この記事ではCRMのクラウドサービスで世界最大規模のSalesforce(セールスフォース)株式の買い方、購入方法を解説しています。
日本でもセールスフォースを導入している企業は数多く「自分の会社でもセールスフォースを使っている」という方も多いのではないでしょうか。
セールスフォースの現物株式に対応したネット証券会社、CFD取引に対応した国内業者を解説しているので、証券会社選びにもご活用ください。
Salesforce(セールスフォース)の事業内容について
Salesforceは企業向け顧客関係管理システム(CRM)の世界最大手企業です。
CRMとはマーケティングに関して顧客情報を統合的に管理、データ分析、ビジネス戦略に生かす取り組みのことをいいます。見込客及び既存顧客の情報、取引実績、意見・要望などを顧客管理のデータベースで一元管理し、必要に応じて顧客データを可視化、分析することによって最適なアプローチを導き出します。
セールスフォースの特徴は「クラウドでサーバー環境の構築、初期投資が不要」「ユーザーは必要な機能だけを利用できる」「事業規模・ビジネス状況の変化に柔軟対応できる」という点です。
従来のインストール型CRMソフトウェアの欠点を解消し、従量課金制/サブスクリプションを採用することで不要な機能を省きコストパフォーマンスに優れたCRMサービスを提供しています。
必要な機能を選んで使えるカスタマイズ性の高さが売り
セールスフォースでは「営業」「サービス」「マーケティング」「コミュニティ」「分析」「アプリケーション」「コマース」など機能が分かれており、自社に必要な機能を選択して利用することが可能。
大企業から中小企業まで事業規模に応じたサービスを提供しています。日本でも多くの企業が導入しており、マイナンバー関連の電子申請機能「ぴったりサービス」にもセールスフォースのシステムが利用されています。
CRMアプリケーション業界ではORACLE(オラクル)、Adobe(アドビ)、Microsoft(マイクロソフト)などが競合ですが、Salesforceはその中でも世界シェアNo.1。
中小企業から「FORTUNE500」に選出される大企業まで15万社以上の企業がSalesforceの各種サービスを利用しています。
Salesforce(セールスフォース)の会社概要
企業名 | Salesforce.Com Inc |
---|---|
本社所在地 | Salesforce Tower 415 Mission Street, 3rd Fl San Francisco, CA 94105 USA |
設立年月日 | 1999年2月 |
代表者 | Marc Russell Benioff |
業種 | IT・通信 (IT & Communications) |
市場 | NYSE(ニューヨーク証券取引所) |
従業員数 | 35,000人 |
Salesforce(セールスフォース)の株の買い方、その他の投資方法
セールスフォースはアメリカのNYSE(ニューヨーク証券取引所)に上場している米国企業です。DMM 株、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などのネット証券を利用すればセールスフォースの現物株式が購入可能。
買い方は上記のいずれかの証券会社で口座開設を行い、資金を入金、銘柄検索【CRM】と検索すればセールスフォースの詳細が確認できます。あとは注文数量と執行条件を選択すればセールスフォースの現物株式が購入できます。
その他の取引方法としてはCFD取引があります。CFDとは「差金決済取引」のことで、FXは為替通貨ペアで行う差金決済取引です。
株式CFDでは最大5倍のレバレッジをかけることができるため、現物株式よりも少額の資金からセールスフォースに投資することができます。
国内でセールスフォースの株式CFDに対応しているのはIG証券、サクソバンク証券の2社です。GMOクリック証券も株式CFDには対応していますが、セールスフォースの取り扱いはありません。
別記事ではCFD取引の基礎知識や他の取引方法との違いを初心者向けに分かりやすく解説しています。CFD取引が気になる方はぜひご一読ください。
以下ではセールスフォースの現物株式に対応した大手ネット証券会社と株式CFDに対応したCFD業者を比較表にて掲載。気になる業者があればぜひチェックしてみてくださいね。
セールスフォース株式CFD対応業者一覧表
業者名 | 取引手数料 | 銘柄数 | 特徴 | 公式サイト |
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※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)