検索エンジンの「Google」で有名なのがAlphabet(アルファベット)です。アルファベットはグーグルの親会社でスマホ用OSのAndoroid(アンドロイド)やYouTubeなど数々の事業を束ねている会社になります。
利用者が10億人以上のビリオンサービスをいくつも運営しているアルファベット。そんな同社に投資をお考えの方も多いかと思います。
この記事ではグーグルの事業概要や最新決算を解説。グーグルの現物株式やCFD取引に対応したネット証券会社や国内業者も合わせて紹介しています。
「グーグルの株式の買い方・売り方を知りたい」「どの証券会社で取り扱いがあるのか知りたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
グーグル(アルファベット)のCFD取引対応業者一覧表
業者名 | 取引手数料 | 銘柄数 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
IG証券 | 2.2セント/株 | 約17,000種類 | 収益ベースでCFD世界No.1(※) 取扱銘柄数でも国内トップクラス | |
GMOクリック証券 | 無料 | 172種類 | 全CFD銘柄で取引手数料無料 初心者でも使いやすいツールが充実 | |
サクソバンク証券 | 無料 | 約9,000種類 | 多彩な銘柄とプロ仕様の本格ツール TradingViewとの口座連携も可能 | |
SBIネオトレード証券 | 無料 | 31銘柄 | 米国株・株価指数のCFD取引対応 ほぼ24時間、祝日も取引可能 | |
外為どっとコム | 無料 | 20銘柄 | CFD銘柄のスプレッドが全体的に狭い 老舗FX会社の高品質CFDサービス | |
楽天CFD | 無料 | 78銘柄 | 人気の株アプリ「iSPEED」対応 株価指数、商品、株式、VIXの充実ラインナップ |
※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
老舗国内FX会社として高い評価を受けている外為どっとコムから新サービス「CFDネクスト」がリリースされました!
主要な株価指数、商品、個別株CFDの計20銘柄が取引できます。外為どっとコムの洗練された取引ツールでCFD取引が可能です。
ツールはWebブラウザ版とスマホアプリの2種類です。オリジナルの取引画面が構築できるWebブラウザ版とシンプルながらも使い勝手にこだわったスマホアプリを提供。
外為どっとコムはバイナリーオプション(BO)にも対応しているのでFX、CFD、BOの3種類が取引可能となりました。初心者から上級者まで役に立つ情報コンテンツも大きな魅力です。
さらに、外為どっとコムは米国株式の24時間取引にも対応(※)。米国の株式市場は日本時間の深夜に開きますが、外為どっとコムであれば日本時間でも注文が可能です。
※取引時間は各銘柄によって異なります。また、米国のサマータイム制度に伴い、時期によってその時間帯が異なるため詳しくは公式サイトをご確認ください。
新しくCFDサービスに対応したことで取引の幅が大きく広がった外為どっとコムにぜひご注目ください!
