Linux(Ubuntu)でMT4・MT5が使える格安VPSを徹底比較!

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Linux(Ubuntu)でMT4・MT5が使える格安VPSを徹底比較!

この記事では、Linux系OSの中でも代表的な「Ubuntu」のVPSを利用してMT4・MT5が使える国内業者を徹底比較!

おすすめ4社とそれ以外の業者も含めた各プランを一覧表にまとめています。VPS業者を選ぶ際の参考としてぜひご活用ください!

LinuxでMT4・MT5が使えるおすすめVPS業者4選

VPS業者特徴公式
[ABLENET]ABLENET Ubuntu Desktop+Wineの初期化テンプレートで簡単設定
MT4・MT5に公式対応!インストール手順の詳しい解説あり
自動ログイン・自動起動に対応!MT4・MT5利用に最適な仕様
[ABLENET>詳細]
[シンVPS]シンVPS 全プランに高速SSD「NVMe SSD」を搭載
50以上のアプリイメージがワンクリックで利用可能
大容量ストレージと使いやすい管理画面でストレスフリー
[シンVPS>詳細]
[xserver]XServer 国内シェアNo.1(※)レンタルサーバーが提供する最高品質VPS
圧倒的なスペックで国内最速のサーバー環境を安定して提供
Ubuntu(LXDE)とUbuntu(GNOME)のアプリイメージ対応
[xserver>詳細]
[conoHa]ConoHa 512MG、1GB、2GBプランで業界最安水準の料金
1時間単位の時間課金と月単位の2種類を選択できる
コスパを考えると費用を一番抑えられるのが大きな魅力
[Conoha>詳細]

※2022年5月時点、hostadvice.com調べ。

上記がLinuxのVPSでおすすめの業者です。

国内シェアNo.1の最大手「XServer(エックスサーバー)」、シンクラウド株式会社(エックスサーバー社のグループ会社)が提供する「シンVPS」、MT4・MT5に公式対応している「ABLENET(エイブルネット)」、業界最安水準の料金プランが魅力の「ConoHa(コノハ)」をピックアップしました。

以下で各社の特徴について詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね!

Linux(Ubuntu)を使うメリットは「費用が抑えらえる」

Windows ServerではなくLinuxを使うメリット

MT4やMT5をVPSで使う場合、Windows Serverが最初からインストールされたVPSを使うのが一般的です。MT4・MT5はWindowsで動作するアプリケーションなのでVPSもWindows Serverにした方が手間もかからず安定稼働します。

もっとも、Windows Serverは安いプランでも月額2,000円程度かかります。月額の固定費は利益に直結する部分です。特に、複数のEAを動かしたり、長期間利用する前提であればコストはできるだけ抑えたいですよね。

そこで、活用したいのがLinux(Ubuntu)のVPSです。OSがLinuxの場合、RDSライセンス費用(※Windows Serverを利用する際、一律に発生する費用)がかかりません。

LinuxのVPSであれば、最安プランは月額400円程度から利用することができます。「とにかく月額費用を抑えたい」という方はLinuxのVPSを検討してみてください!

Linux(Ubuntu)のVPSでMT4・MT5を使う際の注意点

MT4・MT5はWindowsのソフトです。Linux(Ubuntu)で使う場合には「Wine」というWindowsアプリをLinuxで動かすためのツールが必要になります。

VPS側で最初からWineの設定がされていれば問題はありませんが、されていない場合、1から自分でインストールしなければなりません。インストールはターミナル(端末)から文字を正確に入力し構築していく必要があり、WindowsやMacのような手軽さはありません。

さらに、Wineに関連した「Wine Mono」と「Wine Gecko」のインストールも必要になります。また、Windowsのフォントがないため文字化けが発生します。

この文字化けを回避するための設定も必要です。この点に関しても、最初からWineで設定されていれば問題ありませんが、そうでなければご自身で修正、もしくはフォントの追加をしていくことになります。

MT4/MT5に関わらず何かしらのエラーが発生したとき、自己解決していく気力と時間がネックになります。Ubuntuを使う人が少ないことで情報量も少ないので、心配な方はUbuntuの設定用テンプレートが用意されているVPS業者がおすすめです。

LinuxでMT4・MT5が使える格安VPS比較表(安い順)

