ここでは通貨強弱の表示ツールを使えるFX業者を紹介しています。米ドルやユーロ、円などの通貨ごとの強弱を把握することは、トレンドの発生状況を知る手がかりになります。普段から通貨の強弱を意識してトレードされている方は多いのでは。
当ページで紹介している通貨強弱の表示ツールを利用すれば、最大8通貨の強弱をまとめてチェック可能なのでおすすめ。MT4のオリジナルインジケーターとして利用できる業者もあれば、スマホアプリ内で手軽にチェックできるものもあります。
通貨強弱の表示ツールをお探しの方はぜひ各社のツールをチェックしてみてくださいね。
通貨強弱の表示ツールが使えるFX業者はココ!
FX業者 | 対応通貨 | 利用形式 | 利用条件 | 公式サイト |
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ゴールデンウェイ・ジャパン | 8通貨 | MT4用オリジナルインジケーター提供 | 口座開設のみ | |
OANDA証券 | 8通貨 | MT4・MT5用オリジナルインジケーター提供、OANDAラボ(ブラウザ)内で利用 | 口座開設のみ(※1) | |
みんなのFX | 19通貨(※2) | PC取引ツール・FXスマホアプリ内蔵 | 口座開設のみ | |
LIGHT FX | 19通貨(※2) | PC取引ツール・FXスマホアプリ内蔵 | 口座開設のみ |
(※1:OANDAラボで利用する場合に限り、1分足での通貨の強弱チャートを表示するには一定の条件達成が必要となります)
(※2:みんなのFXとLIGHT FXは19通貨の分析に対応していますが、一度に表示できる通貨数は最大8つまでとなります)
ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF MT4)とOANDAは8通貨の強弱表示、みんなのFXとLIGHT FXは19通貨に対応しています。各社の対応通貨の内訳は以下のとおり。
- ゴールデンウェイ・・・USD、EUR、GBP、AUD、JPY、CAD、NZD、CHF
- OANDA・・・USD、EUR、GBP、AUD、JPY、CAD、NZD、CHF
- みんなのFX・・・USD、EUR、GBP、AUD、JPY、CAD、NZD、CHF、ZAR、TRY、MXN、CNH、HKD、SGD、PLN、NOK、SEK、RUB、CZK
- LIGHT FX・・・USD、EUR、GBP、AUD、JPY、CAD、NZD、CHF、ZAR、TRY、MXN、CNH、HKD、SGD、PLN、NOK、SEK、RUB、CZK
米ドル・ユーロ・ポンド・豪ドル・日本円・カナダドル・NZドル・スイスフランは4社とも対応。みんなのFXとLIGHT FXは対応通貨の数が多く、南アフリカランド・トルコリラ・メキシコペソ・中国人民元・香港ドル・シンガポールドル・ポーランドズロチ・ノルウェークローネ・スウェーデンクローナなどにも対応しています。目当ての通貨の強弱を表示できる業者をチェックしてみてくださいね。
各社の通貨強弱ツールの特徴は?
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF – Symbol Kyojaku」
ゴールデンウェイ・ジャパンのFXサービス「FXTF MT4」では、同社だけのオリジナルインジケーター・ツールを40種類以上も提供しています。FXTF MT4口座を開設すれば、すべて無料で利用可能。
そのオリジナルインジケーターの中に「FXTF – Symbol Kyojaku」も含まれており、これを利用することで通貨の強弱をチャート上に表示することができます。
最大で8通貨の表示に対応しており、CHF(スイスフラン)のみ初期状態では表示されていませんが、パラメーター設定にて表示の切り替えが可能です。
パラメーター設定では他にも、通貨ごとのカラーの変更も行えます。ちなみに、3つ以上の通貨の強弱を表示している場合、メインチャートに表示している通貨ペアの強弱のみ太いラインで描画。
ゴールデンウェイ・ジャパンのFXTF MT4にて利用できる通貨強弱ツールについては、下記リンク先にて利用方法と活用方法も解説しています。気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。
「FXTF – Symbol Kyojaku」表示画面
「FXTF – Symbol Kyojaku」スペック
利用条件 | FXTF MT4の口座開設 |
