『新しいビジネスモデルがここから生まれる! 超図解ブロックチェーン入門 暮らしやビジネスはどう変わる?』
- ブロックチェーンについて知りたい人
- 半分図で占めている本がいいという人
- ブロックチェーンの簡単な歴史とこれからを知りたい人
今回読んだ本は、桜井駿氏著書『超図解 ブロックチェーン 入門』です。全173ページで、3色カラーです。
各章の中身です。
- ブロックチェーンとは?
- ブロックチェーンの特性とは?
- ブロックチェーンで何がどう変わる?
- ブロックチェーンを支える技術
- ビットコインのしくみとは?
- ブロックチェーンの取り組み状況は?
難しい話はでてきません。基本となることばかりです。右ページはイラストで分かりやすくなっています。
ソリューションありきではなく、問題起点でアプローチしよう!
いちばん印象に残った言葉です。解決手段は豊富にあるので、問題点に集中ということでした。
書籍の見所をピックアップ
1. DAOについて
今後のビジネス、経営、会社の在り方として「DAO」(Distributed Autonomous Organization)、日本語では「自律分散型組織」が一般的になってくるでしょう。日本では大きな改革となるはずです。今後のお金と金融サービスも含めて将来どうなっていくのかを知ることができました。
2. コンセンサスアルゴリズムの特徴
アルゴリズムと聞くとなかなか難しい内容だと思います。PoWのことは2ページに渡って書かれてありますが、その他のPoS(Proof of Stake)、PoI(Proof of Importance)、PBFT(Pratical Byzantine Fault Tolerance)についてそれぞれの特徴が書いてあります。それぞれの比較がされて非常に分かりやすいです。
3. 国内のブロックチェーンプラットフォーム
ブロックチェーンの独自開発のことについては知っておりませんでした。Orb DLT、mijin、miyabiなど大まかな実績が書かれてあります。日本の技術をこれからも応援したいです。