当記事では、TradingView(トレーディングビュー)対応FX会社のスプレッドを一覧比較しています。
TradingViewが使える国内業者を対象として、米ドル円やユーロ円、ポンド円、ユーロ米ドルなどのスプレッドを比較。
また、みんなのFXやOANDA証券などの対象業者について、TradingViewの利用形式も併せて解説しています。
TradingView(トレーディングビュー)対応かつスプレッドの狭い業者をお探しの方は、ぜひ当記事を参考にしてみてくださいね。
TradingView対応会社のスプレッド比較表
以下の表では、TradingViewが使える国内FX業者・証券会社を対象に、8通貨ペアのスプレッド比較を行っています。
原則固定の基準スプレッドを公開している業者と、スプレッド提示実績を公開している業者は数値を掲載。それ以外の場合は「取引画面で確認」「変動制」と記載しています。
気になる会社があれば公式サイトもチェックしてみてくださいね。
FX会社 | 米ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
みんなのFX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 | |
LIGHT FX(通常銘柄) | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 | |
LIGHT FX(LIGHTペア) | 0.18銭 | 0.38銭 | 0.88銭 | 0.48銭 | |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.6銭 | 0.5銭 | |
OANDA証券(ベーシック) | 0.4〜0.5銭 | 0.7銭 | 1.4銭 | 1銭 | |
OANDA証券(プロ) | 0.8〜0.9銭 | 1.3〜1.9銭 | 2.8〜3.6銭 | 1.6銭 | |
FOREX.com | 変動制 | 変動制 | 変動制 | 変動制 | |
JFX(※1) | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
FX会社 | ユーロ米ドル | 豪ドル米ドル | ポンド米ドル | 南アランド円 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
みんなのFX | 0.3pips | 0.8pips | 0.8pips | 0.9銭 | |
LIGHT FX(通常銘柄) | 0.3pips | 0.4pips | 0.8pips | 0.9銭 | |
LIGHT FX(LIGHTペア) | 0.28pips | ー | 0.78pips | 0.88pips | |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 0.3pips | 0.6pips | 0.7pips | 0.9銭 | |
OANDA証券(ベーシック) | 0.5pips | 1.1pips | 1.1pips | 1.3銭 | |
OANDA証券(プロ) | 0.8pips | 1.4pips | 1.3pips | 1.3銭 | |
FOREX.com | 変動制 | 変動制 | 変動制 | 変動制 | |
JFX(※1) | 0.3pips | 0.4pips | 0.6pips | 0.5銭 |
(※:みんなのFXの上記スプレッドはAM8:00〜翌5:00までの時間帯で原則固定・例外あり)
(※:LIGHT FX(通常銘柄・LIGHTペア)の米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、NZドル円、ユーロ米ドルの上記スプレッドはAM8:00〜翌5:00までの時間帯で原則固定・例外あり。それ以外は2024年10月1日時点に公式サイトで確認できた数値)
(※:ゴールデンウェイ・ジャパンの米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドルの上記スプレッドはAM8:00〜翌5:00までの時間帯で原則固定・例外あり。それ以外は2024年10月1日時点に公式サイトで確認できた数値)
(※:OANDA証券には4種類の取引コースがあり、上記表内にはTradingView対応のNYサーバー(ベーシックコース)、NYサーバー(プロコース)のスペックを掲載。2024年9月24日同社調べ)
(※:JFXの米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ポンド米ドル、南アランド円のスプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯、それ以外は全時間帯で原則固定・例外あり)
(※1:JFXはTradingViewでのレート配信のみ対応しており、チャート分析は可能ですがTradingViewでの取引には対応していません。詳細はこちら)
「TradingViewが無料で使えて、スプレッドが狭いFX業者を探してる!」という方にはゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF GX」がおすすめです。
