この記事ではライドシェアサービスでアメリカを中心に世界60カ国以上、約700都市でサービスを展開しているのがUber(ウーバー)を徹底特集!
アメリカでは交通手段の1つとして多くの人に利用されており人気を博しているウーバー。日本では、レストランやファーストフード店のデリバリーを行う「Uber Eats(ウーバーイーツ)」も利用者が増加しています。
ここでは今注目のUberについて会社概要から株価、業績などを詳しく解説。ウーバー株の買い方や投資方法、ネット証券会社やCFD業者も紹介していきます。
Uber(ウーバー)の概要
UBER(Uber Technologies Inc:ウーバー・テクノロジーズ)はアメリカ合衆国カルフォルニア州のサンフランシスコに本社を構えるIT企業です。
2010年にトラビス・カラニックとギャレット・キャンプによって創業、主なサービスは自動車の配車サービスとフードデリバリーのウェブサイト及びスマホアプリの配信です。その他、荷物配送の「ウーバー・フレイト」という事業も展開。
ライドシェアサービスで世界最大手
配車サービスでは競合他社に先駆けてサービス提供を開始し、現在では世界最大手の企業となっています。
Uberの配車サービスは乗客数や車種に応じてプランがあり「UberBLACK」「UberSUV」「UberLUX」などに分かれています。
このうち、自家用車を利用して配送サービスを提供するのが「UberX」になります。
UberではこのUberXをライドシェアと呼んでおり、一般的なカーシェアリング(事業者が会員に車を貸し出す仕組み)とは根本的に異なる仕組みとなっています。
ウーバーが人気の3つの理由
UBERがこれほどの人気を博した理由は「配車の手間がかからない」「費用が安い」「安全に乗れる」という点です。
運転手はUBERにドライバーとして登録、利用者はスマホアプリからわずか2タップで配車をすることが可能。さらに、予約時に到着までの時間とルートが表示され、料金はクレジットカードで先払いという仕組みになっています。
海外のタクシー事情として「わざと遠回りされる」「料金が不透明」などの問題があり、その問題点を解決してくれるのがUBERの配車サービスです。
評価システムを導入し安全性を担保
さらに乗車後、ドライバーと乗客はお互いにサービス内容を評価される仕組みとなっています。
ドライバーは同じ地域で登録しているドライバーと乗客情報を共有し評価の悪い利用者は乗せないという判断が可能。
逆も同じで利用者は配車予約時に評価が良いドライバーを選択すれば安全に配送してもらえるというシステムが構築されています。
手軽さと費用の安さ、安全性が評価され米国を中心にここ数年で利用者が急増している状況です。
シェアリングエコノミーの拡大に伴って今後も大きな成長が期待されているのがUBERという企業です。
Uber(ウーバー)の会社概要
企業名 | Uber Technologies Inc |
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本社所在地 | 1455 Market Street, 4th Floor San Francisco, CA 94103 USA |
設立年月日 | 2010年7月 |
代表者 | Mr. Dara Khosrowshahi |
業種 | IT・通信 (IT & Communications) |
市場 | NYSE(ニューヨーク証券取引所) |
従業員数 | 26,900人 |
Uber(ウーバー)の業績
新型コロナウイルスのパンデミック以降、宅配関連事業の売上は業界全体として大きな伸びを見せています。ウーバーもその恩恵を受けた企業です。
UBERは配車サービスと料理宅配サービスの両事業で世界的に主導的な地位を確保している点が評価されています。もっとも、2010年に創業したばかりの若い会社なので現段階では先行投資をする段階です。
配車サービスの市場規模はUBERが事業展開している63カ国で約3兆ドル、さらに事業展開していない国を含めた175カ国では約57兆ドルの規模があるとされる巨大市場。
このうち、UBERのサービス利用者が移動した距離で換算するとウーバーのシェアは1%にも満たさない計算です。
日本では道路運送法によって民間人による有償の運送は禁止されているため現在のところライドシェアサービスは利用できません。
日本以外にもアルゼンチン、ドイツ、イタリア、スペイン、韓国などの国では当局による規制で事業参入できない状況です。これらの国で事業を普及させられるかどうかがウーバーの課題となっています。
今後、より利便性と安全性が追及されサービスが世界各国に普及すれば新しい移動手段として認知されていく可能性があります。
その筆頭となるのがUberです。競合他社と比較しても高い利益率を誇るUberは注目の米国株式の1つといえます。
ウーバー株に関するよくある質問
- ウーバー株は1株いくらで買える?
