この記事では米国株式や外国株式のCFD取引に対応した業者を特集しています。
国内の証券会社・FX会社で米国株CFDに対応しているのは、GMOクリック証券、IG証券、SBIネオトレード証券、外為どっとコム、楽天証券(楽天CFD)です。
各社の取扱銘柄数や特徴、取引手数料などを詳しくまとめているので、米国株/外国株のCFD取引ができる証券会社をお探しの方はご活用ください。
米国株/外国株のCFD取引対応!証券会社一覧表
※「取引手数料」=米国株CFDの取引手数料
※「取引時間」=米国株CFDの標準時の取引時間
業者 | 株式対応銘柄 | 取引手数料 | 取引時間 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 74銘柄 (米国) | 無料 | 23:30〜 翌6:00 | 10年連続で国内店頭CFD取引高No.1(※1) | ![]() |
![]() | 約12,000銘柄 (米国、日本、他多数) | 2.2セント(※3) | 23:30〜 翌6:00 | 米国株の一部銘柄は時間外取引対応 | ![]() |
![]() | 8銘柄 (米国) | 無料 | 8:00~ 翌6:55(※2) | 米国株式の24時間取引に対応(CFD取扱会社で初) | ![]() |
![]() | 29銘柄 (米国) | 無料 | 23:30〜 翌5:55 | TSMCやリヴィアンなども取引可能 | ![]() |
![]() | 27銘柄 (米国) | 無料 | 23:30〜 翌5:50 | SBIグループで取引するならココ | ![]() |
(※:個別株CFDの取引に際しては別途スプレッドが発生します)
(※1:GMOクリック証券の実績は日本証券業協会及び日本商品先物取引協会の統計情報より同社調べ、2014年1月~2023年12月)
(※2:外為どっとコムの表内の取引時間は火曜〜木曜に適用。月曜は10:00~翌6:55、金曜は8:00~翌5:55。夏時間は1時間ずつ早くなります)
(※3:IG証券の米国株式CFDでは1株あたり片道2.2セントの取引手数料が発生、最低手数料は16.5ドル。手数料は国によって異なります)
注目の米国株式・外国株式の個別特集ページ
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ニオ
エクソンモービル
ADM
米国株式/ETFのおすすめ比較記事
楽天CFDにて米国株式とETFのCFD銘柄が追加されました。これで楽天証券は米国株式を現物・信用・CFD取引の3種類で取引できる貴重な証券会社となりました。
米国株式のCFD取引ではレバレッジ5倍(ETFは10倍)で取引可能。現物取引と比べて約5分の1の資金でポジションを持つことが可能です。追加された銘柄は以下の通り。
項目 | 概要 |
---|---|
取引時間 | サマータイム:22:30~04:55/標準時間:23:30~05:55 |
証拠金率 | 株式銘柄:20%(5倍)/ETF銘柄:10%(10倍) |
株式CFD | アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)、アルベマール、アリババ・グループ・ホールディング、アルファベット クラスA、アマゾン・ドット・コム、アップル、ASMLホールディング、バイドゥ、ビリビリ、シースリー・エーアイ、コインベース 、クーパン、JD.COM(京東商城)、JPモルガン・チェース、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、ネットフリックス、ニオ、エヌビディア、パランティア・テクノロジーズ、PDDホールディングス、リヴィアン・オートモーティブ、セールスフォース、スノーフレーク、シンボティック、タイワン・セミコンダクター・マニュファクチャリング、テスラ、ユーアイパス、アップスタート・ホールディングス |
ETF | iシェアーズ MSCI ブラジル ETF、iシェアーズ MSCI マレーシア ETF、iシェアーズ MSCI フィリピン ETF、iシェアーズ MSCI 韓国 ETF、iシェアーズ MSCI トルコ ETF、ヴァンエック・インドネシア・インデックスETF、ヴァンエック・ベトナムETF |
エヌビディア、テスラ、アップル、アマゾン、メタ、アルファベット、ネットフリックスなどの世界的企業の他、半導体・EV・AI関連など幅広い銘柄が取引できます。
大手ネット証券の楽天証券で米国株のCFD取引まで可能となったのは非常に便利ですね。資金効率を高めつつ、現物株のリスクヘッジにも活用できる楽天CFDにご注目を!
米国株式対応のFX/CFD業者、証券会社解説!
