1974年創業、英国No.1FXプロバイダー(※1)の「IG証券」では大口タイプの取引数量が無制限。大抵のFX会社では1回当たりの取引数量(ワンショット)や1日当たりの最大取引数量に上限がありますが、IG証券には上限がありません。
さらに、スプレッドは大口注文でも狭いスプレッドを提供。大口トレーダーには最適な環境が整っています。この記事では、そんなIG証券の大口、最大取引数量の上限に関して徹底解説。IG証券の大口取引について詳しく知りたい方はぜひご活用ください。
※1:リテールFX取引アクティブ口座数。Investment Trends UKレバレッジ取引レポート 2022年6月
IG証券の口座は「大口」と「標準」の2種類
IG証券のFX口座には「大口」と「標準」の2種類があり、それぞれ最大取引数量や通貨ペア、スプレッドが異なります。
IG証券の大口タイプ
IG証券の大口タイプでは1回当りの取引数量に制限がありません。50社以上のFX会社がある中で、ワンショットの上限がないFX会社はIG証券だけ。1ロットで100万通貨以上の取引をするという方は要チェックのFX会社です。
IG証券の大口では、約100種類の通貨ペアに対応、ドル円やユーロ円といった主要通貨はもちろん、トルコリラ円やメキシコペソ円といった高金利通貨、ブラジルのレアルなどのエキゾチック通貨まで取り扱い。世界15カ国に拠点もち、約30万人のトレーダーが利用するIG証券だからこその品揃えです。
さらに、トヨタやアップルなどの個別株、NYダウや日経225などの株価指数、金・銀・原油などのCFD銘柄を合わせると取り扱い銘柄は約17,000種類以上。FX取引だけでなくバイナリーにも対応しています。
IG証券では、バイナリー以外にも株式・株価指数・商品・債券先物のCFD取引が可能。すべて1回当り・1日当りの取引数量は原則、上限無しです。上限を気にすることなく大口取引ができるのはIG証券の大きな魅力ですね。
IG証券FX取引の大口タイプ基本スペック
通貨ペア | 取引手数料 | 初回入金額 |
---|---|---|
約100種類 | 無料 | 制限無し |
1回当たりの最大取引数量 | 1日当たりの最大取引数量 | 最大建玉数量 |
原則、上限なし | 原則、上限なし | 原則、上限なし |
IG証券の標準はドル円0.2銭から取引可能!
IG証券の大口タイプでは、100種類以上の通貨ペアが取引可能でしたが、標準口座では7種類の通貨ペアだけが対象です。
標準口座の対応通貨ペアは米ドル円、ユーロ米ドル、豪ドル米ドル、豪ドル円、ユーロ円、ポンド米ドル、ポンド円の7種類。これらの7種類はワンショット上限が無制限ではなく、100ロット(100万通貨)になるのでご注意を。
1日当りの最大取引数量には上限がないので、主要7通貨ペアでワンショットが100万通貨以下で取引する方であれば、IG証券の標準タイプがオススメ。1回の取引で100万通貨以上を取引する、主要7通貨ペア以外でも取引するという方は大口タイプが最適です。
IG証券FX取引の標準タイプ基本スペック
通貨ペア | 取引手数料 | 初回入金額 |
---|---|---|
7種類 | 無料 | 制限無し |
1回当たりの最大取引数量 | 1日当たりの最大取引数量 | 最大建玉数量 |
100万通貨単位 | 原則、上限なし | 原則、上限なし |

IG証券で大口取引をするには、取引ツールから大口に対応した通貨ペアを選択します。公式HPにログイン⇒新取引ツールを開く⇒銘柄FXを選択⇒通貨ペアを選択⇒通貨ペア横の「期限なし」を選択⇒通貨ペア(大口)を選択すると大口取引が可能です。
IG証券の大口は狭いスプレッドが魅力的!
