TradingViewの無料プランでは多くの機能に制限がかかります。有料プランでこそ、その本領を発揮できますが有料プランは高いですよね。
そこでこの記事ではトレーディングビューを安く買う方法を5つご紹介します。最後の1つはすでに有料プランを契約されている方向けではありますが、いずれかの方法で契約すればかなり安く買うことができると思います。
TradingViewをお得に契約されたい方、費用はできるだけ抑えたい方はぜひご一読ください!
トレーディングビューの有料プランは高い?
TradingViewの有料プランには月次(月払い)と年次(1年分をまとめて支払う)の2パターンがあります。
プランは無料の「Basic:ベーシック」と有料の「Essential:エッセンシャル」「Plus:プラス」「Premium:プレミアム」の計4種類です。
一応、法人向けのプロフェッショナルプランがありますが、ここでは個人向けのプランを想定しています。各プランの月次と年次の料金は以下の通りです。
トレーディングビューの有料プラン月額・年額料金表
項目 | 月額 | 年額 | ||
---|---|---|---|---|
プラン名 | 米ドル | 円換算 | 米ドル | 円換算 |
Basic | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
Essential | 14.95ドル | 約2,200円 | 155.4ドル | 約23,300円 |
Plus | 29.95ドル | 約4,500円 | 299.4ドル | 約44,900円 |
Premium | 59.95ドル | 約9,000円 | 599.4ドル | 約89,900円 |
(※:料金は2024年12月2日時点の米ドル/円レートを元に税抜の金額を掲載しています。)
年次は月次と比べて16%(2カ月分)の割引が効く仕組みです。長期利用が前提で普通に契約するのであれば年次プランがおすすめですが、支払い額はEssentialでも23,300円程度はかかります。
ツール代として年間でこの費用は高いですよね。一方、月次で契約すれば月額2,200円程度ですが、トレードに使うツールなのである程度の期間は利用するのが前提かと思います。
当ページで紹介する安く買う方法は基本的に年次プランが対象です。トレーディングビューではこれまで月次プランの割引が行われていません(※FX手とり調べ)。
年次プランであれば大幅に割引が効くので支払い期間は年次がおすすめです。
トレーディングビューは不定期でフラッシュセールを行います。通常料金はかなり高めに設定されているので、契約するのであればセール価格で購入するのがおすすめです。
別記事にてトレーディングビューの最新キャンペーン情報をまとめています。キャンペーンを上手く活用すれば費用を大幅に抑えることができます。
常に最新情報をチェックして更新しているのでぜひチェックしてみてください!
TradingViewのスペック比較表
項目 | Basic | Essential | Plus | Premium |
---|---|---|---|---|
月次(円換算) | 無料 | 2,200円 | 4,500円 | 9,000円 |
広告の表示 | あり | なし | なし | なし |
画面分割 | 1 | 2 | 4 | 8 |
インジケーターの同時表示 | 2 | 5 | 10 | 25 |
アラート | 5 | 20 | 100 | 400 |
表示できるローソク足の数 | 5,000本 | 1万本 | 1万本 | 2万本 |
レイアウトのテンプレ保存数 | 1 | 5 | 10 | 無制限 |
チャート同時接続 | 1 | 1 | 2 | 5 |
ウォッチリスト登録数 | 30 | 1000 | 1000 | 1000 |
レイアウトのテンプレ | 1 | 5 | 10 | 無制限 |
インジケーターのテンプレ | 1 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
秒足 | × | × | × | 〇 |
バーのリプレイ | × | 分足42日分 | 分足180日分 | すべて |
出来高プロファイル | × | 〇 | 〇 | 〇 |
カスタム時間足 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
自動チャートパターン | × | × | × | 〇 |