ゴールデンウェイ・ジャパンは米ドル円やユーロ米ドルなど、主要通貨ペアにて業界最狭水準スプレッドを実現。他社と比べても魅力的なスプレッドとなっています。
ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF GX」では、PCツールにてTradingViewチャートを無料で使用可能。100種類以上のインジケーター搭載はもちろん、通常のTradingViewでは有料プランでしか使えない、最大6分割チャート機能も利用できます。
さらに、FX通貨ペアだけでなく、ゴールドや原油などの商品CFD銘柄、ビットコインなどの暗号資産CFD銘柄の分析も可能。話題のノックアウトオプションも対応しています。
気になった方は公式サイトもぜひチェックしてみてくださいね。ゴールデンウェイ・ジャパンのTradingViewの解説記事も用意していますので、そちらもご参照ください。
各社のスプレッド詳細・TradingView利用形式について
次に、TradingView(トレーディングビュー)対応のFX各社のスプレッド詳細と、各社におけるTradingViewの利用形式を解説していきます。
スプレッドの狭さも気になりますが、「TradingViewはツール内に内蔵されている形式なのか?」「TradingViewとの口座連携が可能なのか?」といった点も重要なポイント。ぜひ参考にしてみてくださいね。
みんなのFX
みんなのFXは総合的なスペックが高い上に、初心者から上級者まで多くのニーズに応えてくれる人気のFX業者です。
スプレッドは米ドル円などの主要銘柄を中心に業界最狭水準を実現。原則固定スプレッドの適用時間帯は限られているものの、AM8:00〜翌AM5:00までの幅広い時間帯にて適用されます。
(※:上記スプレッドはAM8:00〜翌AM5:00の時間帯に適用、原則固定・例外あり)
主要銘柄はもちろんですが、メキシコペソ円や南アフリカランド円などの高金利通貨ペアでも低水準スプレッドを実現。
みんなのFXは高水準のスワップポイントにも定評があり、スワップに関しても上乗せキャンペーンを敢行するなど嬉しい環境が整っています。
【最新版】みんなのFXのスワップポイント解説!付与実績や必要証拠金も紹介
TradingViewの利用形式について
みんなのFXでは、PCツール(FXトレーダー)・スマホアプリ内にTradingViewチャートを内蔵する形式を採用しています。
利用手数料は無料。PCツール・スマホアプリ共に、85種類以上のテクニカル指標や80種類以上の描画ツールが使えます。
取引ツールに内蔵されているため、TradingViewチャートを見ながらレート確認や発注などの操作が可能。
各種画面の配置をカスタマイズすることも可能であり、TradingViewチャートは最大6画面まで同時表示できます。
複数チャート表示や広告非表示、テクニカル指標の同時表示など、本家TradingViewでは有料の機能が無料で使えるのがポイント。
トレーディングビューの無料プランとみんなのFXはどっちがいい?
みんなのFXのPCツール(FXトレーダー)・スマホアプリには、シンプルチャートとTradingViewチャートの2つが備わっています。
シンプルチャートとTradingViewチャートは、チャート画面の右上にあるアイコンをタップすることで切替可能。
ちなみに、みんなのFXにはWebトレーダーというPCツールもありますが、そちらはTradingViewチャートを内蔵していません。
みんなのFXのTradingView(トレーディングビュー)チャート機能については別記事で詳しく解説していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
みんなのFXの最新キャンペーン情報
LIGHT FX
TradingView(トレーディングビュー)対応かつスプレッドの狭い業者をお探しであれば、LIGHT FXもおすすめです。
LIGHT FXは米ドル円やユーロ米ドルなどの主要通貨ペアにて原則固定スプレッドを設定。AM8:00〜翌AM5:00の幅広い時間帯で業界最狭水準のスプレッドを実現しています。
主要銘柄を除き、取り扱っている多くの通貨ペアのスプレッドは原則固定ではないものの、多くの通貨ペアで低水準スプレッドを提示しているのもメリット。
LIGHT FXはスワップポイントにも定評があります。メキシコペソ円や南アフリカランド円をはじめ、ユーロズロチ、チェココルナ円といった銘柄でも高スワップを狙うことが可能。
スプレッドの狭さ、高水準のスワップポイント、TradingViewチャート対応の環境で選ぶならLIGHT FXがおすすめです。
2024年3月11日より、LIGHT FXにて同サービス史上最狭スプレッドが始動しました。通常銘柄よりスプレッド・スワップが強化された「LIGHTペア」8銘柄にて原則固定スプレッドの適用が開始!
LIGHTペアは12銘柄ありますので、そのほとんどが原則固定スプレッド化となります。具体的な数値は以下の通りです。
LIGHTペアはリリース時点でも魅力的な銘柄でしたが、対象通貨ペアの追加や取引上限の拡大、原則固定スプレッドの採用など次々と進化しています。今後の展開にも期待!
