当記事では、国内のFX業者を「1注文あたりの最大発注数量」「保有できる建玉の上限数」で徹底比較しています。
1度の注文で発注できる最大ロット数や保有できる建玉の上限は、FX業者によって異なります。大口取引やスキャルピングをされる方は、各社の取引ルールの中でもこの発注上限額を気にすることが多いのではないでしょうか。
大口取引をしようとして発注上限に引っかかってしまい、上限数量の多いFX業者を探している…という方もいらっしゃるかもしれません。
ここではまず、FX業者が設定している1回あたりの注文における最大ロット数、そして保有できる建玉の最大数量を以下の一覧表で比較。
さらに、発注上限金額が多いFX会社の中でも特にオススメの業者をピックアップして紹介しています。
大口取引をするために注文ロット数の上限が多いFX会社をお探しの方、もしくはFX各社の上限設定を知りたい方は、ぜひ当記事をご活用ください。
掲載コンテンツ
FX業者の最大発注数量・建玉保有上限 一覧比較表
FX業者 | 1度の最大発注数量 | 建玉の保有上限 | ドル円スプレッド | 業者の特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 制限なし | 制限なし | 0.2銭(※1) | 「ノースリッページ注文」対応 17,000以上のCFD銘柄 | ![]() |
![]() | 2,500万通貨(※2) | 変動制 | 変動制 | 約150通貨ペア取り扱い 高機能ツール対応 | ![]() |
![]() | 1,500万通貨(※3) | 1,000ロット | 0.4銭(※3) | MT5対応 NDD方式 | ![]() |
![]() | 1,000万通貨 | 2,000件 | 0.18銭(※4) | SBIホールディングスグループ 業界最狭水準スプレッド | ![]() |
![]() | 1,000万通貨 | 2,000万通貨 | 変動制 | MT4/5対応 NDD方式 スキャルピングOK | ![]() |
![]() | 1,000万通貨 | 制限なし | 変動制 | MT4対応 NDD方式 スキャルピングOK | ![]() |
![]() | 1000万通貨(※5) | 1,000件 | 変動制 | MT4対応 NDD方式 オリジナルインジ50種類以上 | ![]() |
![]() | 500万通貨 | 5,000万通貨 | 0.2銭(※6) | 最狭水準スプレッド 情報力に定評 | ![]() |
![]() | 500万通貨 | 通貨ペアで変動 | 変動制 | MT4対応 低水準スプレッド | ![]() |
![]() | 50万〜1,000万通貨 | 1,300件 | 0.2銭(※7) | NDD方式 スキャルピングOK | ![]() |
![]() | 100万〜300万通貨 | 各通貨ペア1千万通貨 | 取引画面で確認 | 岡三証券グループ 高水準スワップ | ![]() |
![]() | 通常:100万通貨 ラージ:200万通貨 | 4,000万通貨 | 通常:0.2銭 ラージ:変動制 | 大手ネット証券 高機能ツール提供 | ![]() |
![]() | 200万通貨 | 100億円相当額 | 0.2銭 | 最狭水準スプレッド 大手ネット証券 | ![]() |
![]() | 200万通貨 | 1億通貨 | 0.2〜1.6銭 | 大手ネット証券 多彩な金融商品 | ![]() |
![]() | 100万通貨 | 20億円相当額 | 0.2銭(※8) | MT4対応 最狭水準スプレッド | ![]() |
![]() | 10万〜50万通貨 | 1,000万通貨〜上限なし | 0銭 | 日本初のサブスクFX NDD方式採用 | ![]() |
(※:変動制以外のスプレッドは原則固定・例外あり)
(※1:IG証券の上記ドル円スプレッドは100万通貨まで発注可能な「標準」銘柄に適用、AM9:00~翌AM3:00(英国夏時間はAM8:00〜翌AM2:00)の時間帯。100万通貨超の発注が可能な「大口」銘柄では標準よりも広めのスプレッドが適用)
