マイニング、マイニングマシーン、クラウドマイニングとは?

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マイニングの概要

ビットコインの売買や送金には銀行を介する必要がなく、これがビットコインの大きな特徴となっています。携帯やパソコンから直接、相手の携帯やパソコンへ送ることが可能です。
では銀行が間に入らないとして、取引が行われたかどうかの確認や承認は誰が、どうやって行うのでしょうか?

そこで活用されるのがブロックチェーンという技術。ブロックチェーン技術により、世界中の人たちで監視し、約10分に1回、取引台帳(ブロック)を作ります。これには膨大な数式計算が必要。
計算が終わればその台帳に鍵をかけ、チェーンで繋ぐという流れを繰り返すことで、不正、改ざんができない仕組みを作り出します。この作業を「マイニング」と呼びます。

この膨大な数式計算は特殊な機械を使って行われて、その手伝いに対して報酬が発生します。ただし、報酬が支払われるのは世界でたった1台の機械に対してだけ(100人に一斉に数学の問題プリントを配り、一番最初に100点を取った人に報酬を渡す!というようなイメージ)

得られる報酬は、10分に1度生み出されるビットコインと、その10分間でのビットコイン使用による手数料。
半減期があるビットコインの現在の発行数は10分毎に12.5BTC (1BTC=100万円で1250万円)+ 送金手数料

グラフ

マイニングマシーンについて

マイニングマシーン1

マイニングマシーン2マイニングマシーンは、ビットメイン社アントマイナーシリーズ S9最新であれば、現時点で1台90万円程度。個人で所有するにはかなりの費用がかかります。以前は個人のパソコンでマイニングすることも可能でしたが、現在は難しいです。
コスト面だけでなく他にも以下のような要因があるため、個人でのマイニングマシーン使用は簡単ではありません。

マイニングマシーンを使うためには…

  • 電気代が高い(年間30万円程度)非常に熱を持つため、冷却必須
  • 物凄い騒音がする。24時間稼働させておける場所の確保が必要
  • 湿気・埃が舞うと故障のもとになる
  • 故障しても容易に直してもらえるところがない
  • 1〜2台持ったところで、勝てる確率が低いためかなりの数が必要
  • 計算処理能力・スピードのUPグレードが常に必要

個人でも参加できる「クラウドマイニング」とは?

マイニングで収益を上げるためには多くの機械を所持しなければならず、億単位の資金が必要ですので一個人で参入するのは難しいです。
そこで、マイニングを外部委託し、発掘できたコインを得るという投資の「クラウドマイニング」が注目されています。コンピューターの専門知識がなくても始められるのもメリット。

ただしデメリットもあります。投資額を回収できる保証はないこと、サービスが中止になる可能性があること、詐欺マイニングに投資してしまう可能性など…。
リスクを完全に払拭することはできませんが、投資先が信頼できるかどうかはあらかじめチェックしておきたいですよね。

クラウドマイニングの実績を確認する方法は?

本当にマイニングが行われているのかどうかの判断材料の1つとして、マイニングの勝率を確認できるサイトがあります。

ハッシュレート分布(2018年3月30日確認時点)
ハッシュレート分布(2018年3月30日確認時点)

このサイトでは、本当にマイニングしているのか、ブロックチェーン上で確認もできます。マイニングの実績が確認できないところでのクラウドマイニング参加には注意が必要と言えるでしょう。

マイニングマシーンの処理能力を確認

マイニングマシーンの処理能力を確認できるサイトもあります。ページ右下に言語を変更するボタンがあり、日本語表記にも対応しています。

プールのリアルタイムハッシュレート

ハッシュレートとは、マイニングが行われる際の採掘速度のこと。ここにはBTC.comで公開されているプールのリアルタイムハッシュレート、そのキャプチャ画像を掲載していますが、値は日々少しずつ変わります。
ちなみに、1PH/s (ペタハッシュ)はMAC2000台分の処理能力スピードがあります!

より良い情報を提供するために、アンケートを実施しております。
ご協力よろしくお願いいたします。

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