この記事では砂糖のCFD取引や先物取引に対応した国内業者を解説。世界中で消費される砂糖は古くから商取引の対象とされ貿易や取引所で活発に取引されてきました。現在ではニューヨークやロンドンで砂糖先物が取引されています。
ここではそんな砂糖のCFD取引/先物取引に対応した各業者の基本スペック、取扱銘柄、特徴などをご紹介。砂糖の概要や相場動向、価格変動要因なども簡潔にまとめています。
「砂糖の先物に投資したい」「砂糖のCFD取引がしたい」という方は業者選びにご活用ください。
砂糖のCFD/先物が取引できる国内業者一覧表
CFD業者 | 銘柄数 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|
IG証券 | 約17,000銘柄 | 総銘柄数17,000種類以上! CFD営業収益で世界No.1(※) 全銘柄が1つのツールで完結! | |
GMOクリック証券 | 150銘柄 | CFD全銘柄で取引手数料無料! 人気銘柄を多彩に取り扱い! 幅広い銘柄で狭いスプレッド配信! | |
楽天CFD | 78銘柄 | 人気の株アプリ「iSPEED」対応 指数、商品、VIXの充実ラインナップ | |
OANDA証券 | 24銘柄 | 人気の株価指数と商品を取り扱い! MT4・MT5でのCFD取引に対応! |
※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
GMOクリック証券で人気のCFD取引に農産物系銘柄が新たに5銘柄追加されました!
追加されたのは「小麦」「ココア」「コーヒー」「コットン」「砂糖」です。今回の追加でGMOクリック証券のCFD総取扱数は150銘柄に増えました。
商品CFDを始めとして世界各国の株価指数、アマゾンやエヌビディアなどの外国株CFD、VIX指数(米国VI)まで厳選された幅広いラインナップを取り揃えています。
少額でも取引できるように取引単位が小さくなったのも注目ポイント。取引CFDならGMOクリック証券が要チェックです!
砂糖の概要
砂糖というと多くの人は白く生成された精製糖を思い浮かべるかと思います。しかし、商品相場の世界では精製される前の粗糖が主に取引される商品です。
粗糖はサトウキビやてん菜などの原料から不純物を取り除く前のものです。粗糖はアメリカのインターコンチネンタル取引所(ICE)で取引されており、そのなかでも粗糖11号(Sugar No.11)が国際価格の指標とされています。
砂糖は嗜好品に分類され所得水準の高い国ほど消費量が多い傾向にあります。国別の消費量では第1位がインド、次点でEU、中国、アメリカと続きます。
生産国でも第1位はインドで消費量/生産量ともに1位となっています。また、ブラジルも生産量で2位、輸出量では世界1位の砂糖大国です。
代替甘味料が普及し砂糖の消費量は伸び悩み
日本は縦長の国土を生かして北海道ではてん菜、沖縄ではサトウキビを生産していますが世界的にみれば生産量、輸出量ともに低い水準になります。
日本を含めた先進国ではスクラロースやアスパルテームなどの人口甘味料が砂糖の代替品として普及しており、砂糖自体の消費量は伸び悩んでいるのが現状です。
バイオエタノール、原油相場の動向に注目
近年ではバイオエタノールなどのバイオ燃料の原料としてサトウキビが利用されており、ブラジルでは国家主導でバイオエタノールの生産、輸出を行っています。
原油と比較したときのバイオエタノールのコスト競争性、供給能力は年々高まっています。
原料は砂糖と同じサトウキビなので今後もバイオエタノールの生産量が増加すれば砂糖の価格にも影響をあたえる可能性があります。
原油価格の変動はバイオエタノールの生産量と密接に関係しているため砂糖の取引には原油価格の動向にも注意が必要です。
需給関係、生産国の天候に要注意
粗糖の先物相場に関して、主要生産国の天候は作柄に直接的な影響をあたえます。サトウキビは収穫期の干ばつや台風が最大の障害です。
砂糖相場は価格変動要因が多く値動きも激しい相場です。資金管理には十分に気を付けて取引に臨んでいただければと思います。
砂糖のCFD取引はいくらから取引できる?
■砂糖(NY砂糖):最小5ロットあたり・・・55,995円
※2024年11月1日時点のIG証券取引ツールで確認した必要証拠金を掲載。必要証拠金は取引時の原資産価格によって変動します。
砂糖のCFD/先物対応!国内業者を解説!