(※2:サクソバンク証券の最大発注数量は通貨ペアにより変動。上記数値は米ドル円とユーロ米ドルの発注上限)
(※3:アヴァトレード・ジャパンの上記米ドル円スプレッド、発注上限はプロフェッショナルコースのスペック、スプレッドはAM10:00〜翌AM3:00までの時間帯に適用)
(※4:SBI FXトレードの上記スプレッドは注文数量が1〜100万通貨までの取引に適用)
(※5:OANDA証券には複数の取引コースが用意されており、最大注文数量に関しては別途担当者と相談が可能)
(※6:外為どっとコムの上記ドル円スプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯、100万通貨(1,000Lot)以下の注文で原則固定・例外あり。1001Lot以上の注文では基準スプレッドが変動します)
(※7:ヒロセ通商の上記ドル円スプレッドはAM10:00〜翌AM4:00の時間帯に適用)
(※8:ゴールデンウェイ・ジャパンの上記ドル円スプレッドはAM8:00〜翌AM5:00の時間帯に適用)
(※9:ThinkMarketsのスプレッド0銭は標準時間AM9:00~翌AM6:00(夏時間AM8:00~翌AM5:00)の時間帯で原則固定・例外あり、1注文あたり10万通貨までの発注に適用。同社はコースによって取引上限や対応通貨ペアが異なるサブスクリプション・サービスを採用しています。詳細はこちら)
ThinkMarketsが展開する日本初の「サブスクFX」サービスをご存じでしょうか。サブスクFXは月額料金が発生しますが、その分さまざまな特典を受けられるのが魅力。
特に「米ドル円・ユーロ米ドルのスプレッド0銭(※)」「NDD方式採用の通貨ペアで取引可能(※)」「高機能ツール『ThinkTrader』対応」のメリットが要チェックです。
サブスクFXではコースが3つ用意されており、それぞれ以下のような内容となっています。興味のある方はチェックしてみてくださいね。
項目 | ルビー | サファイア | ダイヤモンド |
---|---|---|---|
月額料金 | 税込1,500円 | 税込3,000円 | 税込5,000円 |
スプレッド0 対象通貨ペア(※) | 米ドル円 ユーロ米ドル | 米ドル円 ユーロ米ドル | 米ドル円 ユーロ米ドル |
NDD対象通貨ペア(※) | なし | 23通貨ペア | 75通貨ペア |
1度の発注上限 | 10万通貨 | 25万通貨 | 50万通貨 |
月ごとの新規注文上限 | 1,000万通貨 | 取引上限なし | 取引上限なし |
取引ツール | ThinkTrader | ThinkTrader | ThinkTrader |
1度の発注上限は最大50万通貨なので多くはありませんが、月ごとの新規注文上限が「1,000万通貨」または「取引上限なし」なのが魅力。スプレッド0銭(※)、NDD方式採用(※)の環境で大口取引をしたい方におすすめです。
「ThinkMarketsはどんな業者なの?」「サブスクFXの詳細は?」などの疑問をお持ちの方は、以下の解説記事または公式サイトもぜひご参照ください。
(※:スプレッド0銭は原則固定・例外あり。標準時間AM9:00~翌AM6:00(夏時間AM8:00~翌AM5:00)の時間帯に適用、1注文あたり10万通貨までの発注に適用)
(※:NDD方式は1注文あたり10万通貨までの発注に適用)
大口取引が可能なオススメのFX業者は?
【サクソバンク証券】最大2,500万通貨の発注、プロ仕様ツール
【アヴァトレード・ジャパン】最大1,500万通貨の発注、MT5に対応
【SBI FXトレード】最大1,000万通貨の発注ができる国内業者
【外為ファイネスト】1,000万通貨の発注に対応のNDD業者
【外為どっとコム】最狭水準スプレッド、最大500万通貨の注文
【IG証券】発注数量無制限、かつ業界最狭水準スプレッド
- IG証券は発注数量が無制限、大口取引におすすめ!
- 指定レートで必ず約定する「ノースリッページ注文」!
- 17,000以上のCFD銘柄、ノックアウトオプションなども提供!
