この記事ではGMOクリック証券のNQ100ブル3倍ETFについて詳しく解説していきます!
NQ100ブル3倍ETFの概要、取引ルール、対応ツールについてもご紹介。「TQQQとの違いは?」と疑問に思われている方もぜひ参考にしてみてくださいね!
GMOクリック証券のNQ100ブル3倍ETFとは
NQ100ブル3倍ETFはGMOクリック証券で提供されているハイレバレッジETFの名称です。
GMOクリック証券ではCFD取引(差金決済取引)の対象銘柄として提供されています。ETFと名称がついていますが、現物での取引には対応していません。
NQ100ブル3倍ETFはGMOクリック証券のCFD銘柄でも人気銘柄の1つです。
毎月公開されているCFD売買代金ランキングでも上位にランクインしており、多彩なCFD銘柄に対応しているGMOクリック証券で取引量の多い銘柄になります。
NQ100ブル3倍ETFの詳細
項目 | 取引概要 |
---|---|
CFD銘柄名 | NQ100ブル3倍ETF |
参照原資産 | TQQQ(プロシェアーズ・ウルトラプロ・QQQ) |
取引所 | NASDAQ |
呼値 | 0.01ドル |
通貨 | USD(米ドル) |
取引単位 | CFD価格の1倍 |
取引時間 | 月曜~金曜23:30-翌6:00 (※米国夏時間は開始時刻・終了時刻ともに1時間早くなります) |
TQQQ(プロシェアーズ・ウルトラプロ・QQQ)との違いは?
「TQQQとは何が違う?」と思われている方も多いかと思いますが、NQ100ブル3倍ETFはTQQQを原資産とするCFD銘柄です。
原資産とは、CFD銘柄を提供する際にレートを参照する元となる銘柄のことを指します。つまり、NQ100ブル3倍ETFの値動きはTQQQの値動きと同じように作られます。
そして、TQQQはNASDAQ100指数の値動きの3倍に相当する成果を目指し運用されている銘柄です。運用元は米国の大手投資運用会社のプロシェアーズ社です。
NQ100ブル3倍ETFはTQQQとほぼ同じ値動きをしつつ、CFDで取引できる銘柄になります。
値動きはTQQQとほぼ同じでチャート分析ができる
最大レバレッジは5倍でTQQQ現物よりもレバレッジをかけられる
取引方法はFXと同じ要領で可能。売りからも取引に入れる(空売り)
取引単位が小さく少額資金からでも投資が可能
取引手数料が無料。取引コストはスプレッドと調整金
CFD取引とは差金決済取引のことで、レバレッジをかけて取引額面の全額を用意しなくてもトレードができる取引方法です。
FXもCFD取引の1つで外国為替を対象としています。NQ100ブル3倍ETFは米国株式/ETFを対象としており、最大5倍のレバレッジをかけることが可能です。
GMOクリック証券では、1単位がCFD価格の1倍から取引ができます。1注文あたりの必要証拠金は1,000円以下なので少額資金からでも投資がスタート可能です。
取引方法はFXとほぼ同じ要領です。資金を入金し、買い/売り注文を発注、利益が出れば決済するだけ。投資資金は1万円もあれば余裕を持ってポジションを持つことができます。
NQ100ブル3倍ETFの取引コストは?
