ここでは、MT4対応の国内FX業者について、口座開設の方法を解説しています。口座開設手続きに必要な日数や、本人確認書類の送付方法などを紹介。
また、MT4対応の国内FX業者として人気のゴールデンウェイ・ジャパンに関しては、口座開設の手順を画像付きでじっくり解説しています。
MT4対応業者の口座開設について知りたい方、MT4業者での口座開設を検討されている方はぜひチェックしてみてくださいね。
また、MT4対応業者のスペックや特徴を比較したい!という方のために、各社を徹底比較しているページも用意しています。そちらも併せて業者選びにご活用ください。
掲載コンテンツ
MT4対応業者の口座開設手順 一覧比較
(※:「口座開設の必要日数」は、口座開設手続き開始から取引が可能になるまでの必要日数を記載しています)
FX業者 | 口座開設・取引手数料 | 口座開設の必要日数 | 本人確認書類の送付方法 | 業者の特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
ゴールデンウェイ・ジャパン | 無料 | 最短即日 | アップロード、メール、郵送 | ・オリジナルインジ40種類以上 ・初心者向けアプリ提供 | |
楽天証券(※1) | 無料 | 最短2営業日 | アップロード | ・大手ネット証券 ・楽天FXと併用可能 | |
OANDA証券 | 無料 | 最短即日 | オンライン本人確認、アップロード、郵送 | ・MT5も対応 ・CFD口座も対応 | |
JFX(※2) | 無料 | 最短即日 | オンライン本人確認、アップロード、メール、郵送、FAX | ・オリジナルインジ提供 ・スキャルピング公認 | |
FOREX.com | 無料 | 最短翌日 | アップロード、メール、郵送、FAX | ・EAホスティング無料 ・ノックアウト対応口座も |
(※1:楽天証券には総合口座とFX専用口座があり、ここではFX専用口座の情報を記載しています。また、FX専用口座ではスマホアプリからマイナンバーの提出が必要となります。スマートフォンをお持ちでない場合は総合口座をお申し込みください)
(※2:JFXのMT4は分析専用ツールであり、発注機能には対応していません。上記表に記載しているのは一部を除き発注可能なFXサービスにおける情報です)
FX口座の開設には本人確認書類・マイナンバー確認書類の提出が必須。提出方法は業者によって異なるのですが、概ねWEBアップロードや郵送といった方法で提出することになります。
ですが、上記表を見ていただければ分かるように、ゴールデンウェイ・ジャパン、OANDA、JFXは「オンライン本人確認」という手段に対応しています。
これはWEBアップロードに似ているのですが、オンライン上で本人確認書類を撮影し、それと同時に口座開設者の顔写真も撮影するというもの。下記画像はJFX公式サイトから抜粋した資料です。
アップロードや郵送などで本人確認書類・マイナンバー確認書類をFX業者に送る場合だと、ログインIDや初期パスワードなどが記載された書類が郵送で送られ、それを受け取る必要があります。そのため、郵送期間が必要になるので、どうしても取引開始まである程度の時間がかかることに。
それに対して「オンライン本人確認」では、郵送によるログインIDや初期パスワードの受け取りが不要になり、これらの情報をメールで受信することが可能になります。
「オンライン本人確認」なら郵送期間が不要となるので手続きが素早く行え、同手続きに対応しているゴールデンウェイ・ジャパン・OANDA・JFXなら最短で、手続きを開始したその日から取引を始められることになるのです。
※「オンライン本人確認」の注意点
「オンライン本人確認」の注意点としては、まず手続きにはスマートフォンが必要であること。スマホのカメラを使って本人確認書類・マイナンバー確認書類の提出と、顔写真の撮影を行いますので、スマホのご用意を。
また、JFXなどでは提出できる書類のパターンが比較的多いのですが、OANDAの「オンライン本人確認」では本人確認に使える書類が3パターンに限られている点はご留意を。
OANDAの「オンライン本人確認」では、個人番号カード(裏表)1枚か、通知カード+運転免許証か、マイナンバー付き住民票+運転免許証のいずれかの提出のみ対応です。
各社口座開設の特徴・注意点
ここからは、口座開設に関して特徴のある業者や、注意しておきたい点についてお伝えしていきます。気になる業者があれば、ぜひ目を通してみてくださいね。
ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF MT4)
