アルトコイン(オルトコイン)の概要
アルトコイン(オルトコイン)はAlternative Coinを略した名称で、代替コインという意味であり、ビットコイン以外の仮想通貨(暗号通貨)の総称です。仮想通貨は世界中に700種類以上もあると言われていますが、その大半がビットコインをもとにして生み出されています。
時価総額の大きなものから、小さなものまで様々な仮想通貨が存在。それらは、ビットコインよりも機能性の優れた仮想通貨をつくろうといった理由から誕生しています。
数多くある仮想通貨の中でも、ここでは国内の取引所で取り扱われている幾つかの仮想通貨に関して、その概要をお伝えしています。ビットコインに次ぐ時価総額のイーサリアムや、日本初のモナーコインなど。それぞれの取引ができる業者に関しては、取引所の一覧比較ページをご参照ください。
取引所/業者のアルトコイン関連情報
GMOコインがリップル、イーサリアムを取り扱い開始!
GMOコイン(GMOインターネットグループ)がイーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、そしてリップルの仮想通貨売買をスタート。アルトコインのレバレッジ取引対応も予定。
仮想通貨交換業者の登録も完了して、ますます需要が高まることが予想されるGMOコインに注目です!
国内で取引できる主なアルトコイン
イーサリアム(Ethereum、ETH)
イーサリアム(Ethereum)自体はブロックチェーンに情報を記述するとそれが実行される仕組みであり、そこで使える仮想通貨が「Ether」です。ビットコインとは異なり、発行される枚数に上限はなし。2017年3月に大きく価値が上昇したことがありました。ビットコインについで時価総額が大きい仮想通貨。
国内の取引所であれば、Coincheck(コインチェック)、BITpoint(ビットポイント)などで取引が行えます。
ライトコイン(Litecoin、LTC)
ライトコイン(Litecoin)は2011年に誕生した仮想通貨です。「ビットコインを金とするなら、ライトコインは銀を目指す」との趣旨から生み出されたもの。ビットコインよりもマイニング(採掘)に要する時間が短く、流通量が多いのが特徴となっています。発行の上限数に関しても、BTCは2,100万枚で、ライトコインは8,400万枚。手数料が格安で支払いできるのもメリットです。取引できるのはCoincheck(コインチェック)、2017年10月25日からはGMOコインでも取扱がはじまりました。
リップル(Ripple、XRP)
リップル(Ripple)はGoogleが出資したことでも知られ、特に注目を集めている仮想通貨の一つです。リップルは単一のオンライン通貨ではなく、ブリッジ機能(橋渡し)という特徴を持っており、ドルやユーロ、円などの法定通貨、あるいはビットコインなどの仮想通貨と交換が可能となっています。4秒未満で送金処理されるというメリットもあって、さまざまな金融機関との提携が行われています。また、研究開発への貢献によりリップルが入手できるという特徴もあります。
リップルはGMOコイン、コインチェックなどで取引できます。各社の比較は下記の特集ページにてご確認を。
VCTRADE(SBIバーチャル・カレンシーズ)のサービスは要チェック!
SBIホールディングスが仮想通貨取引にいよいよ参入。「VCTRADE(SBIバーチャル・カレンシーズ)」サービスでは、ビットコイン、リップル、イーサリアムなどの取り扱いが期待されています。取引ツールの快適性や、サービスの充実、コスト面などさまざまな点での内容に注目です。
モナーコイン(Monacoin)
モナーコインあるいはモナコイン(Monacoin)は日本で初めて生まれた仮想通貨です。巨大掲示板サイト2ちゃんねるのソフトウェア板で、Mr.Watanabe(わたなべ氏)により開発。2014年1月1日から流通がはじまっています。
ドージコイン(Dogecoin)
ドージコインは柴犬がモチーフとなっています。「doge」は「dog」のスラング。2013年12月6日にBTCのパロディとして作られ、人気の仮想通貨となりました。ドージコインは発行上限がありません。