上記の比較表にも掲載していますが、IG証券は発注数量に制限がありません。1注文あたりの注文数量は無制限であり、保有できる建玉も無制限。
IG証券はFX以外にも株式CFD、商品CFD、債券先物CFD、バイナリーオプションといった銘柄を取扱いしていますがすべての銘柄で発注数量に上限がありません。国内FX会社の中でも、これだけのスペックを提供できるのはIG証券だけ。大口取引に対応している国内FX業者をお探しの方は要チェックのFX業者です。
IG証券は非常に高いスペックを誇るプラットフォームを提供していたり、FX銘柄が約100通貨ペアも揃っていたり、他にもCFD銘柄を取引できたり…。高水準のトレード環境をもたらしてくれます。中上級者のトレーダーの方、より高水準の取引環境を求めておられる方にオススメです。
IG証券の大口・最大取引数量を徹底特集!上限からスプレッドまで解説!
指定レートで必ず約定する「ノースリッページ注文」
IG証券には「ノースリッページ注文」という注文方式があり、こちらも注目です。ノースリッページ注文はその名のとおり、スリッページを発生させずに指定したレートで必ず約定させるというもの。
重要指標発表などによる相場の急変により約定した場合でも、スリッページは発生しません。ノースリッページ注文は約定時に保証料が発生するのですが、指定レートで確実に決済されるという利点は、大口取引をする場合にも大いに役立ってくれます。ノースリッページ注文をお使いになりたい方はIG証券をご利用ください。
IG証券の基本スペック表
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 約100通貨ペア | 1万通貨単位 |
ドル円スプレッド | 最大発注数量 | 建玉保有上限 | FX以外のサービス |
0.2銭(※) | 原則、上限なし | 原則、上限なし | CFD、ノックアウトオプション、バイナリー |
(※:上記ドル円スプレッドは100万通貨まで発注可能な「標準」銘柄に適用、AM9:00~翌AM3:00(英国夏時間はAM8:00〜翌AM2:00)の時間帯。100万通貨超の発注が可能な「大口」銘柄では標準よりも広めのスプレッドが適用)
IG証券のキャンペーン
IG証券では、一定の条件を満たしたトレーダーを対象に様々な優遇が受けられる「プレミアムサービス」を用意しています。プレミアムサービス対象のトレーダーは専属の担当者がアサインし、それぞれの希望や要望に応じたオーダーメイドサービスを提供してくれます。

さらに、プレミアムサービスよりも質の高いサービスとして「The Red Salon」という限定メンバーシップサービスも提供。金融機関/プロ仕様金融情報プラットフォームの利用や東京六本木ヒルズクラブへのご招待など限定会員のみの特別なサービスを受けられます。
プレミアムサービスやThe Red Salonが気になる方はIG証券の公式サイトをぜひチェックしてみてください。
【サクソバンク証券】最大2,500万通貨の発注、プロ仕様ツール
- 1注文あたり最大2,500万通貨の大口発注が可能!
- プロ仕様の高機能ツールやTradingViewが使える!
- 約9,000銘柄で取引できるCFDもおすすめ!
サクソバンク証券はIG証券のように無制限とはいきませんが、1注文につき最大で2,500万通貨の大口取引が可能です。ただしこれは市場環境が平常時での米ドル円とユーロ米ドルの注文についてであり、他の通貨ペアでは最大注文数量が変動する仕様となっています。
サクソバンク証券は大口取引に嬉しいスペックだけでなく、150種類以上の通貨ペアを取り扱っていたり、プロ仕様の高性能ツールを無料で使えたりするのが魅力。
プロ仕様ツールやTradingViewを利用可能!
サクソバンク証券は取引ツールが多機能なのも大きなメリットです。同社のスタンダードツール「SaxoTraderGO」は多彩なテクニカル指標と描画ツールに対応しており、WindowsでもMacでも快適に利用可能。
PC版が高性能なのはもちろんのこと、iPad版やスマホアプリ版も同等の分析機能を搭載しており、それぞれが連動するのもポイントです。
さらに、サクソバンク証券はTradingViewとの口座連携が可能。次世代ツールTradingViewのチャート上で分析をしながら発注が可能です。
サクソバンク証券の基本スペック表
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 150通貨ペア以上 | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 最大発注数量 | 建玉保有上限 | FX以外のサービス |
変動制 | 2,500万通貨(※1) | 変動制 | CFD、先物、外国株式オプション、外国証券 |
(※:スプレッドは原則固定・例外あり)
(※1:サクソバンク証券の最大発注数量は通貨ペアにより変動。上記数値は米ドル円とユーロ米ドルの発注上限)
サクソバンク証券では機関投資家と同じ水準の取引環境が構築できるAPIサービスを提供。APIとは「Application Programming Interface」の略でFX会社の約定システムと自前の取引ツールや自動売買プログラムを接続する仕組みです。サクソバンク証券のAPIではTier1の流動性を提供している30以上の銀行、ノンバンクに直接注文を回送するDMA方式を採用。超高速取引と極めて狭いスプレッドでトレードが可能です。利用条件のハードルは高いですが、気になる方はぜひ一度ご確認ください。
【アヴァトレード・ジャパン】最大1,500万通貨の発注、MT5に対応
- 1注文あたり最大1,500万通貨の大口発注が可能!(※)
- アヴァトレード・ジャパンなら「MT5」が使える!
