米国株投資の新時代を切り開く黒船が来航しました。それが「moomoo証券(ムームー証券)」です。
ここ数年で米国株に投資する方が急激に増えています。その一方で、「国内の証券会社のツールは使いにくい」「より本格的なツールを使いたい」と感じられている方も多いのではないでしょうか。
そこで注目なのがmoomoo証券のスマホ・PC版デスクトップアプリです。スマホアプリとは思えないほどの機能を搭載し、機関投資家やプロ投資家レベルの分析を可能にするハイスペックなツールです。
ウォーレン・バフェットに代表される大口・超大口投資家の動向も誰でも簡単に確認することができます。
当記事では、そんなmoomoo証券のスマホ・PC版アプリについて使い方や見方を詳しく解説しています。既存の証券会社で満足できない方はぜひご一読ください!
moomoo証券にて米国株式の正式サービスがスタートしました!これまでのアプリでは米国株の情報を確認するだけでしたが、現在は取引も可能です。
取扱銘柄数は約7,000銘柄と国内最多水準(※)です。さらに主要な米国株式300銘柄以上で24時間取引が可能となる予定。大手ネット証券にも引けを取らないサービス内容です。
※主要ネット証券 (口座数上位5社:SBI証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券)で比較。 (2023年8月1日時点)
取引手数料は200株までなら一律で1.99米ドル(日本円で約300円)とこちらも業界最安水準。大手ネット証券は基本的に【約定株数×株価×0.45%(税抜)】で手数料が計算されます。
この点、moomoo証券は【約定株数×0.0099米ドル(税抜)】で計算されるため、どんな株価の銘柄でも1株あたりの手数料は共通です。既存の大手ネット証券とは手数料体系も異なるのがmoomoo証券の注目ポイント。
スマホアプリは無料でダウンロードできるので、ぜひこの機会にチェックしてみてください!
moomoo(ムームー証券)について
moomoo証券は「米国株投資の常識を覆す」という理念で新しくサービスを開始した証券会社です。
親会社はNASDAQ上場の金融グループ「Futu Holdings Limited」(ティッカー:FUTU)になります。FUTUグループは香港オンライン証券取扱高No.1(※)の金融プロバイダーです。
※2021年9月時点。取引所など公開データより。
FUTUは香港で「FUTUBULL」というオンライン証券取引のスマホプラットフォームを提供しており、その国際版が今回解説する「moomoo」というスマホアプリです。
国内の証券会社とは異なる独自のUIとプロレベルの分析が可能な機能性が最大の魅力です。会員登録するだけで無料で誰でも利用できるのも大きなポイント。
さらに、PC版プラットフォームも新しくリリースしました。ここではmoomoo証券のスマホ・PC版デスクトップアプリの両方を徹底解説していきます!
moomoo証券の高機能スマホアプリを徹底解説!
利用者は全世界で2,000万人以上!グローバルスタンダードの米国株投資アプリ
銘柄を「探す」「分析する」「モニターする」がアプリ1つで完結する
米国流の最良気配・歩み値でプロレベルの流動性分析が可能。
機関投資家の売買動向が一目瞭然。直近の売買情報、保有株が分かる
調査部隊が厳選した今、旬のテーマから注目銘柄を探す
AI(人工知能)を活用したモニタリングで注目銘柄の動向を見逃さない
moomoo証券のスマホアプリの特徴は「全世界200カ国2,000万人が利用」「探す・分析する・モニターするがアプリ1つで完結する」「気配値・歩み値・機関投資家情報が見れる」という点です。
圧倒的に多いユーザー数からその売買傾向を読み取ったり、機関投資家の売買情報をチェックしたりと国内の証券会社ツールとは別の角度からの相場分析が可能になります。
旬のテーマから注目銘柄を探したり、AIを活用したモニタリングなど注目ポイントが盛りだくさん。以下では、「分析する」「探す」「モニターする」の3つに分けて機能を解説していきます。
moomoo証券スマホアプリ:「銘柄を分析する」
流動性分析
moomoo証券のアプリでは米国流の歩み値を使った流動性分析が可能です。
上記は台湾セミコンダクターの銘柄情報を表示させた画面ですが、中央のチャート画面横に歩み値が表示されます。歩み値は大画面でも表示が可能。
