この記事ではAMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)の株の買い方、購入方法を徹底解説。NVIDAやIntelと並ぶ米国半導体大手のAMD。「Ryzen(ライゼン)」や「Radeon(ラデオン)」という製品名を知っている方も多いかと思います。
ここではそんなAMDの株式が買えるネット証券会社や株式CFDに対応した国内業者を一覧表でまとめています。AMDの事業内容や業績も合わせて解説しているのでAMD株に投資したい!という方はぜひご活用ください。
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AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)について
AMDはアメリカのカルフォルニア州サンタ・クララに本社を構える米大手の半導体メーカーです。
家庭用PCのマイクロプロセッサ、ワークステーションやサーバーに使用されるチップセットなどを開発、販売しています。
グラフィック関係の仕事やPCゲームをされる方であればAMDのGPUを搭載したPCを利用されている方も多いかと思いのではないでしょうか。
AMDの創業は1969年、半世紀以上に渡って半導体開発に携わっている老舗の企業でもあります。
AMDはコスパに優れたGPUが特徴
AMDはもともとIntelのセカンドソースメーカーとして製品を提供していましたが、1985年以降は独自開発を行い1999年に最初の商標登録を行った「Athlon」を発売。
AMDの特徴はコストパフォーマンスに優れたCPUやGPUを開発している点です。競合となるIntelやNVIDIAと比べると同水準の性能でリーズナブルな価格を実現。
2017年に発表されたCPU「Ryzen(ライゼン)」シリーズは高いスレッド処理能力と消費電力の少なさ、リーズナブルな価格が評価され多くのPCメーカーが採用しています。
最新の家庭用ゲーム機にも採用されている
また、2020年11月に新発売されるSONYの家庭用ゲーム機「Play Station5」にもAMDのCPU「x86-64-AMD Ryzen“Zen 2”」、GPUには「AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine」が搭載されています。
PC、ゲーム機、サーバー用など多くの用途にAMDのチップセットが活用されています。
創業当時は数十人しかいなかった従業員は今や1万人以上。今後も新型コロナウイルスによる在宅勤務や教育現場の需要、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進むにつれて高性能CPU、GPUの需要は高まる見込みです。
市場規模も拡大している半導体業界でより存在感を高めているAMDは要チェックの銘柄の1つです。
AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)の会社概要
企業名 | Advanced Micro Devices Inc |
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本社所在地 | 2485 Augustine Drive Santa Clara, CA 95054 USA |
設立年月日 | 1969年5月 |
代表者 | Dr. Lisa T. Su |
業種 | IT・通信 (IT & Communications) |
市場 | NASDAQ National Market System |
従業員数 | 11,400人 |
AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)の業績、株価
AMDは直近の決算で非常に素晴らしい業績を記録しています。売上高、純利益ともに2桁成長を達成。
AMDは「コンピュータ&グラフィックス」と「エンタープライズ・セミカスタム」の2部門がありますが、そのどちらも好調な業績となっています。競合となるIntelは対照的に不調続きとなっており、AMDの存在感がさらに増す形となっています。
2020年11月には「世界最速のゲーミングCPU」と銘打たれたRyzen最新モデル「Ryzen 5000シリーズ」が発売。Ryzen 5000シリーズは新世代の「Zen 3」アーキテクチャを搭載したSocket AM4対応のデスクトップPC向けCPUです。
新製品を続々と開発し「IntelやNVIDIAを超えるのでは?」という期待感から株価も大きく上昇。これまでIntelの後塵を拝してきたAMDですが今後の展開には要注目です。
AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)株式の買い方、購入方法
AMDは米国のNASDAQに上場している米国企業です。AMDの現物株式は米国株式に対応したネット証券を利用すれば購入可能。
国内ではDMM 株、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などでAMDの取り扱いがあります。
AMD株の買い方:【CFD取引】
現物株式以外にもCFD取引(差金決済取引)を利用するのも投資方法の1つです。CFD取引とは現物株式をやり取りせず売買の差益のみをやり取りする取引方法です。
現物は買いからしか取引に入れない(空売りができない)ので株価が上昇して初めて利益がでます。この点、CFD取引は売りからも取引に入れるので株価の下落局面でも積極的に利益が狙えます。
また、最大5倍のレバレッジをかけられるため現物株式より資金効率を高めることが可能。配当に関しても配当相当額という調整金で受け取りができます。
もっとも、配当に関してはAMDもそうですが米国のIT企業の多くは配当を行わず自社の成長に資本を回す傾向にあります。AMDも配当を行っておらず、現物株式で配当狙いの投資には向いていない銘柄になります。
CFD取引に関しては別記事でも基礎知識から他の取引方法との違い、メリット・デメリットを分かりやすく解説しているので気になる方はご一読ください。
国内でAMDの株式CFDが可能なのはIG証券、GMOクリック証券、サクソバンク証券の3社です。
以下ではAMDの現物株式とCFD取引に対応した業者の比較表を掲載しています。気になる業者があればチェックしてみてくださいね。
AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)のCFD取引対応業者一覧表
業者名 | 取引手数料 | 銘柄数 | 特徴 | 公式サイト |
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※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)