【注目】NIO(ニオ)の決算、今後の見通し、株の買い方まで解説!

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NIO:ニオの決算、今後の見通し、株の買い方まで解説!

全世界で熾烈な開発競争が繰り広げられているEV(電気自動車)。この記事では、各国のEVメーカーの中でも注目されている中国のNIO(ニオ)について徹底解説しています。

ニオの事業概要、強みから最新決算、今後の見通しまで詳しく解説しているので銘柄選定の参考としてぜひご一読ください。

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欧州や米国、日本でもガソリン車は廃止する流れとなっていますが、将来的に注目なのがEV(電気自動車)です。

各国の自動車メーカーがこぞって開発している中、新興企業にも大きな注目が集まっています。中国のNIO(ニオ)やBYD、アメリカのRivian(リビアン)、Lucid(ルシッド)など数多くの銘柄があります。

日本でもトヨタや日産、ホンダなどがありますが、これらの企業にまとめて投資できるのがIG証券です。IG証券では米国株・日本株・中国株・欧州株など12,000銘柄に対応。

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NIO(ニオ)とは

ニオは、中国の上海に本社を置く高級電気自動車(EV)メーカーです。「中国版テスラ」や「第二のテスラ」とも評される同社はスマートコネクティビティと呼ばれる人工知能技術を駆使したEVの設計・開発・販売を手がけています。

設立は2014年11月、実業家であり起業家のウィリアム・リー氏が中国で創業。リー氏は自動車産業を対象にインターネットサービスを展開する「Bitauto」というメディアを起業し成功を収めた経歴の持ち主です。

2016年に最初のモデルとなるスポーツEV「EP9」を発表。最高速度300キロ超という初のEVスーパーカーとして注目を集めました。量産モデルとしては「ES8」「ES6」を発売。また、2021年1月には初のセダンモデルとなる「ET7」を発表しています。

中国は自動車販売において世界で最も高いシェアを占めている国です。欧米に比べて自動車の一般家庭への普及率はまだ低く、今後の伸びしろが大きく残っています。また、環境問題への取り組みとしてガソリン車の廃止が世界的な潮流となっており、その中でニオは代表的なEVメーカーの1つとされている企業です。

NIO(ニオ)の会社概要

企業名NIO Inc
本社所在地Building 20 No. 56 AnTuo Road Anting Town Jiading District Shanghai, 201804 CHN
設立年月日2014年11月
代表者Mr. Bin Li
業種一般消費財(Consumer Products)
上場日2019年9月
市場NYSE
ティッカーNIO
従業員数7763人

NIO(ニオ)の強み

他のEVメーカーと比較した際のNIOの特徴的な強み、競合優位性を解説します。

BaaSでのバッテリー交換とサブスクリプション

1つ目は「BaaS(バッテリー スワップ ステーション)」と呼ばれるバッテリーの交換ステーションです。

従来のEVは30分以上かけてステーションで充電を行います。待ち時間が長く手間もかかるためEVのデメリットの1つとされています。一方、NIOのEVはBaaSでバッテリーを交換するだけ(所要時間はわずか5分)です。

ステーションの設置も従来型よりコストがかからないため、増設が行いやすいという利点もあります。すでに石油大手のシノベックと協業し2025年までに全世界4,000カ所へのステーションを設置予定です。

また、NIOの特徴は「顧客が購入するのは自動車の車体のみで、バッテリーは交換制サブスクリプションを採用している」という点です。バッテリーの老朽化を防ぎつつ、サブスクリプションによる定期収入が見込めるビジネスモデルです。

顧客側も本体を安く買えるためWin-Winの関係が形成されています。

ラグジュアリーな体験価値を提供

NIOは顧客の体験価値に重点を置いています。ただ車を買うだけでなく「NIOのオーナーとしてのライフスタイル」というブランドサービスを提供しているのが特徴です。

その一環として、NIOのオーナーであれば誰でも使えるラグジュアリールームの「NIOハウス」や300万点以上の商品を取り扱う「NIOライフ」といったサービスを提供。

NIOハウスはカフェ、図書館、ラウンジ、会議室などが併設されシンプルで高級感溢れる内装のラウンジとなっており「NIOのオーナー」という顧客体験を生み出しています。

現在では、中国をはじめ世界で46棟以上のNIOハウスがあり今後も増やしていく予定です。

中国政府のバックアップ

中国でビジネスをする以上、中国政府との関係はとても重要です。ニオは中国政府と非常に良い関係性を持っています。

ニオは2019年に景気低迷やリコール問題で経営の危機に直面しました。しかし、2020年3月に中国政府から1,500億円を調達。新しいモデルのEVを量産することで危機を脱した経験があります。

また、中国合肥市に世界レベルの生産基地となるEV製造産業パーク「ネオパーク」を着工。ネオパークでは年間平均100万台以上を生産する見込みです。

中国政府もガソリン車の廃止目標を2040年までとしているため、今後も政府の手厚いバックアップ体制が期待できるでしょう。

NIO(ニオ)の業績

2024年3月6日に発表された2023年度第4四半期の決算は、売上高が約171億人民元(約24億米ドル)で前年同期比6.5%増加。前四半期ほどではありませんが堅調な業績です。

自動車メーカーの決算を見る際にとても重要な数字が納車台数です。ニオの第4四半期の納車台数は50,045台、通期では160,038台で前年同期比約30%増加。

中国で40万元(日本円で約780万円)以上のプレミアムEV市場で12四半期連続の首位を獲得してきた同社ですが、納車台数も着実に増えてきました。

2023年5月24日に新モデルのオールランドSUV「ES6」を発表し、「ES6を含む新型車の販売台数の増加により納車台数の堅調な伸びが期待できる」としていましたが、ここに来てやっと結果が出てきた形です。

