンの魅力はスプレッドだけではありません。FXTF MT4ではオリジナルインジケーター・ツールを40種類以上提供しており、すべて無料で利用可能。機能を拡張したメジャーなインジケーターや、有名トレーダーとコラボしたインジケーターなど多数用意されています。
原則固定のスプレッドで業界最狭水準、MT4を長年提供し続けてきた実績、オリジナルインジケーターの充実などなど。ゴールデンウェイ・ジャパンのFXTF MT4が気になる方は、ぜひ公式サイトもチェックしてみてくださいね。
TradingViewが使える「FXTF GX」にも注目!
ゴールデンウェイ・ジャパンはMT4サービスのみ対応でしたが、初心者向けサービス「FXTF GX」が登場。専用取引ツール「GXアプリ」がとにかくシンプルで使いやすいのが特徴で、米ドル円など業界最狭水準スプレッドで取引できるのも魅力となっています。
低スプレッドの環境かつシンプルなツールを利用したいという方にはFXTF GXがおすすめ。FXTF GX口座とFXTF MT4口座は併用が可能となっていますので、それぞれを使い分けることもできます。
また、FXTF GXのパソコン版取引システムはシンプルな注文機能などに加え、高品質チャートツール「TradingView」を搭載。100種類以上のインジケーターや50種類以上の描画ツールを搭載し、最大で6つのチャートを同時表示する機能にも対応しています。
FXTF GXのTradingViewはもちろん無料で利用可能。MT4だけでなくTradingViewも使いたいという方におすすめです。初心者向けFXサービスが追加され、用途の幅がさらに広がっていくゴールデンウェイ・ジャパンに注目!
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」基本スペック
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 29通貨ペア | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 発注上限 | 建玉上限 | オリジナルインジ提供 |
0.2銭 | 100万通貨 | 20億円相当額 | 40種類以上 |
(※:スプレッドはAM8:00〜翌AM5:00の時間帯にて原則固定・例外あり)
「FXTF GX(ライブ口座)」に商品CFD銘柄が新規追加されました。金や原油など4銘柄に対応。TradingViewチャートでの高度な分析はもちろん、快適な操作で商品CFDの取引も可能となっています。
同社では商品CFDを対象とした「商品銘柄大感謝祭キャンペーン」も開催中です。対象サービスでの入出金差額と新規建て取引数量に応じて、最大で100万円をキャッシュバック。
キャンペーンは2024年12月31日までの期間限定となっています。FXTF GXに興味のある方、TradingViewチャートで金や原油の分析を行いたい方は要チェック!
大手ネット証券会社でMT4を使うなら?
楽天MT4(楽天証券)
- 大手ネット証券でMT4が使える唯一の業者!
- 低水準スプレッドの取引環境で取引をしたい!
- FX以外にも、株式や投資信託などの多彩な金融商品を取引したい!
「楽天MT4」は大手ネット証券会社である楽天証券が提供しているFXサービスです。国内ではFX専業業者や外資系業者でのMT4提供が多いのですが、楽天証券のようなネット証券でMT4を使えるのは珍しいパターン。大手ネット証券でMT4が使えるのは楽天証券だけです。
楽天グループの知名度の高さは言うまでもありませんし、大手ネット証券ということで信頼感もあります。米ドル円0.5銭やユーロ米ドル0.6pipsなどの低水準スプレッドも魅力的(原則固定・例外あり)。
楽天MT4はMacでも使える「MT4 Web」対応!
楽天証券ではインストール型のMT4だけでなく、ウェブブラウザ対応の「MT4 Web」も利用可能となっています。MT4 Webはインストールすることなくブラウザ環境で利用することができ、30種類のテクニカル・インジケーターを使ったチャート分析や発注が可能。
MT4 Webならパソコンとネット環境が整えばどこでもお使いいただけるのはもちろん、WindowsとMacの両方から使えるのもメリットです。また、FX取引にもCFD取引にも対応しているのもポイント。
楽天FX口座や、同時開設できる総合取引口座にも注目!
