この記事ではサクソバンク証券でTradingViewを使う方法を詳しく解説しています。
サクソバンク証券では外部ツールの1つとしてTradingView(トレーディングビュー)との口座連携に対応しています。口座を連携するとTradingView上で直接トレードが可能です。
手順を1つ1つ詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください!
サクソバンク証券はTradingViewとの口座連携に対応!
TradingViewは5,000万人以上のトレーダーが利用しているグローバルスタンダードなチャートツールです。
100種類以上の内蔵インジケーター、80種類以上の描画ツール、10万個以上の有志プログラマーが開発したコミュニティ・スクリプトなど世界屈指の機能性と操作性を実現。
国内のFX業者でトレードされている方であれば「こんな機能があればいいのに」と思われた方も多いかと思います。
この点、TradingViewは全世界のユーザーから届いた声を開発に生かし、日々アップグレードが行われています。その開発スピードは非常に速く、日進月歩で進化し続けています。
そんなTradingViewですが、1つネックなのが「TradingViewから直接発注できない」という点です。
TradingViewはあくまでチャートツールなので、基本的にTradingViewから直接トレードすることはできません。
しかし、今回解説するサクソバンク証券ではTradingViewとの口座連携に対応しています。サクソバンク証券のFX口座と連携するとTradingViewから直接発注をかけることが可能です。
口座連携にかかる費用やツールの利用料などは無料です。TradingViewの無料プラン(BASIC)でもブローカーを通したトレードが可能です。
口座連携をすれば便利なTradingViewの使い勝手をさらに一段上げることができるのでぜひお試しください。
サクソバンク証券のTradingView口座連携方法
では、サクソバンク証券とTradingViewの口座連携方法を解説していきます。
まず、TradingViewにログインしチャート画面を開きます。チャートの下部にある「トレードパネル」を選択。
ブローカーの中からサクソバンク証券を選択します。
確認画面が表示されるので「続ける」を選択。
サクソバンク証券の口座開設時に設定したユーザーIDとパスワードを入力し「ログイン」を選択。
接続が正常に完了するとトレードパネルの表示が「Saxo」に変わります。
これで口座の連携が完了です。手順としてはこれだけなのでTradingViewのアカウントとサクソバンク証券で口座開設をしていれば簡単に口座連携が可能です。
次は、トレードを行う口座を選択します。英語で表示されている口座名の下矢印を選択します。
サクソバンク証券で連携ができるのは一般外国株式(特定口座/一般口座)、FX口座、CFD口座(株価指数、株式、商品、その他)の3種類です。
FXをされる方はFX口座を、株価指数やゴールド、原油のCFD取引をされる方はCFD口座を、米国株や中国株の現物をトレードされる方は一般外国株式口座を選択してください。
ちなみに、日本株式の現物取引には対応していません。日本株のCFD取引であれば株式CFD口座にて約1,500銘柄の取り扱いがあります。
TradingViewで日本株・米国株のチャートを使いこなす方法!
TradingViewに売買パネルを表示させる方法
口座の接続が完了したら、次はTradingView上に売買パネルを表示させます。
売買パネルはチャート画面右側の縦に並ぶメニューから売買パネルのアイコンを選択します。
チャートに表示させている銘柄の市場やブローカーがサクソバンク証券と異なる場合、上記の画像が表示されます。
例:OANDA(オアンダ)のUSD/JPYをチャートに表示しているとき
その場合は「シンボルを切り替える」をクリックすると自動的にサクソバンク証券のチャートに切り替わります。
また、「シンボルを切り替える」というボタンが表示されない場合はTradingViewでは取引ができない銘柄なのでご注意ください。
正常にシンボルを表示させると上記の売買パネルが表示されます。
ここからサクソバンク証券を通して直接発注をかけることが可能です。あとは、通常のFX業者と同じ要領で売り/買いの選択、ロット数、注文方法、指値/逆指値などを決定し発注を行います。
以上がサクソバンク証券のTradingViewの口座連携および売買を行う方法です。手順としてはそれほど難しいものではないので、「TradingViewから直接発注したい」という方はぜひ参考にしてみてください!
