メタトレーダー4(MetaTrader4、MT4)とはロシアのMetaQuotes社が開発した、世界中のトレーダーに愛用されている高性能なチャートソフトです。様々な意見を取り入れ頻繁にバージョンアップを実施しており、2015年12月8日の現在はVersion4.00 Build 920。
日本国内でMT4を取り扱っているのはゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル)や楽天証券など数社に限られていますが、海外では多数のFX業者が採用しています。
MetaTrader 4 Platform for Forex Trading
FX手とりではMT4を様々な観点から解説していきます
当サイトではそんなMT4の基本的な使用方法の解説から、プログラミングまで様々な情報をお伝えしていく予定です。
MT4という名称を聴くと、どうしても玄人向けのツールではないかと敬遠してしまう方は少なくないと思います。ですがそのような方も、もし少しでもご興味を持たれているのでしたらぜひ、当サイトから発信するコンテンツを読んでいただきたいと考えています。
MT4が持つ2つの大きな特長とは?
使っている取引ツールにはどうも歯がゆいところがあるけれど仕方がないと諦めて放置している、もっと高度なことをやってみたいがその方法が判らない…。
MT4はそのような悩みを解決してくれる非常に自由度の高いツールです。
まず今回は、MT4が持つ2つの重大なメリットについて概要をお伝えしていきます。
【特長.1】圧倒的なカスタマイズ性
メタトレーダー4はとにかく自由度が高いことがその大きな特長です。判りやすいところで言うと、例えばFX業者が取り扱っているツールでは、数十種類のテクニカルを備えている程度であることが普通なのですが、MT4では使用できるインジケーターが無数に存在します。
これは、最初から利用できるものに加えて、ウェブ上で世界中のクリエイターが作り出した有償もしくは無償のインジケーターをダウンロードして反映させることが可能だからです。また、プログラミングのスキルを身に付けていれば自分自身で作ってしまうこともできます。
【特長.2】EA(エキスパートアドバイザー)による自動売買
次に、EA(エキスパートアドバイザー)について簡単にご説明します。EAはExpert Adviserの略で、自動売買を実施できるソフト。MT4では裁量トレードだけでなく、システムトレードを行うことも可能です。
自動売買取引サービスを扱っている業者は多く存在しており、それほど珍しくないのではと思われるかもしれませんが、このEAに関しても先にお話しした自由度の高さが活きています。
配信されているプログラムを利用して難しい操作はせずに自動売買をスタートさせることもできるのですが、メタトレーダー4では自動売買の管理を全て自分で行えるというメリットがあります。
更に、期間などの細かい指定をした上でのバックテストもでき、検証の環境も備わっています。
ライブ口座と同等の機能を体験できるデモ口座
以上、今回はほんの概要しかお伝えできませんでしたが、これから順次もっと詳しい解説を掲載していきます。
もし興味の湧いてきた方は、ゴールデンウェイ・ジャパンなどで、本口座と同等の機能を試せるデモ利用もできますので、ぜひ使ってみて下さい。