ループイフダンとトライオートFXを徹底比較!スプレッドや手数料、利用形式などの違いを解説

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ループイフダンとトライオートFXを徹底比較!

ここでは、アイネット証券が提供している「ループイフダン」と、インヴァスト証券が提供している「トライオートFX」の違いを徹底比較しています。ループイフダンはひまわり証券でも使えますが、ここではアイネット証券のスペックを対象に比較。

国内FX業者のいくつかはリピート系注文(自動売買)を取り扱っていますが、それぞれがどのような特徴を持っているのか、それぞれどう違うのかが分かりづらい…と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで当ページでは、リピート系の自動売買注文の中でも人気のループイフダンとトライオートFXをピックアップして、基本的なスペック、スプレッド比較、リピート注文(自動売買)の設定方法の違い、損切り・セーフティ機能の有無、スワップポイント比較など…。複数の観点から違いを比較していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

また、他のリピート系注文(自動売買)もまとめて比較しているページも用意していますので、興味のある方はそちらもお立ち寄りください。

インヴァスト証券が「スワップ売買同値」恒常化!

インヴァスト証券が豪ドル/NZドル等の「スワップ売買同値」を恒常化!

インヴァスト証券(トライオートFX)が人気3通貨ペアにて、スワップポイント売買同値の恒常化をスタートしました。

対象となるのは「豪ドル/NZドル」「ユーロ/英ポンド」「ユーロ/円」の3通貨ペア。スワップ売買同値が適用されることで、買いスワップと売りスワップが相殺できる数値となります(例:買いスワップ=50円/売りスワップ=-50円)。

インヴァスト証券は自動売買サービスを提供しており、レンジ相場で売買を繰り返して利益を狙うという戦略を取ることが可能。スワップ売買同値が適用されていればマイナススワップによる損失を軽減でき、レンジ相場における自動売買にて嬉しい効果を発揮してくれます。

インヴァスト証券のスワップ売買同値に関しては、特集記事にて詳しく解説しています。具体的なスワップ実績も掲載していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

→詳しくはインヴァスト証券公式サイトへインヴァスト証券

掲載コンテンツ

ループイフダンとトライオートFXの機能を比較

まず最初に2つのリピート系注文について、基本的なスペックの違いを比較してみましょう。

ループイフダン・トライオートFX 基本スペック比較表

FX業者・リピート系注文利用形式スプレッド(米ドル円)手数料取引単位通貨ペア学習コンテンツ公式サイト
[アイネット証券]
「ループイフダン」
・選択方式2.0銭無料1,000
通貨単位
21通貨ペア[アイネット証券>詳細]
[インヴァスト証券]
「トライオートFX」
・選択方式
・手動設定
変動制無料1,000
通貨単位
20通貨ペア[インヴァスト証券>詳細]

(※:スプレッドは原則固定・例外あり)

比較のポイントは?

アイネット証券もトライオートFXも、自動売買システムを選択するだけでリピート注文をスタートできる「選択方式」に対応。初心者の方でも簡単にリピート系注文の自動売買を運用できます。ただし、売買システムを細かく手動で設定できる機能はトライオートFXにのみ搭載されています。

機能面で言うとループイフダンの方がシンプルで初心者の方や、簡単な操作で使いたいという方におすすめ自動売買を自分で作りたいという方にはトライオートFXの方がおすすめです。

取引単位に関しては、ループイフダンもトライオートFXも1,000通貨単位から取引が可能。通貨ペアはアイネット証券の方が多めです。

また、上の比較表には記載していませんが、スワップポイントについてはアイネット証券の方が有利な傾向にあります。スワップポイントの比較はこちらで行っていますので気になる方はチェックしてみてください。

では次に、利用形式、セーフティ機能、スワップポイント、学習コンテンツなどに関して、違いを細かく比較していきましょう。

アイネット証券 公式サイト

インヴァスト証券 公式サイト

ループイフダンとトライオートFX、設定方法の違いは?