TradingViewのプラン別機能と比較
サクソバンク証券のTradingViewに関して1つ注意点があります。
それは「使える機能はTradingViewの契約しているプランによる」という点です。口座連携とトレードは無料プランでも可能ですが、TradingView上で使える機能は契約しているプランによって異なります。
そこで、各プランで使える主要な機能を一覧表でまとめてみました。
機能 | Basic | Essential | Plus | Premium |
---|---|---|---|---|
広告表示 | あり | なし | なし | なし |
画面分割 | 1 | 2 | 4 | 8 |
レイアウトテンプレート保存可能数 | 1 | 5 | 10 | 無制限 |
カスタム時間足 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
インジケーターの同時表示 | 3 | 5 | 10 | 25 |
インジケーターテンプレート保存可能数 | 1 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
出来高プロファイル | × | 〇 | 〇 | 〇 |
アラート | 5 | 40 | 200 | 800 |
無料プランでは広告表示があることと、インジケーターの同時表示が最大3つまで、アラートも5つしか設定できません。
有料プランであればプランに応じて機能が解放されていきますが、費用も高くなるのがネックです。TradingViewのプランについては別記事でも詳しく解説しています。
TradingViewで本格的に相場分析をするのであれば有料プランを検討したいところですが、「固定費が増えるのは嫌」という方も多いかと思います。
そこで、注目なのが取引ツールにTradingViewを内蔵している国内FX業者です。内蔵TradingViewであれば利用料は無料。有料プラン相当の機能が使えるFX業者もあるので気になる業者があればチェックしてみてください。
TradingViewが無料のFX会社、ブローカー一覧表
FX会社 | 形式 | 特徴 | 公式 |
---|---|---|---|
![]() | 内蔵 | 有料プラン(月額約8,000円相当)の機能が無料で使える 最大6画面分割、テクニカル指標の複数表示に対応 | ![]() |
![]() | 内蔵 | 業界最高水準のスワップポイントが魅力 特に、LIGHTペアは高水準スワップポイントを提供中 | ![]() |
![]() | 内蔵 | スプレッドの狭さに徹底的にこだわり業界最狭水準を配信 TradingView内蔵ツール「FXTF GX」を配信 | ![]() |
![]() GMO外貨 | 内蔵 | 株価指数と商品CFD対応の貴重な国内業者 最大8画面の独立ウィンドウ表示でマルチモニター対応 | ![]() |
![]() | 連携 | TradingViewの口座連携対応、プロ仕様の取引環境 外国株式(米国・中国)の現物取引に対応 | ![]() |
![]() | 内蔵 連携 | TradingView内蔵ツールと口座連携(PC・スマホ)の両対応 8画面分割や5秒足の表示も可能 | ![]() |
![]() | 内蔵 連携 | 世界180カ国に展開するグローバルプロバイダー TradingViewをツールに内蔵、MT4にも対応 | ![]() |
![]() | 内蔵 | PC・スマホ両方にTradingViewを内蔵 インジケーターの設定数が無制限 | ![]() |
※TradingViewの利用形式は取引ツールに内蔵しているFX業者と口座連携ができるFX業者があります。
※取引ツールに内蔵されているTradingViewはFX業者ごとに一部、搭載されていない機能があります。
※口座連携ができるFX業者のTradingViewの機能はTradingViewの契約プランによって異なります。
サクソバンク証券ってどんなFX業者?
サクソバンク証券は1992年創業、デンマークのコペンハーゲンに本社を構えるサクソバンク投資銀行(A/S)の日本法人です。
サクソバンクグループは日本を含むアジア15カ国、世界170カ国80万人以上の投資家・トレーダーに利用されているグローバルプロバイダーになります。
その特徴は「国内トップクラスの取扱銘柄数」「機関投資家・プロトレーダー向けの本格的な取引ツール」「長年に渡ってグローバルに金融サービスを提供してきた実績と信頼」です。
FX通貨ペアは約150種類以上に対応。CFD銘柄は株価指数から商品まで約9,000銘柄、外国株式は現物/CFDの両対応で約11,000銘柄もの取り扱いがあります。
取引ツールは機関投資家やプロトレーダー向けの機能性を持つPCインストール版の「SaxoTraderPRO」とブラウザ版の「SaxoTraderGO」、そしてスマホアプリを提供。
特に、SaxoTraderPROはパワフルな機能と優れた操作性を両立させたプロ品質の取引プラットフォームです。チャートパターンを自動検出する「オートチャーティスト」も標準搭載。
対応OSはWindows、Macの両方です。Mac環境の方でも安心して使うことが可能です。
さらに、外部ツールとして「OpenAPI for Excel」「マルチチャート」「TradingView」の3種類に対応。プログラムを組める方はAPIサービスを利用すれば独自の取引環境を構築することも可能です。
豊富な取扱銘柄、充実の取引ツール、長年に渡ってサービスを提供してきた実績と総合的にクオリティの高いサービスを提供しているのがサクソバンク証券です。
TradingViewの口座連携を検討されている方はぜひサクソバンク証券をチェックしてみてください!