当記事では、TradingView(トレーディングビュー)のティックチャートについて解説しています。
先にお伝えしておくと、通常のTradingViewでティックチャートを表示できるのは、現時点ではプロフェッショナル向けのプランのみ。
ただし、みんなのFXまたはLIGHT FXで使える「内蔵版TradingView」であれば、ティックチャートを完全無料で表示可能です(ただし分析できる銘柄はFX通貨ペアのみ)。
以上の内容を、公式サイトの情報や取引ツールの画像を掲載しつつ、詳しく解説していきます。また、ティックチャートを無料で使えるTradingView以外のおすすめツールも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
TradingViewでティックチャートは使える?
(※:出所 TradingView公式 ヘルプセンターより抜粋)
冒頭でもお伝えした通り、TradingView(トレーディングビュー)では現在、プロフェッショナル向けのプランでのみティックチャートが提供されています。
ティックチャートは「ベータ版」として提供されていて、まだ完璧なものではないとのこと。
プロフェッショナル向けプランでは「1tick」「10ticks」「100ticks」「1000ticks」の4種類のティックチャートを表示可能。現段階では数値のカスタマイズには非対応であり、対応している銘柄も限定されています。
プロフェッショナル向けプラン(Expert、Ultimate)の料金は、年次契約で上記のような値段となっています。Expertの年次契約でも相当な金額…。
ベータ版ではなく完成版となった際には個人向けプランでも使えるようになる…かもしれないので、今後の展開に期待です。
TradingViewのティックチャートを無料で表示する方法がある!
通常のTradingViewのティックチャートには制限があるのですが、実は、TradingViewのティックチャートを無料で使う裏ワザ(?)的な方法があります。
「みんなのFX」「LIGHT FX」では取引ツールにTradingViewチャートが内蔵されており、その内蔵版TradingViewではティックチャートの表示が可能。しかも完全無料で使えます。
ただし、内蔵版TradingViewでは各社で取り扱っている銘柄のみ分析可能となっており、「みんなのFX」「LIGHT FX」はいずれもFX通貨ペアのみ対応である、という点だけご注意ください。
「みんなのFX」の内蔵版TradingViewを使う
「みんなのFX」はトレイダーズ証券が提供している人気FXサービス。業界最狭水準スプレッド、高水準スワップポイント、高い約定率、豊富なキャンペーン開催など数多くのメリットを兼ね備えています。
そんな「みんなのFX」では、PCツール・スマホアプリ内にTradingViewチャートを内蔵。無料で提供されています。
PCツールの内蔵版TradingViewにてティックチャートの表示が可能。上記画像は実際にティックチャートを表示させた画面です。
「1T」のみ利用可能となっており、数値のカスタマイズはできません。しかしながら、ティックチャートを無料かつ簡単に表示できるのは嬉しいメリット。
「みんなのFX」の内蔵版トレーディングビューでは他にも、最大6枚のチャートを同時表示できたり、インジケーターのテンプレート保存数が無制限だったり、広告表示がなかったりといった特徴もあります。
「みんなのFX」で使えるトレーディングビューに関しては、別記事にて詳しく解説しています。興味のある方はそちらも参考にしてみてくださいね。
FX手とりでは、みんなのFXとのタイアッププログラムを開催中です!
当サイト経由でみんなのFXの口座を新規開設し、口座開設申込の翌月末までに「FX口座にて新規取引5Lot以上」の条件を満たせば5,000円、「シストレ口座にて新規取引5Lot以上」の条件を満たせば5,000円をキャッシュバック。合計で最大10,000円を獲得できます。
さらに、当タイアッププログラムはみんなのFXで開催されている通常の口座開設プログラムと併用可能。合計で最大101万円のキャッシュバックを得ることもできます。みんなのFXの口座開設を検討されている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
特典内容 | 最大10,000円キャッシュバック |
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適用条件 | 【1】当サイト経由で新規口座開設 【2】FX口座にて新規取引5Lot以上 【3】シストレ口座にて新規取引5Lot以上 (※【2】【3】のいずれかを満たした場合は5,000円、両方を満たした場合は合計10,000円キャッシュバック) (※HUFJPY・RUBJPYのみ1Lot=10万通貨、それ以外は1Lot=1万通貨) |
開催期間 | 終了日未定 |
「LIGHT FX」の内蔵版TradingViewを使う
「LIGHT FX」もトレイダーズ証券が提供しているFXサービスであり、みんなのFXとは姉妹サービスの関係にあります。