サポート | × | 通常 | 優先 | 優先 |
(※:月額料金は2024年12月2日時点の米ドル/円レートを元に算出。いずれも税抜の金額を掲載。)
上記は各プランの主要な機能を比較した一覧表です。
有料プランは広告の非表示や複数の画面分割、ウォッチリストの登録銘柄数増加など様々な機能が解放されます。自分が使いたい機能に応じてプランを選んでいただければと思います。
トレーディングビューを安く買うための5つの方法
では、本題に入りましょう。トレーディングビューを安く買う方法ですが、方法によって割引額が変わってきます。
割引が効く期間やタイミングも異なるので、「トレーディングビューではこんな割引があるのか」という参考にしていただければと思います。
安く買う方法①:ブラックフライデーセールを待つ
1つ目の安く買う方法は「ブラックフライデーセールを待つ」です。
トレーディングビューは例年11月の下旬にブラックフライデーセールを行います。このタイミングが1年間で一番、トレーディングビューを安く買えるタイミングです。
割引額はその年によって異なりますが、2024年はEssentialが30%割引、Plusが40%割引、Premiumは70%もの割引となりました。
通常時の年次と比べるとかなりの割引が効いています。
特に、個人向け最上位のPremiumが70%割引で下位プランであるPlusとほぼ同額の料金まで値下げされました。
ブラックフライデーセールで対象となるのは年次プランです。最上位のPremiumを1年間約3万円で買えるのはかなり安いですね。
毎年ブラックフライデーセールで契約を更新している方も多く、この時期を待って安く買うのが一番確実です。
ブラックフライデーが1番安くなる理由は「+1カ月無料が付くから」です。トレーディングビューは有料プランの初回契約時に1カ月の無料期間があります。
これは初回のみ利用可能ですでに有料プランを契約済みの方は対象となりません。また、次に紹介するフラッシュセールでもブラックフライデーと同等の割引が効きますが、「+1カ月無料」の特典は付きません。
ブラックフライデーは2年目や3年目の方でも「+1カ月無料」が付いた状態で購入でき、これが毎年重なるので「1番お得なセール」といえます。
TradingViewブラックフライデーセールの割引額やセール内容はこちら
安く買う方法②:フラッシュセールで契約する
次に紹介するのは不定期で実施されるフラッシュセールです。ブラックフライデーセールとは異なり、開催時期は不明です。
過去に開催されたフラッシュセールは「シルバーウィークセール」、「アジア地域限定セール」、「建国記念日セール」などです。どちらのセールもブラックフライデーセールと同等レベルで安く買うことができました。
これまでのフラッシュセールはいずれも「無料プランの方にメールアドレスで案内が届く」「開催期間は1週間」という共通点がありました。
すでに有料プランを契約している方には案内が届かないため、「フラッシュセールが来るまでは無料プランを使い続ける」というのも選択肢の一つです。
過去のTradingView割引セールまとめ
セール | 開催日時 | 割引額 |
---|---|---|
ブラックフライデー&サイバーマンデーセール | 2024年11月25日~12月5日 |
|
シルバーウィークセール | 2024年9月16日~9月23日 |
|
アジアセール(第2回) | 2024年6月11日~6月17日 |
|
建国記念日セール | 2024年2月12日~2月18日 |
|
ブラックフライデー&サイバーマンデーセール | 2023年11月20日~11月30日 |
|
アジアセール(第1回) | 2023年7月24日~7月30日 |
|
ブラックフライデー&サイバーマンデーセール | 2022年11月20日~11月30日 |
|
また、過去のフラッシュセールを確認すると「アジアセールは6月~7月に来やすい」「シルバーウィークと建国記念日前後にフラッシュセールが来るかもしれない」ということが分かります。
今後のセールがどうなるのかは分かりませんが、少なくともアジアセールは過去2回実施されているので来年も開催される可能性が高いと思われます。
毎年11月下旬のブラックフライデーセールまで期間が空く6月~7月にセールを開催したい意図がTradingView側にあるのかもしれません。トレーディングビューを安く買いたい方はフラッシュセールも要チェックです!