NQ100ブル3倍ETFを含むGMOクリック証券のCFD取引では全銘柄で取引手数料が無料です。
CFD取引でコストとなるのはスプレッドと各種調整額です。スプレッドに関しては変動制を採用しており、相場状況によって変わります。
もっとも、GMOクリック証券は他のCFD業者と比べても全体的に狭いスプレッドを配信しているのが特徴です。
調整額に関しては、銘柄によって異なりますがNQ100ブル3倍ETFに関しては金利調整額と権利調整額の受け払いがあります。
金利調整額は、原資産が株式等のCFDやスポットのCFDに発生する調整額です。金利調整額は、CFDのポジションを作る際の対価に発生する金利相当額で、CFDのポジションを翌営業日に持ち越した場合(オーバーナイトした場合)に発生します。
権利調整額は、原資産が株式等のCFDに発生する調整額です。権利調整額は、CFDの原資産の株式等において配当金・分配金の支払いやコーポレートアクションが行われた際に、株主が受け取ることができる権利をCFD保有者にも付与するためのものです。GMOクリック証券が定める日の取引時間終了時点で建玉を保有していた場合に発生します。買建玉を保有している場合は受け取り、売建玉を保有している場合は支払います。
この2種類の調整額のうち、ポジションを翌日に持ち越した場合、日々発生するのが金利調整額です。
GMOクリック証券では取引ツール上で金利調整額の一覧を確認することができます。NQ100ブル3倍ETFに関しては1日あたり約0.5円(1単位)ほどです。
金利調整額はポジションを翌日に持ち越さない場合は発生しません。大口のポジションでスイングトレードや長期保有をする場合はいくらのコストがかかるのかを事前に把握しておきましょう。
権利調整額に関しては、株式の配当金に相当するものです。買いポジションを保有していれば受け取り、売りポジションの場合は支払いとなります。
2つの調整額も少額取引の場合はそれほど大きなコストにはなりません。取引コストを抑えつつナスダック100指数に積極的に投資できるのがNQ100ブル3倍ETFの大きなメリットです。
NQ100ブル3倍ETFの取引ツール
はっちゅう君CFD
GMOクリック証券は取引ツールも充実しています。ブラウザ版ツールの他、PCにインストールするタイプの「はっちゅう君CFD」というツールを提供しています。
はっちゅう君CFDは資金振替から発注まで取引に必要な機能が1つで完結する高機能PCツールです。
上記は実際にはっちゅう君CFDの取引画面を開いたものですが、タブが独立するためチャートや発注画面、ウォッチリストなどを自分好みに配置できます。
複数のモニターを使ったデュアルディスプレイやトリプルディスプレイをされている方でもモニターサイズに合わせてレイアウトが可能です。
もちろん、テクニカル指標や描画ツールも豊富に搭載。チャート分析から発注までPCで相場分析される方におすすめのチャートツールです。
より本格的な相場分析をしたいという方向けには「プラチナチャート」という分析に特化したツールも提供されています。
プラチナチャートは多彩な機能、軽快な操作感、高いデザイン性を兼ね揃えた最新鋭のテクニカルチャートです。
テクニカル指標は38種類を搭載。移動平均線、ボリンジャーバンド、MACDなど人気のテクニカル指標だけでなくかなりマニアックなものまで標準搭載。
描画ツール・オブジェクトも25種類が利用できフィボナッチ系やギャン系、五角形チャートまで描画できます。
さらに、2つの銘柄の値動きを比べられる比較チャート機能も搭載。GMOクリック証券のCFD全銘柄、FX通貨ペア、日本債・米国債まで2,000万通り以上の組み合わせでチャート比較が可能です。
プラチナチャートはブラウザ版とインストール版の両方から使うことができるので、ぜひお試しください!
CFDスマホアプリ
「トレードはスマホだけでする」という方もここ最近で増えてきましたが、GMOクリック証券はこだわりの詰まった高機能なスマホアプリも配信しています。
このCFDアプリもトレードに必要な機能がすべて使えるオールインワンツールです。銘柄検索、チャート分析、ニュースチェック、発注、建玉管理、入出金がワンストップで利用できます。
機能的には「最大4画面表示と16個のチャート保存」「Actionボタンを使った直感的なアラート設定」「ライン描画の手元拡大、マグネット」など使いやすさにこだわった仕様です。
特に、アラート設定がやりやすいのが大きな魅力です。スマホでアラートの通知を受取りたいという方は多いかと思いますが、国内FX業者のアプリではアラートの設定が面倒なものも多いですよね。
GMOクリック証券のCFDアプリはActionボタンという独自の機能を搭載しており、水平線を引く感覚でアラートが設定できます。この機能が非常に便利です。
ナスダック100に投資する方法はいくつかありますが、GMOクリック証券のNQ100ブル3倍ETFは少額でも積極的にトレードができる手段の1つです。
高機能なPC・スマホツールでナスダック100の値動きを狙いたい方はGMOクリック証券をぜひチェックしてみてください!
NQ100ブル3倍ETFはGMOクリック証券のCFD銘柄ですが、本家TQQQの現物も国内の各証券会社にて提供されています。
別記事ではTQQQの概要から全構成銘柄まで詳しく解説しています。ナスダック100に投資をお考えの方はぜひご一読を。