「まとまった資金を有効に運用したい」
「年金だけではなく自力で稼ぐ手段が欲しい」
株式投資や投資信託、純金積立など一口に投資といっても様々な選択肢があります。
そのうちの1つがFXです。FXというと「若い人がするもんじゃないか」「50代からでは遅いのでは?」と思われている方も多いかもしれません。
しかし、実際はFXをしている人の大半が40代から50代です。特に、50代である程度まとまった余裕資金のある方はリスクを抑えながら有利に立ち回ることができます。
この記事では50代からFXを始めるのが良い理由と具体的な始め方を解説していくのでぜひ参考にしてみてください。
FXの仕組みは外貨両替と同じ
FX(外国為替証拠金取引)は通貨の売買で差益を得る取引方法です。簡単にいえば、海外旅行のときに日本円を米ドルに変えるための外貨両替と同じです。
旅行に行く前と行った後で米ドル円のレートが変動した分だけ損益が出るのと同じ仕組みです。この取引を現物のお金をやり取りせず、売買損益だけをやり取りするのがFXです。
実際のFXではレバレッジと呼ばれる倍率(最大25倍)をかけて取引するため、実際の外貨両替よりも必要な資金は少なくて済みます。
FX会社にもよりますが、最低で必要な資金は数千円から数万円程度です。もちろん、資金量に応じて取引する額は大きくすることが可能です。
とはいえ、レバレッジは低く抑えた方がリスクを抑えられます。50代で生活資金には困らず、投資に回す資金が十分にあれば余裕を持って利益を狙うことが可能です。
FXは実際どれだけ稼げるのか?リアルな損益が見れるサービスがある
では、実際にFXはどれだけ稼げるのか。ここで最適なサービスがあります。それはGMOインターネットグループが提供している「トレードアイランド」というサービスです。
トレードアイランドはGMOクリック証券でFX取引をしているユーザーの「実際の売買損益がランキング化されるサービス」です。口座と紐づいているためデータの改ざんは一切できません。
本当のリアルな収益額や損失額を見ることができます。ちなみにGMOクリック証券は国内FX会社でトップクラスの口座開設数と預り資産を誇る最大手のFX会社です。
上記は2025年6月の1カ月間で収益率の高い順にランキングしたものです。
投資資金を1カ月で1.5倍~6倍に増やしている方は実際に大勢います。この時点で1位の方は資金18万円を1カ月で123万円まで増やしています。
次は収益額の高い順でランキング化したものです。収益額順となると入金額が億単位になります。
1億円あれば月に5%の利益でも月間で500万円を稼ぐことになります。これはあくまでも全国ランキングなので現実味のない方も多いかと思いますが、「FXで本当に稼げるの?」と思われている方はぜひトレードアイランドをチェックしてみてください。
短期的にではなく長期的に稼ぎ続けている方もたくさんいます。新しい世界が見えるはずなので非常におすすめです。
新トレードアイランド徹底解説!登録方法からランキングの見方まで
40代から50代はFXのメイン層
FXで実際に稼いでいる人は大勢いますが、FXトレーダーのメイン層は40代~50代です。
上記のグラフは、外為どっとコムが2024年9月に公開した「外為どっとコム総研FX投資家調査」から引用した利用者の年齢分布です。
ちなみに、外為どっとコムは国内で20年以上に渡ってFXサービスを中心に提供している老舗のFX会社です。万全の財務基盤と長年の実績から多くのトレーダーに選ばれ続けています。
外為どっとコムのデータでは「40代が30.5%、50代が30.4%」とほぼ同率の結果です。合わせると半数以上の利用者が40代~50代となります。
逆に、20代は3.5%、30代は13.1%とそれほど大きな割合ではありません。シニア・ミドル世代が取引のメイン層であり、その傾向は長年続いています。
これは外為どっとコムだけのデータですが、多くのFX会社もほぼ似たような分布です。なぜ40代・50代がFXのメイン層なのか。それは数多くの「50代から始める良い理由とFXのメリット」があるからです。
