MT4(メタトレーダー4)を取り扱っている国内FX業者は複数あります。当然MT4自体のスペックは変わらないのですが、FX業者によってスプレッドや通貨ペア、オリジナルインジケーターなどの独自サービス、NDD方式の採用にも違いがあります。MT4を利用するなら、自分に合った環境のFX会社で使いたいですよね。
このページでは、メタトレーダー4を取り扱っているFX各社の基本スペック・独自サービスに注目して、MT4対応業者の比較を行っています。MT4で取引できる通貨ペア数や、スプレッドが原則固定なのか変動制なのか、オリジナルサービスは充実しているのかなどを比較。メタトレーダー4(MT4)業者をお探しの方は、ぜひ会社選びにご活用ください。
MT4(メタトレーダー4)対応の国内FX業者 一覧比較
FX業者 | 通貨ペア | ドル円スプレッド | 取引単位 | 特徴 | 公式サイト |
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30 種類 |
0.3〜1.0銭(※1) | 1000 通貨 |
NDD方式 最狭水準スプレッド |
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26 種類 |
変動制 | 1000 通貨 |
NDD方式 スキャルピングOK |
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25 種類 |
変動制 | 1000 通貨 |
DMA方式 「俺のEA」 |
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20 種類 |
0.5銭(原則固定) | 1000 通貨 |
大手ネット証券 楽天独自のメリット豊富 |
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29 種類 |
0.3銭(原則固定) | 1000 通貨 |
オリジナルツール豊富 ウェブ版MT4 |
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71 種類 |
0.3銭(原則固定)(※2) | 1000 通貨 |
DMA方式 情報コンテンツ充実 |
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38 種類 |
変動制 | 1000 通貨 |
NDD方式 JForexも提供 |
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ー | ー | ー | 発注不可の分析専用ツール | ![]() |
(※:楽天証券、OANDA Japan、FXトレード・フィナンシャルのスプレッドは原則固定・例外あり)
(※1:外為ファイネストの上記スプレッドは2019年1月同社調べ)
(※2:OANDA Japanの上記スプレッドは東京サーバーコース500Kにおけるスペックであり、コースによって基準スプレッドは変動します)
(※3:デューカスコピー・ジャパンはデモ版MT4のみ提供。ライブ版提供時期は未定)
(※4:YJFX!のMT4は発注機能なしの分析専用ツールとして提供されています)
国内MT4(メタトレーダー4)業者の特徴
外為ファイネスト(MT4・ZERO)
外為ファイネストのMT4サービス「MT4・ZERO」は、人手を介さないNDD方式を採用しており、国内MT4業者として最狭水準スプレッドを実現しています。スプレッドの優位性だけでなく、「EA利用制限なし」「指値制限なし」「スキャルピングOK」と多くのメリットを兼ね備えています。
外為ファイネストは香港を拠点とするHantecグループの一員であり、外為ビジネスを長年続けてきた信頼性も魅力。スプレッドの狭さや約定力でMT4業者を選ぶなら、外為ファイネストをぜひチェックしてみてください。
EZインベスト証券(EZ MT4)
EZインベスト証券もメタトレーダー4でNDD方式を採用。公式サイトでもスキャルピングを公認しており、超短期取引をされる方は要チェックです。また、EZインベスト証券のMT4はFX銘柄だけではなくCFD銘柄の取引にも対応しているのが魅力。日経225や米国ナスダック指数など、MT4で10種類の主要指数をトレードしていただけます。メタトレーダー4でCFDを取引したい方、あるいはチャートを表示させたい方はEZインベスト証券がおすすめ。
FOREX EXCHANGE(フォレックス・エクスチェンジ)
FOREX EXCHANGE(フォレックス・エクスチェンジ)は「俺のMT4」という名称でMT4サービスを提供しています。俺のMT4の最大の特徴は「DMA方式」の採用をしている点。DMAはDirect Market Accessの略で、約定確認を行わず、ユーザーが取引したいそのタイミングでダイレクトに取引が行えるもの。そのため、透明性が高くスムーズな取引ができます。FOREX EXCHANGEでは「俺のEA」というサービスも提供されており、通常は購入が必要なEAを少ない手数料で利用することが可能。
楽天証券(楽天MT4)
楽天証券では2016年9月17日をもって、これまでのFXCM MT4口座のFX取引サービスを終了し、新たに「楽天MT4口座」のサービスを開始しました。スプレッドは取り扱い20通貨ペアすべてにおいて原則固定(例外あり)で、米ドル/円は0.5銭となっています。楽天FX口座から楽天MT4口座への振替もリアルタイムになりますます便利に。大手ネット証券の中では唯一のMT4取り扱いだけに、自動売買に興味がある方にとっては注目ですね。
FXトレード・フィナンシャル(FXTF MT4)
2011年よりMT4サービスをスタートさせ、独自の発展を遂げ続けてきたFXトレード・フィナンシャルの「FXTF MT4」。MT4を提供している業者は外資系が多い中で、FXトレード・フィナンシャルは国内に本社を置くFX会社となります。
米ドル/円0.3銭などの業界最狭水準スプレッド(原則固定)など基本スペックが魅力的。さらにシステムトレードだけではなく裁量トレードにも注力しており、そのためのオリジナルツール「Mini Terminal」はユーザーから好評を得ています。
無料で試せるデモ口座も用意。当サイトでデモ利用の手順を解説していますので、とりあえず試用してみたいという方はぜひご参照ください。
OANDA Japan(オアンダ・ジャパン)
オアンダ ジャパンは約定力の高さに定評があり、「約定拒否なし、再クオートなし」の謳い文句が心強いMT4提供業者。1,000通貨単位の少額トレードから、最大で1,000万通貨までの大口取引に対応しており、取引量が変わっても約定力は損なわれないのが嬉しい。また、取り扱い通貨ペアは71通貨ペアと豊富なのもポイントです。
オアンダ ジャパンも独自ツールに注力しており、実際のユーザーのオーダー状況を知ることができたり、様々なチャートパターンを自動で見つけ出してくれるオートチャーティストなど見所が豊富。
デューカスコピー・ジャパン
デューカスコピー・ジャパンは高性能プラットフォーム「JForex」の提供で知られていますが、2018年12月にメタトレーダー4の提供も開始。現時点(2019年2月)ではデモ口座のみの対応ですが、今後ライブ口座の提供も予定されています。JForexとMT4、高機能なチャートツールを2種類使える国内FX業者としてデューカスコピー・ジャパンは魅力的ですね。
ワイジェイFX(YJFX!)
YJFX!はユーザーからの要望を受けて「MT4チャート」をスタート。発注機能は利用できず、チャート分析専用のツールにはなるのですが、お客さまの声に対応していくその姿勢がありがたいです。YJFX!はFXをはじめ、バイナリーオプションやトレードコレクターといった複数のサービスを展開しており、それらの取引にMT4チャートを活用すれば、取引手法の幅が広がるのではないでしょうか。