VPS業者プランメモリSSDCPU月額公式サイト
[ConoHa]ConoHa512MB512MB30GB1コア460円[ConoHa>詳細]
[さくらのVPS]さくらのVPS512MB512MB25GB1コア698円[さくらのVPS>詳細]
[ConoHa]ConoHa1GB1GB100GB2コア763円[ConoHa>詳細]
[ABLENET]ABLENETV00.5GB30GB1コア783円[ABLENET>詳細]
[シンVPS]シンVPS512MB512MB30GB1コア900円[シンVPS>詳細]
[お名前.com VPS]お名前.com VPS1GB1GB100GB2コア985円[お名前.com VPS>詳細]
[さくらのVPS]さくらのVPS1GB1GB100GB3コア990円[さくらのVPS>詳細]
[ConoHa]ConoHa2GB2GB100GB3コア1,144円[ConoHa>詳細]
[XServer]XServer2GB2GB50GB3コア1,150円[XServer>詳細]
[シンVPS]シンVPS1GB1GB100GB2コア1,150円[シンVPS>詳細]
[お名前.com VPS]お名前.com VPS2GB2GB200GB3コア1,446円[お名前.com VPS>詳細]
[ABLENET]ABLENETV11.5GB40GB2コア1,476円[ABLENET>詳細]
[さくらのVPS]さくらのVPS2GB2GB100GB3コア1,958円[さくらのVPS>詳細]

※2024年11月1日時点の各社公式サイト上で確認した料金を掲載。
※各社ともに1カ月契約の通常価格(キャンペーン適用なし)を掲載。上記比較表に掲載のプランは全プラン共通で初期費用は発生しません。
※ABLENETの月額料金は更新価格(通常価格)を掲載。
※さくらのVPSは東京リージョンの月額費用を掲載。初回請求は月額費用の2カ月分となる点にご注意ください。
※シンVPSの最低利用期間は3ヶ月となります。

上記は主要VPS5社の512MB~2GBまでの各プランを料金の安い順に一覧表にしたものです。月額料金は1カ月契約の通常価格(キャンペーン適用なし、長期割引なし)で比較しています。また、上記で掲載しているプランはすべて初期費用が無料です。

まず、最安値はConoHaの512MBプランですね。月額料金は460円と破格の料金設定です。ただし、スペックはSSD30GB、CPU1コアなのでご注意を。ConoHaは512MBから2GBのプランまでどのプランでも最安水準の料金なのが大きな特徴です。

→詳しくはConoha公式サイトへConoHa(コノハ)

比較的大きなメモリとSSDで安定稼働させたいならABLENETのV1(メモリ1.5GB)やXServerの2GBプランもおすすめ。以下でも解説しますが、ABLENETはMT4・MT5用のVPS初期化テンプレートが用意されています。

以下では、各VPS業者の特徴を紹介しているのでプランを選ぶ際の参考にしてみてください。

ABLENET(エイブルネット)

ABLENET(エイブルネット)

MT4やMT5でFXをされる方であればABLENET(エイブルネット)も要注目です。ABLENETは1998年に創業、老舗企業として25年以上に渡ってレンタルサーバー・VPSホスティングサービスを提供してきました。

サーバー稼働率は99.99%以上を安定して継続。インターネット黎明期から積み重ねてきたノウハウと実績があります。

ABLENET(エイブルネット)

そんなABLENETは、MT4・MT5に公式対応したVPS初期化テンプレート「Ubuntu Desktop+Wine」を提供しています。

この初期化テンプレートにはWine(※LinuxでWindowsアプリを動かすソフト)が最初からインストールされており、WindowsやMacと同じ感覚でマウス操作が可能です。

ABLENET(エイブルネット)

ABLENETのUbuntuでMT4に接続した画面

MT4をインストールする手順も公式サイトで分かりやすく解説されているので、初心者の方でも簡単に利用できるのが大きなメリット。

また、自動ログイン・自動起動に対応していたり、日本語化やスリープ・スクリーンセーバーも最初からオフになっていたりとMT4・MT5を使う際に最適な仕様に最初から設定されています。

「Linuxは使ったことがない」「上手く設定できるか自信がない」という方はABLENETがおすすめ!

ABLENET 公式サイト

シンVPS

シンVPS

シンVPSはシンクラウド株式会社(エックスサーバーのグループ会社)から新しくリリースされたVPSサービスです。エックスサーバーと同じくサーバースペックには自信を持ったサービスを提供しています。

全プランに高速SSDの「NVMe SSD」を標準搭載。CPU性能、メモリの処理速度、ディスクアクセス性能ともに他社を軽く凌駕するスペックです。

アプリイメージも豊富でUbuntuはもちろん50種類以上に対応。大規模アプリケーションにも対応可能な最大1.6TBの大容量ストレージも利用できます。

シンVPS

ストレージの増設も100GB単位で可能(エックスサーバーは200GB単位)です。エックスサーバーの他社を圧倒するスペックはそのままにより小さいプランから気軽に利用できるのがシンVPSです。

ただし、注意点として最低利用期間が3カ月ある点にはご注意ください(エックスサーバーは最低1カ月以上)。高性能サーバーで512MBや1GBプランをリーズナブルに使うならシンVPSがおすすめです!