moomoo証券の歩み値は日本の歩み値と違い、売り気配を積極的に買った約定が赤、買い気配を積極的に売った約定が緑で表示され、買い優勢・売り優勢の判断を行います。
具体的な考え方としては、大きな買い玉あるいは売り玉がある場合、板を積極的に取る形で売買を行わないと消化できないため、積極的な売買(売り気配を積極的に買う、買い気配を積極的に売る)を監視することで売買トレンドを掴むことが可能です。
歩み値の表示は「任意の銘柄をクリック」⇒「情報」⇒「歩み値」で表示ができます。
約定分析と市場建玉分析
約定分析では、当日の積極的な買いと積極的な売りを統計分析して、売り買いの優勢度合いを視覚化します。円グラフや棒グラフで表示してくれるため非常に見やすいのも特徴です。
また、積極的な買い/売り/中立売買などでソートが可能。どの価格帯で売り買いの攻防が行われているかが見れるため、相場の支持線や抵抗線を確認するためにも活用できます。
市場建玉分析は建玉の損益状況を分析することで、参加者の行動を読み解き売買動向を探るための指標です。
具体的には現在損の出ている建玉の加重平均価格は損切りの売りが出やすいことから抵抗線となり、逆に、益の出ている建玉の加重平均価格は決済売りが出にくいことから支持線となる傾向があります。
また、市場の注文が最良気配の買い気配を売る(積極売り)あるいは売り気配を買う(積極買い)かを観測して、積極買いと売りの割合を比べることで相場が買い優勢であるか売り優勢であるかを示してくれます。
約定分析との違いは、「注文の大きさを表示してくれる」という点です。積極買いのうち超大口や大口が何パーセントなのかを示してくれるため、機関投資家などの大口注文が相場を動かすかどうかを確認することが可能です。
約定分析と市場建玉分析の情報をチャートと重ねて使うことでより正確に売買のタイミングを測ることができます。
空売り分析とオプション
空売り分析では各銘柄の空売りデータを参照することができます。市場の一日あたりの空売り出来高および空売り建玉残高と空売り比率をグラフで表示します。
こちらも約定分析や市場建玉分析と合わせて使うことで、機関投資家の売買動向を探ることが可能です。
これだけでも国内証券のスマホアプリと根本的に違うことは一目瞭然ですが、moomoo証券のアプリではオプション取引の相場もチェックすることができます。
チェーン(全市場、コール、プット)、オプション分析、大口取引などオプション価格をチェックされる方にもおすすめできるアプリです。
これだけの機能性を持つスマホアプリは他にはありません。スマホとは思えないほどの情報量を内蔵しているので、株式を取引される方はぜひ一度ダウンロードしてみてください。
ファンダメンタル分析
次はファンダメンタル分析の際に使える機能を解説していきます。
moomoo証券のスマホアプリで特徴的なのが「機関投資家の持株比率を表示できる」という点です。
上記は台湾セミコンダクターの機関投資家の持株比率を表示している画像です。資産運用会社などの機関投資家が対象株式をどの程度購入しているかがグラフ表示されます。内訳を参照することも可能です。
各機関の保有株数や変動を一覧表示してくれるため、「機関投資家に買われている銘柄かどうか」「どこにどれだけ買われているのか」が一目瞭然です。
また、アナリスト分析も標準搭載されており、主要アナリストの株価予想および過去の評価推移がグラフで確認できます。
PERやPBRなど基本的な企業評価指標、売上指標に関しては選択した銘柄の評価に最も適している指標を表示し、過去平均や業界平均データなどもチェックが可能です。
テクニカル分析
テクニカル分析では15のテクニカル指標をそれぞれ強弱分析し、総合的に強気であるか弱気であるかを示します。日足と分足の数値を確認できます。
現時点のPERやPBRから相対評価を行い、売りか買いかを示したり15のテクニカル指標それぞれのシグナルも細かく確認が可能です。
直近1年のバックテスト結果まで表示されているため、どれだけの信頼性を持てるのかをチェックした上で参考にすることができます。
moomoo証券スマホアプリ:「投資対象を探す」
次は、「投資対象を探す」機能について解説していきます。
moomoo証券のスマホアプリでは調査部が厳選したテーマから注目銘柄を探すことが可能です。米国で話題のトピック、ファンドの投資動向、検索キーワードやニュース記事あるいは定量分析などを用いてトレンドを分析し、トップのテーマをピックアップ。