50代からFXを始めるのが良い理由とFXのメリット
まとまった可処分所得・余裕資金がある
年金や退職後の生活に備え、自力で資産を増やすことができる
日常生活で投資に集中できる時間がある
これまで培ってきた情報収集能力と冷静な判断力が生きる
小口から大口まで資金量に合わせた取引が可能
株式の長期保有や投資信託よりも結果が出るまでが早い
勝ちにこだわらず趣味の1つとしてのFXも
まとまった可処分所得・余裕資金がある
ここ数年、日本全体の物価は上昇し続けています。インフレが進むほど物価は上昇しますが、銀行預金には雀の涙ほどの金利しかつきません。
逆に、物価高を考慮に入れれば、銀行預金は実質的に目減りしていきます。「預けているだけでは増えるどころか減っていく」と感じている方も多いかと思います。
その対策として、預金の一部を株式投資や投資信託に充てる手段もありますが、より積極的にFXで運用するという選択肢があります。
20代、30代は子育てや住宅ローンなど生活費が多くかかりますが、50代はキャリアが成熟し年収がピークに差し掛かる年代です。子育てや教育費がひと段落したり、相続・ローン完済などで生活費に余裕ができる方も多いかと思います。
普段の生活には困らず、まとまった余裕資金があればメンタル面でも安定しやすくFXの難易度が下がります。
年金だけではなく自力で資産を増やすことができる
長年、会社に勤めている方であれば国民年金と厚生年金の2階建てで年金の需給が可能です。さらに確定拠出年金などの企業年金に加入していれば3階建てになります。
もっとも、現在の年金制度は今後の見通しが不透明です。「実際に年金がどれだけ受け取れるのか」「退職後、収入が落ちたときにカバーできるのか」といった不安があります。
年金が実際にどれだけ支給されるかは国が決めます。自分ではコントロールできない範疇です。そこで自力で資産を守り、増やすための1つの手段としてFXがあります。
日常生活で投資に集中できる時間がある
FXの相場はほぼ24時間取引が可能です。朝から夕方までの日本時間、夕方から深夜12時前後までのロンドン時間、深夜から朝方にかけてのニューヨーク時間があります。
日本の株式市場は9時から15時まで開場しており、この時間帯は仕事をされている方がほとんどだと思います。この点、FXであれば仕事後の夜9時~12時すぎまではロンドンとニューヨークの取引時間が重なるゴールデンタイムです。
50代で子育てがひと段落している方であれば夜間に集中できる時間が作れるので、FXの取引時間と相性が良いです。また、通勤中や仕事の合間でもスマホでチャートを確認すれば、いつでも取引できるのでこういった柔軟性がFXの大きなメリットです。
小口から大口まで資金量に合わせて取引が可能
FXは多くの会社が最小1,000通貨の少額取引に対応しています。1,000通貨は1注文あたりに必要な証拠金が約5,000円~6,000円(※米ドル円の場合、証拠金は取引時のレートで変動します)です。
余裕を持って5倍~10倍の資金を入れたとしても5万円~6万円あればFXはスタートできます。「レバレッジをかけるのは不安」という方もいるかもしれませんが、レバレッジ自体は問題ではありません。
「入金した金額に対してどれだけのポジション数量を持つのか」が問題となります。これを「実効レバレッジ」といいますが、この実効レバレッジに気を付けてポジションを調整すれば、リスクの度合も自分で調整することができます。
もちろん、資金に余裕がある方は数百万~数千万円を入金して、取引に慣れてきたタイミングでポジションを大きく持つことも可能です。
FXは少額で取引するのも大口で取引するのもやることは変わりません。同じことをしていても資金量によって損益の桁が変わります。だからこそ、まとまった資金を運用できる50代には強みがあります。
情報収集能力と冷静な判断力が生きる
50代で長年の社会経験がある方はリスク管理や意思決定が冷静できる人が多くなります。