ゴールデンウェイ・ジャパンはFX業者の名称であり、「FXTF MT4」と「FXTF GX」の2つのFXサービスを提供しています。以前はバイナリーオプションも提供していましたが、そちらのサービスは現在は終了しています。
ゴールデンウェイ・ジャパンのFXTF MT4は業界最狭水準のスプレッドや、40種類以上もあるオリジナルインジケーター・ツール(無料)などが魅力。インストールして利用する通常のMT4ツール以外にも、Mac対応のウェブ版MT4、FXTF GXでは初心者向けアプリを提供しているといった特徴もあります。
ゴールデンウェイ・ジャパンの基本口座はFXTF GX(初心者向け)となっていますが、新規口座開設の際にFXTF MT4(MT4対応)口座も同時に開設が可能です。ゴールデンウェイ・ジャパンの口座開設の手順については、こちらで詳しく解説しています。そちらも参考にしてみてくださいね。
ゴールデンウェイ・ジャパンは「スマホでスピード開設(オンライン本人確認)」に対応しており、最短即日で口座開設が完了・取引開始が可能となっています。
スマホでスピード開設を利用する場合はスマートフォンが必須で、本人確認の手続きとして顔写真の撮影と本人確認書類の撮影をオンラインで実施。
審査に通ればゴールデンウェイ・ジャパンからメールが届き、ログインが可能となります。スムーズに口座開設を進めたい方はぜひ活用してみてくださいね。
楽天証券(楽天MT4)
楽天証券でMT4を利用する場合は、「楽天MT4口座」を開設する必要があります。ただし、MT4口座を開設する前に、まず「楽天FX口座」を開かなければなりません。通常のFX口座を開設した後に、MT4口座の開設手続きを行うという流れになります。
また、楽天証券には「総合口座」と「FX専用口座」が用意されています。楽天証券ではFX以外にも株式や債券など多彩な金融商品を取り扱っており、それらを取引されるのであれば「総合口座」の開設をおすすめします
FXのみ取引されるのであれば「FX専用口座」がおすすめ。FX専用の方が総合口座よりも早く口座開設の手続きを終えられます。ちなみに、FX専用口座を開いてから総合口座の開設を行うことも可能。
FX専用口座を開設する際に気をつけていただきたいのが、FX専用口座開設に際してのマイナンバー提出は、スマホアプリから行うということ。スマートフォンをお持ちでない場合は、総合口座をお申し込みください。
OANDA証券
OANDA証券には複数の取引コースが用意されています。ただし、口座開設時に選択できるのはベーシックコースかプロコースのみ。
東京サーバーに関しては、ベーシックかプロで口座開設を行った後に、マイページからコース設定を行う流れになります。ちなみに、OANDAではMT5も利用できるのですが、MT5に対応しているのは東京サーバーのみです。
すでにお伝えしている通り、OANDAは本人確認書類の提出方法として「オンライン本人確認」に対応しており、これを利用すれば最短即日から取引を始められます。ただしオンライン本人確認を利用する場合は使える書類が限られており、「個人番号カード(裏表)1枚」または「マイナンバー通知カード+運転免許証」または「マイナンバー付き住民票+運転免許証」の3パターンのみ対応という点はご留意を。
また、FX口座開設時にOANDAのCFD口座も同時に申し込むことが可能。申し込む場合は、口座開設申込フォームに「CFD口座も一緒に申し込む」という項目がありますので、そちらにチェックを入れてください。
JFX(MATRIX TRADER)
JFXでも最短即日で口座開設を完了することができます。本人確認書類の提出方法として「スマホでかんたん本人確認」を利用すれば、最短で手続きを始めたその日から取引が可能。
本人確認書類として利用できるのはマイナンバーカード・運転免許証・住民基本台帳カード・在留カード・特別永住者証明書のいずれかとなります。
JFXは「スマホでかんたん本人確認」以外の本人確認書類の提出方法として、アップロードかメール、FAX、郵送にも対応していますが、いずれも口座開設完了は翌日以降。よりスムーズな口座開設を希望される場合はかんたん本人確認がおすすめです。
注意していただきたいのは、JFXのMT4は分析専用ツールであり、発注機能には対応していないということ。MT4上で取引したいという方は、別のMT4対応業者をご利用ください。
JFXで最短口座開設を行う場合の手順や必要書類に関しては、下記のページで詳しくお伝えしていますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
FOREX.com(フォレックス・ドットコム)
FOREX.comには「MT4口座」とは別に「FOREX.com口座」もあります。MT4を利用されるのであれば前者の口座開設を行いましょう。