ゲリラ開催!トレーディングビューのフラッシュセールの詳細はこちら
安く買う方法③:無料お試し期間から契約する
次に解説するのは非常に簡単な方法です。
トレーディングビューでは有料プランの新規契約に際して1カ月の無料お試し期間があります。この無料お試し期間に登録すると「特別なオファー」が提示される場合があります。
この特別なオファーで安く買うというのが1つ目の方法です。どれだけ割引が効くかはタイミングによって異なりますが、FX手とりで確認した際には最大50%割引のオファーが提示されました。
上記が実際に無料のお試し期間中に提示されたものです。無料期間は1カ月間ですが、有料プランを契約するのはお試し期間の終了日ギリギリがおすすめです。
終了日に近づくにつれて割引率が大きくなったことを確認しています。ただし、トレーディングビューはプランの割引に関して実施の有無や割引率が頻繁に変更されます。
契約時点で特別オファーが出るかどうか、割引率がどうなるかは分からない点にはご注意ください。どちらにしても新規契約であれば1カ月間は無料で使えるので試さない手はありません。
割引オファーは見逃してもリクエストすることができる
もし、特別オファーを見逃してしまった場合でも後からリクエストを出すことが可能です。
チャート画面左上のヘルプセンターからサポートチケットを選択します。
サポートチケットを開いたことがない方は画面下、開いたことがある方は右上の「お問い合わせ」を選びます。
項目の一覧から「請求」を選びます。
「割引をリクエスト」を選択。
「自分のアカウントで割引のオファーを受けていたのですが、それを失くしてしまいました」という項目が出るので選択。
「お申込みを送信」を選びます。ここから割引のオファーをリクエストすることが可能です。参考にしてみてくださいね。
安く買う方法④:お友達紹介で15ドルを獲得する
トレーディングビューを安く買うための4つ目の方法は「お友達紹介プログラムを活用する」です。
トレーディングビューには友人を紹介すると双方に15ドル(約2,200円分)がもらえるプログラムがあります。
条件は「紹介された人が新規契約であること」「アカウント作成後3カ月以内に有料プランを買うこと」「ウェブサイトから買うこと」です。15ドルは有料プランを買うときやプランのアップグレードに使用できます。
ブラックフライデーセールや不定期開催のフラッシュセールでの割引には利用できないのでご注意ください。
Essentialが月額2,200円なので1カ月分を無料で使うことが可能です。
このプログラムは紹介するたびにコインがもらえるので紹介できる方がたくさんいる方はこの方法もおすすめ。
下記のTradingView公式サイトから専用リンクを発行し、知人に共有しましょう。有料プランを買う場合はウェブサイトから買う必要があります。スマホアプリから決済すると15ドルはもらえないのでご注意ください。
安く買う方法⑤:デモトレードのコンペティションで上位入賞を狙う
最後に紹介するのは「デモトレードのコンペティションで上位入賞を狙う」です。
ただし、最初にお伝えするとこの方法は「そもそも有料プランの人しか参加できない」「上位入賞は少しハードルが高い」という点がネックです。
トレーディングビューではデモトレードのコンテストが不定期で実施されます。このコンテストでは上位250名に賞金・特典が授与されます。
1位の方で3,000ドル(日本円で約45万円)もの賞金が出ます。さらに、トップ50名のトレーダーで25,000ドルを分け合い、200名以上のトレーダーに6カ月間のプラン延長の特典があります。
コンテストの参加費は無料です。為替、株価指数、商品、暗号資産などの指定銘柄でデモトレードを行い、1カ月間でより多くの利益を出した方が入賞します。
以前までは上位数名のトレーダーに賞金が出る大会でしたが、現在はより多くの方に特典がもらえるように変更されています。
簡単ではありませんが可能性は十分にあります。参加費などはかからないのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
TradingViewが無料で使える証券会社・FX会社もある
ここまでトレーディングビューを安く買う方法を紹介してきましたが、別の方法として「TradingViewを取引ツールに内蔵している証券会社、FX会社を使う」という選択肢もあります。