次に、ループイフダンとトライオートFXで自動売買を行う場合の、注文の設定方法を比較していきます。実際の注文画面を参考に掲載しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ループイフダン・・・「選択方式」に対応

ループイフダンの設定手順

ループイフダンでは用意されている売買システムを選択する方式を採用しています。そのため、細かな設定は不要。5つの操作を行うだけで簡単にリピート注文を開始できます。その5つの操作は以下のとおり。

  1. 売買システムの選択
  2. 損切りあり・損切りなしの選択
  3. 取引数量の入力
  4. 最大ポジション数の入力
  5. 設定内容の確認と運用開始

通貨ペアごとに複数の売買システムが用意されています。それらは買いと売りの方向、新規注文から決済注文(利食い)までの値幅が異なります。

損切りありにした場合、予想と反対方向に相場が動いたとき、最大ポジション数を超えて次の新規注文を行う際に決済が行われることになります。損切りなしにした場合、含み損がどれだけ拡大してもロスカットになるまでポジションを保有し続けます(詳しくはこちら)。

取引数量は1〜1,000の間で選択します。この場で入力する「1」は1通貨という意味ではなく、「1=1,000通貨」です(MXN/JPYとZAR/JPYのみ1=1万通貨)。

最大ポジション数を設定すると、それ以上のポジションを同時に保有しなくなります。

ループイフダン売買システムの見方

ループイフダンの売買システムについて

ループイフダンの売買システムは上記のような文字列で表記されます。上記の例にある「B」は売買タイプで「BUY(買い)」を意味します。「SELL(売り)」の場合は「S」。

「15」と書かれている部分は設定値幅。新規注文から15pipsの値動きがあると利食いを行うことになります。また、15pipsごとにイフダン注文を配置するという意味でもあります。

ループイフダンの売買システムはランキングから選択可能

ループイフダンの売買システムのランキング

ループイフダンの売買システムはランキングから選ぶことも可能です。対象の通貨ペアや決済損益pips、最大ポジション数、最低必要資金などの情報をご確認いただき、希望の売買システムを選択しましょう。選ぶだけで簡単にリピート注文をスタートさせられます。売買システムの選択に迷った場合は、ランキングを参考にしてみてはいかがでしょうか。

トライオートFX・・・「選択方式」と「手動設定」に対応

トライオートFXには「自動売買セレクト(選択方式)」と「ビルダー(手動設定)」という2つの設定方法が用意されています。前者はプログラムを選ぶだけの方式で、後者はプログラムを自分で設定する中上級者向けの方式。それぞれの方式をご紹介します。

「自動売買セレクト(選択方式)」

自動売買セレクトの利用画面

自動売買セレクトは、自動売買のプログラムを選択するだけで運用を開始できる方式。そのため初心者の方や、難しい操作をせずに自動売買を始めたいという方におすすめです。

上記の画像は自動売買セレクトの実際の利用画面。画面の下半分あたりにプログラムが並んでおり、これはランキング形式となっています。リターン順、バランス順、低リスク順、人気順の4パターンで並び替えが可能。

ランキングでプログラムをクリックすると、上半分あたりに損益のグラフが表示されます。「カートに入れる」ボタンをクリックした後に、カート画面で利用の最終決定を実行。ちなみに、カートに入れると書いていますが、プログラム自体に購入金額が発生するということはありません。

プログラムの詳細画面

上記画像は自動売買プログラムの詳細を表示した画面です。損益グラフ、期間内の総合損益、期間内の収益率、維持証拠金などをご確認ください。

「ビルダー(手動設定)」

ビルダーの利用画面

ビルダーは自動売買セレクトとは異なり、自分で自動売買プログラムを作成する方式。独自のプログラムを作って自動売買を始めたいという方はこちらをご利用ください。自動売買セレクトより操作はだいぶ複雑になりますので、中上級者向けの方式と言えます。

ビルダーはさらに「シングルカスタム」と「マルチカスタム」の2つの設定方法に分かれます。シングルカスタムは自動売買の注文を1つ1つ細かく設定していく方法。対してマルチカスタムは、一定のレンジ幅を決定し、その中で一定の値幅にイフダン注文をまとめて配置させる方法。

上記の画像はマルチカスタムの設定画面です。緑色になっている部分が、イフダン注文を配置するレンジ幅となります。イフダン注文の本数を設定すると、自動的にレンジ内に等間隔に注文が配置される形式。リピート注文を作成したい場合はマルチカスタムの方が向いています。

トレール機能は使える?