グーグル(アルファベット)について
アルファベットは2015年にGoogleやその他のグループ企業の持分会社として設立された会社です。事業の核となる検索エンジン「Google」は1998年にラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンがインターネットの検索結果をより見やすく整理するために生み出したサービスです。
スタンフォード大学の学生だった2人が博士課程の研究として始めたグーグルは今や、全世界190カ国以上、150の言語で検索できる世界最大の検索エンジンにまで成長しました。
アルファベットは設立当時、自社のことを「検索の企業ではなく、AIの企業である」と語っています。その言葉通り、アルファベットは検索サービス以外にも多岐に渡って事業を展開しています。
Alphabet(グーグル)が手掛ける事業分野
Google (グーグル) | Waymo (ウェイモ) | Wing (ウィング) | Verily (ベリリー) |
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検索エンジン、広告 | 自動運転技術 | ドローン物流 | 健康、医療関連 |
Calico (キャリコ) | X (エックス) | CapitalG (キャピタルジー) | Nest Labs (ネストラボ) |
分子生物学 | 先端技術 | 投資 | ホームオートメーション |
アルファベットは検索エンジンサービスで集めた膨大なビックデータを最先端の事業に生かすことに注力しています。検索エンジンの「Google」や地図検索の「Google Map」、メールサービスの「Gmail」などグーグルのサービスは基本的に無料で利用できます。
これは広告として収益を上げるための集客方法ですが、その背景には世界中のありとあらゆるデータを収集、蓄積し先端技術に生かすという目的があります。その具体例の1つが自動運転技術です。
完全無人タクシー「Waymo(ウェイモ)」
グーグルの自動運転車開発を担っている「Waymo(ウェイモ)」は2020年10月に完全無人の自動運転タクシー配車サービスを開始。利用者はスマホアプリで目的地を指定、料金をモバイル決済すれば指定地点まで24時間365日、いつでも無人タクシーが配車されるサービスです。
その他にも、スマホカメラで見るだけで検索ができる「Google Lends(グーグルレンズ)」やドローンによる市販医薬品の家庭向け配達サービスも開始しています。
現状では売上の大部分が広告による収益となっています。しかし、これから5年先、10年先といったスパンでみれば新たなイノベーションを起こしてくれる可能性を大いに秘めています。完全無人タクシーが誰でも利用できる未来もそう遠くないかもしれません。
グーグル(アルファベット)の会社概要
企業名 | Alphabet Inc |
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本社所在地 | 1600 Amphitheatre Parkway Mountain View, CA 94043 USA |
設立年月日 | 1998年9月 |
代表者 | Mr. Lawrence (Larry) Page |
業種 | IT・通信 (IT & Communications) |
市場 | NASDAQ National Market System |
従業員数 | 98,771人 |
グーグル(Google)の株価は日本円でいくら?
Googleのような米国株式は日本株と異なり1株単位から購入が可能です。
2024年9月2日時点の株価は1株あたり163ドル(ティッカー:GOOGL)なので、現物取引であれば日本円では約24,000円となります。
■ アルファベット(クラスA):1株あたり約24,000円(現物)
以下でも解説していますが、CFD取引では最大5倍のレバレッジをかけられるため現物取引よりも5分の1の資金から取引がスタートできます。
■ アルファベット(クラスA):1株あたり約4,800円(CFD)
※現物取引およびCFD取引の必要証拠金は取引時点の株価によって変動します。
グーグル(GOOGL)の株の買い方、売り方
アルファベットはアメリカのNASDAQ(ナスダック)に上場している米国企業です。アルファベットの株式には議決権の有無に応じて3つの種類があります。
項目 | ティッカー | 概要 |
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アルファベット クラスA | GOOGL | 議決権ありの通常株式 |
アルファベット クラスB | 未上場 | 議決権が通常の10倍ある株式。創業者が保有 |
