ここでは、MT5(メタトレーダー5)を使える国内の証券会社・FX業者を紹介しています。
MT5はMT4に比べて動作スピードが大きく向上、バックテストの精度が改善、利用できるチャート時間軸が増えるなどさまざまなアップデートが実施。
ただ現時点では、MT5を取り扱っている国内証券会社・FX業者はごくわずかとなっています。MT5を使いたいけど対応している国内業者が見つからず困っている…という方もいらっしゃるかもしれません。
当ページでは、MT5に対応している業者を一覧表にてまとめて紹介。さらに、各社の基本スペックや特徴の比較や、各社の解説も行っています。対応業者が増えた場合は順次、情報を更新!気になる方はぜひ当ページを参考にしてみてくださいね。
MT5対応の国内証券会社・FX業者 一覧比較表
FX会社 | 通貨ペア | 米ドル円スプレッド | 取引単位 | 業者の特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
OANDA証券(※1) | 40 種類 | 0.5銭 | 1,000 通貨単位(※2) | NDD方式 オリジナルインジ多数 株価指数・商品CFDも対応 | |
アヴァトレード・ジャパン | 55 種類 | 0.4銭(※3) | 1,000 通貨単位 | 通貨ペアが豊富 主要銘柄の最大発注数量が1,500万通貨(※2) |
(※:OANDA証券の上記スプレッドは原則固定・例外あり)
(※1:OANDA証券はスタンダードプランのスペックを掲載しています)
(※2:OANDA証券のMT5における最小取引数量は1万通貨ですが、1万通貨以上は1,000通貨単位で取引数量を選択できます)
(※3:アヴァトレード・ジャパンの上記スプレッドと最大発注数量はプロフェッショナルコースの情報、AM10:00〜翌AM3:00までの時間帯に適用)
MT5(メタトレーダー5)対応各社の特徴は?
OANDA証券
- MT5用のオリジナルインジケーターが豊富なFX業者を使いたい!
- NDD方式を採用しているFX業者を利用したい!
- 情報コンテンツが充実しているFX業者でMT5を使いたい!
OANDA証券は、世界各国でサービスを展開するOANDAの日本拠点です。OANDA証券はMT4対応のFX業者としても人気ですし、TradingViewのチャート機能に対応しているfxTradeも魅力的なFX会社。取引ツールの機能性、業界最狭水準のスプレッド、豊富な情報コンテンツなど多くのメリットを兼ね備えています。
また、OANDAは豊富なオリジナルインジケーターの提供も非常に魅力的。OANDAのオーダーブックをチャート上に表示できる「OANDAオーダーブックインジケーター」や、通常のMT5では使えないさまざまな注文方法を利用できる「OANDA Mini Terminal」など多彩なインジケーターをご利用いただけます。
OANDAは、MT5でもMT4でもオリジナルインジケーターをかなり豊富に用意。ただMT5を利用するだけでなく、多彩なオリジナルインジケーターを利用したいという方にはOANDAがおすすめです。
OANDA証券のMT5オリジナルインジケーター | |||
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OANDA Stealth Orders | OANDA Excel RTD | OANDA Connect | OANDA Market Manager |
OANDA Trade Terminal | OANDA Tick Chart Trader | OANDA Symbol Info | OANDA Session Map |
OANDA Sentiment Trader | OANDA Order History | OANDA Pivot | OANDA Magnifier |
ONADA Keltner | OANDA Renko | OANDA Mini Chart | OANDA Freehand Drawing |
OANDA Gravity | OANDA High-Low | OANDA Correlation Matrix | OANDA DonChian |
OANDA Chart In Chart | OANDA Chart Group | OANDA Candle Countdown | OANDA Alarm Manager |
WeekendGap | MarketOpen | LocalTime | OANDA Mini Terminal |
OANDA証券「MT5」基本スペック
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 40通貨ペア | 1,000通貨単位(※1) |
ドル円スプレッド | 発注上限 | オリジナルインジ提供 | CFD銘柄 |
0.5銭 | 100万通貨 | 40種類以上 | 24銘柄 |
(※:スプレッドは原則固定・例外あり)
(※:スタンダードプランのスペックを掲載しています)
(※1:OANDAのMT5における最小取引数量は1万通貨ですが、1万通貨以上は1,000通貨単位で取引数量を選択できます)
OANDA証券はFX取引だけでなく、株価指数CFDと商品CFDも取り扱っています。日経225やNYダウ、FTSE100などの主要株価指数と、金や銀、原油など商品銘柄を取り扱っており、それらをMT4・MT5で取引することが可能。
FX取引だけでなく、株価指数CFD・商品CFDにも興味のある方は要チェック。OANDAのCFD取引に関しては、別ページでより詳しく解説していますので、気になる方はぜひそちらも参考にしてみてくださいね。
アヴァトレード・ジャパン(AVATRADE)
- 業界最狭水準のスプレッドでMT5を使いたい!
- 取り扱い通貨ペアの豊富なFX業者で取引したい!
- MT5で最大発注数量1,500万通貨の大口取引をしたい!