楽天証券でMT4を利用されるのであれば「楽天FX口座」と「総合取引口座」にもご注目を。楽天証券でMT4口座を利用する場合、まず先に楽天FX口座を開設する必要があり、総合口座も同時開設していただけます。もちろん、いずれの口座も手数料無料で開設可能。
楽天FX口座であれば米ドル円0.2銭原則固定(例外あり)など、MT4口座よりも低水準のスプレッドにて取引が可能。さらに、グッドデザイン賞を受賞した高機能チャートツール「マーケットスピードFX」や、チャートの8分割表示やマイページ機能を搭載しているスマホアプリ「iSPEED FX」を自由にお使いいただけます。
また、総合取引口座では株式や投資信託、債券、先物・オプションなどさまざまな金融商品の取引が可能。FX以外の銘柄でも取引したい方は要チェックですね。楽天MT4にはゴールデンウェイ・ジャパンやOANDA証券のようなオリジナルインジケーターなどの提供はありませんが、楽天FX口座の高機能ツールを併用できたり、複数の金融商品を取り扱っていたりするのがメリット。
楽天証券「楽天MT4」基本スペック
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 24通貨ペア | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 発注上限 | 建玉上限 | オリジナルインジ提供 |
0.5銭 | 200万通貨 | 100億円相当額 | 提供なし |
(※:スプレッドは原則固定・例外あり)
NDD方式かつ業界最狭水準スプレッドのFX業者は?
OANDA証券
- NDD方式採用かつスプレッドの狭いFX会社でMT4を使いたい!
- オリジナルのMT4インジケーターが豊富なFX会社を使いたい!
- FXトレーダーのリアルな注文情報を見ながら取引したい!
OANDA証券はMT4を取り扱っているFX会社の中でも人気度の高い業者です。約定力の高さに定評があり、「約定拒否なし、再クオートなし」と公式サイトでアピールしているのが心強い。通信方式もNDD(Non Dealing Desk)方式を採用、レートの信憑性が担保されているので、安心してトレードができます。
NDD方式のFX業者特集!DD方式との違いやDMA・ECN方式も徹底解説!
OANDA証券は「スタンダードプラン」「裁量プラン」「ベーシックコース」「プロコース」と複数の取引コースを用意しているのも特徴的。「スタンダードプラン」は米ドル円0.5銭などの低水準スプレッドが魅力。「ベーシックコース」では米ドル円0.4銭などのスプレッドで、1回の最大発注数量は25万通貨ですが、取り扱い通貨ペアが68種類と豊富なのが魅力。
「プロコース」は米ドル円0.8銭と他のコースよりも基準スプレッドがやや広くなりますが、1回の最大発注数量が300万通貨と高く、通貨ペア数も68種類と豊富。取引スタイルに応じてMT4の利用環境を選択できるのは嬉しいポイントです(スプレッドはいずれも原則固定・例外あり)。
OANDA証券はMT4に加えて「MT5」にも対応しています。OANDA証券にて口座開設を行った後に、ログインページにてMT5サブアカウントの作成を行えば利用可能。
OANDA証券ではMT4用のオリジナルインジケーターを多数提供していますが、MT5用のオリジナルインジケーター・ツールの提供も充実しています。現状、MT5に対応している国内FX業者はごくわずかしかありません。MT5対応のFX業者を利用したいという方は、ぜひOANDA証券をチェックしてみてくださいね。
50種類以上のOANDA証券オリジナルインジケーターを提供!
OANDA証券は独自の情報コンテンツやオリジナルインジケーターの提供にも力を入れています。オリジナルインジケーターの数は実に50種類以上。一部のインジケーターには50万円以上預入などの利用条件が設定されていますが、口座開設すればほとんどのインジを無料でお使いいただけます。
特に、OANDA証券は世界中でサービスを展開しているのですが、世界のOANDA証券ユーザーの注文情報を見られるオーダーブックというサービスが魅力。MT4のチャート上でも注文情報を見ることができます。このような情報を取引の材料として利用できるFX会社は貴重。OANDA証券は他にもさまざまな利点を兼ね備えていますので、気になる方はぜひ公式サイトもチェックしてみてくださいね。
全24銘柄の株価指数CFD・商品CFDにも対応!