若い頃は血気盛んだった方でも、50代では落ち着いて冷静に判断しやすくなるかと思います。FXに限らず株式投資や投資信託など投資ではこの「冷静さ」が非常に重要なポイントです。
目先の値動きに惑わされず、長期的な目線で相場と向き合いながら取引ができるのは大きなアドバンテージになります。
若年層とは違い「自己責任」の概念を理解し、ギャンブル感覚に流されにくいのも50代でFXを始める良い理由です。
投資信託よりも結果が出るまでが早い
すでに長期的な株式投資、もしくは投資信託をされている方も多いと思います。長い目でみて値上がりを期待するのも良い選択ですが、5年後・10年後にどうなるかは誰にも分かりません。
運良く想定した利益がでれば良いですが、全く利益がでない、逆にマイナスになるといった可能性も多いに秘めています。長期スパンでの投資は結果が分かるまでに時間がかかり、改善するための行動を取りにくいのがデメリットです。
もちろん、株式のデイトレードをするのも選択肢ですが、株式は取引時間が限られている点がネックです。24時間取引できるFXは取引回数を重ねながら、改善を繰り返して上達するまでの時間を短縮できるのがメリットです。
20代のうちから株式投資を始め、30年~40年かけてコツコツと積み立てておくといった選択肢は50代からでは取りづらいかと思います。FXは上達すれば投資信託の長期保有とは比べものにならないほどのスピードで資産を増やすことも可能です。
もちろん、その分のリスクもありますがリターンとリスクのバランスを取りながら自分が稼ぎたい金額に合わせてポジション量を調整できるのも大きなポイントです。
勝ちにこだわらずに趣味の1つとしてのFX
50代に差し掛かり、副業や資産運用を趣味の一環として楽しむ人も多くいます。特に、FXは金融や経済の知識を生かしたマネーゲームの側面もあります。
将棋・麻雀・囲碁など戦略的な思考ゲームが好きな方はFXに向いているといえます。FXは手法も大事ですが、メンタルも重要な要素です。
「絶対に稼ぐぞ」という欲望が逆に勝ちにくくする場面も。「勝っても負けても問題ない範囲で趣味としてFXを楽しむ」というスタンスで取引できるのも50代の余裕があってこそ。
こうした数々の50代からFXを始めるのが良い理由とFX自体のメリットが嚙み合っているため、FX会社のメイン層が40代から50代になっています。
50代からの具体的なFXの始め方
手順 | 概要 |
---|---|
① | FX会社を決める⇒国内・大手のFX会社がおすすめ |
② | 口座を開設して入金する⇒資金量に応じて投資資金を決める |
③ | ポジションを保有する、決済する⇒利益・損失を確定 |
④ | トレードの記録を見返す、振り返り⇒改善を繰り返して上達する |
次は、具体的なFXの始め方を解説していきます。といってもそれほど難しいこともありません。「FX会社を決めて口座開設」⇒「入金」⇒「ポジションを持つ・決済する」という流れです。
後は、トレードを繰り返しながら適宜、振り返りを行い改善点を見つけつつトレード力を鍛えていきます。特に、資金量があれば月に数パーセントのプラスでも十分な利益が出てきます。
FX会社を決める
FX会社を決めるときは「大切な資金を預けるに足る信用と実績があるか」「サポート体制はしっかりしているか」「取引ツールは使いやすいか」といった判断基準で選ぶのが良いかと思います。
資金が大きい方はまず第一に「会社が倒産や資金流出などのリスクが限りなくゼロ」「預けた資金は区分管理され信託保全されているか」という点が重要です。
特に、金融庁に登録していない海外FX業者を利用するのはやめておきましょう。出金拒否や口座凍結といった問題があり、金融庁も海外FX業者との取引はしないよう勧告を行っています。
国内であれば世界トップクラスの取引高を誇る最大手の「GMOクリック証券」、ここ数年で口座数と預り資産を右肩上がりで増加させている「みんなのFX」、20年以上に渡って営業を続ける「外為どっとコム」などがおすすめです。
【最新版】国内FX会社の口座数・預り資産ランキング!選ばれている口座はどこ?