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利用手数料 | 無料 |
対応通貨 | USD(ドル)、EUR(ユーロ)、GBP(ポンド)、AUD(豪ドル)、JPY(円)、CAD(カナダドル)、NZD(NZドル)、CHF(スイスフラン) |
利用形式 | FXTF MT4専用のオリジナルインジケーターとして使用(FXTF MT4の初期インストール時から搭載されています) |
補足 | PCインストール版のみ対応。ウェブ版MT4とスマホアプリ版MT4は非対応 |
OANDA証券「CurrencyPower」
OANDA証券では3つの方法で通貨強弱を見ることができます。まず、「MT4」「MT5」で利用できるOANDAのオリジナルインジケーターを利用する方法。ゴールデンウェイ・ジャパンでもMT4で通貨強弱を表示できますが、OANDAではMT5にも対応しているのが特徴的です。
こちらのMT4・MT5インジケーターはOANDAの本口座を開設すれば無料でご利用いただけます。OANDAのインジケーターでは始点の設定方法を「毎日一定の時間を始点とする」か「過去の一定の日時を始点とする」か選べるなど、細かなパラメーター設定できるのがポイント。
OANDA証券のMT4・MT5では強弱表示ツールを含め、多彩なオリジナルインジケーターが提供されていますので、分析ツールの豊富さを重視される方におすすめです。
また、OANDAでは情報コンテンツである「OANDAラボ」でも通貨の強弱チャートを利用可能。こちらは、デイリー(5分足)版と長期版に限り、口座を開設していなくても、OANDAの公式サイトから「OANDAラボ」にアクセスすればどなたでも閲覧できます。
ただし、過去10年分の指定日からの強弱を表示するには口座開設が必要。また、デイリー(1分足)版の表示は口座開設に加え、一定条件を満たしてゴールドユーザーとなる必要があります。
MT4とMT5に加えて、ブラウザ環境での通貨強弱の表示ツール利用に対応しており、複数の環境で利用できるのが魅力。ちなみに、OANDAラボの通貨の強弱チャートはスマホ環境からもアクセスできます。
「CurrencyPower」表示画面
「CurrencyPower(MT4・MT5)」スペック
利用条件 | OANDAの口座開設 |
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利用手数料 | 無料 |
対応通貨 | USD(ドル)、EUR(ユーロ)、GBP(ポンド)、AUD(豪ドル)、JPY(円)、CAD(カナダドル)、NZD(NZドル)、CHF(スイスフラン) |
利用形式 | OANDA MT4の専用インジケーターとして使用(インジケーターファイルのダウンロードが必要) |
補足 | PCインストール版のみ対応。スマホアプリ版MT4・MT5は非対応 |
「通貨の強弱チャート(ブラウザ表示)」表示画面
「通貨の強弱チャート(ブラウザ表示)」スペック
利用条件 | 「デイリー(5分足)」「長期」は自由に閲覧可能 過去10年分の指定日からの表示には口座開設が必要 「デイリー(1分足)」はゴールドユーザーのみ利用可能 |
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利用手数料 | 無料 |
対応通貨 | USD(ドル)、EUR(ユーロ)、GBP(ポンド)、AUD(豪ドル)、JPY(円)、CAD(カナダドル)、NZD(NZドル)、CHF(スイスフラン) |
利用形式 | OANDAラボ(OANDA証券公式サイト)にて閲覧 |
みんなのFX「通貨強弱」
みんなのFXではスマホアプリ「FXトレーダーアプリ版(iPhone・Android対応)」にて、通貨強弱を表示するツールを使えます。みんなのFXにて口座開設を行えば、PC取引ツールはもちろん、スマホアプリ内でいつでもどこでも気軽に通貨強弱の状況を確認できるのが魅力。
ゴールデンウェイ・ジャパンのMT4インジケーター、OANDAのMT4・MT5インジケーターはスマホアプリには対応していません。OANDAのブラウザ版の強弱ツールはスマホ環境にも対応していますが、スマホアプリへの最適化と使い勝手で選ぶなら、みんなのFXのツールがおすすめ。