OANDA証券のMT4はFX銘柄に加えてCFD銘柄の取引にも対応。日経平均やダウ平均、DAX、FTSE100などの主要株価指数、金や銀、銅、原油などの商品を含む24銘柄を取り扱っています。
これらの株価指数CFDを取引せずにチャート分析だけ行い、その分析をFX取引に活かすといったことも可能。CFD銘柄の取引・分析に対応している国内のMT4対応業者は少数派ですので、気になる方は要チェックです。
OANDA証券 基本スペック
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア |
---|---|---|
無料 | 無料 | スタンダード:40通貨ペア 裁量:37通貨ペア ベーシック:69通貨ペア プロ:69通貨ペア |
取引単位 | ドル円スプレッド | 発注上限 |
スタンダード:1万通貨単位 裁量:1,000通貨単位 ベーシック:1,000通貨単位 プロ:1,000通貨単位 | スタンダード:0.5銭 裁量:0.5銭 ベーシック:0.4銭 プロ:0.8銭 | スタンダード:100万通貨 裁量:100万通貨 ベーシック:25万通貨 プロ:300万通貨 |
建玉上限 | オリジナルインジ提供 | MT5 |
銘柄により異なる | 50種類以上 | 対応 |
(※:スプレッドは原則固定・例外あり)
(※:スタンダードプラン、裁量プラン、ベーシックコース、プロコースでは取引ルールが異なりますので、それぞれのスペックを記載しています)
OANDA証券ではインストール型のMT4はもちろん、ブラウザ対応のウェブ版MT4もご利用いただけます。ウェブ版MT4を提供している国内のMT4対応業者はOANDA証券を含め、ゴールデンウェイ・ジャパンとFOREX.comの3社のみ。ウェブ版MT4はPCとネット環境さえ整えばいつでも使えることや、WindowsはもちろんMacでも使えるのが魅力です。
OANDA証券のウェブ版MT4を利用方法は簡単で、マイページにログインして「MetaTrader4 Web版 取引する」のボタンをクリックするだけ(ただし、事前にMT4アカウントを用意しておく必要があります)。
OANDA証券のウェブ版MT4ならFX銘柄の取引はもちろんのこと、CFD銘柄(株価指数・商品)も取引できます。ブラウザ対応のMT4を使いたい方、Macで気軽にMT4を利用したい方におすすめ。
ちなみに、ウェブ版MT4の利用を含め、MacでMT4を動作させる方法に関しては下記のリンク先でまとめていますので、興味のある方はそちらもチェックしてみてくださいね。
EAホスティングサービスを無料で使えるFX会社は?
FOREX.com(フォレックス・ドットコム)
- 世界中でサービスを展開している実力派の会社で取引したい!
- EAホスティングサービスを無料で使いたい!
- ノックアウトオプションにも興味がある!
FOREX.com(フォレックス・ドットコム)はNASDAQ上場企業のStoneXグループ傘下であり、世界180ヶ国でFXなどの金融商品を提供している世界レベルのFX会社です。MT4の取り扱い業者としても実績があり、高い約定力を実現している取引環境、1回で最大500万通貨までの発注が可能なのも魅力。
FOREX.comの「EAホスティングサービス」に注目!