TradingViewの利用形式について
LIGHT FXでは、PCツール・スマホアプリの両方にTradingView(トレーディングビュー)チャート機能が内蔵されています。
PCツール・スマホアプリ共にTradingViewチャート機能を無料で利用可能。
PCツールは高機能な「アドバンスドトレーダー」と、使いやすさ重視の「シンプルトレーダー」がありますが、TradingViewが内蔵されているのは前者となります。
LIGHT FXのTradingViewチャートでは、85種類以上のテクニカル指標や80種類以上の描画ツールを自由に利用可能です。テクニカル指標のパラメーターやデザイン変更などのカスタマイズ機能も充実。
LIGHT FXのPCツール(アドバンスドトレーダー)・スマホアプリには2つのチャートが内蔵されており、右上のアイコンをタップして切替が可能です。
LIGHT FXで開催中のプログラム
ゴールデンウェイ・ジャパン
スプレッドの狭さで選ぶならゴールデンウェイ・ジャパンも外せません。TradingView非対応の業者を含めても、同社のスプレッドは非常に魅力的。
当記事のスプレッド比較表を見ても分かる通り、他社と比べても低水準の基準スプレッドが設定されています。
TradingView非対応の業者を含め、約20社のスプレッドを比較している記事もありますので、気になる方はそちらもぜひチェックしてみてください。
ちなみに、ゴールデンウェイ・ジャパンはTradingView対応の業者としてもおすすめですが、同社は「MT4(メタトレーダー4)」対応業者としても要チェック。
TradingView対応の環境とMT4対応の環境、いずれも業界最狭水準スプレッドが実現されています。MT4を使いたい方にもおすすめです。
(※:出所 ゴールデンウェイ・ジャパン公式サイト 最新情報)
ゴールデンウェイ・ジャパンの「FXTF GX」は業界最狭水準スプレッドやTradingView対応など多くのメリットを持ちますが、「指値の有利スリッページ」が発生する場合がある、というのも特徴となっています。
上記画像は、ゴールデンウェイ・ジャパンの公式サイトにて毎月公開されている、有利スリッページ発生割合の実績です。
こちらは、指標発表時における、指値の有利スリッページランキングのTOP3。
FXTF GXを利用している多くのトレーダーが、有利スリッページの恩恵を受けていることが分かります。
TradingViewの利用形式について
ゴールデンウェイ・ジャパンには「FXTF GX口座」と「FXTF MT4口座」があり、TradingViewチャートは前者のFXTF GX口座にて利用可能。
FXTF GX口座のPCウェブブラウザ版ツールにTradingViewチャート機能が内蔵されています。
FXTF GX口座のTradingViewチャートでは、100種類以上のインジケーターなどを利用可能。画面配置のカスタマイズには非対応ですが、最大6つのチャート画面を同時表示できるのが魅力です。
ただし、FXTF GXのスマホアプリはTradingViewチャートに非対応なのでご留意を。
ゴールデンウェイ・ジャパンのTradingView徹底解説はこちら!
OANDA証券
OANDA証券には複数の取引コースが用意されており、トレーダーのニーズに応じて使い分けられるのが特徴のひとつです。
TradingViewは「NYサーバー(ベーシックコース)」「NYサーバー(プロコース)」での利用が可能。スプレッドで選ぶなら前者のベーシックコースがおすすめですが、大口取引を利用するなら後者のプロコースがおすすめです。
上記表にも記載していますが、OANDA証券はTradingViewとMT4・MT5を併用できるのもポイント。
先に紹介したゴールデンウェイ・ジャパンはMT4も対応していますが、MT5も使えるのはOANDA証券ならではの特徴です。
その上、OANDA証券はツール内でTradingViewが使えるだけでなく、本家TradingViewとの口座連携にも対応。取引コースだけでなく、ツールの利用形式も臨機応変に使い分かられるのはOANDA証券のメリットです。
OANDA証券の各取引コースのスプレッド比較表を以下に掲載していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
OANDA証券 各取引コースのスプレッド比較表
通貨ペアのスプレッド比較表-1
FX業者 | 米ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 |
---|---|---|---|---|
スタンダードプラン(MT4) | 0.3〜1.1銭 | 0.4〜1.3銭 | 0.9〜2.3銭 | 0.6〜1.3銭 |
NYサーバー(ベーシックコース) | 0.4〜0.5銭 | 0.7銭 | 1.4銭 | 1銭 |
NYサーバー(プロコース) | 0.8〜0.9銭 | 1.3〜1.9銭 | 2.8〜3.6銭 | 1.6銭 |
通貨ペアのスプレッド比較表-2
FX業者 | ランド円 | ユーロ米ドル | 豪ドル米ドル | ポンド米ドル |
---|---|---|---|---|
