【最新版】UPST:アップスタートの株価、決算、今後の見通しを解説!

【最新版】UPST:アップスタートの株価、決算、今後の見通しを解説!

この記事では、決済関連の注目グロース銘柄であるアップスタートを徹底特集。アップスタートの概要、決算情報、今後の見通しまで解説しています。

アップスタートの現物、CFD取引に対応している国内の証券会社も解説しているので、銘柄選び、証券会社選びの参考としてご活用ください。

Upstart(アップスタート)とは

アップスタート

アップスタートは、人工知能(AI)を使って融資の審査をするプラットフォームを運営している企業です。実際の融資はパートナーである銀行が実施します。

対象は個人の無担保ローンで、上限5万ドルの小口融資です。借り手は、学資、結婚、開業資金など短期のライフイベントに関わる資金の調達を目的としたものが多くなっています。

個人が融資を受ける際には、返済に対してどれくらいの信用力があるかが非常に重要になります。現在の代表的な信用スコアに「FICO(フィコ)スコア」というのがあります。

FICOは大手金融機関の90%が参照にしているものですが、歴史としては30年以上前に作られた古いものです。

創業者で現CEOであるDave Girouard(デイブ・ジロウアード)は、30年以上も前の信用スコアが現代の人達の信用判定にマッチングしてるのかと言う点に目を付けました。

AIを駆使した新しい信用スコアによって、過去のではなく未来の信用力を測り、その人の将来収益の一部を手数料をとしていただくという仕組みです

過去の実績がまだない若者や、従来の審査では通らなかった人達が融資を受けられると評判になり急成長しています。そして、2020年12月16日にNASDAQへ株式を上場させています。

アップスタートの会社概要

企業名Upstart Holdings Inc
本社所在地2950 S. Delaware Street Suite 300 San Mateo, CA 94403 USA
設立年月日2012年
代表者Mr. Dave Girouard
業種金融 (Financials)
上場日2020年12月16日
市場NASDAQ
ティッカーUPST
従業員数554人

アップスタートの3つの強み

AIを駆使したローン審査

アップスタートはクラウドベースのAIを駆使した自動審査を行っています。そのデータはかなり膨大なもので、今後もどんどんデータが蓄積されアップデートし続けるため、与信判断の精度はますます上がっていきます。

アップスタートのAIは、将来的に高収入になるのが予想される人を判定するように作られています。そのため、実際に貸し倒れなどの損失リスクが従来より75%も低下しています。

アップスタートのローンは貸付金額1000~50000ドルの小口、貸付金利も年率6.5~35.99%と比較的低金利に設定されています。

ローンの借り手が増え、ローン残高が増えれば増える程手数料が入ってくる収益モデルなので、融資を受けられる人数が増えるのは利点です。これにより、従来のシステムを使うよりも借り手が27%増えました。

貸付は銀行経由のため損失リスクを直接負わない

アップスタートはあくまで借り手の審査を行うだけで、その後の融資の実施は全てパートナーである銀行または機関投資家が行います。

アップスタートで審査を行った借り手を、パートナーである銀行等に紹介する仲介業になります。貸し倒れなどの損失リスクを直接負うことはないというのは、アップスタートの大きな強みです

収益源は大きく3つあります。アップスタートの独自のアプリを通して集客した顧客を銀行に紹介する際の紹介料、プラットフォーム使用料、ローン保有者へのサービス料の3本です。

ローン元本の数パーセントが手数料となるため、ローン元本が増えれば増えるほど収益も大きくなります。

経営陣の多くがグーグルなど大手IT企業出身である

アップスタートの経営陣は、そのほとんどが大手IT企業で活躍していたメンバーです。

CEOのジロウアード氏は、アップルでプロダクトマネージャーとして入社し、グーグルへ転職してからはエンタープライズ部門の幹部で「グーグルクラウド」のチームを作った一人として有名です。

グーグルで、共同創業者であるアンナ・カンセルマンと出会っています。カンセルマン氏は人事及び業務のチームリーダーです。彼女もグーグルの幹部で、Gmailのユーザーを1.5億人から4.5億人まで増やした実績があります。