また、FOREX.comは「EAホスティング」サービスを提供している点にも注目。EAホスティングを利用すればPCを電源OFFにしていてもEAを24時間稼働できたり、MacやスマホからMT4を操作することが可能になったりします。FOREX.comでは、EAホスティング申請後に、口座残高が30万円以上あるという条件を満たせば1ヶ月無料で利用可能(翌月以降は月間取引量50万通貨以上で無料になります)。EAを利用される方は要チェック。
MT4を利用するサービスではないのですが、FOREX.comが取り扱っている「ノックアウトオプション」にもご注目を。ノックアウトオプションはオプション取引の1種で、リスクを限定しながら、少ない資金で大きな利益を狙うこともできる取引サービスです。
FOREX.comを口座開設されるのであれば、ノックアウトオプションの利用もぜひご検討くださいませ。当ページではノックアウトオプションを取り扱っている業者の徹底比較も行っていますので、気になる方はそちらも参考にしてみてくださいね。
FOREX.com 基本スペック
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 84通貨ペア | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 発注上限 | 建玉上限 | オリジナルインジ提供 |
変動制 | 500万通貨 | 通貨ペアで変動 | 提供なし |
MT4を分析専用ツールとして提供しているFX業者
(※:以下の業者ではMT4を分析専用ツールとして提供しており、発注機能はご利用いただけません。発注は別の取引ツールで行うことになります)
JFX(MATRIX TRADER)
- JFXでMT4チャートを使いたい!
- 小林芳彦氏のTwitter表示などオリジナルインジケーターを使いたい!
- スキャルピングOKのJFXで取引したい!
JFXでもMT4が提供されていますが、分析専用ツールとして使うことになるので発注機能には対応していません。MT4で発注を行いたいのなら他のFX業者を選ぶべきなのですが、JFXはオリジナルインジケーターを提供していますのでその点にご注目を。
秒足チャート表示などのオリジナルインジケーター提供!
10秒足チャートなどの秒足チャートを表示できるインジケーターや、任意のティック本数を設定してティックチャートを表示させられるものや、小林芳彦氏のTwitterをMT4上に表示できるインジケーターなどを、すべて無料で利用できます。
JFXでMT4を利用するメリットや、同社のオリジナルインジケーターなどについては下記ページにてさらに詳しく解説しています。気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。
JFXは「スキャルピング公認」のFX業者!
JFXは多くの魅力を兼ね備えるFX業者ですが、中でも「スキャルピング公認」のFX業者であるという点は大きなポイントです。スキャルピング取引を目当てにJFXを利用されている方も多いはず。
JFXのMT4は分析専用ツールなので取引は行えませんが、MT4でのチャート分析をしつつ、同社の高機能な取引ツールを使ってスキャルピング取引をする、といったことが可能。スキャルピング取引をされたい方はぜひJFXをチェックしてみてくださいね。
MT4上で株価指数チャートの表示が可能!
JFXでは分析専用ツールとして「MT4(メタトレーダー4)」の利用が可能であり、FX銘柄の分析はもちろん、株価指数銘柄のチャート表示にも対応しています。
チャート表示に対応しているのはJP225、US30、NAS100、US500の4銘柄。他のFX銘柄と並べて分析が可能です。MT4でチャート分析を行いたい方、株価指数のチャートを見ながら取引したい方は要チェック。
MT4に加えて、JFXでは「TradingView」でのレート配信も実施。TradingViewにてJFXのチャート表示が可能です。上記画像は米ドル円のチャートを表示した画面。
TradingViewのチャートにて、JFXのすべての通貨ペアを表示できます。TradingViewならではの高度なチャート分析を存分に活用可能。
TradingView上での取引は非対応ですが、TradingViewとJFXのツールを併用してスキャルピングに活用する、といったことは可能です。
TradingViewでレート配信を行っており、スキャルピングを公認している国内FX会社は非常に貴重です。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
JFX「MATRIX TRADER」基本スペック
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 41通貨ペア | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 発注上限 | 建玉上限 | オリジナルインジ提供 |
0.2銭 | 50万〜1,000万通貨 | 通貨ペアで変動 | 20種類以上 |
(※:上記スプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯で原則固定・例外あり)
(※:JFXはMT4での発注に対応していません。上記スペックは発注可能なFXサービスの情報を記載)
JFXでMT4が使えるのなら、親会社であるヒロセ通商でもMT4を使えるのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが残念ながら、現時点ではヒロセ通商の国内でのMT4の取り扱いはありません。ただし、イギリスにある子会社のHirose Financial UKではMT4を取り扱っています(画像はHirose Financial UKのホームページ)。
海外でも取り扱っており、国内の子会社であるJFXでMT4が使えますので、今後もしかすると国内のヒロセ通商でもMT4が使えるようになるかもしれませんが、現段階では分かりません。ヒロセ通商がMT4を取り扱いを開始すれば当ページでもお伝えしますね。
MT4とMT5が両方使えるFX業者は?
