ここでは国内のFX業者を1注文あたりの最大発注数量と、保有できる建玉の上限数で比較しています。1度の注文で発注できる最大ロット数や保有できる建玉の上限は、FX業者によって異なります。
大口取引をされる方やスキャルピング取引をされる方は、各社の取引ルールの中でもこの発注上限額を気にされることが多いのではないでしょうか。大口取引をしようとして発注上限に引っかかってしまい、上限数量の多いFX業者を探しているという方もいらっしゃるかもしれません。
当ページではまず、FX業者が設定している1回あたりの注文における最大ロット数、そして保有できる建玉の最大数量を以下の一覧表で比較(1注文あたりの最大ロット数が多い順に掲載)。
さらに、大口取引をされる方のために、発注上限金額が多いFX会社の中でも特にオススメの業者をピックアップして紹介しています。
大口取引をするために注文ロット数の上限が多いFX会社をお探しの方、もしくはFX各社の上限設定を知りたい方は、ぜひ当ページの情報をご活用ください。
掲載コンテンツ
FX業者の最大発注数量・建玉保有上限 一覧比較表
FX業者 | 1度の最大発注数量 | 建玉の保有上限 | ドル円スプレッド | 業者の特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 制限なし | 制限なし | 標準:0.2 大口:0.6銭 | 「ノースリッページ注文」対応 17,000以上のCFD銘柄 | ![]() |
![]() | 2,500万通貨(※1) | 変動制 | 変動制 | 約150通貨ペア取り扱い スキャルピングOK | ![]() |
![]() | 2,000万通貨 | 1,000ロット | 0.4銭 | MT5対応 NDD方式 | ![]() |
![]() | 1,000万通貨 | 2,000件 | 0.1~0.17銭(※2) | SBIグループ(東証一部上場) 最狭水準スプレッド | ![]() |
![]() | 1,000万通貨 | 制限なし | 0.4~0.8銭(※3) | MT4対応 NDD方式 スキャルピングOK | ![]() |
![]() | 1,000万通貨 | 制限なし | 変動制 | MT4対応 NDD方式 スキャルピングOK | ![]() |
![]() | 1000万通貨(※4) | 1,000件 | 変動制 | MT4対応 NDD方式 オリジナルインジ50種類以上 | ![]() |
![]() | 500万通貨 | 5,000万通貨 | 0.1銭(※5) | 最狭水準スプレッド 情報力に定評 | ![]() |
![]() | 通常:100万通貨 Exモード:500万通貨 | 4,000万通貨 | 0.2銭 | FX取引高世界1位(※6) GMOグループ(東証一部上場) | ![]() |
![]() | 500万通貨 | 通貨ペアで変動 | 0.8〜0.9銭 | MT4対応 低水準スプレッド | ![]() |
![]() | 300万〜1,500万通貨 | 1,300件 | 0.2銭 | NDD方式 スキャルピングOK | ![]() |
![]() | 300万通貨 | 各通貨ペア1千万通貨 | 0.4銭 | 岡三証券グループ 高水準スワップ | ![]() |
![]() | 300万通貨 | 制限なし | 変動制 | NDD方式 スキャルピングOK | ![]() |
![]() | 200〜300万通貨 | 5千万〜3億通貨 | 取引画面で確認 | 高機能チャートツール 最狭水準スプレッド | ![]() |
![]() | 200万通貨 | 各通貨ペア5千万通貨 | 0.3銭(※7) | スキャルピングOK プロも認める約定力 | ![]() |
![]() | 200万通貨 | 30億円相当額 | 0.2銭 | 最狭水準スプレッド 大手ネット証券 | ![]() |
![]() | 200万通貨 | 1億通貨 | 0.2銭 | 大手ネット証券 多彩な金融商品 | ![]() |