- 米ドル円やユーロ米ドルなどが低水準スプレッド!
アヴァトレード・ジャパンでは米ドル円やユーロ米ドルなどの主要銘柄にて、最大2,000万通貨の発注に対応しています(※)。大口取引をされるユーザーにとって嬉しい取引環境が実現されています。
最大発注数量の多さも魅力なのですが、アヴァトレード・ジャパンでは「MT5(メタトレーダー5)」を取引ツールとして採用している点も要チェック。MT4を取り扱っている国内FX業者はいくつかありますが、MT5を扱っている国内業者となるとかなり少数になります。
最大発注数量の多いFX業者を使いたい方、取引ツールにMT5を利用したい方はアヴァトレード・ジャパンがおすすめ。
アヴァトレード・ジャパン(MT5)の基本スペック表
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 55通貨ペア | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 最大発注数量 | 建玉保有上限 | FX以外のサービス |
0.4銭(※) | 1,500万通貨(※) | 1,000ロット | ー |
(※:アヴァトレード・ジャパンの上記米ドル円スプレッド、発注上限はプロフェッショナルコースのスペック。スプレッドはAM10:00〜翌AM3:00までの時間帯で原則固定、例外あり)
【SBI FXトレード】最大1,000万通貨の発注ができる国内業者
- SBI FXトレードは最大1,000万通貨の発注に対応!
- 業界最狭水準のスプレッドに注目!
- 高性能かつ使いやすいPCツール・スマホアプリがおすすめ!
SBI FXトレードはSBIグループによる人気のFXサービス。知名度も人気度もありつつ、FXサービスの高水準スペックや扱いやすい取引ツール、便利なスマホアプリなど見所が充実しています。
SBI FXトレードは1通貨単位の少額取引に対応していることで知られていますが、実は1回の発注における上限数量が1,000万通貨で大口取引に対応しているのも大きなメリット。注文可能なロット数の幅の広さはSBI FXトレードの魅力です。
また、スプレッドも気になるところ。SBI FXトレードは注文数量によってスプレッドが変動する方式を採用しており、1〜100万通貨までの発注であれば業界最狭水準スプレッドで取引が可能です。
100万通貨までの取引であれば特に狭い水準で取引できることに注目。外資系ではない国内業者で、大口取引に対応している業者をお探しの方はSBI FXトレードが要チェックです。
SBI FXトレードの基本スペック表
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 34通貨ペア | 1通貨単位 |
ドル円スプレッド | 最大発注数量 | 建玉保有上限 | FX以外のサービス |
0.18銭 | 1,000万通貨 | 2,000件 | 積立FX、暗号資産CFD |
(※:SBI FXトレードの上記スプレッドは注文数量が1〜100万通貨までの取引に適用。市場の急変時や市場の流動性が低下時、重要指標発表時間帯などにやむを得ず提示以外のスプレッドになることもあります)
SBI FXトレードのキャンペーン
【外為ファイネスト】1,000万通貨の発注に対応のNDD業者
- 1回あたり最大1,000万通貨の発注に対応!
- NDD方式を採用、スキャルピング公認のFX業者!
- 変動制・最狭水準のスプレッドに注目!
