この記事では全世界が注目するEV車(電気自動車)の開発、製造を手がけるTESLA(テスラ)の株の買い方、購入方法を解説しています。
テスラは時価総額約100兆円を越える世界トップの自動車メーカーです。1兆ドル以上の時価総額がある米国上場企業は他にアップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾンの4社しかありません。
これほどテスラ株が買われるわけは何なのか。TESLAの会社概要から株価、業績も合わせて詳しく解説。「テスラの株を買いたい、投資したい」という方はぜひご一読ください!
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※銘柄によっては1株単位となる場合もあります。詳しくは公式サイトおよび取引ツールをご確認ください。
※2022年5月20日時点の最低必要証拠金を掲載、必要証拠金は取引時点の株価によって変動します。
取引手数料は全銘柄で無料。口座開設費用や維持費用など各種手数料も無料なので、安心してテスラ株に投資できます。
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TESLA(テスラ)について
TESLA(テスラ)は米国カルフォルニア州のシリコンバレーに本社を構える電気自動車メーカーです。設立は2003年、創業者はフォーブスの「世界で最も影響力のある人物」にも選出されているイーロン・マスク氏です。
イーロン・マスク氏といえば民間企業で史上初となる有人宇宙船の打ち上げに成功した「スペースX」やオンライン決済サービスの「PayPal」を創業した人物。総資産は2,646億ドル(約34兆円)を超えており世界No.1の大富豪です。
イーロン・マスク氏は「世界を持続可能なエネルギーへの移行を加速すること」をミッションとしTESLAを創業。2008年にスポーツカーの「Tesla Roadster」、2012年にはセダンの「Model S」、2015年にはSUVの「Model X」を発売しています。
さらに、2017年には320マイル以上の航続距離を誇る量産型電気自動車「Model 3」を発売し全世界で熱狂的なファンを生み出しました。2019年には前衛的なデザインと実用性を兼ね備えたトラック「Cybertruck」を、2020年初めにはコンパクトSUVの「Model Y」を発売。
TESLAは「ハード(自動車)を作るのではなくソフト(アプリケーション)を開発するテック企業」として、次々と革新的な車を生み出し続けている自動車業界のパイオニアです。
TESLA(テスラ)の会社概要
企業名 | Tesla Inc |
---|---|
本社所在地 | 3500 Deer Creek Road Palo Alto, CA 94304 USA |
設立年月日 | 2003年7月 |
代表者 | Mr. Elon R. Musk |
業種 | 一般消費財 (Consumer Products) |
市場 | NASDAQ National Market System |
従業員数 | 48,016人 |
テスラ(TSLA)の業績、最新決算情報
※出所:TESLA「2022Q1決算データ」をもとにFX手とり作成
2022年4月20日、テスラは2022年第1四半期決算を発表。四半期売上高は前年同期比81%増の187億5,600万ドル(予想179.2億ドル)、EPSは3.22ドル(予想2.27ドル)と市場予想を上回る素晴らしい決算となりました。
これで3四半期連続の過去最高売上を更新。粗利益率も32.9%と利益率は前四半期よりもさらに4%上昇しています。四半期純利益は前年同期比7倍以上の驚異的なスピードで成長を続けています。
今決算でテスラは「売上高、車両販売台数、営業利益、営業利益率19%以上などテスラにとって過去最高の四半期となりました」と発表。
テキサスとベルリンのギガファクトリーからはモデルYの出荷がスタートしており、さらなる出荷台数の増加が見込まれます。サプライチェーンの問題は引き続きあるとしていますが、これだけ強い決算を出せるのは流石テスラですね。引き続き同社の快進撃から目が離せません。
テスラ(TESLA)の株価
テスラの株価は2019年の後半から徐々に伸びはじめ、2021年の後半まで見事な右肩上がりの上昇トレンドを形成。
2019年10月の終値は1株あたり62.98ドルだったところから、たった2年で約17倍もの上昇を記録。テンバガー(10倍)をはるかにこえる上昇率を見せています。
2022年に入り、米国の金融引き締めからハイテク銘柄に売りが広がっていますが、テスラは底堅く推移しています。
足元の決算で強い結果を残せる銘柄は引き続き投資家の注目を集めるでしょう。テスラもその銘柄の1つです。今後の株価の動向には要注目です!
テスラ株に関するよくある質問
- テスラ株は1株いくらで買える?