シンVPS 公式サイト

XServer(エックスサーバー)

XServer(エックスサーバー)

上記でも簡単に紹介しましたが、国内シェアNo.1のレンタルサーバー業者であるXServer(エックスサーバー)が満を持して提供しているVPSにてLinux(Ubuntu)が使えます。

XServerは2004年創業、19年以上に渡って培ってきた技術力と実績を元に最高品質のレンタルサーバーサービスを提供している国内VPS業者です。

XServerでは製品発表時に世界記録を達成したCPU「第3世代AMD EPYC™(コードネーム「Milan」)」を採用。合わせて全ストレージに高速インターフェイス「NVMe(エヌブイエムイー)」を利用することで国内最速のサーバー環境を提供しています。

XServer(エックスサーバー)

他社VPSよりもCPU処理性能が4.8倍以上高く、従来のオールSSD環境と比べて読み込み速度は最大14倍以上を記録しています。まさに、国内最高品質のサーバー環境を提供しているのが最大の魅力。

バックボーン回線は国内最大級の10Gbps直結、ミラーリング構成を備えることで高い耐障害性も備えています。

Linux(Ubuntu)のアプリケーションイメージ(※簡単に設定できるテンプレート)は「Ubuntuデスクトップ(LXDE)」と「Ubuntuデスクトップ(GNOME)」の2種類に対応。

MT4やMT5のVPSで利用するなら「LXDE」がおすすめです。LXDEはGNOMEよりも高速で軽量化されており、メモリ消費を抑えつつ快適なVPS環境が利用できます。

料金面では最安値ではありませんが、2GBプランは月額1,000円程度です。高品質なVPSサービスを利用されたい方はXServerをぜひチェックしてみてください!

XServer 公式サイト

ConoHa(コノハ)

Conoha(コノハ)

「細かな設定は自分で出来る」「一番安いVPSを探している」という方はConoHa(コノハ)がおすすめです。

ConoHaの特徴は何といっても「どのプランも料金が最安水準」という点です。プランも512MBから用意されており、512MBプランは月額400円ほどから利用可能です。

1GBプランや2GBプランに関しても、他社と比較して安い料金ながらも十分なスペックを提供しています。さらに、長期利用が前提の方は1年契約で半額以上の割引が利きます。

逆に、短期利用されたい方は1時間単位での時間課金も利用可能。1GBプランであれば1時間当たり約2円と格安です。UbuntuのOSテンプレートは「22.04」と「20.04」の2種類に対応しています。

Linux(Ubuntu)が使える方で最安料金のVPS業者をお探しの方はConoHaをチェックしてみてください!

ConoHa 公式サイト

お名前.com VPS

お名前.com VPS

ドメインサービスで有名なお名前.comのVPSでもLinux(Ubuntu)のテンプレートが利用できます。

プランは1GBプランからでSSD100GB、2コアで月額約1,000円と標準的な料金プランです。お名前.comのVPSは仮想化技術に自由度とパフォーマンスを実現した「KVM」を採用。

お名前.com VPS

完全仮想化と準仮想化の両方式に対応しており、コントロールパネルから簡単に切り替えることができます。機能的なコントロールパネルも注目ポイントです。

複数VPSの一括管理やディスク構成変更機能など物理サーバーと同等の使い勝手を実現したリモートコンソール機能をコントロールパネルに搭載しています。

また、お名前.comはWindows ServerのFX専用VPSも提供。FXをされる方はWindows Serverにもご注目ください。

お名前.com VPS 公式サイト

さくらのVPS

さくらのVPS

さくらのVPSはサーバー自由度とクラウド拡張性の高いホスティングサービスを提供しています。標準OSも豊富なテンプレートを用意しておりUbuntuは「22.04」「20.04」「18.04」の3種類に対応。

東京・大阪・石狩にあるデータセンターはすべて自社運営です。堅牢なファシリティに拠点間を結ぶネットワーク、日本国内の代表的な大手ISPと各拠点で接続し国内最大級のトラフィック配信能力を実現しています。

さくらのVPS

料金プランとしては、512MB/1GB/2GBなどメモリが小さいプランも揃えています。最安値ではありませんが、比較的安い価格で安定したVPSが利用可能。

FXのトレード以外でもVPS環境を利用されたい方はさくらのVPSをチェックしてみてください。

さくらのVPS 公式サイト

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【FX】MT4のVPSおすすめ徹底比較!

別記事では、Windows Serverのプランを用意している国内VPS業者の料金やスペックを一覧表で徹底比較しています。

各社の特徴も合わせて分かりやすく解説しているので、FX専用VPSサービスをお探しの方はぜひご一読を!

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