ループイフダンとトライオートFXは、トレール機能には対応していません。どちらも一定の値幅ごとに利食いを行うことになります。

トレール機能の付いたリピート注文を使いたいという方は、決済トレール機能を付けられるトラリピ(マネースクエア)などをチェックしてみてくださいね。

損切り・セーフティ機能の比較

リピート系注文を使用する際、機能性やコストも気になると思いますが、予想と逆方向に相場が動いた場合の損失がどうなるのかも気になりますよね。ループイフダンもトライオートFXも、ほとんどの場合で一度に複数のポジションを保有します。それはつまり、多くの利益を狙うことができると同時に、それだけ背負うリスクも多くなることを意味します。

予想外の損失を防ぐための損切り機能、セーフティ機能はどうなっているのでしょうか?ループイフダンとトライオートFX、それぞれの機能をチェックしましょう。

ループイフダン・・・損切り設定が可能

ループイフダンの損切り設定

ループイフダンではまず、最大ポジション数を自分で決められることが特徴の1つです。これによりリスクをある程度コントロールすることが可能。

さらに、損切り設定のあり・なしを選択することもできます(上記画像)。

損切り設定をありにしておくと、ポジションの保有数が設定した最大数を超える場合、ポジションを1つ損切りさせて、新たに1つのポジションを保有することになります(下記画像参照)。

損切りなしを選択した場合は、下記画像の例で言えば、相場が予想とは反対方向に進み続けたとしても、3つのポジションを損切りしないまま持ち続けることになります。ロスカットになった場合はすべてのポジションが決済されます。

損切りありの場合のイメージ

トライオートFX・・・損切り設定が可能

トライオートFXの損切り設定

トライオートFXのビルダー設定画面では損切りの設定を行えます(上記画像)。単位はpipsのみ。シングルカスタムの場合は、注文ごとに損切りの有無を個別に設定可能で、マルチカスタムの場合はすべての注文に損切りが設定されることになります。損切りさせたくない場合は、チェックボックスを外しておきましょう。

セミナー開催やレポートなどの学習コンテンツは?

リピート系注文の機能性も大事ですが、それを使いこなすための学べるコンテンツがあるのかどうかを気にされる方もいらっしゃるのでは?ループイフダンを提供しているアイネット証券も、トライオートFXを提供しているインヴァスト証券も、それぞれが自動売買の使い方や応用方法などを解説しています。

アイネット証券・・・会場セミナーや解説動画を配信

アイネット証券の会場セミナー

アイネット証券では、ループイフダンについて学べる会場セミナーを開催しています。非常に高い満足度を誇るセミナーで、ループイフダンの基礎や使いこなし方まで、担当の講師からじっくり教わることができます。ただ、東京会場なので遠方の方は参加しづらい…。

東京まで行くのは難しいという方は、アイネット証券がYouTubeで公開している解説動画の視聴をおすすめします。口座を開いていなくても、どなたでも無料で視聴が可能。ループイフダンをこれから使おうかと検討されている方も、すでに使っている方も、一度参考にしてみてはいかがでしょうか。

トライオートFX・・・専用ブログで解説や最新情報を配信

インヴァスト証券のブログ

トライオートFXには選ぶだけで自動売買ができる方式もあるけれど、機能がたくさんあるみたいで分かりづらいかも…そんな印象を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方や、トライオートFXについてもっと詳しく知りたいという方には、インヴァスト証券が情報配信を行っているブログ「INVAST NAVI」がおすすめ。ここでは、トライオートFXやトライオートETFなど、インヴァスト証券が提供しているサービスの使い方などの解説が行われています。当サイトのスタッフもここでトライオートFXについて学ばせていただきました。

ブログでは細かく説明がされており、分かりやすいです。ブログを読みながらであれば、自動売買プログラムの作成を使いこなすスピードが上がるかも?ぜひご活用ください。

シンプルなループイフダン、高機能なトライオートFX

アイネット証券が提供しているループイフダンと、インヴァスト証券が提供しているトライオートFXの違いを比較してきましたが、いかがでしたでしょうか。シンプルで扱いやすいリピート注文をお探しであればループイフダンを、高機能で自由度の高い自動売買を使いたいのであればトライオートFXがおすすめです。あるいは、2社のリピート注文を併用するという手もありでしょうか。

当ページでは2つのリピート系注文のみ取り上げましたが、他のリピート系注文を含めてまとめて比較を行っているページも用意しています。他社の注文も知りたいという方は、ぜひそちらも参考にしてみてくださいね。

アイネット証券 公式サイト

インヴァスト証券 公式サイト

ETFの自動売買なら「トライオートETF」

当ページではトライオートFXを取り上げていますが、インヴァスト証券はETFの自動売買ができる「トライオートETF」も取り扱っています。

トライオートETFは世界各国のETFに対応しており、初心者でも簡単なステップで自動売買を始められるのが魅力。アイネット証券のループイフダンはFX通貨ペアのみの対応ですので、ETFにも対応している点ではトライオートが優位ですね。

トライオートETFの徹底解説ページも用意していますので、気になる方はぜひそちらも参考にしてみてください。トライオートETFの公式サイトも要チェックです。

→詳しくはトライオートETF公式サイトへトライオートETF

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