コモディティ(商品)のCFD取引を提供している国内業者はいくつかありますが、砂糖を取り扱っている業者は以下で解説しているIG証券しかありません。
以下では、IG証券の特徴を簡単に紹介しているので証券会社選びの参考としてご活用ください。
IG証券
砂糖のCFD取引ならIG証券にご注目を。IG証券はイギリスのロンドンに本社を構え創業50年以上、全世界で30万人以上が利用するIGグループの日本法人。
CFD営業収益で世界No.1(※)を誇りFTSE250種総合株価指数にも採用されている世界的な金融プロバイダーです。
IG証券の特徴は何といってもCFDの取扱銘柄数です。総銘柄数は17,000種類以上、株式/株価指数/商品/ETF/債券まで多種多様な金融商品がIG証券の口座1つで取引可能。
以下の表は一部抜粋ではありますが、IG証券で取引できる銘柄の一覧表です。
IG証券のCFD各銘柄一覧表(一部抜粋)
項目 | 取扱銘柄 |
---|---|
FX | 米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/円、豪ドル/米ドル、ユーロ/ポンドポンド/円、ユーロ/スイスフラン、ユーロ/豪ドル、ポンド/スイスフラン、ポンド/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、米ドル/スイスフラン、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円、ブラジルレアル/円、メキシコペソ/円など約100通貨ペア |
株式CFD | アップル、アマゾン、AIG、シスコシステムズ、エクソンモービル、キャタピラー、シティグループ、グーグル、IBM、インテル、マクドナルド、マイクロソフト、ヒューレット・パッカード、オラクル、ヤフー、フェイスブック、テスラ、JPモルガン、バンクオブアメリカ、任天堂、ファーストリテイリング、トヨタなど約12,000銘柄 |
株価指数CFD | 日経225、NYダウ、S&P500、ナスダック、FTSE、DAX40、CAC40、IBEX35、ラッセル2000、FTSE MIB、SMI、OMXS30、AEX、OBX、FTSE/ATHEX Large Cap、OMX Copenhagen 25 Index、TAIEX、Singapore Free Indexなど約40銘柄 |
商品CFD | WTI原油、北海原油、スポット銀、スポット金、NY天然ガス、NYヒーティングオイル(灯油)、NY無鉛ガソリン、スポットプラチナ、NYHG銅、シカゴ大豆油、シカゴコーン、NYココア、NY綿花、アルミニウム、NYコーヒー、シカゴ材木、シカゴ生牛、ロンドンココア、ロンドンコーヒー、ロンドン砂糖、NYオレンジジュース、シカゴコメ、シカゴ大豆、NY砂糖、シカゴ大豆ミール、シカゴ小麦、銅、鉛、ニッケル、亜鉛など |
債券先物CFD | 日本国債先物、米国国債先物(2年、5年、10年、30年)、ウルトラ米国長期国債先物、ドイツ10年国債先物、英国10年国債、イタリア長期国債、OATーフランス国債先物など |
農産物CFDではロンドン砂糖、NY砂糖の2銘柄に対応、その他にも大豆、コーン、コーヒー、ココア、綿花など多彩な商品銘柄を取り扱いしています。
さらに、ロンドン砂糖/NY砂糖の2銘柄に関してはノックアウトオプションにも対応。ノックアウトオプションとは事前に設定した損切り価格(ノックアウト価格)に応じてオプション料を選べる取引方法です。
ノックアウト価格によってはより少ない証拠金で砂糖のオプション取引が可能。あらかじめ決めた損切り価格での決済が保証されているため、砂糖相場の高いボラティリティでもしっかりとしたリスク管理が可能です。
国内CFD業者でもここまでの取扱銘柄数を誇る業者はIG証券だけ。砂糖などの商品銘柄に投資をされる方はIG証券をぜひ一度チェックしてみてください。
※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
DMM CFDにて新規8銘柄の追加が実施されました。今回追加されたのは小麦、生牛、赤身豚肉、綿花、砂糖、コーヒー、ココア、オレンジジュースの8銘柄です。
農産物、畜産系のCFD銘柄が中心に追加されました。これにより商品関連の銘柄がさらに充実。砂糖、生牛、オレンジジュースなどは国内でも取扱会社がかなり限られています。
DMM CFDは「スマホでスピード本人確認」を利用すれば最短即日で取引可能です。銘柄追加でさらに取引しやすくなったDMM CFDにご注目を!