「LIGHT FX」も業界最狭水準スプレッドや高い約定率など多くの利点を兼ね備えていますが、特に注目なのが独自銘柄「LIGHTペア」の対応。
「LIGHTペア」は通常銘柄よりもスワップとスプレッドが強化されているので、スワップ狙いの取引をするならぜひチェックしてもらいたいです。
「LIGHT FX」もPCツール・スマホアプリにTradingViewチャートを内蔵。PCツールの内蔵版TradingViewにて、ティックチャートの表示が可能です。もちろん無料で使えます。
「LIGHT FX」の内蔵版トレーディングビューでも、最大6分割チャート表示やインジケーターのテンプレート保存数が無制限といった恩恵を受けられます。
OANDA証券も自社ツール内にTradingViewチャートが内蔵しているのですが、残念ながらティックチャートは非対応となっています。
ただし、OANDA証券の内蔵版TradingViewでは「5秒足チャート」の表示が可能となっています。こちらも貴重な対応です。
無料でティックチャートが使えるTradingView以外のツール
次に、無料でティックチャートが表示できる、TradingView以外のおすすめツールも紹介していきます。
高機能で使いやすいツールから、ティック数のカスタマイズに対応しているもの、株式のティックチャートを表示できるものまで紹介。ぜひチェックしてみてくださいね。
ヒロセ通商(LION FX)
ヒロセ通商は各種PCツール・スマホアプリにてティックチャートの表示が可能。同社はスキャルピングを公認している貴重なFX会社ですので、短期取引をされる方におすすめ。
上記画像はMac専用アプリにて、ティックチャートを複数のパネルで表示させた画面となっています。
スマホアプリでもティックチャートの表示が可能です。ティックチャートを表示しながらクイック注文ができ、4分割チャート表示にも対応。
ちなみに、ヒロセ通商ではCFDサービス(LION CFD)も取り扱っており、CFDのツールでもティックチャートの表示が可能です。金スポットや天然ガス、日経225やNYダウなどのCFD銘柄の分析に対応。
GMOクリック証券(FXネオ)
GMOクリック証券(FXネオ)でも各種取引ツールにてティックチャートの表示が可能となっています。大手ネット証券を利用したい方、高品質な環境で取引したい方におすすめ。
上記画像は、GMOクリック証券で提供されているPCツール「プラチナチャート」の画面になります。
同ツールではFX通貨ペアの分析ができるのはもちろん、金スポットや日本225などCFD銘柄の表示も対応。自由に並べて表示可能となっています。
スマホアプリでもティックチャートの表示が可能。GMOクリック証券でも、ティックチャートを表示しながらワンタップでの発注操作が行えます。さらに、4分割チャート表示にてティックチャートを表示することも可能。
IG証券
IG証券は約100種類のFX通貨ペア、17,000以上のCFD銘柄に対応。FX通貨ペアの分析にティックチャートが使えるのはもちろん、商品や株価指数や個別株などでもティックチャートで分析可能となっています。
上記画像はPC対応のウェブブラウザ版取引ツールの画面。ティックチャートも使えますし、1秒足チャートと10秒足チャートも対応しているのがポイントです。
さらに、IG証券では「ProRealTimeチャート」という特別なツールも提供されており、そちらではティック含む多数の単位で、足種のカスタマイズが可能となっています。70ティックチャートなどを自由に設定できます。
「ProRealTimeチャート」は、使用当月中に4回以上の取引を行えば無料で利用可能。4回未満の場合は月額4,000円(税込)の使用料が発生しますので、アクティブトレーダーの方におすすめです。
IG証券のスマホアプリでもティックチャートの表示が可能。注文パネルの併記も行えます。ティックチャートのデザインを調整できるのも魅力です。ちなみに、スマホアプリでも1秒足と10秒足チャートを表示可能。
moomoo証券
「FXやCFDもいいけど、株式の現物取引に対応していて、かつティックチャートを表示できる証券会社も使いたい!」という方にはmoomoo証券がおすすめです。
moomoo証券では米国株式と日本株式の現物取引を扱っており、PCツール内にてティックチャートによる分析が可能となっています。ツールの利用料は無料。
上記画像はPCツールにて、ティックチャートを実際に表示させた画面です。ここではエヌビディアのチャートを表示しています。
moomoo証券のPCツールでは、チャート画面はもちろん、銘柄の詳細情報を同時に閲覧することも可能。
また、moomoo証券は機関投資家の情報提供にも注力。さまざまな機関投資家に関して、業種分布や保有銘柄などの内訳を確認できます。これらの情報はすべて無料で閲覧できるのが驚きです。
70ティックチャートを無料で表示できるツールは?
ティックチャートに興味のある方の中には「70ティックチャート」が気になる、もしくは普段から活用しているという方もいるのでは。
「70ティックチャート」を無料で表示できるFX業者のツールに関しては、別記事にて解説を行っています。TradingViewからは離れてしまうのですが、興味のある方は下記リンク先の記事も参考にしてみてくださいね。