アルファベット クラスC | GOOG | 議決権なしの通常株式 |
アルファベットに投資する場合、議決権ありのクラスAか議決権なしのクラスCを選択することになります。ティッカー名がそれぞれ「GOOGL(クラスA)」、「GOOG(クラスC)」と異なっているのでご注意ください。
グーグル(アルファベット)株の買い方
グーグル株の買い方としては「現物取引」「CFD取引」「投資信託/ETF」などが主な取引方法となります。
現物株式を購入するには米国株式に対応したDMM 株やSBI証券、楽天証券といったネット証券会社を利用するのが便利です。いずれかの証券会社でアカウント開設を行い、購入したい銘柄をティッカーで検索、資金を入金すれば現物株式が購入可能です。
また、グーグルは米国を代表するIT企業として多くの投資信託やETFに採用されています。DMM 株は米国株式の取引手数料が0円なので米国株式、ETFを現物で取引されたい方にはおすすめです。
グーグル(アルファベット)株の売り方
短期~中期スパンで値動きを利用して売買差益を狙いたい方はCFD取引が最適です。株式CFDでは最大5倍のレバレッジをかけることが可能。
売りから取引に入る(空売りができる)のもCFD取引の特徴です。現物取引では買いからしか取引に入れないため、購入時より株価が上昇しなければ利益がでません。
一方、CFD取引は売りからも取引に入れる(空売りができる)のでグーグルの株価が下落するときでも利益を狙うことができます。現物で保有していれば、CFDで売りポジションを持つことで一時的なリスクヘッジにも活用可能。
積極的に売買差益を狙いたい方はCFD取引にもぜひご注目ください。CFD取引の基礎知識やメリット・デメリットは別記事でも詳しく解説しています。
IG証券
グーグルの株式CFDを取引するなら自信を持っておすすめできるのがIG証券です。
IG証券はイギリスのロンドンに本拠地を構え創業50年以上の歴史を持つIGグループの日本拠点。IGグループは1万7,000種類以上のCFD銘柄を取り揃えている世界No.1(※)のCFDカンパニーです。
※IGグループの財務情報よりグローバル大手CFD各社公表の財務データを比較(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
グーグルはもちろん、テスラやアップル、アマゾンなどメジャー企業からマイナー企業までIG証券の口座1つでCFD取引が可能。
IT、金融、自動車、ファッション、製薬、食品など多種多様なラインナップの中から時流に合わせた銘柄を取引できます。取扱銘柄数でいえば国内業者でIG証券の右に出る業者はいません。
さらに、グーグルなどの主要な約70銘柄は時間外取引(標準時間18:00から)に対応。米国のマーケットが開始する前からポジションを持ったり、決算発表に備えることも可能です。
ここには書ききれないほどたくさんの魅力がある会社なので、グーグルのCFD取引をお考えの方はIG証券をぜひチェックしてみてください。
GMOクリック証券
大手ネット証券会社のなかでもCFD銘柄が充実しているのがGMOクリック証券です。
株価指数、商品、ETF/ETN/REIT、米国株式・中国株式など銘柄数はそれほど多くないですが厳選された172種類がCFDにて取引可能。もちろん、グーグルのCFD取引にも対応しています。
GMOクリック証券の特徴は「CFD全銘柄の取引手数料が無料」という点です。米国株式のCFD取引でも取引手数料が発生しないのは注目ポイント。
デイトレードのように1日に何回も取引をされる方であれば取引手数料無料は非常に嬉しいですよね。ただし、金利調整額・権利調整額といった各種調整額は発生するのでその点はご留意ください。
また、GMOクリック証券は取引ツールも充実しています。初心者から上級者までレベルに応じた取引ツールが用意されているので自分にあったツールで快適に取引が可能です。
「デイトレードで短期的に値幅を取りたい」「CFD取引は初めてチャレンジする」という方はGMOクリック証券が要チェック!
サクソバンク証券
サクソバンク証券は国内業者では貴重な米国株式の現物取引とCFD取引の両方に対応した会社です。
サクソバンク証券はデンマークのコペンハーゲンに本社を構えるサクソバンク投資銀行(A/S)の日本法人。日本でも10年以上に渡って金融サービスを提供しています。
外国株式は国内外12,000種類以上の銘柄を取り扱い。外国株式だけでいえばIG証券にも負けないラインナップを取り揃えています。
さらに、海外23の取引所と連携しており海外ETFが充実しているのも注目ポイント。米国株式の現物/CFD/ETFなど多彩な取引方法から自分に最適な取引を選ぶことができます。
「現物だけでなくETFも取引したい」という方はサクソバンク証券がおすすめ!
アルファベット(Google)の現物株式対応!ネット証券会社を比較!
