この記事では、GMOクリック証券で原油CFDを行う方法を詳しく解説しています。
GMOクリック証券は充実した取引ツールが特徴ですが、ここではPCブラウザ版とスマホアプリで原油CFDの取引方法を徹底解説。
ツールの使い方から注意点まで画像付きで分かりやすく紹介しているのでGMOクリック証券で原油のCFD取引を検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
GMOクリック証券の原油CFDの注目ポイント!
取引手数料が無料、スプレッドも狭く取引コストを抑えられる!
GMOクリック証券のCFD取引では原油を含む全CFD銘柄で取引手数料が無料です。どれだけ取引しても手数料はかかりません。
実質的な取引コストとなるのはスプレッド(売値と買値の差)ですが、GMOクリック証券はスプレッドも比較的狭い水準で配信しています。
取引時点の相場状況によって変動する点には注意が必要ですが、取引コストを抑えたいならGMOクリック証券はおすすめです。
別記事ではCFD対応業者のスプレッドを一覧表で比較しています。
初心者から上級者まで分かりやすく使いやすい取引ツール!
取引する際に使い勝手のいいツールは必要不可欠ですが、GMOクリック証券は初心者から上級者まで幅広い層に使いやすい各種ツールを提供しています。
特に、スマホアプリは注目ポイントです。機能的なウォッチリストや見やすい取引画面、入金から建玉管理まで取引に必要な操作がすべてスマホ1つで可能。
これだけ機能的なスマホアプリを提供できるのはGMOクリック証券が長年に渡って培ってきた技術力とノウハウにあります。積極的にトレーダーの声を取り入れてツール開発を行いさらに便利なツールを提供し続けています。
「高機能なスマホアプリを使いたい」という方にGMOクリック証券はおすすめ!
1注文あたりの必要証拠金が少なく、少額からでも取引ができる!
GMOクリック証券のCFD取引では初心者でも少額から取引しやすいように1注文あたりの必要証拠金が低く設定されています。
WTI原油のCFD取引でも1注文あたり5,000円程度(※取引時の原油先物価格によって変動します)です。「CFDをこれから始める」という方であれば少額からチャレンジして、徐々に資金を増やしていくのが最適。
GMOクリック証券はCFDのデモトレードにも対応していますが、少額でも実際にポジションを持つ方がより経験を積むことができます。こうした面でも取引しやすい環境が整っています。
GMOクリック証券の原油CFD基本スペック
サービス名称 | GMOクリック証券CFD |
---|---|
口座開設手数料 | 無料 |
取引手数料 | 無料 |
対応銘柄/参照原資産 | WTI原油/WTI原油先物(CME) 北海原油/北海ブレント原油先物(ICE) |
レバレッジ | 最大20倍 |
取引通貨/取引単位 | USD/CFD価格の10倍 |
最大建玉枚数/建玉金額/注文金額 | 3,000枚/5億円/1億円 |
最小取引単位 | 0.1単位 |
取引時間(WTI原油) | 月曜〜金曜の午前8:00〜翌午前7:00(※) |
調整額 | 価格調整額 |
注文方法 | スピード注文、成行注文、指値注文、逆指値注文 IFD注文、OCO注文、IFD-OCO注文、トレール注文 |
両建て | 可能 |
初回最低入金額 | 制限無し |
※米国夏時間は月曜〜金曜の午前7:00〜翌午前6:00となります。
【保存版】原油CFDの取引時間まとめ!各業者の日本時間を解説!