GMOクリック証券
国内大手ネット証券会社の中でも知名度、実績ともにトップクラスなのがGMOクリック証券です。
同社でも米国株式のCFD取引に対応しています。GMOクリック証券の米国株式は約50種類を取り扱い。
IG証券と比べれば銘柄数は少ないですが、GMOクリック証券の特徴は「取引手数料が無料」という点にあります。
GMOクリック証券のCFD銘柄はすべて取引手数料がかかりません。
銘柄ごとに最大取引数量、建玉上限はありますが、どれだけ取引しても手数料がかからないのは大きなメリット。
もっとも、株式CFDでは取引手数料以外に権利調整額・金利調整額という2つの調整額が発生する点はご注意ください。
GMOクリック証券の手数料に関しては別記事にて詳しく解説しています。
GMOクリック証券は多彩なCFD銘柄に対応
GMOクリック証券は米国株CFD以外にも、株価指数、商品、ETF/ETN、REITなど多彩なCFD銘柄に対応しています。
各ジャンルの銘柄数は少ないものの厳選された銘柄が取引可能。銘柄数が絞られているのでCFD初心者でも迷わず取引できます。
取引ツールも初心者向けから上級者向けまでレベルに応じたツールを配信しています。
「取引コストは少しでも抑えたい」「米国株式のCFDは初めて」という方はGMOクリック証券がおすすめです。
GMOクリック証券CFDの基本スペック
サービス名称 | GMOクリック証券CFD |
---|---|
口座開設手数料 | 無料 |
取引手数料 | 無料 |
調整額 | 価格調整額、金利調整額、権利調整額 |
対応銘柄 | 株式CFD、株価指数CFD、商品CFD、バラエティCFD |
レバレッジ | 株式CFD:5倍、株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍、バラエティCFD:5倍 |
取引時間 | 銘柄毎に異なる |
最大取引数量 | 銘柄毎に異なる |
最小取引単位 | 銘柄毎に異なる |
注文方法 | スピード注文、成行注文、指値注文、逆指値注文 IFD注文、OCO注文、IFD-OCO注文、トレール注文 |
両建て | 可能 |
初回最低入金額 | 制限無し |
IG証券
CFD業者を取扱銘柄数で選ぶなら一番おすすめなのがIG証券です。
IG証券は約17,000種類以上のCFD銘柄を取り扱いしている業者。国内のCFD業者の中でも随一の品揃えを誇っています。
米国株式は約4,000種類、その他の日本株、中国株を合わせれば約12,000種類もの株式CFDに対応。
さらに、世界各国の株価指数40銘柄、WTI原油や金、大豆など商品約30銘柄、日本国債や米国国債などの債券CFDにも対応しています。
IG証券のCFD各銘柄一覧表(一部抜粋)
項目 | 取扱銘柄 |
---|---|
FX | 米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/円、豪ドル/米ドル、ユーロ/ポンドポンド/円、ユーロ/スイスフラン、ユーロ/豪ドル、ポンド/スイスフラン、ポンド/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、米ドル/スイスフラン、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円、ブラジルレアル/円、メキシコペソ/円など約100通貨ペア |
株式CFD | アップル、アマゾン、AIG、シスコシステムズ、エクソンモービル、キャタピラー、シティグループ、グーグル、IBM、インテル、マクドナルド、マイクロソフト、ヒューレット・パッカード、オラクル、ヤフー、フェイスブック、テスラ、JPモルガン、バンクオブアメリカ、任天堂、ファーストリテイリング、トヨタなど約12,000銘柄 |
株価指数CFD | 日経225、NYダウ、S&P500、ナスダック、FTSE、DAX40、CAC40、IBEX35、ラッセル2000、FTSE MIB、SMI、OMXS30、AEX、OBX、FTSE/ATHEX Large Cap、OMX Copenhagen 25 Index、TAIEX、Singapore Free Indexなど約40銘柄 |
商品CFD | WTI原油、北海原油、スポット銀、スポット金、NY天然ガス、NYヒーティングオイル(灯油)、NY無鉛ガソリン、スポットプラチナ、NYHG銅、シカゴ大豆油、シカゴコーン、NYココア、NY綿花、アルミニウム、NYコーヒー、シカゴ材木、シカゴ生牛、ロンドンココア、ロンドンコーヒー、ロンドン砂糖、NYオレンジジュース、シカゴコメ、シカゴ大豆、NY砂糖、シカゴ大豆ミール、シカゴ小麦、銅、鉛、ニッケル、亜鉛など |
債券先物CFD | 日本国債先物、米国国債先物(2年、5年、10年、30年)、ウルトラ米国長期国債先物、ドイツ10年国債先物、英国10年国債、イタリア長期国債、OATーフランス国債先物など |
IG証券の株式CFDの取引コスト
片道手数料率(税込) | 片道手数料率(税込) | 最低手数料額(税込) |
---|---|---|
日本株 | 0.55% | JPY110 |
米国株 (NYSE) | 2.20セント/1株 | USD16.50 |
米国株 (NASDAQ) | 2.20セント/1株 | USD16.50 |
英国株 (LSE) | 0.110% | GBP11.0 |
※株式CFD(オンライン取引)の取引コストを掲載。電話取引の取引コストは公式サイトをご確認ください。