外為ファイネストは1回の注文で最大1,000万通貨の発注に対応しています。同社はMT4(メタトレーダー4)を取引ツールに採用しており、ディーリングデスクを置かないNDD方式を採用。業界最狭水準の変動制スプレッドで、スキャルピングOKと公認しているFX業者でもあります。ロット数を上げての短期トレードをする方にオススメ。
MT4を使って大口取引をしたいという方、NDD業者で取引したい方、大口のスキャルピング取引をしたい方は、外為ファイネストを要チェックですね。外為ファイネストは公式サイトにて、1ヶ月ごとにスプレッドの実績を公開しています。スプレッドの狭さについては下記の情報も参考にしてくださいね。
外為ファイネスト(MT4・ZERO)の基本スペック表
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 29通貨ペア | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 最大発注数量 | 建玉保有上限 | FX以外のサービス |
変動制 | 1,000万通貨 | 2,000万通貨 | ー |
外為ファイネストのキャンペーン
大口取引を希望される方に朗報です。外為ファイネストのMT5はこれまで、最大発注数量が300万通貨だったのですが、2023年4月3日より1度の発注上限が「最大1,000万通貨」まで拡張されました。
これにより、外為ファイネストではMT4/MT5の両サービスにて最大1,000万通貨の大口発注が可能に!
MT5対応かつスキャルピングOKかつ、最大1,000万通貨の大口発注ができる国内業者をお探しであれば、外為ファイネストをぜひご検討ください。
【OANDA証券】NDD方式、MT4対応の注目FX会社
- 複数の取引コースを用意、大口トレーダー向けのコースも提供!
- NDD方式採用、高い約定力と安定的なレート配信が魅力!
- 「MT4」「MT5」「TradingView」多彩な高機能ツールに対応!
OANDA証券は、FCA(イギリス)CFTC(アメリカ)ASIC(オーストラリア)など世界各地に拠点を構え、世界中のトレーダーに利用されている金融プロバイダーです。抜群の約定力とNDD方式を採用した信頼できるレートを安定的に配信。「再クオート・約定拒否無し」と公式で発表しており、約定率には自信を持っているFX会社です。

取引プラットフォームは「MT4(メタトレーダー4)」とTradingViewをカスタマイズした「fxTrade」の2種類。Web版fxTradeは80種類以上のインジケーターを標準装備、描画ツールも50種類以上を搭載している高機能な取引ツールです。
OANDA証券には取引ツール毎にコースが用意されており、それぞれワンショットの最大発注数量が異なります。OANDA証券には「東京サーバーコース」「ベーシックコース」「プロコース」「ビックコース」の4種類があります。ベーシックコースでは最大25万通貨、プロコースでは最大300万通貨、ビッグコースでは最大1,000万通貨まで取引が可能。
ビッグコースでは最大発注数量に関して担当者と相談することが可能です。最大1,000万通貨まで対応してもらえるので、最大発注数量が気になる方はぜひ相談してみてくださいね。
OANDA証券の基本スペック表
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 69通貨ペア(※1) | 1,000通貨単位(※2) |
ドル円スプレッド | 最大発注数量 | 建玉保有上限 | FX以外のサービス |
変動制 | 1,000万通貨(※3) | 1,000件 | CFD |
(※1:OANDAは取引コースによって通貨ペア数が異なります。上記スペックはベーシックコース、プロコースの情報)
(※2:OANDAは取引サービスによって最小取引単位が異なります。上記スペックはMT4サービスでのスペック。fxTradeの場合は1通貨単位から取引可能)
(※3:OANDAには複数の取引コースが用意されており、最大注文数量に関しては別途担当者と相談が可能)
【外為どっとコム】最狭水準スプレッド、最大500万通貨の注文
- 最大500万通貨まで発注可能、業界最狭水準スプレッドが魅力!
- 初心者から中上級者まで、高機能な取引ツールがおすすめ!
- 大口取引におすすめのキャッシュバックキャンペーンも注目!