ただし、営業赤字は継続しておりバッテリー価格の上昇、競争激化、販売コスト増加が向かい風となっています。もっとも、この状況はNIOに限った話ではありません。他のEVメーカーも同じ状況にあります。

NIOは人気モデルの量産体制強化と新型モデルの開発に注力しています。現状は厳しいマクロ環境が続きますが、今後も新車の製造とコスト構造の最適化、運用効率を改善による営業利益率の改善が期待されます。

NIO(ニオ)の株価と分析

ニオ(NIO)の株価と分析

TradingView提供のNIO月足チャート(2024年3月6日時点)

ニオは2018年9月12日にNYSEに株式上場。しばらくはゆっくりとした堅調な推移をしていましたが、2020年後半に販売台数の順調な伸びからハイパーグロース株の一つとして注目を集めました。

2021年2月9日には最高値の63ドルを付けてテンバガー銘柄の仲間入り。この1年間の伸び率だけを見ると、テスラ8倍に対しNIOは13倍を記録しています。

しかしその後、半導体不足やサプライチェーンの混乱、米中関係悪化、グロース株の利益確定売りなど様々な要因が重なり株価は下落。

2024年も軟調な相場が継続している状況です。株価は低い水準で推移していますが、今後どれだけ好決算を継続して出せるかに注目です。

NIO(ニオ)の今後の見通し、展望

CEOのリー氏は「私たちの目標は、ユーザーにとって楽しいライフスタイルを作ること」と発言しています。優れたEVよりも優れた顧客体験を提供することに重点を置いているのが競合他社との大きな違いです。

アフターフォローも徹底されています。オーナーは生涯無料の品質保証やロードサイドアシスタンスを利用可能。ニオは自動車を販売するだけの企業ではなく、生活におけるトータルなサービスを購入することで、そこにEVも付いてくるといったイメージの企業です。

ニオは技術的な面でも他の追随を許しません。自動運転システム「NAD」の開発、先進運転支援システム「NIOパイロット」の搭載などその技術は日々進化しています。

最先端の技術を生かし多様なEVを発売することで顧客層を広げ、ライバル社との差別化を図っているのもNIOの大きな強みです。

中国政府との関係や地政学リスクなど、経営努力だけではどうにもならない部分もありますが、EV業界の伸びしろを考えるとまだまだ大きく成長する可能性を秘めています。

EVメーカーの新しい形を生み出す企業として長期目線で見ていけば将来有望で成長が楽しみな企業です。

NIO(ニオ)株の買い方、購入方法

ニオ

ニオはニューヨーク証券取引所(NYSE)にADR銘柄(米国預託証券)として上場している企業です。

ADR銘柄(米国預託証券)とは

ADR銘柄とは米国預託証券のことで、米国以外の企業の株式に簡単に投資するための仕組みです。現地企業が発行した株式を裏付けとして米国の証券取引所がADR銘柄を発行、投資家はADR銘柄を購入すれば間接的に現地企業に投資が可能です。

ADR銘柄は裏付けとなる株式から生じる経済的権利をすべて含む有価証券なので、株式を直接購入するのとほぼ同じ効果を得ることができます。

NIOの株の買い方としては、海外株式のADR銘柄に対応したネット証券会社を利用するのが便利です。ADR銘柄といっても通常の米国株式と同じ感覚で購入できます。

国内の証券会社では、サクソバンク証券DMM 株楽天証券SBI証券マネックス証券などがニオの現物株式に対応。

米国株式は日本株とは異なり、1株単位から購入できるのが特徴です。上記、いずれかの証券会社でニオのティッカー【NIO】を入力し銘柄検索、購入株数決め資金を入金すればニオの現物株式が購入できます。

NIO(ニオ)は日本円でいくらから投資できる?

現物取引:1株あたり約900円(2024年3月1日時点)

CFD取引:1株あたり約200円(2024年3月1日時点)

※現物取引およびCFD取引の取引価格は投資時点の株価によって変動します。

短期間で大きく利益を狙うならCFD取引

ニオ

ニオ株の買い方としては現物取引以外にもCFD取引があります。CFD取引とは差金決済取引のことで、日本株では信用取引と同じイメージの取引方法です。

米国株式のCFD取引では「最大5倍レバレッジ」「空売りが可能」「現物銘柄のリスクヘッジに利用できる」といったメリットがあります。

特に、現物取引ではNIOの株価が上昇しなければ利益が出ませんが、CFD取引では空売りができるため上昇・下落のどちらでも利益獲得のチャンスがあります。

国内で米国株式の信用取引はまだ制度がスタートしていないため、米国株式にレバレッジをかけるならCFD取引となります。

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国内では、IG証券サクソバンク証券にてニオのCFD取引が可能です。

レバレッジをかけるため現物取引よりはリスクが高くなりますが、投資資金も5分の1で済むため資金効率を飛躍的に高めることができます。少額資金で取引される方でも、資金管理を徹底すれば短期間で大きく利益を狙うことが可能。

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IG証券では12,000種類の以上の株式CFD銘柄に対応国内No.1の取扱銘柄数を誇る証券会社です。株式以外にも株価指数、コモディティ(商品)、債券まで対応。

NIOのように今後、大きく株価の変動が予想される銘柄をより積極的にトレードされたい方はIG証券にご注目を!

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ニオの現物取引対応業者一覧表

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※2:moomoo証券はベーシックコースの数値を掲載。12.5米ドル以下は取引手数料が0円、12.5米ドル超~25,000米ドル未満は約定代金の0.088%(税込)、25,000米ドル以上は22米ドル(税込)が上限となります。

NIOの現物取引ならDMM 株にも注目!

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