※上記以外にポジションの翌日持ち越し時にファンディングコスト(資金調達コスト)が発生します。ファンディングコストは【総取引金額(当日終値×ロット数)×(当該銘柄の該当国の基準金利±2.5%)÷360日】で計算されます。
取引手数料は2.2セント/1株、オンライン最低取引手数料(税込)16.5ドルです。
株式CFDではリアルタイムの市場価格で取引されるため、スプレッドは発生しません。その代わりに新規ポジション保有時とポジション清算時に若干の手数料が発生します。
また、ポジションを翌日に持ち越した場合、ファンディングコスト(資金調達コスト)の受け払いがある点にはご留意ください。
IG証券は主要70銘柄の米国株で時間外取引に対応
IG証券の注目ポイントは「取引量の多い主要の米国株式で取引時間を延長している」という点です。
米国株式市場は日本時間の深夜(23:00~翌6:00)に開きます。リアルタイムで取引するには深夜帯に起きていなければいけません。
さらに、米国株の決算発表はほとんどが市場が開いていない時間帯に行われます。したがって、市場が開く前後のセッションで大半の取引が行われます。
この点、IG証券であれば日本時間の18:00~翌10:00(標準時間)まで取引が可能。米国企業の決算発表時でも取引ができるのは大きなメリットです。
IG証券の取引ツール

取引ツールはマルチデバイス対応のWebブラウザ版取引ツールとスマホアプリの2種類を配信。IG証券で取扱のあるすべてのCFD銘柄と取引方法が1つのツールで完結します。
「トップクラスの取扱銘柄数」「主要米国株の時間外取引」「ハイスペックな取引ツール」の3拍子が揃った証券会社がIG証券です。
IG証券CFDの基本スペック
サービス名称 | IG証券CFD |
---|---|
口座開設手数料 | 無料 |
CFD対応銘柄 | FX、株式、株価指数、商品 ノックアウトオプション、債券先物、ETF |
レバレッジ | FX:25倍、株式:5倍、株価指数:10倍 商品:20倍、債券先物:50倍 |
取引時間 | FX:24時間(※)、株式CFD:各市場に準拠、株価指数CFD:24時間(※)、商品:各銘柄に準拠、債券先物:銘柄によって異なる |
最大注文数量(1取引当り) | 各銘柄とも原則、上限なし |
最大注文数量(1日当り) | 各銘柄とも原則、上限なし |
最大建玉数量 | 各銘柄とも原則、上限なし |
最小取引単位 | FX:1ロット1万通貨、株式CFD:1株 株価指数・商品・債券先物:原則、1ロットから |
初回最低入金額 | 設定なし |
入金方法 | 銀行振込(ベストレシーバー入金) クイック入金(Webブラウザ、iOS、Android) |
出金方法 | Web取引画面、電話(平日8:00~21:00、土日を除く祝日 8:00~20:00) |
リスク管理ツール | ノースリッページ注文、トレーリングストップ、各種アラート機能 |
※FX、株価指数の取引時間は土日、一部新興国通貨、一部銘柄を除く
米国株式のCFD取引とは
CFDは「Contract For Difference」の略で日本語では「差金決済取引」という意味です。難しく聞こえますが簡単にいえばFXと同じ仕組みで株式が取引できるということです。
FXでは証拠金に対して25倍までの取引が可能ですが、株式CFDでは5倍までのレバレッジをかけることができます。現物株式と比べて5分の1の資金で取引できるのが米国株式のCFDです。
株式取引には大きくわけて現物株式と信用取引の2種類がありますが、信用取引では約3倍までのレバレッジしかかけることができません。
ちなみに、現物株式は取引金額の全額が必要になるためレバレッジ1倍です。
また、現物株式では買いからしか取引に入れないため売買益を得るには購入時よりも株価が上昇する必要があります。
一方、CFDでは売りから取引に入ることが可能です。株価が下がった場合でも利益を得るチャンスがあるため取引の幅が大きく広がります。
取引コストに関してもGMOクリック証券のように取引手数料が無料の業者もあり、コストを抑えて米国株式の取引がスタート可能です。
メリットの多いCFDですが、もちろんデメリットもあります。米国株式のCFD取引をする際にのメリット・デメリットは以下の通りです。
レバレッジを5倍までかけられる(現物株式の約5分の1)
買い・売りの両方から取引に入れる
米国株式市場の時間外でも取引が可能
権利日に買いポジションを保有していれば配当が受け取れる
資金管理、ポジション量の調整をしなければハイリスクハイリターン
海外マーケットの情報が取得しにくい
ポジションの持ち越しに金利調整額が発生する
上記のメリットとデメリットを踏まえたうえで自分の目的に応じたCFD業者を選ぶのがポイント。
特に、現物株式と比べてCFDではレバレッジがかかるため資金量に応じたポジション量に調整しなければハイリスクな取引になりがちです。
CFDに関して取引の仕組みから他の取引方法との違い、メリット・デメリットに関して解説した記事もあるので、より詳しく知りたい方はご一読ください。
大きな可能性を秘めた米国株式にCFDで投資!
アップルやアマゾン、フェイスブック、グーグルなど米国企業にはグローバルにサービスを展開し全世界に大きな影響を与えている会社がたくさんあります。
すでに大企業となっている会社から将来的に有望なスタートアップまで様々な分野、ジャンルで革新的なサービスを生み出し続けています。
世界をリードする米国株式に少額から投資をスタートできるのがCFDの大きな特徴。
ぜひこの機会にお気に入りのCFD業者をみつけて米国株式の取引を始めてみてはいかがでしょうか。
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