GMOクリック証券の原油CFDの取引方法(PCブラウザ版)
次は実際にGMOクリック証券で原油のCFD取引を行う方法を解説していきます。ここではPCブラウザ版ツールを使ったやり方を紹介します。
まず、GMOクリック証券で口座開設(最短4営業日)を行います。口座開設にかかる費用や維持費はかかりません。
口座開設後、公式サイトにログインしメニューから「CFD」を選択。
PCブラウザ版の取引画面が開きます。この画面ではウォッチリストやランキングの閲覧、簡易チャートでの値動きの確認、発注が可能です。
銘柄を選択するときは画面右側の「▼ボタン」をクリックし、WTI原油を選択。GMOクリック証券ではWTI原油の他に北海原油(ブレント原油)のCFD取引も可能です。
WTIは「West Texas Intermediate(ウエスト・テキサス・インターメディエイト)」の略で、アメリカのテキサス州西部とニューメキシコ州を中心に産出される原油の総称です。WTI原油は世界最大の先物取引量を誇り、世界で産出される原油価格の指標とされています。
銘柄を選択後、注文設定を行います。
売り/買い、注文方法、許容スリッページの設定をして発注ボタンをクリック。許容スリッページとは、発注レートと約定レートの差をどれだけ許容するかという設定です。
例えば、5pipsと設定すれば相場が急変した場合に発注時のレートと約定時のレートが5pipsより離れたときは約定しないようにすることができます。
通常であれば、発注レートと約定レートはそれほど乖離しませんが相場の急変時には大きく差が出る場合もあるので必要に応じて設定してみてください。
注文方法としては成行、指値/逆指値、新規発注と同時に決済注文を入れられるOCO注文、発注確認がないスピード注文に対応しています。
発注確認の画面には左上に新規もしくは決済の表示があるので確定前に確認しておきましょう。
次に、GMOクリック証券でCFD取引をする際に注意しておきたいロスカットレートの変更についてです。
GMOクリック証券ではポジションごとにロスカットレートが設定されるセーフティバルブシステム(S.V.S)が採用されています。セーフティバルブシステムとは相場状況を加味して計算されるロスカット幅が新規約定時に自動で設定されるシステムです。
簡単にいうと、新規約定時に逆指値(損切り注文)が自動で入ります。損切り幅は任意の証拠金を差し入れることで広げることが可能です。
取引画面の下部に建玉一覧があり、その項目の「ロスカットレート」から変更することができます。
新規発注後は自分が意図した損切り幅になるまでレートを広げておきましょう。広げる幅に応じて追加の証拠金が必要になる点にもご注意ください。
この自動で入る逆指値がかなり狭く、WTI原油のようにボラティリティの高い銘柄では意図しないタイミングで損切りにかかる場合があります。
スキャルピングのように狭い値幅を狙う場合は特に問題ありませんが、デイトレードやスイングトレードで保有する際には注意が必要です。
相場分析ならプラチナチャートがおすすめ!
上記では、PCブラウザ版ツールの取引方法を解説しましたが、PCブラウザ版はどちらかというと発注と建玉管理だけをするツールです。
ポジションを持つ際に必須の相場分析であれば「PLATINUM CHART(プラチナチャート)」が最適です。
プラチナチャートは相場分析に特化したブラウザ版ツールで、豊富なテクニカル指標を標準搭載しています。
トレンドラインや水平線などの描画ツール、値動きを比べられる比較チャートなど本格的な相場分析に必要な機能が搭載されています。
プラチナチャートはダウンロード不要、CFD取引画面から1クリックで起動できるので原油の相場分析にご活用ください。
GMOクリック証券の原油CFDの取引方法(スマホ版)
次は、スマホアプリでの原油CFDの取引方法を解説していきます。
GMOクリック証券のスマホアプリはiPhone/Androidの両OSに対応しており、各アプリストアから無料でダウンロードできます。
「銘柄検索」⇒「指数・商品」と進み「WTI原油」を選択します。ちなみに、各銘柄の背景に見えているのはチャートのヒストグラムです。
このヒストグラムは足種の変更にも対応しており、1分足~月足まで任意の足種を設定すればチャート画面を開かずとも値動きを簡単にチェックすることができます。