アヴァトレード・ジャパンは国内でいち早くMT5(メタトレーダー5)の提供を開始した業者。以前からMT4の提供も行っており、MT4でのシストレ(DupliTrade、AMMA)といった独特なサービスも展開しています。MT5取り扱いも含め、独自路線でFXサービスを提供しているのが特徴的。
アヴァトレード・ジャパンはMT5を利用できること自体がメリットですが、その上、低水準スプレッドで取引できるのも魅力です。米ドル円やユーロ円、ユーロ米ドルなどは、MT4対応のFX業者やそれ以外の業者と比べても低水準。
また、アヴァトレード・ジャパンは55種類の豊富な通貨ペアを取り扱っていることや、1,000通貨単位の少額取引に対応しているのもメリットです。
さらに、アヴァトレード・ジャパンは発注上限の高さもポイント。主要銘柄の1回あたりの発注上限が高く、最大1,500万通貨までの発注が可能となっています。MT5を使って大口取引をしたい!という方にもアヴァトレード・ジャパンがおすすめ。
ちなみに、アヴァトレード・ジャパンは口座開設手続きにおける本人確認において、「Ava Video KYC」というスピード本人確認を採用しているのも特徴となっています。ビデオ通話を利用して本人確認を行うもので、これを利用すれば最短即日で口座開設を完了させ、その日から取引を始めることが可能です。素早く口座開設されたい方はぜひご活用を。
アヴァトレード・ジャパンならウェブ版MT5が利用可能。通常のMT5はインストール型ですが、ウェブ版MT5はブラウザ環境でお使いいただけます。アヴァトレード・ジャパンで口座開設を行い、マイページにログインして「ウェブトレード」というボタンをクリックすれば、すぐにウェブ版MT5が起動。
ウェブ版MT5はWindowsはもちろん、Mac環境にも対応。インストール型の通常版と比べて使える機能はいくつか制限されますが、標準装備の多彩なインジケーターや描画オブジェクトを自由に使えて、サクサク動作するのが魅力です。
アヴァトレード・ジャパン「MT5」基本スペック
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 55通貨ペア | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 発注上限 | Mac対応 | その他特徴 |
0.4銭(※) | 1,500万通貨(※) | ブラウザ版MT5対応 | 最短即日で口座開設 |
(※:上記米ドル円スプレッド、発注上限はプロフェッショナルコースのスペック。スプレッドはAM10:00〜翌AM3:00までの時間帯に適用、原則固定、例外あり)
外為ファイネスト
外為ファイネストは香港を拠点としているHantecグループの一員。国内ではMT4対応の「MT4・ZERO」を中心としてサービスを展開してきました。外為ファイネストはスキャルピング公認のFX業者であり、NDD方式を採用していることや、指値制限なしなど多くのメリットを持つ業者。
また、外為ファイネストは「MacOS版MT5」に対応しているのもポイントです。従来のインストールして利用するMT5はWindowsのみ公式対応でしたが、MacOS版MT5はMacにインストールが可能。
MT4/MT5でCFD銘柄のレート・チャートを表示可能!
外為ファイネストのMT4/MT5では、CFD銘柄のレート配信に対応しています。
CFD銘柄の取引はできませんが、株価指数4銘柄(日経255先物、NYダウ先物、NASDAQ100先物、イギリスFTSE100先物)と商品3銘柄(金スポット、WTI原油先物、北海原油先物)のレート・チャート表示が可能。
MT4/MT5でFX銘柄のチャートと、ダウ先物や金スポットのチャートを並べて表示させるといった使い方ができます。MT4/MT5上で各種CFD銘柄のリアルタイムの動向を確認したい方にも、外為ファイネストがおすすめ。
外為ファイネスト「MT5」基本スペック
口座開設手数料 | 取引手数料 | 通貨ペア | 取引単位 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 28通貨ペア | 1,000通貨単位 |
ドル円スプレッド | 発注上限 | 建玉上限 | スキャルピング |
変動制 | 1,000万通貨 | 2,000万通貨 | 公認 |
大口取引を希望される方に朗報です。外為ファイネストのMT5はこれまで、最大発注数量が300万通貨だったのですが、2023年4月3日より1度の発注上限が「最大1,000万通貨」まで拡張されました。
これにより、外為ファイネストではMT4/MT5の両サービスにて最大1,000万通貨の大口発注が可能に!
MT5対応かつスキャルピングOKかつ、最大1,000万通貨の大口発注ができる国内業者をお探しであれば、外為ファイネストをぜひご検討ください。
MT5が使える国内FX業者の今後に期待!
MT5(メタトレーダー5)に対応している国内FX業者を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。現段階では対応業者の少ないMT5ですが、上記FX会社のサービス開始を皮切りに、今後はMT5対応の業者が増えていくかもしれません。当ページの情報は随時更新していきますので、気になる方はぜひブックマークなどしてチェックしてみてくださいね。
当サイトではMT4(メタトレーダー4)を取り扱っている業者の徹底比較ページもご用意しています。ゴールデンウェイ・ジャパンや楽天証券、MT5にも対応しているOANDAなどを徹底比較。MT4業者をお探しの方はぜひそちらの特集記事も参考にしてみてくださいね。
TradingView対応業者を徹底比較!
高機能チャートツールをお探しであれば「TradingView」もおすすめです。TradingView(トレーディングビュー)は全世界で急速にユーザー数を伸ばしている次世代ツール。
TradingViewは100種類を超える分析機能を搭載しており、さまざまな角度からチャート分析が可能、カスタマイズ性に優れているのも魅力です。視認性に優れたデザインとサクサク動作する快適性も見逃せません。
MT4/MT5も気になるけれど、TradingViewのことも知りたい!という方は、TradingViewを無料で使える業者をまとめた記事、TradingViewの使い方などを解説した記事を用意していますので、ぜひご一読ください。
【TradingView講座】使い方、便利機能、対応業者まで解説!