外為どっとコムはサクソバンク証券や外為ファイネストほど発注上限が高くはないですが、1注文あたり最大500万通貨の注文が可能です。
多くの国内FX業者では200万通貨や300万通貨を発注上限としていますので、外為どっとコムの最大ロット数は比較的高め。同社は米ドル円やユーロ円、ユーロ米ドルなどの業界最狭水準スプレッドも魅力です。
また、スキャルピングOKと公認はしていませんが、PC取引ツールには短期トレードに最適な発注機能が備わっているのもポイント。外為どっとコムの取引ツールはPCもスマホも、機能的でありながら初心者の方にも扱いやすい仕様となっています。
外為どっとコムは新規口座開設キャンペーン(対象期間:口座開設月から翌々月末まで)を開催しており、取引高に応じてキャッシュバック金額が増額。お得に大口取引をしたい方にとってもうれしいFX会社と言えます。
外為どっとコムの基本スペック表
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 30通貨ペア | 1,000通貨単位(※1) |
ドル円スプレッド | 最大発注数量 | 建玉保有上限 | FX以外のサービス |
0.2銭 | 500万通貨 | 5,000万通貨 | FX積立、バイナリーオプション |
(※:外為どっとコムの上記スプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯、100万通貨(1,000Lot)以下の注文で原則固定・例外あり。1001Lot以上の注文では基準スプレッドが変動します)
(※1:ロシアルーブル円のみ1万通貨単位)
外為どっとコムのキャンペーン
スマホアプリでスキャルピングをしたい方は、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ「GFX」』がおすすめです。
同アプリはチャートを見ながらのワンタップ発注、豊富なテクニカル分析と描画ツール対応、最新ニュースや注文情報の表示、各種アラート完備などなど、多くの特徴を兼ね備える高性能ツール。
バージョンアップも積極的に実施されており、2023年5月にはスピード注文での「スプレッドフィルタ機能」追加が行われました。
スプレッドフィルタ機能では、許容スプレッドの設定が可能。設定した許容スプレッドを超える場合、スピード注文画面のレートパネルにロックがかかります。
スプレッドフィルタの設定は、全通貨ペア共通もしくは通貨ペアごとの設定が可能です。業界最狭水準スプレッドが的確に反映されるタイミングで発注したい、という方はぜひ使ってみてくださいね。
【ヒロセ通商】NDD方式、スキャルピングOKの人気FX会社
- 最狭水準スプレッドや多彩な取引ツールなど、総合的スペックが高い!
- NDD方式採用、スキャルピング公認のFX業者!
- 毎月10種類以上開催している魅力的なキャンペーンもおすすめ!
ヒロセ通商は大阪に本社を置く国内FX業者で、右肩上がりの業績を積み重ねている人気の会社でもあります。業界最狭水準スプレッド、業界最高水準スワップポイント、ニーズに合わせて選べる複数の取引ツール、お客様の要望を受けて毎月多くのバージョンアップを重ねる積極性などなど…。ヒロセ通商はさまざまな魅力を兼ね備えており、お客様第一の主義を体現し続けています。
また、同社はスキャルピングを公認しており、NDD方式を採用している業者でもあります。取引数量に応じたキャンペーンも開催していますので、お得に取引したい方も要チェック。
ヒロセ通商は50種類以上の通貨ペアを取り扱っており、1回あたりの最大注文数量は100万通貨と設定している通貨ペアが多いのですが、一部の銘柄は最大200万通貨や1,000万通貨などとなっており、通貨ペアによって注文できる最大ロット数が異なります。詳しい内容は、口座開設する際に見られる「取引説明書(LION FX 個人のお客様用)」でご確認いただけます。

ヒロセ通商が「大口通貨ペア」の取り扱いを開始しました!通常銘柄とは別に、「大口AUD/JPY」「大口EUR/JPY」「大口EUR/USD」「大口GBP/JPY」「大口GBP/USD」「大口USD/JPY」がリリース。
大口通貨ペアであれば1回あたり300万通貨までの新規発注が可能。さらに、1回の新規最大注文数量を超える数量で全決済・一括決済注文を行うこともできます。
各大口通貨ペアの具体的な取引数量などの情報は上記表をご参照ください。取引ツールのレートパネルなどでは、初期状態では大口通貨ペアが表示されていませんので、通貨ペアの表示設定で追加を行えば表示されます。
大口通貨ペアは通常銘柄とはスプレッドが異なるのですが、主要銘柄の最大発注数量が引き上げられたのは朗報。気になる方は公式サイトもチェックしてみてくださいね。
ヒロセ通商の基本スペック表
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 54通貨ペア | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 最大発注数量 | 建玉保有上限 | FX以外のサービス |
0.2銭 | 50万〜1,000万通貨 | 1,300件 | CFD |
(※:ヒロセ通商の上記スプレッドはAM10:00〜翌AM4:00の時間帯で原則固定・例外あり)
ヒロセ通商のキャンペーン
他のワンショット大口注文に対応したFX業者は?