口座を開設して入金する
FX会社を決めたら口座を開設します。口座開設にはマイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類が必要です。
郵送でのやり取りも可能ですが、スマホで必要書類とセルフィー(顔写真)を送信する「スマホで本人確認」を行う方が郵送でのやり取りがなく便利です。
最短即日で口座開設が完了、当日に取引できる会社もあります。
FX口座開設を最短即日で行える13社を紹介!オンライン本人確認のやり方、必要書類を解説
ポジションを保有する、決済する
口座開設を行い、投資資金を入金したらポジションを持ちます。米ドル円を例にするとレートが上昇すると予測すれば買いポジションを、下落すると予測すれば売りポジションを持ちます。
思惑通りにレートが動くと為替差益が発生します。上記はみんなのFXの取引ツールの画面ですが、売買パネルを表示させてクリックするだけで発注が可能です。決済も難しい手順はありません。
株式よりも取引の方法自体はシンプルです。ポジションを一日に何回も保有・決済を繰り返したり、中長期で保有し続けることもできるのでご自身にあったトレードスタイルを見つけてみてください。
【実戦トレード解説】みんなのFXのトレーディングビューで勝つための使い方!
トレードの記録を見返す、振り返り⇒改善を繰り返して上達する
FXは端的にいえば「上がるか、下がるか」しかありません。そのときの雰囲気でトレードしているだけではギャンブルと同じです。
トレードの記録を付けながら振り返りを行い、たゆまぬ改善を繰り返すことで少しずつ上達していきます。相場に惑わされず、自分の力で稼げるようになるまで行動⇒改善あるのみです。
FXで最初に口座開設するのに最適なFX会社
次は、最初のFX口座として最適な会社を3つに絞って解説します。FX会社選びの参考にしてみてください。
みんなのFX
上記でも簡単に紹介しましたが、みんなのFXはここ数年で業績を急成長させている注目のFX会社です。
その理由は何といっても「機関投資家に負けない投資環境を」という企業理念を体現しているからです。FXはスプレッド(売値と買値の差)が実質的な取引コストになります。
このスプレッドが狭いほどトレーダーにとっては有利になるため、「どれだけ狭いスプレッドを出せるか」というスプレッド競争をFX会社同士で行っています。
この点、みんなのFXは現状、国内でトップクラスの狭いスプレッドを提供。スワップポイント(ポジションを翌日に持ち越したときの金利調整額)も業界最高水準です。
こうした「個人投資家に有利な取引環境」が多くのトレーダーに選ばれ、実際に入金してトレードしているFX会社です。最初に口座開設する会社としても文句なくおすすめです。
【保存版】みんなのFXの魅力を徹底解剖!スプレッドやスワップ、最新キャンペーンまで紹介
GMOクリック証券
GMOクリック証券は国内のみならず世界でもトップクラスの取引高を誇る国内最大手のFX会社です。
初心者から上級者まで幅広い層に選ばれる総合的なサービス力が大きな強み。上記ではトレードアイランドを紹介しましたが、数十億円を入金してトレードするほどの猛者も利用している会社です。
GMOインターネットグループという東京証券取引所プライム市場に上場している会社のグループ企業である安心感が大きな魅力。
スプレッドの狭さ、取引ツールの使いやすさ、サポート体制、国内最大手という信頼、総合的に上質なサービスを提供しているのがGMOクリック証券です。
【保存版】GMOクリック証券・GMO外貨の違いとは?FXネオ・外貨exを徹底比較!
外為どっとコム
日本でFX取引が始まったのは1998年の日本版金融ビックバンの頃です。FX黎明期の頃から現在でも20年以上に渡って営業を続けているのが外為どっとコムです。
現在、国内には40社以上のFX会社(金融庁登録業者)があります。これまでに数々の会社が設立されては倒産していった中で外為どっとコムが生き残り続けているのは、顧客に選ばれるサービスと盤石な財務基盤にあります。
FX会社は金融庁から顧客の注文に対して為替リスクを十分にヘッジできるか、相場の急変動でも十分に耐えられる資本があるかのストレステストを義務付けられています。
合わせて自己資本規制率の公開も義務化されており、十分な資本を持たない会社は勧告の対象となります。この点、外為どっとコムは長年に渡って潤沢な資本を保ち続け万全の体制を整えています。
信用に足る財務基盤をもち、長年の営業で培った高品質なサービスが外為どっとコムの大きな魅力です。