アヴァトレード・ジャパン
- MT4とMT5の両方を使いたい!どちらでも自動売買(EA)を動かしたい
- MT4初心者でも簡単に自動売買が始められる業者がいい
- 少額取引に対応していて取引コストもできるだけかけたくない
国内でMT4に対応している業者は上記で紹介したとおり、いくつかありますが「MT4とMT5の両方が使えるFX業者」はかなり少数です。
アヴァトレード・ジャパンでは3つのコースを提供しており、プレミアムコースとプロフェッショナルコースではMT5が、エキスパートコースではMT4が利用できます。
コースによって若干スペックは変わりますが、55種類の豊富な通貨ペアはどのプランでも取引可能。1,000通貨の少額取引にも全プラン共通で対応しています。
アヴァトレードは設立から15年以上、世界14か国にオフィスを展開し18万人以上の顧客に金融サービスを提供。日本でも安心して取引できる環境を提供してくれているため、MT4初心者の方におすすめの業者です。
アヴァトレード・ジャパンMT4基本スペック
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 55通貨ペア | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 1注文発注上限 | 両建て | オリジナルインジ提供 |
変動制 | 250ロット | 可能 | 提供なし |
FX専用VPSならお名前.com デスクトップクラウド for MT4!
MT4で自動売買をされる方であれば利用されている方も多いVPSサービス。その中でも新たに大幅リニューアルを経て非常に魅力的なサービスを提供しているのが「お名前.com デスクトップクラウド for MT4」です。
従来のスペックが大幅にグレードアップ!価格面も業界最安値水準であり、1.5GBプランではvCPU2コア、SSD60GB、OSはWindow Server 2019を採用、転送量無制限、回線速度10Gbps共有というハイスペック。
高いスペック、安い料金、大手の信頼性という3拍子揃ったお名前.comのVPSにぜひご注目を。
【FX】MT4のVPSおすすめ徹底比較!価格、スペックを詳しく解説!
2023年4月19日、お名前.comデスクトップクラウドのVPSにおける、ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」のプリインストール提供が開始されました。
お名前.comデスクトップクラウドのVPSにプリインストールされていると、新たにインストールする必要はなく、簡単にFXTF MT4の起動が可能となります。
ゴールデンウェイ・ジャパンは一部銘柄にてEA/スクリプト取引手数料が設けられていますが、業界最狭水準スプレッドの環境で自動売買ができるのは魅力。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
以前から予告されていた通り、2022年10月1日(土)にGMO外貨の「MT4チャート」サービスは提供終了となりました。同日程以降は、MT4チャートの起動はできるものの、GMO外貨のサーバーに接続するとエラーになります。
GMO外貨のMT4チャートを使われていた方、あるいは利用を検討されていた方は、他のMT4対応の業者をご利用いただければと思います。
また、GMO外貨には「外貨ex for Windows」「Exチャート」という高機能ツールが提供されており、特に前者はプロ仕様ツールでおすすめです。GMO外貨のツールについて知りたい方は公式サイトもチェックしてみてくださいね。
TradingView対応業者を徹底比較!
高機能チャートツールをお探しであれば「TradingView」もおすすめです。TradingView(トレーディングビュー)は全世界で急速にユーザー数を伸ばしている次世代ツール。
TradingViewは100種類を超える分析機能を搭載しており、さまざまな角度からチャート分析が可能、カスタマイズ性に優れているのも魅力です。視認性に優れたデザインとサクサク動作する快適性も見逃せません。
MT4/MT5も気になるけれど、TradingViewのことも知りたい!という方は、TradingViewを無料で使える業者をまとめた記事、TradingViewの使い方などを解説した記事を用意していますので、ぜひご一読ください。
【TradingView講座】使い方、便利機能、対応業者まで解説!