上記では、FX業者の中でも最大発注数量が多い業者を特集しました。以下ではその他のFX業者で比較的1回当りの注文数量が多い業者を紹介しています。気になる業者があればチェックしてみてくださいね。
GMOクリック証券
国内FX会社の中でも圧倒的な知名度の高さと実績を誇っているのがGMOクリック証券です。GMOクリック証券には米ドル円やユーロ米ドルなどの主要銘柄にて、「通常銘柄」と「ラージ銘柄」を取り扱っており、それぞれ1度の発注上限が異なります。
通常銘柄では100万通貨までの発注となりますが、ラージ銘柄であれば1取引あたり最大200万通貨までの発注が可能。
また、通常銘柄の1日あたりの取引上限は各通貨ペア毎に5,000万通貨までですが、ラージ銘柄なら各通貨ペア毎に3億通貨までの注文が可能です(いずれも決済注文数量の上限はなし)。
全通貨ペア合計の建玉上限は4,000万通貨。GMOクリック証券ではPCツール、スマホアプリともにスピード注文に対応しており、スピーディな発注・決済が可能。総合的なスペックの高さを求めている方はGMOクリック証券がオススメです。
GMOクリック証券の基本スペック表
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 20通貨ペア | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 最大発注数量 | 建玉保有上限 | FX以外のサービス |
通常:0.2銭 ラージ:変動制 | 通常:100万通貨 ラージ:200万通貨 | 4,000万通貨 | 株式取引、投資信託、CFD、バイナリー、債券他 |
(※:GMOクリック証券のラージ銘柄の取り扱いは、米ドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・ユーロ米ドル・ポンド米ドルが対象です)
GMOクリック証券のキャンペーン・特典
FOREX.com
全世界180ヵ国以上で12,000以上の金融商品を提供している世界最大クラスのMT4プロバイダーがFOREX.comです。日本では知名度が低めですが、海外では有名なMT4業者になります。FOREX.comのワンショット上限は500万通貨、通貨ペアは84種類に対応しています。FOREX.comではMT4で自動売買を行うためのVPSサービス「EAホスティング」が無料で利用可能。
パソコンを起動していなくてもクラウド上でEAを24時間動かし続けることができます。VPSサービスは基本的に外部の有料サービスを利用するのが一般的ですが、FOREX.comであれば条件(※)を満たせば誰でも無料で利用可能。MT4で裁量トレードと自動売買を行う方には最適な業者です。
※EAホスティングを利用するには利用申請後にMT4口座が残高30万円以上であることが条件となります。継続する場合は月末時点で当月月間取引量が50万通貨以上必要。
岡三オンライン
国内証券会社の中でも老舗のネット証券が岡三オンラインです。同社では「岡三アクティブFX」というFXサービスを提供しています。岡三アクティブFXの1回当りの最大発注数量は300万通貨、建玉上限は1,000万通貨でMAX方式(買建玉・売建玉のうち多い方の建玉上限が対象)を採用しています。
岡三オンラインの魅力はやはり老舗企業の安心感です。安定した約定力と約定スピードを長年に渡って提供しており、取引ツールも進化し続けています。長年、日本の金融市場に携わってきた情報網から提供される高品質な投資情報も要チェック。創業95年以上の岡三証券グループだからこそ提供できるサービスと安心感は大きな魅力です。
FX会社の1回の注文における最大発注数量、最大ロット数を中心にFX会社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。発注の上限額はFX会社によって異なっており、1,000万通貨以上の発注に対応しているFX会社はかなり限られてきます。大口取引をされる場合は、各社のスプレッドやNDD方式を採用しているか、スキャルピングを公認しているのか、大量の取引をする場合にうれしいキャンペーンを開催しているかなど、各社の特徴にご注目ください。気になるFX会社がありましたら、公式サイトでさらに詳しい情報をチェックしてみてくださいね。