テスラの株価は2022年5月20日時点で709ドル/1株の株価です。日本円では約9万円になります。米国株式は1株単位から購入可能なので現物株式であれば1株あたり約9万円で現物株式に投資が可能。
差金決済取引であるCFD取引であれば最大5倍のレバレッジをかけられるため、1株あたり約1万8,000円からテスラ株に投資できます。CFD取引に関しては、下記で詳しく解説しています。
- テスラ株のおすすめ投資方法は?
ある程度まとまった資金でじっくりと値上がりを待つのであれば現物株式や投資信託/ETFがおすすめです。S&P500やNASDAQ100に連動したETFであれば分散投資の効果を出すこともできます。
短期~中期スパンで積極的に売買を繰り返すのであればCFD取引がおすすめです。最大5倍のレバレッジを効かせることで資金効率を飛躍的に高めることが可能。
空売りもできるので取引に幅がでます。自分の投資スタイルに応じた取引方法を選んでみてくださいね。
- テスラを取り扱いしている業者は?
国内ネット証券会社でテスラの現物株式が購入できるのはサクソバンク証券、DMM 株、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などです。
CFD取引であれば、IG証券、サクソバンク証券、GMOクリック証券、LINE CFDがテスラの株式CFDに対応しています。サクソバンク証券はテスラの現物/CFD取引の両方に対応している証券会社です。
- テスラの配当、株主優待は?
テスラは配当を実施していません。株主優待に関しても米国株式に株主優待は原則的になく、テスラも実施していません。
テスラの現物株式に投資するならDMM 株にご注目を。
DMM 株は大手の国内ネット証券のなかで唯一、取引手数料が無料の証券会社です。
SBI証券や楽天証券でもテスラの現物株式が購入できますが、約定代金に応じて取引手数料がかかります。この点、DMM 株では約定代金、取引数量に関係なく米国株式は取引手数料がかかりません。
口座開設から最短当日でテスラ株が取引できるのも注目ポイント。口座開設は最短5分で完了、面倒な郵送手続きも必要ありません。
「取引コストは抑えたい」「すぐにテスラ株を購入したい」という方はDMM 株が要チェック!
テスラ株の現物対応証券会社の手数料比較
証券会社 | 取引手数料 | 為替手数料 | 決済方法 | 10株購入時 取引手数料 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 無料 | 1ドル/25銭 | 円のみ | 400円 | ![]() |
![]() | 0.2% | 1ドル/25銭 | 円のみ | 752 | ![]() |
![]() | 0.495% | 1ドル/25銭 | 円/米ドル/その他 | 1271円 | ![]() |
![]() | 0.495% | 1ドル/25銭 | 円/米ドル | 1271円 | ![]() |
![]() | 0.495% | 1ドル/25銭 (買付時無料) | 円/米ドル | 1071円 | ![]() |
![]() | 0.495% | 1ドル/25銭 | 円/米ドル | 1271円 | ![]() |
※SBI証券、楽天証券、マネックス証券、サクソバンク証券の取引手数料は税込を掲載。
※10株購入時の取引手数料は往復の数値(テスラの株価:800ドル、米ドル円:110円の場合)を掲載。
上記の表は各社の取引手数料を比較したものです。DMM 株は米国株式の取引手数料が無料の証券会社なので、他社と比較して低いコストでテスラ株が購入できます。
サクソバンク証券も【約定代金×0.2%】が取引手数料となるため、大手ネット証券会社と比べてコストを抑えることが可能。
もっとも、この2社は決済方法が円貨決済のみです。米ドル建てでの決済には対応していない点にはご注意ください。
その他の証券会社は【約定代金×0.495%】で横並びですね。大手ネット証券は米ドル建ての決済に対応していたり、貸株サービスなど総合的なサービスが充実しています。
確定申告が不要の特定口座にも対応。この点、サクソバンク証券は2021年10月4日より米国株式の特定口座に対応しています。証券会社としての利便性も向上しているので、ぜひチェックしてみてください。
松井証券にてついに米国株式の現物取引サービスが開始されました!
松井証券といえば、100年以上の歴史を持つ国内でも老舗の証券会社。長年に渡って証券サービスを提供してきた実績と信頼は折り紙付き。
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米国株取引の専用ダイヤル「米国株サポート」があるなど、充実したサービスを提供しています。「米国株の証券会社を探している」という方はぜひチェックしてみてください!