「FOREX.com口座」では、TradingViewを搭載した高機能ツールを使えるほか、ノックアウト・オプションにも対応しています。MT4口座はノックアウト・オプションに対応していませんのでご注意を。
両方の口座を利用するのであれば、それぞれの口座開設申込が必要となります。
MT4対応業者 口座開設の手順を紹介
ここからは、ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF MT4)を例に挙げて、口座開設の手順を画像付きで解説していきます。FX業者の口座開設が初めての方、どのような手続きになるのか知りたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF MT4)の口座開設手順
早速、ゴールデンウェイ・ジャパンのFXTF MT4口座の開設手順をご紹介します。ゴールデンウェイ・ジャパンは会社名であり、FXTF MT4はサービス名になります。ちなみに、以前まではFXトレード・フィナンシャルという社名で、サービス名の「FXTF」はその名残。
ゴールデンウェイ・ジャパンは国内のMT4対応業者としては人気度が高く、ただMT4を使えるだけでなく、40種類以上ものオリジナルインジケーターをすべて無料で使えたり、米ドル円などのスプレッドが業界最狭水準が魅力であったり、サポート体制が充実していたりするのが特徴的。
ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF MT4)の口座開設手順の概要は、上記のような流れとなります。では、口座開設申し込みの手順を説明していきます。
口座開設手続きを始めるには、ゴールデンウェイ・ジャパンの公式サイトを開いて「口座開設はこちら」のボタンをクリックしてくださいね。
ゴールデンウェイ・ジャパンには「FXTF GX口座」と「FXTF MT4口座」、2つのFX口座が用意されています。基本口座はFXTF GXとなっており、MT4口座のみの開設はできなくなっています。
口座開設申込の際、希望する口座を選択する箇所があるのですが、初期状態ではFXTF MT4口座に✓が入っていませんので、MT4口座の開設を希望される場合は✓を入れておきましょう。もしここで申込を行わなかった場合でも、口座開設後に申込が可能ですのでご安心を。
【1】規約・約款等の確認
ゴールデンウェイ・ジャパンの公式サイトから「口座開設はこちら」ボタンをクリックすると、口座開設申込ページが表示されます。ページのトップに「お申込みの前に」として、口座開設には本人確認書類・マイナンバー確認書類が必要であること等が記載されています。
口座開設申込ページでは、まず規約・約款等をご確認ください。個人情報保護方針、取引報告書等の電子交付に関する同意書、取引説明書などが並んでいます。問題なければ、右の「同意します」にチェックを入れましょう。
【2】お客様の情報を入力
次に、口座開設を行うご自身の情報を入力していきます。お名前、性別、生年月日、ご住所、勤務先情報など必須項目を入力。メールアドレスのサブは任意で記入となっています。
住所は本人確認書類に記載されている現住所を登録してください。審査を通過できた後、この住所宛にユーザーIDと初期パスワードが記載されている簡易書留が郵送されます。
こちらは「投資に関する事項のご確認」です。年収や金融資産の合計、取引経験の有無を登録していきます。
ゴールデンウェイ・ジャパンでは金融資産30万円未満の場合、口座開設ができませんのでご注意を。
【3】入力内容の確認
情報入力を終えて次に進むと、入力内容の確認画面が表示されます。問題なければ「次へ進む」を押してください。
情報入力の画面でも入力内容の確認画面でも、「お取引コース:標準コース」という表示が出ています。これを見ると、他の取引コースも選べるのかな?と思われるしれませんが、FXTF MT4では現在「標準コース」しか選ぶことができません。
以前まではストリーミングコースもあったのですが、2019年9月27日取引終了時間をもって同コースの新規申込受付は終了しています。
【4】本人確認書類・マイナンバー確認書類の提出
入力情報の確認を終えると、上記のような画面が表示されます。同時に、登録したメールアドレスに確認のメールが届きますので、そちらもご確認ください。
次に必要書類の提出を行います。提出書類とは「本人確認書類」と「マイナンバー確認書類」のことです。提出方法には「アップロード」「メール送信」「郵送」の3つがあります。「アップロード」であれば最短1営業日で口座開設が完了するのでおすすめ。