![]() | 100万〜300万通貨 | 必要証拠金円換算1億2千万円 | 0.1銭(※8) | 最狭水準スプレッド 豊富な情報配信 | ![]() |
![]() | 100万通貨 | 20億円相当額 | 0.1銭 | MT4対応 最狭水準スプレッド | ![]() |
![]() | 100万通貨 | 1億通貨 | 0.2銭 | 操作性抜群の取引ツール サポート体制充実 | ![]() |
(※:変動制以外のスプレッドは原則固定・例外あり)
(※1:サクソバンク証券の最大発注数量は通貨ペアにより変動。上記数値は米ドル円とユーロ米ドルの発注上限)
(※2:SBI FXトレードのスプレッドは注文数量によって変動。上記ドル円スプレッドは1,001〜100万通貨の注文に適用、2020年11月2日7:00~2020年12月1日6:30の期間において93.7%の提示実績)
(※3:2020年9月 外為ファイネスト調べ)
(※4:OANDAには複数の取引コースが用意されており、最大注文数量に関しては別途担当者と相談が可能)
(※5:外為どっとコムの上記スプレッドは2021年5月29日AM1:00までの期間限定キャンペーン、各営業日16:00~25:00までの時間帯で原則固定・例外あり。それ以外の時間帯では0.2銭原則固定・例外あり)
(※6:2020年1月~2020年12月 ファイナンス・マグネイト社調べ)
(※7:FXプライムbyGMOの上記ドル円スプレッドは1回あたり50万通貨の発注に適用、50万通貨超の発注では0.6銭原則固定・例外ありのスプレッドが適用)
(※8:セントラル短資FXの上記スプレッドは各営業日11:00〜25:00までの時間帯で原則固定・例外あり)
IG証券では、一定の条件を満たしたトレーダーを対象に様々な優遇が受けられる「プレミアムサービス」を用意しています。プレミアムサービス対象のトレーダーは専属の担当者がアサインし、それぞれの希望や要望に応じたオーダーメイドサービスを提供してくれます。

さらに、プレミアムサービスよりも質の高いサービスとして「The Red Salon」という限定メンバーシップサービスも提供。金融機関/プロ仕様金融情報プラットフォームの利用や東京六本木ヒルズクラブへのご招待など限定会員のみの特別なサービスを受けられます。
プレミアムサービスやThe Red Salonが気になる方はIG証券の公式サイトをぜひチェックしてみてください。
大口取引が可能なオススメのFX業者は?
【サクソバンク証券】最大2,500万通貨の発注、スキャル公認
【アヴァトレード・ジャパン】最大2,000万通貨の発注、MT5に対応
【SBI FXトレード】1,000万通貨の発注に対応の国内業者
【外為ファイネスト】1,000万通貨の発注に対応のNDD業者
【外為どっとコム】最狭水準スプレッド、最大500万通貨の注文
【IG証券】発注数量無制限、かつ業界最狭水準スプレッド
- IG証券は発注数量が無制限、大口取引におすすめ!
- 指定レートで必ず約定する「ノースリッページ注文」!
- 17,000以上のCFD銘柄、ノックアウトオプションなども提供!
上記の比較表にも掲載していますが、IG証券は発注数量に制限がありません。1注文あたりの注文数量は無制限であり、保有できる建玉も無制限。
IG証券はFX以外にも株式CFD、商品CFD、債券先物CFD、バイナリーオプションといった銘柄を取扱いしていますがすべての銘柄で発注数量に上限がありません。国内FX会社の中でも、これだけのスペックを提供できるのはIG証券だけ。大口取引に対応している国内FX業者をお探しの方は要チェックのFX業者です。
IG証券は非常に高いスペックを誇るプラットフォームを提供していたり、FX銘柄が約100通貨ペアも揃っていたり、他にもCFD銘柄を取引できたり…。高水準のトレード環境をもたらしてくれます。中上級者のトレーダーの方、より高水準の取引環境を求めておられる方にオススメです。
IG証券の大口・最大取引数量を徹底特集!上限からスプレッドまで解説!
IG証券は大口取引でもスプレッドが狭い!