ウーバーの株価は2022年10月4日時点で26ドル/1株の株価です。日本円では1株約4,000円になります。
差金決済取引であるCFD取引であれば最大5倍のレバレッジをかけられるため、1株あたり約800円からウーバー株に投資できます。
- ウーバー株のおすすめ投資方法は?
ある程度まとまった資金でじっくりと値上がりを待つのであれば現物株式がおすすめ。短期~中期スパンで積極的に売買を繰り返すのであればCFD取引が最適です。最大5倍のレバレッジを効かせることで資金効率を飛躍的に高めることが可能。
空売りもできるので取引に幅がでます。自分の投資スタイルに応じた取引方法を選んでいただければと思います。
- ウーバーの配当、株主優待は?
ウーバーは配当を実施していません。株主優待に関しても米国株式に株主優待は原則的になく、ウーバーも実施していません。
ウーバー株の買い方、購入方法
ウーバーの株式に投資するにはネット証券会社を利用して現物株式を購入する方法や米国株式のCFD取引に対応した業者を利用するのが主な方法です。
現物株式であればDMM 株、SBI証券、楽天証券、マネックス証券がUBERの米国株式に対応しています。
上記いずれかの証券会社でアカウント開設を行い資金を入金すればウーバー株が購入できます。ウーバーの銘柄コードは【UBER】、各証券会社ともに1株単位からウーバー株が購入できます。
ウーバー株の買い方:CFD取引
UBERの株式に投資するには現物株式以外にもCFD取引という方法があります。CFDとは差金決済取引の意味でレバレッジをかけて現物株式よりも少ない資金で投資ができる取引方法です。
株式CFDでは最大5倍のレバレッジがかけられるため、現物株式と比べて5分の1の資金からウーバーの株式に投資が可能。
国内でUBERの株式CFDに対応しているのはIG証券です。GMOクリック証券も米国株式のCFDに対応していますがUBERの取り扱いはありません。
「そもそもCFDって何?」「他の取引と何が違うの?」と疑問に思われている方は別記事にてCFDの基礎知識からメリットやデメリットもわかりやすく解説しています。
以下ではUberのCFD取引と現物株式に対応した国内業者及び大手ネット証券会社を比較表でまとめています。気になる業者があればチェックしてみてください。
ウーバー株式CFD対応業者一覧表
業者名 | 取引手数料 | 銘柄数 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
IG証券 | 2.2セント/株 | 約17,000種類 | 収益ベースでCFD世界No.1(※) 取扱銘柄数でも国内トップクラス |
※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
「ウーバーに投資したいけど資金が少ない」という方はIG証券にご注目を。
IG証券はウーバーのCFD取引に対応している国内業者です。最大5倍のレバレッジで資金効率を高めつつウーバーに投資が可能。
IG証券は米国株式を豊富に取り扱いしており、株式CFDは国内トップクラスの12,000銘柄以上に対応しています。
さらに、人気の米国株式70銘柄は時間外取引(日本時間の18:00~)も可能です。取引ツールは先進のHTML5で記述されたPCブラウザ版ツールとスマホアプリの2種類を配信。
米国のハイテク株に積極的に投資されたい方はIG証券をぜひチェックしてみてください!
ウーバー現物取引対応業者一覧表
証券会社 | 取扱銘柄 | 取引手数料 | 特徴 | 公式サイト |
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SBI証券 | 約6,000銘柄 | 0.45% | 大手ネット証券 証券口座開設数1,300万以上 | |
楽天証券 | 約4,950銘柄 | 0.45% | 新規口座開設数1位(※1) 豊富なキャンペーン開催 | |
マネックス証券 | 約5,000銘柄 | 0.45% | 時間外取引(プレ、アフター)可能 米株買付時の為替手数料0円 | |
松井証券 | 約4,500銘柄 | 0.45% | 100年以上の歴史を誇る老舗 「リアルタイム株価」無料 | |
moomoo証券 | 約7,000銘柄 | 0.088%(※2) | 業界屈指の格安手数料 大手ネット証券の約1/6の取引手数料 | |
Webull証券 | 約7,000銘柄 | 0.20% | 本格的な板情報や気配値をスマホで確認 米国株オプション対応 |
※取引手数料はすべて税抜の金額を掲載しています(moomoo証券を除く)
※1:口座数上位5社(auカブコム証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券)で2018年〜2022年の5年間の新規口座合計数で比較、楽天証券調べ。
※2:moomoo証券はベーシックコースの数値を掲載。12.5米ドル以下は取引手数料が0円、12.5米ドル超~25,000米ドル未満は約定代金の0.088%(税込)、25,000米ドル以上は22米ドル(税込)が上限となります。