みんなのFXの通貨強弱ツールでは17通貨の強弱表示に対応しており、一度に最大8通貨の強弱を比較できます。南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラなど豊富な通貨に対応しているのが魅力。時間軸は「本日・前営業日・1週間・1ヶ月・1年・10年」から自由にお選びいただけます。
ちなみに、通貨ペアの強弱をランキング形式で表示する機能も搭載。
「通貨強弱(PC取引ツール版)」表示画面
「通貨強弱(スマホアプリ版)」表示画面
「通貨強弱(スマホアプリ搭載)」スペック
利用条件 | みんなのFXの口座開設 |
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利用手数料 | 無料 |
対応通貨 | USD(ドル)、EUR(ユーロ)、GBP(ポンド)、AUD(豪ドル)、JPY(円)、CAD(カナダドル)、NZD(NZドル)、CHF(スイスフラン)、ZAR(南アフリカランド)、TRY(トルコリラ)、MXN(メキシコペソ)、CNH(中国人民元)、HKD(香港ドル)、SGD(シンガポールドル)、PLN(ポーランドズロチ)、NOK(ノルウェークローネ)、SEK(スウェーデンクローナ)、RUB(ロシアルーブル)、CZK(チェココルナ) |
利用形式 | PC取引ツール内にて「情報ツール」>「通貨強弱」を選択 スマホアプリ内にて「みんなのマーケット」>「通貨強弱」を選択 |
補足 | 通貨ペアの強弱をランキング形式で表示する機能にも対応 |
LIGHT FX「通貨強弱」
LIGHT FXでもみんなのFXと同様に、PC取引ツールとスマホアプリ(iPhone・Android対応)にて通貨強弱の表示ツールをご利用いただけます。ちなみに、LIGHT FXとみんなのFXの運営元は同じトレイダーズ証券であり、スマホアプリの機能はほぼ同等。ここで紹介している通貨強弱の表示ツールも、機能的には同じものになります。
LIGHT FXで口座開設を行えば、無料で通貨強弱の表示ツールを利用可能。PCツールだけでなく、スマホアプリでいつでもどこでも強弱の状況を気軽に確認できるのがポイントです。
LIGHT FXの通貨強弱ツールは米ドルやユーロなどの主要通貨に加え、南アフリカランドやトルコリラなどを含む19通貨に対応、一度に強弱を比較できるのは最大8通貨まで。時間軸は「本日」〜「10年」まで選択できます。
「通貨強弱(PC取引ツール版)」表示画面
「通貨強弱(スマホアプリ版)」表示画面
「通貨強弱(スマホアプリ搭載)」スペック
利用条件 | LIGHT FXの口座開設 |
---|---|
利用手数料 | 無料 |
対応通貨 | USD(ドル)、EUR(ユーロ)、GBP(ポンド)、AUD(豪ドル)、JPY(円)、CAD(カナダドル)、NZD(NZドル)、CHF(スイスフラン)、ZAR(南アフリカランド)、TRY(トルコリラ)、MXN(メキシコペソ)、CNH(中国人民元)、HKD(香港ドル)、SGD(シンガポールドル)、PLN(ポーランドズロチ)、NOK(ノルウェークローネ)、SEK(スウェーデンクローナ)、RUB(ロシアルーブル)、CZK(チェココルナ) |
利用形式 | PC取引ツール内にて「情報ツール」>「通貨強弱」を選択 スマホアプリ内にて「マーケット」>「通貨強弱」を選択 |
補足 | 通貨ペアの強弱をランキング形式で表示する機能にも対応 |
PC or スマホアプリで通貨の強弱をチェック!
通貨強弱の表示ツールに対応しているFX業者を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。当ページで掲載した業者・ツールのまとめは以下。
- ゴールデンウェイ・ジャパン・・・「MT4」用のオリジナルインジケーターとして通貨強弱ツールを提供(スマホ非対応)
- OANDA証券・・・「MT4」「MT5」用のオリジナルインジケーターとして通貨強弱ツールを提供(スマホ非対応)、「OANDAラボ(ブラウザ表示)」でも通貨強弱ツールを提供(スマホ対応、一部機能は利用条件あり)
- みんなのFX・・・PCツール・FXスマホアプリ内蔵、19通貨に対応
- LIGHT FX・・・PCツール・FXスマホアプリ内蔵、19通貨に対応
(※:業者名をクリックすると各社の公式サイトに飛びます)
MT4で利用されたい方にはゴールデンウェイ・ジャパンかOANDA証券がおすすめ。スマホアプリでサクッと確認したいという方にはみんなのFXかLIGHT FXがおすすめです。ご自身のニーズに合ったFX業者・ツールをチェックしてみてくださいね。