IG証券は高水準の取引環境はもちろん、スプレッドの狭さも魅力です。最近になってスプレッド縮小を積極的に実施しており、業界最狭水準となるドル円0.2銭(※)のスプレッドが遂に実現。
このスプレッドが適用されるのは1注文あたり100ロットまでに限られますが、100万1通貨以上の取引になったとしても、ドル円0.6銭(※)という低水準スプレッドで取引が可能です。大口取引の面でもスプレッドの面でもIG証券は魅力的。
通貨ペア | 標準銘柄スプレッド(1注文100ロットまで) | 大口銘柄スプレッド(取引数量無制限) |
---|---|---|
米ドル円 | 0.2銭 | 0.6銭 |
ユーロ円 | 0.5銭 | 1.1銭 |
ユーロ米ドル | 0.4pips | 0.6pips |
豪ドル円 | 0.7銭 | 1.3銭 |
豪ドル米ドル | 0.6pips | 0.9pips |
(※:上記スプレッドはAM9:00~翌AM3:00の時間帯で原則固定・例外あり)
指定レートで必ず約定する「ノースリッページ注文」
IG証券には「ノースリッページ注文」という注文方式があり、こちらも注目です。ノースリッページ注文はその名のとおり、スリッページを発生させずに指定したレートで必ず約定させるというもの。
重要指標発表などによる相場の急変により約定した場合でも、スリッページは発生しません。ノースリッページ注文は約定時に保証料が発生するのですが、指定レートで確実に決済されるという利点は、大口取引をする場合にも大いに役立ってくれます。ノースリッページ注文をお使いになりたい方はIG証券をご利用ください。
【サクソバンク証券】最大2,500万通貨の発注、スキャル公認
- 1注文あたり最大2,500万通貨の大口発注が可能!
- プロ仕様の高機能ツール、スキャルピング公認の取引環境!
- 雇用統計発表前後でも高い約定力を実現!
サクソバンク証券はIG証券のように無制限とはいきませんが、1注文につき最大で2,500万通貨の大口取引が可能です。ただしこれは市場環境が平常時での米ドル円とユーロ米ドルの注文についてであり、他の通貨ペアでは最大注文数量が変動する仕様となっています。
サクソバンク証券は大口取引に嬉しいスペックだけでなく、150種類以上の通貨ペアを取り扱っていたり、プロ仕様の高性能ツールを無料で使えたりするのが魅力。スキャルピングを公認している数少ない国内のFX業者の1つでもあります。
雇用統計発表前後の約定率調査で優秀な成績
また、サクソバンク証券は株式会社バリュー・アップよる調査で、雇用統計発表前後において約定率が100%となる実証結果を残しています。スリッページ発生率、リジェクト回数、ベストレート獲得回数においても高い成果(上記画像参照)。
高度な取引環境、スキャルピングOKのFX業者で大口取引をしたいという方は、サクソバンク証券をチェックしてみてくださいね。
サクソバンク証券のMT4サービスにも注目!
プロトレーダーから絶大な人気を誇るチャートツールMT4(メタトレーダー4)。サクソバンク証券ではプロ投資家向けに「MT4 Direct」という最高スペックの取引環境を用意しています。MT4 Directは大口取引やスキャルピングにも対応した流動性を個別に提供するサービス。
米国雇用統計時でも抜群の安定性を誇るサクソバンク証券のサーバーから個々のトレーダーに合わせた流動性を提供してくれるため約定力は業界最高水準。
ワンショットの上限は500万通貨(50ロット)、対応通貨ペアは158種類、ドル円スプレッドは0.2銭(※)と基本スペックは申し分ありません。さらに取引手数料が無料なのも嬉しいポイント。プロ仕様の口座なので初回入金額は100万円となっています。
もちろん、MT4のEAを使った自動売買も可能。ヨーロッパ基準の高品質な取引環境を体験してみたい方はサクソバンク証券の「MT4 Direct」がイチオシです。
(※:表示スプレッドはいずれもMT4 Directコースの2020年1月9日~1月15日のグリニッジ標準時午前8時~午後4時における10万通貨での平均スプレッド。固定スプレッドではありません。為替市場における取引高の低下又は売買が一方向に集中しているなどの状況においてはスプレッドが広がる場合があります)
サクソバンク証券では機関投資家と同じ水準の取引環境が構築できるAPIサービスを提供。APIとは「Application Programming Interface」の略でFX会社の約定システムと自前の取引ツールや自動売買プログラムを接続する仕組みです。サクソバンク証券のAPIではTier1の流動性を提供している30以上の銀行、ノンバンクに直接注文を回送するDMA方式を採用。超高速取引と極めて狭いスプレッドでトレードが可能です。利用条件のハードルは高いですが、気になる方はぜひ一度ご確認ください。
【アヴァトレード・ジャパン】最大2,000万通貨の発注、MT5に対応
- 1注文あたり最大2,000万通貨の大口発注が可能!
- アヴァトレード・ジャパンなら「MT5」が使える!