さらに、投資適格度合いでスクリーニングしたリストを表示してくれます。テーマの更新頻度は1週間毎でテーマの数は35個以上。
リストの構成銘柄は各銘柄の属性や収益構造、ファンドの投資構造などをデータベースを用いて分析して選択しています。リストは四半期に一度更新されます。
テレワーク、宇宙関連、ソーシャルメディア、クラウドコンピューティング、アップル関連、メタバース、水素エネルギー、ESG、配当貴族、ウォーレン・バフェット保有銘柄、人工知能、5Gなど
機関投資家動向を見て銘柄を探す
バークシャー・ハサウェイやソロス・キャピタル・マネジメントなど世界的な機関投資家の売買動向・保有銘柄リストから銘柄を探すことも簡単です。
他にリストされているのは「ARK Investment」「プロクター&ギャンブル」「KEホールディングス」など全6社。各機関投資家の直近の売買情報から建玉が増加した銘柄、減少した銘柄を知ることができます。
さらに、人気銘柄の機関投資家数や持株比率、変化率、保有建玉が最大の会社などもチェックが可能です。機関投資家全体の保有割合や売買情報によるランキングも銘柄を探す際に有用です。
高機能スクリーナー
moomoo証券には高機能なスクリーナーも標準搭載されています。
14カテゴリー120の指標を使って自分の市場観を反映できるスクリーナーです。価格指標・評価指標・株式数・テクニカルなど各項目を詳細にカスタマイズすることができます。
国内の証券アプリには搭載されていないような指標まで選択できるため、各指標を組み合わせることで自分独自の取引戦略を反映したオリジナルなスクリーナーを作ることが可能です。
充実のランキング
全世界2,000万人のユーザー数を生かしたランキング機能も注目ポイント。
今、一番取引されているホットな銘柄、空売りが多い銘柄、検索数が多い銘柄などをランキングすれば「世界中のトレーダーが今、何に注目しているのか」を知ることができます。
国内でもランキングを公開している証券会社はありますが、moomoo証券の強みは「全世界200カ国2,000万人のユーザーが利用している」という点です。この規模感は国内の証券会社では太刀打ちできません。
厳選された注目テーマのリスト、機関投資家の売買銘柄、圧倒的なユーザー数から生まれるランキングなど投資対象を探すのもmoomoo証券のアプリなら簡単です。
moomoo証券スマホアプリ:「モニターする」
次の機能は「投資対象をモニターする」です。moomoo証券には特徴的な2つの機能があります。それが「AIモニター」と「高機能ヒートマップ」です。
AIモニターはAIが膨大な株価データをリアルタイムでモニタリングして株価の急激な動きを知らせてくれる機能です。具体的なトリガー条件は15個設定可能。
出来高変動なら大口売買注文・出来高急増など、株価変動なら急騰・急落・底値反転・高値反落・ストップ高安など豊富なトリガー条件が設定できるため希望のタイミングでスマホに通知してくれます。
ヒートマップは業種の動きをリアルタイムで表示する機能です。業種毎の時価総額あるいは売買高、売買金額のヒートマップを表示することができます。
5分から250日までの表示がリアルタイム株価で可能なので、日中取引から長期投資の判断まで幅広いシーンで活用が可能。業種のチャートや構成銘柄も確認できるため、銘柄を探す際にも便利です。
moomoo証券スマホアプリのダウンロード、ログイン方法
次は、moomoo証券のスマホアプリのダウンロード方法、ログイン方法について解説していきます。
moomoo証券のスマホアプリは以下のボタンもしくはQRコードからダウンロードが可能です。
アプリをダウンロードして開くと上記のログイン画面が表示されます。現在は新規登録を受け付けているので「新規登録」を選択。
電話番号もしくはメールアドレスを入力。パスワードを設定してアカウントを作成します。電話番号でアカウントを作成した場合はログイン時にSMSに認証コードが届きます。
6桁の数字が届くのでそれを入力。入力するとセキュリティ認証で簡単なパズルが表示されます。指示通りに画像をスライドさせればログインができます。
ログイン後は上記で解説したほとんどの機能が無料で利用できます。証券口座の開設は不要なのでぜひ一度、実際に使ってみて機能性を体感してみてください!