TESLA(TSLA)の株の買い方、その他の投資方法
テスラはアメリカのNASDAQ(ナスダック)市場に上場している米国株式です。テスラの株式を取引する主な方法は「CFD取引」「現物株式」「投資信託/ETF」などです。
以下では、各取引方法とテスラの取引に対応している証券会社を解説していきます。
テスラへの投資方法:【CFD取引】
CFD取引とは差金決済取引のことで証拠金を入金し、レバレッジという倍率をかけて取引を行う投資方法になります。
米国株式のCFD取引では5倍のレバレッジをかけられるため、現物株式と比べて5分の1の資金で同じ株数の取引が可能。少額の資金でもより大きな額面の取引ができるのがCFDの大きなメリットです。
また、現物取引ではできない「空売り 」が可能です。現物で保有している銘柄があれば、下落時にCFDで売りポジションを持てば、一時的なリスクヘッジにも活用できます。
現物では株価が上昇しなければ利益が出ませんが、CFD取引では上昇・下落のどちらでも利益獲得チャンスになります。
取引の幅が大きく広がるため、積極的にトレードをされたい方には最適な取引方法です。CFDに関しては別記事で分かりやすく解説しているので気になる方はご一読ください。
TESLA(テスラ)のCFD取引対応業者一覧表
次はテスラの株式CFDに対応している国内業者を解説していきます。
業者名 | 取引手数料 | 銘柄数 | 取引単位 | 取引時間 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 2.2セント/株 | 約17,000種類 | 1株 | 23:30-6:00 | ![]() |
![]() | 約定代金の0.15% | 約9,000種類 | 1株 | 23:30-6:00 | ![]() |
![]() | 無料 | 148種類 | 1株 | 23:30-6:00 | ![]() |
![]() | 無料 | 158種類 | 0.1株 | 23:30-5:50 | ![]() |
※各社ともに取引時間は標準時間を掲載(夏時間は1時間早くなります)。IG証券の一部米国株式では取引時間が延長されています。
IG証券
テスラの株式CFDをするなら自信をもっておすすめできるのがIG証券です。IG証券はCFD営業収益世界No.1(※)を誇るIGグループの日本法人。
CFD銘柄の取扱数は国内でもダントツの17,000種類以上です。IG証券の株式CFDではIT、金融、自動車、ファッション、製薬、食品など各業界を代表する世界中の優良企業に投資が可能。
日本株、中国株、米国株など総銘柄数は12,000種類を超えます。時価総額やEPS、ROIなど6種類の財務分析指標を無料で配信したり、国/セクターなどの条件で絞って銘柄を検索できる銘柄ファインダーも利用可能。
さらに、テスラをはじめとする約70銘柄の米国株式は取引時間が延長されています。米国の市場が開くのは日本時間の深夜ですが、IG証券では標準時間の月-木18:00~翌10:00、金18:00~翌7:00の間で取引が可能。夏時間は開始/終了時刻ともに1時間早くなります。
米国企業の決算発表時でも取引ができるように取引時間が延長されているのはIG証券の注目ポイント。IG証券にはその他にも魅力がたくさんあります。別記事にて詳しく解説しているのでテスラの株式CFDが気になる方はぜひご一読を。
※IGグループの財務情報より(2020年6月時点、FXを除いた収益ベース)
IG証券では、米国株式のCFD取引にてキャッシュバックが行われるキャンペーンを実施中です。
対象期間は2022年5月1日~2022年6月30日まで。新規口座開設+申込から30日以内に初回取引をすると5,000円がキャッシュバックされます(※)。
さらに、取引回数に応じて最大5万円がキャッシュバック。他社の取引報告書を提出すれば、さらに1万円が追加されます。他社のキャンペーンと比べて条件が簡単なのでこのチャンスはお見逃しなく!
※手続きにはキャンペーン登録が必要です。新規口座開設で自動的に登録されるわけではないのでご注意ください。
サクソバンク証券
サクソバンク証券はテスラを含めた米国株式の現物取引とCFD取引に対応した業者です。現物銘柄とCFD銘柄を合わせた米国株式の銘柄数は約12,000種類以上。その他にもアジア・中国株約2,000銘柄、欧州株4,000銘柄、外国ETF/ETNは2,700銘柄と充実のラインナップ。
サクソバンク証券の注目ポイントは国内業者で唯一、米国株式の配当金再投資(DRIP)に対応しているという点。DRIP(ドリップ)は保有株式の配当金を自動的に再投資する仕組みのことで長期的に運用すれば税制面で有利となる投資方法です。
豊富な株式銘柄の取り扱いと配当金再投資に対応しているのがサクソバンク証券の大きな魅力。上記で解説したように、現物株式の取引手数料も他社と比べてリーズナブルです。
「幅広く世界中の注目株式に投資したい」「米国株式の配当金再投資を利用したい」という方はサクソバンク証券が要チェック!