- 米ドル円0.4銭などの低水準スプレッド!(※)
アヴァトレード・ジャパンでは米ドル円やユーロ米ドルなどの主要銘柄にて、最大2,000万通貨の発注に対応しています。以前までは1,500万通貨が上限だったですが、このスペックがアップデートされて現在の上限設定に更新。大口取引をされるユーザーにとってさらに嬉しい取引環境が実現されました。
最大発注数量の多さも魅力なのですが、アヴァトレード・ジャパンでは「MT5(メタトレーダー5)」を取引ツールとして採用している点も要チェック。MT4を取り扱っている国内FX業者はいくつかありますが、MT5を扱っている国内業者となるとかなり少数になります。
最大発注数量の多いFX業者を使いたい方、取引ツールにMT5を利用したい方はアヴァトレード・ジャパンがおすすめ。
低水準のスプレッドにも注目
さらに、MT5を取り扱っているFX業者としてはスプレッドが低水準だということもメリットの1つ。米ドル円0.4銭やユーロ米ドル0.5pipsなどの原則固定スプレッド(※)で取引できますので、スプレッドを重要視される方も要チェックです。
(※:スプレッドは原則固定・例外あり)
【SBI FXトレード】1,000万通貨の発注に対応の国内業者
- SBI FXトレードは最大1,000万通貨の発注に対応!
- 業界最狭水準のスプレッドに注目!
- 高性能かつ使いやすいPCツール・スマホアプリがおすすめ!
SBI FXトレードはSBIグループによる人気のFXサービス。知名度も人気度もありつつ、FXサービスの高水準スペックや扱いやすい取引ツール、便利なスマホアプリなど見所が充実しています。
SBI FXトレードは1通貨単位の少額取引に対応していることで知られていますが、実は1回の発注における上限数量が1,000万通貨で大口取引に対応しているのも大きなメリット。注文可能なロット数の幅の広さはSBI FXトレードの魅力です。
また、スプレッドも気になるところ。SBI FXトレードは注文数量によってスプレッドが変動する方式を採用しており、米ドル円を例に挙げると「1~1,000通貨:0.09銭」「1,001~100万通貨:0.1~7.8銭」「100万1~300万通貨:0.19~7.8銭」「300万1~1,000万通貨:0.8~7.8銭」となります(1〜1,000通貨までのスプレッドのみ原則固定・例外あり、2020年11月2日7:00~2020年12月2日6:30の実績)。注文数量が多くなるごとにスプレッドが広がります。
100万通貨までの取引であれば特に狭い水準で取引できることに注目。米ドル円の基準スプレッドと、実際の提示率は以下のとおり。大口取引に対応している国内FX会社をお探しの方は、SBI FXトレードを要チェックです。
SBI FXトレードの基準スプレッドと提示率(米ドル円)

SBI FXトレードではFXサービスに加えて「暗号資産CFD」サービスも提供しています。暗号資産(仮想通貨)CFDとは、ビットコインなどの暗号資産をレバレッジをかけて取引できる金融商品。
SBI FXトレードではビットコイン、リップル、イーサリアムの3種類の暗号資産に対応。メンテナンス時間を除く24時間365日で取引できたり、FXサービスと同等の高機能ツールが使えたりするのが魅力です。
SBI FXトレードではFX口座に加えて、暗号資産CFD口座も同時に申し込むことが可能。FX取引だけではなく、暗号資産の取引にも興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
【外為ファイネスト】1,000万通貨の発注に対応のNDD業者
- 1回あたり最大1,000万通貨の発注に対応!
- NDD方式を採用、スキャルピング公認のFX業者!
- 変動制・最狭水準のスプレッドに注目!
外為ファイネストは1回の注文で最大1,000万通貨の発注に対応しています。同社はMT4(メタトレーダー4)を取引ツールに採用しており、ディーリングデスクを置かないNDD方式を採用。業界最狭水準の変動制スプレッドで、スキャルピングOKと公認しているFX業者でもあります。ロット数を上げての短期トレードをする方にオススメ。
MT4を使って大口取引をしたいという方、NDD業者で取引したい方、大口のスキャルピング取引をしたい方は、外為ファイネストを要チェックですね。外為ファイネストは公式サイトにて、1ヶ月ごとにスプレッドの実績を公開しています。スプレッドの狭さについては下記の情報も参考にしてくださいね。
外為ファイネストのスプレッド実績
【OANDA】NDD方式、MT4対応の注目FX会社
- 複数の取引コースを用意、大口トレーダー向けのコースも提供!