スマホで米国株を取引するならmoomoo証券が要チェック!
moomoo証券のスマホアプリは非常に高機能です。ここまでの情報を網羅している株式アプリはそうそうありません。
逆に、ハイスペックすぎるが故に使い方が難しい部分もありますが、自分が分かる範囲で利用するだけでも価値があります。また、こうした情報をどう投資に生かすのか。
より洗練された投資家になるためのトレーニングにもなるアプリです。口座開設は必要なくアカウントを作成するだけで誰でも使えるのでこの機会にぜひ一度、お試しあれ。
moomoo証券がPC版プラットフォームもリリース!
これまでmoomoo証券はスマホアプリのみでしたが、新しくインストール版のデスクトップアプリもリリースされました。
基本的な機能は上記で解説したスマホアプリと同じですが、PCのモニターに表示できるため使い勝手が向上しています。
上記はログインしたときの初期画面ですが、一目見ただけでも数々の機能が搭載されていることが分かります。
市場概要の表示、高機能なスクリーナー、機関投資家の持分比率、大株主持株変化、IPO銘柄の一覧、配当一覧、先物分析、マーケット情報など、米国株でここまでの情報を網羅しているのは非常に魅力的ですね。
お気に入り画面は自分が表示させたい機能を選んで表示させられるため、オリジナルの画面を作成できます。
上記のようにチャート画面を複数表示させたり、簡単な値動きがチェックできるウォッチリストと注文・約定分析、売買トレンドを並列させて値動きを予測したりと使い方は自由自在です。
もちろん、テクニカル指標や描画ツールも豊富に搭載しています。MA、EMA、SAR、オシレーターはPER、MACD、RSIなど人気の指標は一通り揃っていますね。
描画ツールはトレンドライン、水平線、垂直線の他、三角や四角などの図形、エリオット波動(3波、5波、8波etc)、三尊・逆三尊といったチャートパターンの描画にも対応。
国内の大手ネット証券で使えるような基本的機能もきちんと搭載しています。
便利な機能が銘柄の比較チャートです。上記は米国半導体大手8社の値動きを比較したものです。このチャートではエヌビディアが大きくアウトパフォームしているのが一目で分かります。
moomoo証券の比較機能は値動きだけでなく、ファンダメンタルのデータも合わせて比較できるのが便利です。確認できるのは30項目以上、出来高・売買代金・PER・PBR・配当利回り・ROE・ROAなど気になる銘柄を一気に比較できます。
同じ業界で比較するもよし、投資候補銘柄を一覧にして比較するもよし。値動きも合わせて確認できるのでおすすめの機能です。
銘柄の追加は直接、企業名かティッカーを入力するか、お気に入りに登録した銘柄や同業種から選ぶことが可能です。
同業種から一覧で一気に選べるなど細かい部分ですが、こういった工夫が使いやすさに繋がっています。
moomoo証券の強みである企業情報はデスクトップアプリだとかなり見やすくなります。一画面で情報が集約されるのでチェックが捗りますね。
上記はアップルの株式を保有している機関投資家の持分比率です。バンガード、ブラックロック、ステート・ストリートなど、どの機関が最もアップルの株式を保有しているのか、直近でどれだけ売買したのか、全体の推移などが確認できます。
通常、このような大口・超大口の機関投資家の動きは一般投資家には把握しづらいものです。それが、これだけ簡単に可視化できるのはやはり大きな魅力ですね。
また、moomoo証券のアプリでは速報性の高いニュース情報、海外のニュースが自動翻訳されます。海外で大きな動きがあったときもすぐに状況を把握して売買判断に生かすことが可能です。
ここまでは米国株の現物取引に関する機能でしたが、オプション取引の状況も簡単に確認できます。
上記はテスラのオプション取引でコールとプットオプションの一覧です。オプション取引でも大口取引やランキング、専用の分析情報がチェックできます。
さらに、商品先物関連の値動き・価格動向も確認が可能です。原油、天然ガス、ゴム、鉄鉱石など一部の銘柄ですがチャートが見れるので米国株をトレードする際の参考になります。
ここまでの機能が口座開設するだけで誰でも無料で使うことができます。また、デモ取引にも対応しているのでデモ版であれば口座開設しなくても利用可能です。
ぜひ、スマホアプリと合わせてPC版デスクトップアプリもお試しくださいね!