この記事ではビットコイン(BTC)の先物取引に対応した国内業者を詳しく解説しています。ビットコインFXに対応した国内業者はいくつかありますが、限月のある先物取引に対応した業者は非常に貴重です。
基本スペックから特徴、取引概要やツールの使い方まで詳しく紹介しているので業者選びにご活用ください!
bitFlyer(ビットフライヤー)は国内業者でも貴重な限月のあるビットコイン先物取引に対応した業者です。銘柄は3種類から選択可能。プロ仕様の取引ツール「bitFlyer Lightning」を使ってビットコインの先物取引ができます。
「国内業者でビットコイン先物取引がしたい」という方はbitFlyerが要チェック!
ビットコイン(BTC)先物取引とは
ビットコインの先物取引とは、一定の証拠金を差し入れることで現物をやり取りせず売買差益のみをやり取りする取引方法です。レバレッジをかけることで取引額面の満額を用意することなく取引が可能。現物取引よりも資金の投資効率を飛躍的に高めることができます。
現物は買いのみ。先物は空売りができる(下落局面も利益にできる)
現物は取引期限がない。先物は取引期限がある
※bitFlyerのビットコイン先物のレバレッジを掲載。
現物取引と比較した場合、先物取引では売りから取引に入れる(空売り)のが大きなポイント。現物では購入時点から価格が上昇して初めて利益が出ますが、先物取引であれば下落局面でも取引チャンスになります。
ビットコインを始めとした仮想通貨(暗号資産)は急騰急落を繰り返すボラティリティの高い相場です。空売りができれば取引の幅が大きく広がります。ビットコインの値動きを積極的に狙うなら先物取引がおすすめ。
FXは取引期限がない。先物取引は取引期限がある
先物取引と似たような取引方法にビットコインFXがあります。ビットコインFXとビットコイン先物の違いは「誰と取引するか」「取引期限の有無」です。
ビットコインFXは業者と取引を行う相対取引です。業者側が提示したレートで取引を行います。一方、ビットコイン先物は取引所を通して他のトレーダーと取引を行う取引所取引です。取引開始に板寄せを行い、板に表示されたレートで取引を行います。
また、取引期限に関しても違いがあります。ビットコインFXでは取引期限が無いのに対して、ビットコイン先物では銘柄ごとに取引期限が決められています。
取引期限がある分、先物取引の方が上級者向けの取引方法といえますがFXでは見れない板情報が見れるのは先物取引の特徴です。
bitFlyerでビットコインの先物取引が可能!
bitFlyerではビットコインの「現物取引」「FX」「先物取引」の3種類のサービスを提供しています。bitFlyerのビットコイン先物は「Lightning Futures」という名称で、取引期限の違う3銘柄を取り扱いしています。
Lightning Futuresのビットコイン先物3銘柄
銘柄 | 概要 |
---|---|
1週間先物 | 直近の金曜日に満期日を迎えるもの |
2週間先物 | 1週間先物から1週間後に満期日を迎えるもの |
3か月先物 | 直近の3,6,9,12月の最終金曜日に満期日を迎えるもの |
銘柄ごとに満期日が異なっており満期日までに反対売買を行わない場合、建玉は満期日に決定するSQ(清算値)で自動的に差金決済されます。SQ(清算値)はビットコイン現物板の満期日の決められた時間における板寄せによる一本値で決定される仕組みです。
板寄せとは、取引開始時に出されている注文を板に控え、売注文と買い注文を突き合わせて数量が合致する価格を求める売買成立方法です。注文方法は成行注文が優先され、次に価格の低い指値注文と価格の高い指値注文が突き合わされます。決定された当該価格を単一の約定価格として売買を成立させるのが板寄せです。
各銘柄の満期日は銘柄に記載されている日付で確認できます。「BTC/JPY-11MAY2021」であれば2021年5月11日が満期日となります。
銘柄ごとの満期日の違い
bitFlyerのLightning Futuresでは上記の3銘柄から選べるので自分の取引スタイルに応じて銘柄を選択していただければと思います。
上記の画像はビットフライヤーのPC版ツール「bitFlyer Lightning」の取引画面です。洗練されたデザインと機能的なUIでビットコイン先物取引に必要な機能はすべて搭載しています。
チャート分析や板情報、歩み値の確認、最新ニュースもツール内でチェック可能。プロ仕様の本格的な取引ツールに仕上がっているので投資上級者でも満足できる取引ツールとなっています。「取引ツールにはこだわりたい」という方は要チェック!