内蔵ツールであれば費用はかかりません。有料プランを安く買うというよりも「そもそも無料のツールを使う」ということですね。
以下で一覧表にまとめていますが、各社ともに取引ツールにトレーディングビューを内蔵していたり口座連携で利用することが可能です。
FX会社 | 形式 | スマホ | 特徴 | 公式 |
---|---|---|---|---|
みんなのFX | 内蔵 | 〇 | 有料相当の機能が無料で使える 6画面分割、インジ複数表示 テンプレート複数保存 | |
LIGHT FX | 内蔵 | 〇 | 業界最高水準スワップ LIGHTペアはスプレッドも狭い | |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 内蔵 | × | 業界最狭水準スプレッド TradingView内蔵PCツール | |
GMO外貨 | 内蔵 | × | 株価指数・商品CFD対応 最大8画面の独立チャート | |
JFX | TradingViewでのレート配信に対応 (詳細はこちら) | |||
サクソバンク証券 | 口座連携でFX、外国株、個別株CFD、商品CFD取引可能 | |||
OANDA証券 | 内蔵 連携 | 〇 | 内蔵と口座連携の両対応 最大8画面分割・5秒足チャート | |
Webull証券 | 口座連携で日本株・米国株の現物取引可能 | |||
FOREX.com | 内蔵 連携 | 〇 | 内蔵と口座連携の両対応 MT4・TradingViewが利用可能 | |
インヴァスト証券 | 内蔵 | △ | 独自のリピート系自動売買 FX、指数、商品CFD対応 |
※TradingViewの利用形式は取引ツールに内蔵しているFX業者と口座連携ができるFX業者があります。
※取引ツールに内蔵されているTradingViewはFX業者ごとに一部、搭載されていない機能があります。
※口座連携ができるFX業者のTradingViewの機能はTradingViewの契約プランによって異なります。
※内蔵ツールで提供している業者で表示できるのは、その業者の取扱銘柄に限られます。
※JFXはFX口座の連携およびTradingViewを内蔵した取引ツールは提供していません。
※サクソバンク証券は株価指数CFDの取り扱いはありますが、TradingViewで取引できるのはFX口座、個別株CFD口座、商品CFD口座、外国株式口座です。
各社のTradingView対応銘柄・取り扱い一覧はこちら!
みんなのFX
FXトレーダーの方はみんなのFXにご注目を!
みんなのFXはPC版ツールとスマホアプリにTradingViewを内蔵しており、Premium相当の一部機能が利用できます。
最大6画面分割や25個以上のインジケーター同時表示に対応。画面分割は無料プランではできない機能なのでこれだけでもかなり魅力的です。
インジケーターは85種類以上、描画ツールも80種類以上を搭載。インジケーターとレイアウトのテンプレート(複数保存可能)も利用できます。
これだけの機能が無料で使えるのはかなりお得です。ただし、表示できる銘柄はFX通貨ペアのみなので、FXトレーダーの方にみんなのFXはおすすめです!
みんなのFXのTradingViewが便利すぎる!使える機能の解説はこちら
みんなのFXってどんなFX業者?
みんなのFXはここ数年で大きく業績を伸ばしている注目のFX会社です。
預かり資産は1,000億円を突破、口座開設数も55万口座を超えており、多くのトレーダーに選ばれています。
「業界最狭水準のスプレッド」「高水準スワップポイント」「TradingViewが無料で使える」「高い約定率」「1,000通貨取引対応」などなど注目ポイントがたくさんあります。
特に、スワップポイントはみんなのFXが会社全体でこだわっている部分です。
トルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨では毎月の受取総額が億を超えているような状況です。それだけスワップ狙いのトレーダーの方がみんなのFXを利用しているという証拠。
別記事では過去の付与実績をもとに徹底的に解説しているのでぜひご一読ください。
【最新版】みんなのFXのスワップポイント解説!付与実績や必要証拠金も紹介
JFX
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