MT4に関するよくある質問
ここからは、MT4に関するよくある質問、気になるポイントについてQ&A形式でお伝えしていきます。MT4利用についての基本事項から細かな点までお答えします。
- MT4には利用手数料が必要ですか?
当サイトではゴールデンウェイ・ジャパンやOANDA証券など、MT4対応の10社を掲載していますが、いずれの業者においてもMT4の利用手数料は無料となっています。また、口座開設手数料、口座維持手数料、取引手数料も無料です。
MT4を利用するだけであれば、手数料は気にすることなく無料でお使いただけます。取引を行った場合は、スプレッドが実質的な手数料となります。
- MT4はデモ取引に対応していますか?
MT4でのデモ取引には多くの業者が対応していますが、対応していない業者もあります。当ページで紹介している中で、デモ取引に対応しているMT4対応業者は以下の通り。
・ゴールデンウェイ・ジャパン
・OANDA証券
・FOREX.com
・楽天証券これらのFX業者であればデモ口座を無料で利用することができます。ただし、楽天証券に限りあらかじめ楽天FX口座を開いておかなければ、MT4デモ口座を使えないという仕様なのでご注意を。
また、分析専用ツールとしてMT4を提供しているJFXはデモ取引に対応していません。
MT4のデモ利用に関しては下記ページで解説を行っていますので、興味のある方はそちらも参考にしてみてくださいね。
- MT4でスキャルピングはできますか?
スキャルピングに関しては公認している業者とそうではない業者があります。MT4を取り扱っており、かつスキャルピング取引を公認しているのは以下の業者。
・JFX
JFXのMT4は発注が行えませんので、取引自体は別のツールから行うことになります。スキャルピングOKのFX業者に関しては、別ページで詳しく解説していますので、そちらもチェックしてみてくださいね。
- MacでMT4は使えますか?
通常のインストール型のMT4はWindowsのみ対応となっています。ただし、MT4をMacで利用する方法はあります。
手軽な方法としてあげられるのは、ウェブブラウザ版MT4を利用する手段。ゴールデンウェイ・ジャパンとFOREX.comでは、ウェブ版MT4を提供しており、WindowsはもちろんMac環境でも利用が可能となっています。ただ、ウェブ版MT4は標準搭載のインジケーターしか使えないといったデメリットがあります。
他には、VPS(仮想専用サーバー)を利用するなどの方法でも、MacでMT4を使うことができます。MacでMT4を動作させる方法に関しては、別ページで詳しく紹介しています。興味のある方はそちらも参考にしてみてくださいね。
- ダウンロードしたインジケーターを表示する方法は?
MT4では世界中で配信されているインジケーターや、各社で提供されているインジケーター、あるいは自作したインジケーターを利用することができます。
オリジナルインジケーターの表示方法に関しては、別ページにて画像付きで解説を行っています。そちらを参考にしてみてくださいね。
- EAを使えない業者がある?
ほとんどのMT4対応業者ではEA(自動売買プログラム)をご利用いただけますが、JFXのMT4は発注機能が使えませんので、自動売買も利用できません。MT4で自動売買をされたい方は、JFX以外の業者をご利用ください。
ニーズに合った業者でMT4を使おう!
MT4(メタトレーダー4)を取り扱っている国内のFX業者を、比較表でまとめて紹介して、各社の特徴に注目して紹介していきましたがいかがでしたでしょうか。冒頭でもお伝えしたとおり、MT4自体はどのFX会社で使っても変わらないのですが、利用する業者によってスプレッドやオリジナルインジケーターの提供など、多くの点で違いがあります。
NDD方式を採用していてスプレッドが狭く、オリジナルインジケーターも豊富な業者を希望するならOANDA証券、大手ネット証券でMT4を使うなら楽天証券というように、お客様のニーズに合わせて利用するFX会社を選んでいただけたらと思います。1つに絞れないという方は、複数のFX業者で口座開設するという方法もありますね。ぜひ、当ページの情報をFX業者選びにご活用ください。