発注は下部メニューの「トレード」を選択し、左上の▼ボタンから銘柄を選びます。WTI原油に設定されているのを確認して売り/買いを選択しましょう。
PCブラウザ版と同じく取引数量、許容スリッページを設定します。確認画面に進み、注文確定ボタンをタップすれば発注完了です。
発注後は「建玉一覧へ」と進み、約定レートとロスカットレートを確認しておきましょう。
スマホアプリでもセーフティバルブシステムがあるため、ロスカットレートが自動で入ります。
建玉管理のロスカットレート変更から任意の損切り幅まで広げておきましょう。
ここを忘れるといつの間にかポジションが決済されていたという事態も起こり得るので注意が必要です。
決済注文は建玉管理から可能です。
ちなみに、上記は通常の注文方法なので毎回確認画面が表示されますが、確認が不要という方はスピード注文機能も搭載されているのでそちらをご利用ください。
上記でも簡単に解説しましたが、GMOクリック証券のスマホアプリは非常に高機能です。
最大4画面の画面分割やティック足・1分足などの細かい足種、スマホでも引きやすいライン描画、直感的に設定できるアラートなど随所に工夫が凝らされています。
痒い所に手が届く、そんなアプリに仕上がっています。登録不要のデモトレードにも対応しているので、ぜひ一度使ってみてくださいね。
GMOクリック証券の原油CFDの価格調整額について
ロスカットレートの変更と合わせてGMOクリック証券の原油CFDする上での注意点があります。それは「価格調整額」です。
価格調整額とは、原資産が先物のCFDに発生する調整額です。価格調整額はCFDの原資産である先物の限月を乗り換えることによって発生する評価損益を調整するためのものです。GMOクリック証券が定める日(価格調整日)の取引終了時点で建玉を保有していた場合に発生し、期近と期先の価格差によって受け取りまたは支払いがあります。
CFD取引では先物価格を参照してCFD価格を提示します。先物取引には取引期限があり、期限が近い銘柄(期近)は一定のタイミングで期限がより長い銘柄(期先)に乗り換えを行います。
これを「ロールオーバー」といいます。このロールオーバー時に発生するのが価格調整額です。原油は保管や輸送に大きなコストのかかる商品です。取引期限が長い銘柄ほど保管・輸送コストがかかるため先物価格が高くなります。
逆に、期限が近い銘柄は先物価格が安くなるため、より期限が長い銘柄に乗り変える際に価格差が生じます。この価格差を埋めるためにGMOクリック証券では毎月1回、価格調整額として受け払いが行われます。
原油CFDの価格調整額は取引ツールから確認が可能です。PCブラウザ版では、取引画面下の「銘柄詳細情報はこちら」をクリックすれば次回の価格調整日を確認することができます。
基本的に買いポジションで支払い、売りポジションで受取りとなりますが相場状況によっては受け払いが逆になることもあるので注意が必要です。
より詳しい過去の履歴を確認したい場合は「履歴一覧」から確認することができます。
上記がWTI原油の価格調整額の一覧です。最低取引単位(10単位)あたりの価格調整額が記載されています。
価格調整額は予定日の取引終了時点までポジションを保有した場合に発生します。ポジションを持ち越さないスキャルピングやデイトレードでは発生しません。
また、価格調整額が発生した場合でもその差額分はレートに反映される(支払いをした場合はその分だけレートが上昇する)ため発生直後は損益状況が変化しません。
ただし、長期間保有し続けると原油の先物価格とCFD価格が乖離するため長期保有は非推奨です。GMOクリック証券で原油CFDを取引される際は短期トレード(価格調整額の予定日までの間)が推奨されます。
【最新版】CFD対応のおすすめ業者特集!選び方から口座開設まで徹底解説!
原油のCFD取引ならGMOクリック証券がおすすめ!
ここまでGMOクリック証券の原油CFDについて解説してきましたが、いかがでしょうか。
いくつか細かい注意点はあるもののGMOクリック証券は他の証券会社と比べても総合的に質の高いサービスを提供している証券会社です。
全CFD銘柄の取引手数料無料、狭いスプレッド、こだわりの詰まった取引ツールなど魅力がたくさんあります。原油CFDの証券会社を検討されている方はぜひGMOクリック証券をチェックしてみてください!
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