もう一人の共同創業者ポール・グーは、データサイエンスのチームリーダーでAIのアルゴリズム取引戦略を構築しています。他にもペイパル出身のアリソン氏、CFOのサンジャイ氏は元グーグルの広告財務担当副社長でした。

このように、大手IT企業から優秀な頭脳が集まっている集団であることも、アップスタートの大きな強みになります。

アップスタートの業績

2022年度第2四半期決算(4-6月期)

売上高
2.28億ドル(予想2.42億ドル)× 市場予想を下回った
EPS
0.01ドル(予想0.1ドル)× 市場予想を下回った
ガイダンス
第3四半期:売上高:1.7億ドル(予想2.49億ドル)× 市場予想を下回った

※出所:アップスタート決算情報よりFX手とり作成

2022年8月8日に発表された2022年度第2四半期の決算は売上高2.28億ドル(前年同期比18%増)と市場予測を下回る結果となりました。

目を見張るほどの成長を続けていたこれまでの決算と比べて成長率は著しく低下しています。EPS、ガイダンスもミスしておりアップスタートには厳しい決算となりました。

この要因は主に「米国での急速な金利上昇」と「バランスシートのローンを現金化する措置を実施したこと」だと同社は発表しています。融資実行額が減少していることが直接的な原因となっています。

今決算に関してCEOのデイブ・ジルーアード氏は「金融機関や資本市場参加者がマクロ経済に対する懸念を抱いている」とし「融資実行額が減少してもキャッシュフローが継続的にプラスになるように施策を実施した」と発表。

金利上昇にいつ歯止めがかかるか。アップスタートにとってはかなり厳しい逆風となっていますが、次回の決算もチェックしながら今後の動向を見守りたいですね。

アップスタートの株価と分析

アップスタート

アップスタートは、2020年12月16日にNASDAQに株式上場しました。

初値26ドルで始まった株価は、最高値で389ドルを記録。1年も経たずテンバガー銘柄の仲間入りを果たしており、2021年のIPO銘柄の中では特に成績の良い銘柄の一つでした。

2022年に入ってからは、米国の金利上昇、金融引き締めからハイテク株は軒並み売られている地合いが続いています。特に、アップスタートのようなハイテクグロース銘柄は売りが先行しており多くの銘柄で大幅な下落となっている状況です。

株価は上場当時の初値付近まで戻っていますが、現在は下げ止まっています。2022年は厳しい1年となりそうですが、その先での成長を見据えていきたい銘柄ですね。

アップスタートの今後の見通し、展望

アップスタートは、2020年には雑誌「Forbes」で米国で最も有望なAI企業として12位にランクインしています。

また、さらに広いシェアを求め自動車ローンマーケットに本格参入を目指しています。米国は自動車大国です。自動車ローンのシェアは個人ローンの6倍はありますので、上手くこのマーケットに食い込むことができれば今後の展望も大きく開けてくるでしょう。

アップスタートのメインパートナー銀行はクロスリバーバンクという銀行です。

クロスリバーバンクはフィンテックに特化した銀行です。顧客には、アファーム、コインベース、ストライプ、VISAのように、有望なフィンテック企業の名が連ねています。

アップスタートのクロスリバーバンクでのローン組成は72%、そこからの収益は全体の65%を占めています。この1社依存の点は、アップスタートの一番のリスクになります。

クロスリバーバンクとの契約は2019年から4年でしたが、2年追加の自動更新契約が結ばれました。また現在のパートナー銀行・信用組合は60行となり急ピッチで増えてきています。今後は1社依存からの脱却が着実に進んで行くことでしょう。

このように改善していくべきリスクもある企業ではありますが、古い信用スコアからの切り替え需要の大きさと、これからのフィンテック事業の発展を考えると、今後も注目されていく企業なのは間違いないでしょう。

アップスタートの現物株式・CFD取引対応の業者は?