IG証券は最大取引数量の上限がないことも大きなメリットですが、大口取引でもスプレッドが狭いという点も見逃せないポイント。標準タイプでは、ワンショット100ロットまで米ドル円0.2銭(原則固定、例外あり)、大口タイプでも米ドル円0.8銭(※)と狭いスプレッドを配信しています。
(※2023年5月1日時点の取引ツール上で確認したスプレッドを掲載。)
国内業者でスプレッドが狭いところはたくさんありますが、多くのFX会社が1回当り100~300万通貨の上限を設定しています。1日当りの最大取引数量に上限も設けられているため、狭いスプレッドで取引できる数量には限りがあります。
しかし、IG証券の大口タイプでは上限がないだけでなく、狭いスプレッドも実現。大口トレーダーにとってこれほど良い環境はありません。100万通貨以上の取引となれば、1回当りにかかってくるスプレッドも高額になります。
取引コストを抑えつつ、大口で取引をしたいトレーダーの方には打って付けのFX会社がIG証券です。
IG証券では一定の条件を満たした方を対象に限定会員メンバーシップ「The Red Salon」というサービスを提供しています。
The Red Salonではスプレッド還元リベートのロイヤリティプログラムやプロ仕様の金融機関情報プラットフォームの利用、専属アナリストによるオーダーメイドのマーケット分析など特別な待遇を受けることが可能。大口トレーダーの方は必見のサービスです。
IG証券の大口と他の大口FX会社を比較
ここまでIG証券の大口タイプの紹介をしてきましたが、実際に大口取引に対応した競合他社と比較した場合、IG証券がどの程度のスペックなのかが気になりますよね。そこで、以下に大口取引ができるFX会社を一覧表にしました。
各社の1回当りの最大取引数量と保有建玉上限、スプレッド、簡単な特徴を記載しています。業者を比較する際の参考にご活用ください。
FX会社 | ドル円スプレッド | 1度に発注できる最大数量 | 建玉の保有上限 | 業者の特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 標準:0.2銭 大口:0.8銭 | 制限なし | 制限なし | 中上級者向けFX ノースリッページ注文 | ![]() |
![]() | 変動制 | 2,500万通貨(※1) | 変動制 | 中上級者向けFX プロ向けツール | ![]() |
![]() | 変動制 | 1,000万通貨 | 制限なし | NDD方式 スキャルOK | ![]() |
![]() | 0.2~1.9銭 (※2) | 50万〜1,000万通貨 | 1,300件 | NDD方式 スキャルOK | ![]() |
![]() | 変動制 | 1000万通貨(※3) | 1,000件 | MT4対応 NDD方式 オリジナルインジ50種類以上 | ![]() |
![]() | 0.2銭 | 通常:100万通貨 | 4,000万通貨 | GMOインターネットグループ 使い勝手抜群のツール | ![]() |
(※:変動制以外のスプレッドは原則固定・例外あり、2023年5月1日時点)
(※1:サクソバンク証券の最大発注数量は通貨ペアにより変動。上記数値は米ドル円とユーロ米ドルの発注上限)
(※2:ヒロセ通商のドル円スプレッドはAM10:00~翌AM4:00のスプレッドを掲載)
(※3:OANDAには複数の取引コースが用意されており、最大注文数量に関しては別途担当者と相談が可能)
IG証券の次に国内FX業者で最大ロットが大きいのはサクソバンク証券です。サクソバンク証券はプロ投資家やFX上級者向けの業者なので最大ロットはかなり大きいですね。
その他では、外為ファイネストも1注文あたり1,000万通貨の大口注文に対応。OANDAは1,000万通貨の大口発注をするには個別に担当者と相談が必要です。
より多くのFX会社とIG証券を比較している記事もあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
国内FX業者を1注文あたりの最大ロット数・建玉上限で一覧比較
IG証券はスキャルピングが公認されている?
大口でトレードを行う方の中には、スキャルピングなどの短期取引を行う方も多いのではないでしょうか。FX会社によっては、短時間に大量の売買を行うことはサーバーに負荷をかけるため、規約で禁止されている場合があります。
この点、IG証券ではスキャルピングなどの短期売買が公認されているわけではありません。IG証券でスキャルピングを行う場合は、自己責任となる点にご注意ください。別記事にてスキャルピングが公認されているFX会社をまとめているので、気になる方はそちらもご一読ください。
大口でトレードするならIG証券がオススメ!
数ある国内のFX会社の中でもワンショット上限無し、1日当りの最大取引数量にも制限がないFX会社はIG証券だけ。取引上限を気にされる方は、まずIG証券をチェックしてみてください。
豊富な銘柄とプライス最適化による安定した約定力、ノースリッページ注文、高機能ハイスペックな取引ツールなどなど、魅力的なポイントがたくさん詰まっているのがIG証券です。

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