【bitFlyer】ビットコイン先物取引の特徴
抜群の操作性を誇る投資上級者向けの本格取引ツール!
完全マルチシグ対応!世界最高レベルのセキュリティを実現!
24時間365日取引可能!土日祝日祭日でも取引ができる!
少額取引対応!約5,500円(預入証拠金約2,500円※)で取引スタート!
売買手数料・ツール利用料は無料!(※)
益出し注文や損切り注文も簡単!多彩な注文方法に対応!
API公開で取引の履歴、板情報を参照できる!
日本円だけでなくビットコイン現物を証拠金として預入れできる!
※2021年2月18日時点のBTC価格約550万円、レバレッジ2倍で計算した証拠金を掲載。
※別途スワップポイントが発生します。
ビットフライヤーのビットコイン先物取引には数多くの注目ポイントがあります。とことんまで追求された操作性と高速の約定スピードを誇る取引ツール「bitFlyer Lightning」や大手金融機関よりも強度の高い完全マルチシグ対応。
取引時間は24時間365日で土日祝日祭日でも取引が可能。最小発注数量は0.001BTC(取引額面約5,500円)なのでレバレッジ2倍であれば約2,500円から取引がスタートできます。
その他にも、多彩な注文方法に対応していたりAPIが公開されているので取引所の注文状況や取引履歴、板情報を取得することが可能。証拠金は日本円だけでなくビットコインでも預入れできます。
ビットコインの預入れはビットフライヤーのLightning現物(BTC/JPY)最終取引価格に80%を乗じた額で日本円に換算されます。数々の充実したサービスとセキュリティの安全性は国内業者ならでは。ビットコイン先物取引をするならbitFlyerの「Lightning Futures」が要チェック!
【bitFlyer】ビットコイン先物取引の取引概要
項目 | 概要 |
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サービス名称 | ビットコイン先物「Lightning Futures」 |
売買手数料 | 無料 |
取引時間 | 月曜~金曜:24時間 |
注文時間 | 24時間365日受付 |
注文の有効期限 | 30日 |
スワップポイント | 建玉をロールオーバーすることで発生 買建玉/売建玉ともに(建玉金額の絶対値×0.04%/日)の合計(単位:円) |
証拠金率 | 50%(レバレッジ2倍) |
追証・ロスカット | 証拠金維持率100%で追証、50%でロスカット適用 |
bitFlyer Lightningの使い方
番号 | 項目 | 概要 |
---|---|---|
① | メニュー | トレード、チャットルーム、損益履歴、取引レポート、入出金、ランキング、API、設定、ログアウトの各種操作が可能 |
② | サービス選択 | 現物取引/FX/先物取引の各種サービス選択 |
③ | チャート | 時系列で初値、高値、安値、終値を表示。ボラティリティ指標も確認可能。設定で最大表示日数、移動平均線・各種指標・チャートスタイルの変更もできる。アラート、全画面表示、ズーム機能搭載 |
④ | 板 | Ask(売注文)、Bid(買注文)、最終取引価格、発注数量が一覧で確認可能。 |
⑤ | 損益・ポジション | 損益とポジションが表示される。損益は現物とbitFlyerFXの合算で表示。 |
⑥ | 発注画面 | 「指値」「成行」「特殊」からOrder Typeを選択。次に「価格」「数量」を指定し「売り」/「買い」いずれかのボタンをクリックで発注完了。予想価格は売買代金の目安。 |
⑦ | 歩み値 | BTC現物またはBTCFXの歩み値が一覧で表示 |
⑧ | ニュース | ビットコイン・仮想通貨関連の最新ニュースがチェック可能。 |
ビットフライヤーのPC版取引ツールは1画面に必要な機能が集約されています。大まかな操作方法は上記の通りです。細部まで使い勝手にこだわって作られているので操作性は抜群。
テクニカル指標を駆使したチャート分析や板情報、歩み値を利用した板読みにも最適な取引ツールに仕上がっています。デモサイトで実際にbitFlyer Lightningの操作性を体験することができるので気になる方はぜひチェックしてみてください。
ビットフライヤーでは「クイック本人確認」というサービスを提供しており、同サービスを利用すれば最短即日で口座開設が完了します。手続きに必要なのはスマートフォンと本人確認書類だけ。「すぐにビットコイン先物取引をしたい」という方に最適です!