ここでは「アップロード」による必要書類の提出手順を解説していきます。まず、上記画像にも表示されている「アップロード画面を表示する」をクリックしてください。
まず「マイナンバー確認書類」を提出します。マイナンバーを確認する書類としては、「個人番号カード」「マイナンバー通知カード」「マイナンバーが記載されている住民票の写し」のいずれかを利用できます。「ファイルを選択」をクリックして、該当する書類のアップロードを行いましょう。
マイナンバー確認書類・本人確認書類の組み合わせには、3つのパターンがあります。
- [1]個人番号カード
- [2]マイナンバー通知カード + 本人確認書類
- [3]マイナンバー記載の住民票 + 本人確認書類(住民票以外)
[1]の場合は個人番号カードの裏と表を提出するだけでOK。[2]と[3]の場合は、マイナンバー確認書類とは別に本人確認書類を用意する必要があります。また、[2]の場合、顔写真ありの書類であれば1点のみで済みますが、顔写真なしの書類であれば2点必要になります。
[2][3]で利用できる本人確認書類・・・運転免許証、健康保険証(カード型・紙型)、住民基本台帳カード、在留カード、特別永住者証明書、印鑑登録証明書、住民票、パスポート
こちらは本人確認書類をアップロードする画面です。マイナンバー確認書類の場合と同様に、「ファイルを選択」ボタンをクリックして、該当するデータをアップロードしましょう。
【5】FX業者での口座開設審査
マイナンバー確認書類・本人確認書類のアップロードが完了すると、上記のような画面が表示されます。同時に、登録メールアドレスに「本人確認書類アップロード完了のお知らせ」というタイトルのメールが届きますのでご確認ください。
これからゴールデンウェイ・ジャパンでの口座開設審査が行われます。結果を待ちましょう。
【6】審査通貨〜口座情報が記載された書類の受け取り
ゴールデンウェイ・ジャパンでの審査に通過すると、ログインIDやパスワード等が記載された書類が転送不要の簡易書留で届けられます。ログインIDと初期パスワードが記載されていますので、これを使ってマイページにログインしましょう。
【7】マイページへログイン
ゴールデンウェイ・ジャパンの公式サイトにアクセスし、マイページにログインしましょう。PCからでもスマホからでもアクセス可能です。
こちらがログインIDとパスワードの入力画面です。最初のログインを行うと、まず初期パスワードから新パスワードへの変更を求められます。新パスワードの設定が完了すると、マイページ画面へ移行します(下記画像)。
【8】クイック入金について
最後にクイック入金の手順について簡単にお伝えします。
クイック入金を行うには、まずマイページにある「入出金」ボタンをクリック。この操作はPCでもスマホでも実行可能です。
次に表示される画面にて「クイック入金」を選択してください。
次に金融機関を選択し、入金する金額を入力します。
クイック入金に対応している金融機関はFX業者によって異なっており、ゴールデンウェイ・ジャパンでは以下の金融機関に対応しています。
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
- 三菱UFJ銀行
- 住信SBIネット銀行
- ゆうちょ銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
上記の金融機関の口座を持っていない場合は、対応口座を新たに開設するか、あるいは通常の銀行振込を利用しましょう。通常振込での振込先情報については、簡易書留で送られてきたID等が記載されていた書類か、マイページ等でご確認ください。
クイック入金に成功すると、即座に入金が実行されます。資金が用意できましたら、いよいよ取引を始められます。
ゴールデンウェイ・ジャパンは通常のインストール型のMT4に加え、Mac環境でも利用できるMT4ウェブトレーダーもあり、もちろんスマホアプリでの取引も可能です。
MT4が使える国内のFX業者の口座開設について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。ここでは口座開設の情報を中心にお伝えしていますが、もし各社のスペックや特徴を比較したいということであれば、MT4対応業者の徹底比較ページも参考にしてみてくださいね。
また、当ページではゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF MT4)の口座開設手順を重点的に解説してきましたが、今後は他の業者の口座開設の流れや、口座開設に関するよくある質問なども紹介する予定です。
口座開設やその他のことに関して、リクエストなどあればアンケートからお教えください!