- NDD方式採用、高い約定力と安定的なレート配信が魅力!
- 「MT4」「MT5」「TradingView」多彩な高機能ツールに対応!
OANDA(オアンダ)は、FCA(イギリス)CFTC(アメリカ)ASIC(オーストラリア)など世界各地に拠点を構え、世界中のトレーダーに利用されている金融プロバイダーです。抜群の約定力とNDD方式を採用した信頼できるレートを安定的に配信。「再クオート・約定拒否無し」と公式で発表しており、約定率には自信を持っているFX会社です。

取引プラットフォームは「MT4(メタトレーダー4)」とTradingViewをカスタマイズした「fxTrade」の2種類。Web版fxTradeは80種類以上のインジケーターを標準装備、描画ツールも50種類以上を搭載している高機能な取引ツールです。
OANDAには取引ツール毎にコースが用意されており、それぞれワンショットの最大発注数量が異なります。オアンダには「東京サーバーコース」「ベーシックコース」「プロコース」「ビックコース」の4種類があります。ベーシックコースでは最大25万通貨、プロコースでは最大300万通貨、ビッグコースでは最大1,000万通貨まで取引が可能。
ビッグコースでは最大発注数量に関して担当者と相談することが可能です。最大1,000万通貨まで対応してもらえるので、最大発注数量が気になる方はぜひ相談してみてくださいね。
【外為どっとコム】最狭水準スプレッド、最大500万通貨の注文
- 最大500万通貨まで発注可能、業界最狭水準スプレッドが魅力!
- 初心者から中上級者まで、高機能な取引ツールがおすすめ!
- 大口取引におすすめのキャッシュバックキャンペーンも注目!
外為どっとコムはサクソバンク証券や外為ファイネストほど発注上限が高くはないですが、1注文あたり最大500万通貨の注文が可能です。
多くの国内FX業者では200万通貨や300万通貨を発注上限としていますので、外為どっとコムの最大ロット数は比較的高め。同社は米ドル円やユーロ円、ユーロ米ドルなどの業界最狭水準スプレッドも魅力です。
また、スキャルピングOKと公認はしていませんが、PC取引ツールには短期トレードに最適な発注機能が備わっているのもポイント。外為どっとコムの取引ツールはPCもスマホも、機能的でありながら初心者の方にも扱いやすい仕様となっています。
外為どっとコムは新規口座開設キャンペーンや、上限なしのキャッシュバックキャンペーンを開催することもあり、お得に大口取引をしたい方にとってもうれしいFX会社と言えます。
【ヒロセ通商】NDD方式、スキャルピングOKの人気FX会社
- 最狭水準スプレッドや多彩な取引ツールなど、総合的スペックが高い!
- NDD方式採用、スキャルピング公認のFX業者!
- 毎月10種類以上開催している魅力的なキャンペーンもおすすめ!
ヒロセ通商は大阪に本社を置く国内FX業者で、右肩上がりの業績を積み重ねている人気の会社でもあります。業界最狭水準スプレッド、業界最高水準スワップポイント、ニーズに合わせて選べる複数の取引ツール、お客様の要望を受けて毎月多くのバージョンアップを重ねる積極性などなど…。ヒロセ通商はさまざまな魅力を兼ね備えており、お客様第一の主義を体現し続けています。
また、同社はスキャルピングを公認しており、NDD方式を採用している業者でもあります。取引数量に応じたキャンペーンも開催していますので、お得に取引したい方も要チェック。
ヒロセ通商は50種類の通貨ペアを取り扱っており、1回あたりの最大注文数量は300万通貨と設定している通貨ペアが多いのですが、一部の銘柄は最大200万通貨、1,500万通貨などとなっており、通貨ペアによって注文できる最大ロット数が異なります。詳しい内容は、口座開設する際に見られる「取引説明書(LION FX 個人のお客様用)」でご確認いただけます。
他のワンショット大口注文に対応したFX業者は?