スタンダードプラン(MT4) | 1〜1.1銭 | 0.5〜0.6銭 | 0.9pips | 0.8〜1.1pips |
NYサーバー(ベーシックコース) | 1.3銭 | 0.5銭 | 1.1pips | 1.1pips |
NYサーバー(プロコース) | 1.3銭 | 0.8銭 | 1.4pips | 1.3pips |
(※:一定数値のみ記載している部分は原則固定・例外あり、〇〇〜〇〇銭と記載している箇所は変動制)
(※:2024年9月24日OANDA証券調べ)
TradingViewの利用形式について
前述の通り、OANDA証券では「自社ツール内でのTradingViewチャート利用」「本家TradingViewとの口座連携」、2つの利用形式に対応しています。
上記画像は自社ツール「fxTrade」の取引画面。TradingViewチャートで分析を行いつつ、発注などの操作が可能です。利用手数料は無料。
テクニカル指標は80種類以上に対応しており、チャート画面は最大8分割表示が可能となっています。内蔵TradingViewチャートの機能性で選ぶなら、OANDA証券がおすすめ。
OANDA証券はTradingViewとの口座連携が可能であり、連携操作は本家TradingView上で行います。口座連携を行う場合は、事前に本家TradingViewとの契約、OANDA証券での口座開設が必要。
ちなみに、OANDA証券ではPC版・スマホアプリ版の両方にて、TradingViewとの口座連携が可能です。
TradingView(トレーディングビュー)対応の国内業者はまだまだ少ない現状でありながら、内蔵チャートと口座連携の両方に対応しているのは魅力です。
OANDA証券のTradingViewに関しては別記事で詳しく解説していますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
FOREX.com
FOREX.comは自社のツール内でもTradingViewチャートが使える上に、本家TradingViewとの連携にも対応している国内業者になります。FXだけでなく株価指数CFDもトレーディングビューにて分析が可能。
FOREX.comは変動制スプレッドを採用しており、市場の状況に応じて変動する仕組みとなっています。
同社では80種類以上の通貨ペアを取り扱っていたり、スピーディな約定力の実現なども特徴的。ノックアウトオプションを取り扱っている貴重な国内業者である点も注目です。
TradingView利用形式について
前述の通りFOREX.comでは自社のツール内(PC・スマホアプリ)にて、内蔵版のTradingViewチャートを利用可能。それに加えて、TradingViewとの口座連携も可能となっています。
トレーディングビューとの口座連携はPCとスマホアプリの両方に対応。TradingView上でFXも株価指数CFDも取引できます。
JFX
JFXと言えば「スキャルピング」という印象を抱いている方、多いのではないでしょうか。同社は公式サイトで「スキャる?」などスキャルピング公認会社であることを大々的にアピールしています。
JFXは主要通貨ペアをはじめとして業界最狭水準スプレッドを実現しており、スキャル向けの取引ツールも提供しているので、スキャルピングをされる方におすすめ。
ただし、TradingView上での取引には対応しておらず、TradingViewはチャート分析専用として利用する、といった形式になります。その点を以下の解説、もしくは特集記事でお伝えしているので、気になる方はご参照ください。
TradingView利用形式について
JFXはTradingViewにてレート配信を行っている数少ない国内FX会社です。銘柄検索でJFX配信のレートを選択すれば、TradingView上でチャートの表示が可能。
TradingViewでのレート・チャート表示は、JFXで取り扱っている全通貨ペアに対応しています。
ただし、JFXはTradingViewとの口座連携には非対応のため、TradingView上での注文はできません。
ですが、トレーディングビューのチャートを表示しながら、JFXの取引ツールを併用するのは可能です。
JFXのツールは各種パネルを独立ウィンドウにて分離表示できるので、例えば上記画像のように、TradingViewの周りにクイック注文やレートパネルを並べたりできます。
TradingViewでチャート分析をしつつ、JFXのツールでスキャルピング取引を実行!といった環境を簡単に実現可能。使いやすいのでおすすめです。
JFXの最新キャンペーン情報
当記事ではTradingView(トレーディングビュー)対応会社のスプレッド比較を行っていますが、当サイトではその他業者のスプレッド比較も実施しています。
別記事では国内FX業者20社以上を対象として、約40通貨ペアの最新スプレッドを一覧比較。より多くのFX会社のスプレッドを比較したい方は、そちらもご参照ください。
また、TradingViewだけでなくMT4・MT5にも興味がある方は少なくないと思います。MT4・MT5対応業者に絞ったスプレッド比較記事も用意していますので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。