GMOクリック証券
国内ネット証券の中でも知名度が高いGMOクリック証券でもテスラの株式CFDに対応しています。GMOクリック証券の特徴は「全CFD銘柄で取引手数料がかからない」という点。GMOクリック証券のCFD銘柄には1注文当たりの取引手数料がかかりません。
米国株の現物株式は取り扱いがありませんが、CFDであれば人気の米国株式・中国株式を中心に全銘柄で取引手数料が無料です。
少額の投資であれば取引手数料はそれほど問題にはなりませんが、ある程度まとまった資金でテスラ株に投資したい方であれば取引手数料が無料なのはありがたいですよね。
GMOクリック証券のその他の特徴としては「厳選された人気CFD銘柄のラインナップ」「充実した取引ツール」です。日経225やNYダウなどの株価指数、原油・金・銀などの商品、テスラ・アマゾン・アップルなど世界中で注目されている金融商品が厳選されています。
取引ツールも初心者向けから上級者向けまで幅広く提供されています。「株式CFDは初めて」「取引コストを抑えたい」という方はGMOクリック証券がおすすめ!
LINE CFD
テスラに少額から投資するならおすすめなのがLINE CFDです。LINE CFDは人気のスマホ証券である「LINE証券」から2022年1月にリリースされた新しいCFDサービス。
その最大の特徴は「米国株式に0.1株から取引ができる」という点です。基本的に1株から取引できる米国株式は単元株(100株)からの取引となる日本株と比べれば、比較的少額で取引が可能です。
さらに、その10分1である0.1株から取引できるのがLINE CFDの最大のメリット。さらに、最大5倍のレバレッジをかけれるため、数百円から人気の米国株に投資がスタートできます。
取引手数料はGMOクリック証券と同じで全銘柄無料。取引手数料を気にする必要がないので初心者の方でも気軽にCFD取引を始めることができます。
LINE CFDの取引ツールは2種類のスマホアプリです。初心者でも簡単に取引できるように工夫されているので、「大金を投資するのは心配」という方はまず、LINE CFDでCFDにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
テスラへの投資方法:【現物株式、投資信託/ETF】
テスラ株に投資する方法としては現物やCFD取引以外にも「投資信託/ETF(上場投資信託)」があります。
テスラは米国企業の中でも注目の自動車メーカーとして各投資信託やETFに組み込まれています。ETFを通じてテスラに間接的に投資するという方法も可能です。
特に、「テスラの個別株に投資するよりリスクを分散したい」という方に最適なのがETFです。
ETFは投資信託と比べて、リアルタイムで売買が可能でき手数料も低いのが特徴。以下ではテスラを組み込んだETFを一覧表にしています。銘柄選びの参考としてご活用ください。
ティッカー | 名称 | 特徴 |
---|---|---|
ARKQ | アーク・自動運転技術・ロボティクスETF | 自動運転技術、エネルギー貯蔵、ロボット工学分野で次世代のリーダー的企業を早期発掘 |
DRIV | グローバルX・自動運転技術・電気自動車ETF | 自動運転技術、EV、EVコンポーネントと材料開発企業が対象 |
IDRV | iシェアーズ・自動運転EV・テックETF | 電気自動車、蓄電池、自動運転技術開発関連の先進国および新興国の企業が対象 |
HAIL | SPDR S&P Kensho Smart Mobility ETF | 自動運転技術、自律型ドローンなどスマート輸送に関連する企業が対象 |
KARS | クレインシェアーズ・電気自動車・未来型モビリティーETF | 電気自動車、部品開発、将来的なブレイクスルーが期待される企業が対象 |
LIT | グローバルX・リチウム・バッテリー・テックETF | 金属の採掘、生成からバッテリー製造までリチウムサイクル全体に関わる企業が対象 |
MOTO | スマート・トランスポーテーション・テクノロジーETF | 電気自動車、自立走行車、スマート輸送など交通革命に関連する企業が対象 |
米国ETFのなかでもテスラの構成比率が特に高いのがARK社のARKK(アーク・イノベーションETF)です。
ARKKは各業界で3~5年後に破壊的なイノベーションを起こす企業を厳選して組み込んだ米国ETFです。アクティブファンドとして目覚ましいパフォーマンスを発揮しているARK社の代表的なETFになります。
ARK社CEOのキャシー・ウッド氏はテスラが将来的に「電気自動車を活用した世界最大のタクシー会社になる」「低コストの自動車保険を提供する」と発言しています。
現状での電気自動車製造はあくまで布石に過ぎず、次の展開を見越してARKKに最も高い比率でテスラを組み込んでいます。ARK社のETFについては別記事でも解説しているので、気になる方はぜひご一読ください。
ARK社のETF特集!構成銘柄や種類、証券会社まで徹底解説!