上記では、FX業者の中でも最大発注数量が多い業者を特集しました。以下ではその他のFX業者で比較的1回当りの注文数量が多い業者を紹介しています。気になる業者があればチェックしてみてくださいね。
GMOクリック証券
国内FX会社の中でも圧倒的な知名度の高さと実績を誇っているのがGMOクリック証券です。GMOクリック証券にはワンショットが「通常モード」と「Exモード」という2つのモードがあり、それぞれに1回当りの最大発注数量が異なります。通常モードではワンショット100万通貨、Exモードでは500万通貨が上限です。Exモードへの切替えは発注画面にて設定が可能。Exモードの指定が無い場合は通常モードでの発注となります。
1日当りの取引上限はどちらのモードでも各通貨ペア毎に5,000万通貨まで、全通貨ペア合計の建玉上限は4,000万通貨となっています。国内FX会社でワンショット500万通貨に対応しているのはハイスペックですね。GMOクリック証券ではPCツール、スマホアプリともにスピード注文に対応しており、スピーディな発注・決済が可能。総合的なスペックの高さを求めている方はGMOクリック証券がオススメです。
FOREX.com
全世界180ヵ国以上で12,000以上の金融商品を提供している世界最大クラスのMT4プロバイダーがFOREX.comです。日本では知名度が低めですが、海外では有名なMT4業者になります。FOREX.comのワンショット上限は500万通貨、通貨ペアは84種類に対応しています。FOREX.comではMT4で自動売買を行うためのVPSサービス「EAホスティング」が無料で利用可能。
パソコンを起動していなくてもクラウド上でEAを24時間動かし続けることができます。VPSサービスは基本的に外部の有料サービスを利用するのが一般的ですが、FOREX.comであれば条件(※)を満たせば誰でも無料で利用可能。MT4で裁量トレードと自動売買を行う方には最適な業者です。
※EAホスティングを利用するには利用申請後にMT4口座が残高30万円以上であることが条件となります。継続する場合は月末時点で当月月間取引量が50万通貨以上必要。
岡三オンライン証券
国内証券会社の中でも老舗のネット証券が岡三オンライン証券です。同社では「岡三アクティブFX」というFXサービスを提供しています。岡三アクティブFXの1回当りの最大発注数量は300万通貨、建玉上限は1,000万通貨でMAX方式(買建玉・売建玉のうち多い方の建玉上限が対象)を採用しています。
岡三オンライン証券の魅力はやはり老舗企業の安心感です。安定した約定力と約定スピードを長年に渡って提供しており、取引ツールも進化し続けています。長年、日本の金融市場に携わってきた情報網から提供される高品質な投資情報も要チェック。創業95年以上の岡三証券グループだからこそ提供できるサービスと安心感は大きな魅力です。
マネーパートナーズ
マネーパートナーズにはパートナーズFX口座とパートナーズFX nano口座の2つのサービスが用意されており、大口取引をされるのであれば前者のサービスがおすすめ。多彩なテクニカル指標やチャート足種のカスタマイズ機能が備わった高機能チャートツールを無料で使えるなど、高品質な取引環境が魅力です。
パートナーズFX口座における米ドル円の1回当りの最大発注数量は200万通貨、ユーロ円・豪ドル円は300万通貨となっています。建玉制限は主要通貨ペアで1,000万通貨、トルコリラ円などの高金利通貨は3,000万通貨です。
FXプライムbyGMO
GMOグループが提供しているFX・オプション取引に特化したサービスが「FXプライムbyGMO」です。FXプライムbyGMOはスキャルピングが公認されている数少ない国内業者。1回当りの最大発注数量は200万通貨と少し低めですが、1日当りの取引数量は無制限となっています。
スキャルパーには有り難いワンクリックドテン注文やハイスピード注文にも対応。レートパネルを1回クリックするだけで新規・決済・ドテン注文が連続発注できるので、スキャルピングに最適です。ワンショット200万通貨以下でスキャルピングをされる方はFXプライムbyGMOがオススメ。
FX会社の1回の注文における最大発注数量、最大ロット数を中心にFX会社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。発注の上限額はFX会社によって異なっており、1,000万通貨以上の発注に対応しているFX会社はかなり限られてきます。大口取引をされる場合は、各社のスプレッドやNDD方式を採用しているか、スキャルピングを公認しているのか、大量の取引をする場合にうれしいキャンペーンを開催しているかなど、各社の特徴にご注目ください。気になるFX会社がありましたら、公式サイトでさらに詳しい情報をチェックしてみてくださいね。