アップスタート

アップスタートはNASDAQ市場に上場している米国企業です。

国内の証券会社では、DMM 株楽天証券SBI証券マネックス証券サクソバンク証券がアップスタートの現物株式に対応しています。

Tips:アップスタートは日本円でいくらから投資できる?

現物取引:1株あたり約3,000円(2022年10月3日時点)

CFD取引:1株あたり約600円(2022年10月3日時点)

※現物取引およびCFD取引の取引価格は投資時点の株価によって変動します。

アップスタート

米国株式のCFD取引(差金決済取引)に対応した証券会社であれば、IG証券サクソバンク証券にてアップスタートの取り扱いがあります。

サクソバンク証券はアップスタートの現物取引とCFD取引の両方に対応している証券会社です。

これまでサクソバンク証券は特定口座に対応していませんでしたが、2021年10月4日より米国株式/ETFの特定口座にも対応しています。サクソバンク証券の特定口座に関しては、別記事で詳しく解説しています。

プロ仕様の本格的な取引環境ならIG証券

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アップスタートを始めとした米国株式をCFD取引で投資するならIG証券にご注目を。

IGグループはCFD取引で全世界No.1の営業収益を誇るリーディングカンパニー。その日本拠点がIG証券です。

取扱銘柄は17,000銘柄以上国内の証券会社でこれだけの銘柄に対応している業者は他にありません

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アップスタートはもちろん、決済関連であればペイパル、ブロック(旧スクエア)、アファーム、マルケタなどメジャーどころから注目のグロース銘柄まで多彩な取り扱いがあります

さらに、全世界の株価指数や商品銘柄、米国国債などの債券までIG証券の口座1つで取引可能。

米国株式のデイトレードやスイングトレードをお考えの方はIG証券をぜひチェックしてみてください。

※IGグループの財務情報より(2020年6月時点、FXを除いた収益ベース)

→詳しくはIG証券公式サイトへIG証券

アップスタート株の現物/CFD取引対応業者一覧表

比較項目[IG証券]【IG証券】[サクソバンク証券]【サクソバンク証券】
市場NASDAQNASDAQ
手数料2.2セント/株約定代金の0.15%
最低手数料USD16.5USD5
CFD銘柄株式、株価指数、商品、ETF、債券株式、株価指数、商品、ETF
銘柄取扱数約17,000種類約9,000種類
最低単位1株50USD
取引時間23:30-6:00
(夏時間22:30-5:00)
23:30-6:00
(夏時間22:30-5:00)
最低入金額制限無し10万円以上
公式サイト[IG証券>詳細][サクソバンク証券>詳細]

※IG証券の最大取引数量はマーケットのボラティリティ、流動性によって注文が通らない場合もあるのでご留意ください。
※サクソバンク証券の最低注文数量は最低注文可能金額を記載。

アップスタート株式の現物取引対応業者一覧表

業者名対応取引取引手数料取引単位取引時間公式
[DMM 株]【DMM 株】現物無料1株23:30-6:00[DMM 株>詳細]
[楽天証券]楽天証券現物0.495%1枚23:30-6:00[楽天証券>詳細]
[SBI証券]SBI証券現物0.495%1枚23:30-6:00[SBI証券>詳細]
[マネックス証券]マネックス証券現物0.495%1枚22:00-10:00[マネックス証券>詳細]

※取引時間は標準時間を掲載、夏時間は開始時刻/終了時刻ともに1時間早くなります。
※DMM株では円のみでの取引となり為替手数料として1ドルあたり片道25銭が発生します。
※楽天証券の米国株式取引手数料は約定代金に応じて手数料がかかります。2.22米ドル以下は手数料0円、2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満は約定代金の0.495%(税込)、4,444.45米ドル以上は22米ドル(税込)となります。
※SBI証券の取引手数料(インターネットコース)は約定代金が2.02米ドル以下で最低手数料0米ドル、上限手数料が20ドル(税込22ドル)となります。コースによって手数料が変わるため詳しくは公式サイトをご確認ください。

より良い情報を提供するために、アンケートを実施しております。
ご協力よろしくお願いいたします。

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