その他のETFとしては、ナスダック100に連動するQQQ(インベスコQQQ)やS&P500に連動するVOO(バンガードS&P500)などを通してテスラに投資することも可能です。
IDRV、DRIV、HAILなど電気自動車、自動運転技術関連の銘柄を集めた米国ETFにもテスラは高い構成比率で組み込まれています。気になる銘柄があればチェックしてみてください。
以下の記事では米国ETFのなかでも電気自動車、EVがテーマのETFを徹底特集。
テスラ以外にも全世界で電気自動車は開発されており、数多くの企業が参入しています。リスクを抑えつつ電気自動車の市場全体に投資するならETFは最適な金融商品です。
「テスラには投資したいけど、リスクはできるだけ抑えたい」という方はぜひご一読ください。
TESLAの現物株式/ETF対応!証券会社を比較!
DMM 株
テスラの現物株式を取引するならおすすめなのがDMM 株です。DMM 株の最大の特徴は「米国株式の取引手数料が無料」という点。
基本的にどのネット証券会社を利用しても現物株式の取引には手数料が発生しますが、DMM 株では米国株式のすべての銘柄で取引手数料が0円です。もちろんテスラの現物株式も取引手数料は発生しません。
米国株式の取扱数は約1,900銘柄、テスラ以外にもアップルやアマゾンなど人気の米国企業に投資が可能。その他にも、米国ETF/米国預託証券(ADR)をそれぞれ約100銘柄を取り扱い。主要な米国企業はしっかりと取り揃えています。
上記で解説したETFであれば、QQQ(ナスダック100連動ETF)やVOO(S&P500連動ETF)に対応しているので、これらを通してテスラに投資が可能です。
取引ツールも充実しており本格的な操作性を実現したPCツールの「DMM株 PRO+」、使いやすさを追求したシンプルなWebブラウザ版ツールの「DMM株 STANDARD」、2種類のモード切替えができるスマホアプリを配信。
「米国株式に初めて投資する」「テスラ株を初めて買ってみたい」という方はDMM 株が要チェック!
DMM 株では新たに株券をFXの証拠金に利用できる株券担保サービスを開始!DMM 株で保有している株式時価の70%相当額(※)をDMM FXの証拠金として利用できます。
配当金や株主優待の権利はそのままにFXで為替差益やスワップポイントを狙うことが可能。株式投資の資金をより効率的に活用したい方は要チェックです!
※国内の金融商品取引所に上場されている国内株式、投資信託等(ETF、REIT)、投資証券(ETN)の前営業日の時価(終値)に70%を乗じた額、その他DMM 株が定める割合(掛目)を乗じた額となります。
SBI証券
SBI証券ではテスラを含めた米国株式の他、中国・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシアなどアジア圏の海外株式を現物で取引が可能。
特に、米国株式は取扱銘柄が拡充され約5,200種類に対応しています。これは国内の大手ネット証券会社ではトップクラスの銘柄数です。
取引手数料もリーズナブルで約定代金の0.45%(税込0.495%)です。そして、注目したいのが注文方法に逆指値が利用できるという点。
相場の波に対して上昇の勢いに乗ったり、損失を想定の範囲内で納めたりとより柔軟な取引が可能になります。注文期間は最大90営業日後まで指定できるため、事前に相場分析を行い前もって買付/売却の注文を入れておくことができます。
楽天証券
楽天証券も米国株式の現物取引に対応した大手ネット証券です。楽天証券はテスラを含む米国株式、中国株式、アセアン株式を取り扱いしています。
マイクロソフト、アルファベット、ビザ、ウォルトディズニーなど世界的に高いブランド力と市場シェアを誇っている企業に投資が可能。
SBI証券も同じですが1株単位から現物株式が購入できるので比較的少額の資金でもテスラを初めとした成長銘柄が取引できます。
楽天証券の特徴は楽天経済圏を通したお得なキャンペーンやサービスがあるという点です。
楽天銀行との連携では普通預金の優遇金利が適用されたり、証券口座への自動振替などが利用可能。
楽天カードを利用すれば投資信託の積立をクレジットカードで決済することも可能。米国株式では、取引手数料の1%(大口なら2%)が楽天ポイントで返ってくるサービスも提供しています。
これらのサービスは楽天証券独自のものです。楽天銀行や楽天カードを利用されている方は楽天証券もおすすめ!