証券会社 | 取扱銘柄 | 取引手数料 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | 約6,000銘柄 | 0.45% | 大手ネット証券 証券口座開設数1,300万以上 | |
楽天証券 | 約4,950銘柄 | 0.45% | 新規口座開設数1位(※1) 豊富なキャンペーン開催 | |
マネックス証券 | 約5,000銘柄 | 0.45% | 時間外取引(プレ、アフター)可能 米株買付時の為替手数料0円 | |
松井証券 | 約4,400銘柄 | 0.45% | 100年以上の歴史を誇る老舗 「リアルタイム株価」無料 | |
moomoo証券 | 約7,000銘柄 | 0.088%(※2) | 業界屈指の格安手数料 大手ネット証券の約1/6の取引手数料 | |
Webull証券 | 約7,000銘柄 | 0.20% | 本格的な板情報や気配値をスマホで確認 米国株オプション対応 |
※取引手数料はすべて税抜の金額を掲載しています(moomoo証券を除く)
※1:口座数上位5社(auカブコム証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券)で2018年〜2022年の5年間の新規口座合計数で比較、楽天証券調べ。
※2:moomoo証券はベーシックコースの数値を掲載。12.5米ドル以下は取引手数料が0円、12.5米ドル超~25,000米ドル未満は約定代金の0.088%(税込)、25,000米ドル以上は22米ドル(税込)が上限となります。
DMM 株
グーグルの現物株式に投資をお考えの方にまずチェックしていただきたいのがDMM 株です。
DMM 株は様々なジャンルで事業展開を行っているDMMグループのなかで証券サービスを提供している会社。その特徴は何といっても「米国株式の現物取引手数料が無料」という点です。
通常、現物株式では取引金額に応じた手数料が発生します。この点、DMM 株では米国株式の現物取引に手数料は発生しません。
取扱銘柄数はそれほど多くありませんが、取引手数料が無料なのは大きなメリットですよね。取引単位も1株単位なので数千円~数万円からグーグルを含めた主要米国株式に投資が可能。
ただし、取引は米ドル建てで行われるため為替手数料(1ドルあたり片道25銭)が発生する点にはご注意ください。「米国株式の取引コストを抑えたい」という方はDMM 株をぜひチェックしてみてください。
SBI証券
長年に渡って日本国内で金融サービスを提供してきた老舗ネット証券会社がSBI証券です。数々のグループ企業を抱え日本の金融市場を支えてきた同社でもグーグルの現物株式が取引できます。
SBI証券の特徴は「大手ならではの充実したサービス」です。米国株式を含めた外国株式はアジア圏の9カ国に対応、約3,900銘柄を取り揃えています。
米国株式・ETFの定期買付サービスやロボアドバイザー、米国貸株サービス、外貨出金サービスなど大手だからこそできる充実したサービスが魅力です。
楽天証券
楽天証券もグーグルの現物取引に対応したネット証券会社です。楽天証券はそれぞれの投資スタイルに応じた多彩な金融商品を提供している証券会社。
ポイント投資、NISA、iDeCo、積立投資など様々な投資方法を提供しているため、自分の投資スタイルに応じた金融商品を選ぶことができます。
海外株式は米国・中国・アセアン(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)に対応。取引手数料の一部がポイントで返ってくるなどお得なサービスも多数あります。
もちろん、楽天証券もSBI証券と同様、外国株式の特定口座に対応しています。楽天証券では時期に応じて各種キャンペーンも積極的に行っているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
マネックス証券
国内ネット証券の中でも最多水準の約6,000銘柄に対応しているのがマネックス証券です。国内ネット証券会社のなかでは非常に充実のラインナップを取り揃えています。
グーグル株を含めた米国株式は約4,000銘柄に対応(ETF/ARD銘柄を含む)。「プレ・マーケット(標準時22:00‐23:00)」「アフター・マーケット(標準時翌6:00‐10:00)」での時間外取引にも対応しています。
さらに、現物株式の注文方法も多彩で「逆指値」「トレールストップ」「ツイン指値」など柔軟な取引を可能にしてくれます。
外国株式の特定口座対応、米国株式の買付時為替手数料無料など大手にも引けをとらないサービスを提供しているのがマネックス証券の魅力です。