bitFlyerのチャートは、「LightChart」「Cryptowatch」「Original」の3種類あります。
これらは設定から変更が可能です。
bitFlyer Lightningの3種類のチャート(LightChart、Cryptowatch、Original)の違い
初めにデフォルトであるLightChartを表示させていました。インジケーターを表示させようと思いリストを見てみると、Chandelier Exitというインジケーターを見つけました。
別のCryptowatchではシャンデリアシステムとなっています。
あまり聞いたことがないインジケーターですが、仮想通貨では使えるのでしょうか。そこでChandelier Exit(シャンデリアシステム)について調べてみました。
Chandelier Exit(シャンデリアシステム)とは
チャールズ・ル・ボーが開発をし、アレクサンダー・エルダーが本で紹介した手法です。ボラティリティを考慮したものであり、トレーリングストップの位置にラインを引くイメージです。
計算式
ある期間の最高値と最安値に注目をし、そこからATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)分を増減させたものです。ATRとはある期間の値幅を平均化させた値です。
シャンデリアシステムの計算式
- Chandelier Exit (ロング) = 22期間の最高値 – ATR(22) x 3
- Chandelier Exit (ショート) = 22期間の最安値 + ATR(22) x 3
ATRの3倍になっていますが、bitFlyer Lightningのチャートでは、3倍だとすぐにラインをブレイクしてしまい、さほど機能しません。1倍で十分かと思います。
トレンド転換の判断でも使えますし、ストップの位置を決めるのにも使えるのではないでしょうか。
シャンデリアシステムをMT4のインジケーターに。アラート機能付きを無料公開
MT4でも使ってみたいという方に作ってみました。無料でダウンロードできます。
ダウンロードはこちら(2018/03/23 ver1.0)
パラメーターの入力で「終値でブレイクするとアラート」をtrueにするとアラートを出すことができます。
トレンドの転換など知らせてほしいときに使えるかと思います。
もっとこうしてほしいなど感想をお待ちしております。