マネックス証券
テスラをはじめとする米国株式に積極的に注力している証券会社がマネックス証券です。
マネックス証券では、約5,000銘柄以上の米国株式に対応。取扱銘柄、取引手数料ともにSBI証券や楽天証券と同水準のサービスを提供しています。
特に、注目なのが新しく開始した米国株式の日中取引サービスです。
通常、米国株式をリアルタイムで取引するには日本時間の深夜帯に起きている必要があります。この点、マネックス証券では日本時間の12:00~17:00でも取引が可能です。
対象銘柄はテスラ、アップル、アマゾンなど米国の主要銘柄とNYダウ30工業株構成銘柄を参考にした大型株になります。
「米国株式の取引時間が気になる」という方はマネックス証券をチェックしてみてください。
テスラ(TSLA)過去の決算情報
決算日 | 2020Q1 | 2020Q2 | 2020Q3 | 2020Q4 | 2021Q1 | 2021Q2 | 2021Q3 | 2021Q4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
四半期売上高 | 5,985 | 6,036 | 8,771 | 10,744 | 10,389 | 11,958 | 13,757 | 17,719 |
上記はテスラの四半期ごとの売上高の推移です。売上高は過去2年に渡って右肩上がりを継続しています。局所的に下がっているクォーターもありますが、全体的な傾向としては順調に売上高を伸ばしています
米国での生産をはじめ上海のギガファクトリーでの生産性能力向上に積極的に集中してきた成果が着実に実っており、低価格帯のモデルYを中心に生産台数は大幅に伸びている状況です。さらに米国(テキサス州オースティン)、ドイツ(ベルリン)の工場が本格稼働すればさらなる売上高向上が見込まれます。
会計年度 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
---|---|---|---|---|---|
通期売上高 | 11,759 | 21,461 | 24,5781 | 31,536 | 53,823 |
2021年通期決算の売上高では前年同期71%増(約1.7倍)を記録。テスラほどの事業規模で売上高がこれだけのペースで増加していくのは驚異的です。
決算日 | 2020Q1 | 2020Q2 | 2020Q3 | 2020Q4 | 2021Q1 | 2021Q2 | 2021Q3 | 2021Q4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
四半期純利益 (GAAP) | 16 | 104 | 331 | 270 | 438 | 1,142 | 1,618 | 2,321 |
四半期純利益 (非GAAP) | 227 | 451 | 874 | 903 | 1,052 | 1,616 | 2,093 | 2,879 |
四半期の純利益は2年前には1,600万ドルだったのが2021年Q4では23億2,100万まで跳ね上がっています。
一般的に自動車の生産・販売は低い利益率のビジネスモデルです。日本でトップクラスの営業利益率を誇るトヨタ自動車でも8.3%(2020~2021年間)程度になります。
一方、テスラは2021年度で飛躍的に利益率が向上。中長期の目標を10%台前半としている同社ですが、2021年第3四半期から14%以上を継続しています。
決算日 | 2020Q1 | 2020Q2 | 2020Q3 | 2020Q4 | 2021Q1 | 2021Q2 | 2021Q3 | 2021Q4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
四半期EPS (GAAP) | 0.02 | 0.10 | 0.27 | 0.24 | 0.39 | 1.02 | 1.44 | 2.05 |
四半期EPS (非GAAP) | 0.23 | 0.44 | 0.76 | 0.80 | 0.93 | 1.45 | 1.86 | 2.54 |
EPSも上記の通り右肩上がりで上昇し続け、今四半期では市場予想を上回る3.22ドルを記録しました。
会計年度 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
---|---|---|---|---|---|
通期フリーキャッシュフロー | -3476 | -3 | 1078 | 2,786 | 5,015 |
特に、注目なのはフリーキャッシュフロー(FCF)です。年度ごとに見ると凄まじい伸び方をしています。
5年前にはマイナスだったところから2018年にプラスに転じ、その後たった3年で年間50億ドル(日本円で約5,700億円)もの現金を稼ぎ出す企業に変貌しています。
今後も高い営業利益率を維持しつつ、フリーキャッシュフローをさらに増加させていことに期待が高まります。