この記事では米(シカゴコメ)の先物取引、CFD取引に対応した証券会社を解説しています。
日本国内ではコメの先物取引は正式に行われておらず、アメリカのシカゴ商品取引所でコメ先物の取引が行われています。
国内の証券会社からシカゴコメの取引ができるのはIG証券ぐらいしかありません。
ここでは、コメ先物取引の概要から相場状況、証券会社まで解説しています。業者選び、銘柄選びの参考としてご活用ください。
シカゴコメのCFD/先物が取引できる国内業者一覧表
証券会社 | IG証券 |
---|---|
口座開設手数料 | 無料 |
取引手数料 | 無料(※) |
CFD対応銘柄 | FX、株式、株価指数、商品 ノックアウトオプション、債券先物、ETF |
レバレッジ | FX:25倍、株式:5倍、株価指数:10倍 商品:20倍、債券先物:50倍 |
取引時間 | FX:24時間(※)、株式CFD:各市場に準拠、株価指数CFD:24時間(※)、商品:各銘柄に準拠、債券先物:銘柄によって異なる |
最大注文数量(1取引当り) | 各銘柄とも原則、上限なし |
最大注文数量(1日当り) | 各銘柄とも原則、上限なし |
最大建玉数量 | 各銘柄とも原則、上限なし |
最小取引単位 | FX:1ロット1万通貨、株式CFD:1株 株価指数・商品・債券先物:原則、1ロットから |
初回最低入金額 | 設定なし |
※株式CFDのみ最低取引手数料が発生します(日本株:110円、米国株:16.50ドル)
※FX、株価指数の取引時間は土日、一部新興国通貨、一部銘柄を除く
コメの先物取引、シカゴコメについて
日本の主食として古くから食べられてきた米。世界で最も古い米の先物取引は大阪の堂島米会所で始まりました。もっとも、現在ではコメの正式な商品先物取引は行われていません。
一方、世界に目を向けてみると年間で約4億8,000万トン(※)ものコメが生産されています。その大半が中国、インド、インドネシアといったアジア圏の国々です。
中国は生産量、消費量ともに世界トップで年間1億5,000万トン近い生産量を誇ります。日本は年間で約780万トンほどの生産量なので、その差は歴然としています。
生産量からみると中国、インド、インドネシアの上位3国で世界全体の約6割を占める生産量です。輸出量、輸入量においても中国、インド、タイ、ベトナムといったアジア圏の国が上位を占めています。
コメの取引をする際には主要な生産国、消費国の経済状況、政策の動向には注意が必要です。特に、中国は政府が主導となり長期的な食糧計画および価格形成を実施しています。
中国の国外に対するコメの輸出入は国際価格にも影響するので注目しておきましょう。
※引用:農林水産省(生産量と消費量で見る世界の米事情)
シカゴコメ先物のCFD取引ならIG証券
国内の証券会社で唯一、シカゴコメ先物のCFD取引に対応しているのがIG証券です。
CFD取引とはコメの現物をやり取りせず、売買差益のみをやり取りする取引方法。先物取引とは違いCFD取引に取引期限はありません。
また、最大20倍のレバレッジ(商品CFDの場合)をかけられたり、空売りができるのもCFD取引のメリットです。CFD取引に関しては別記事で詳しく解説しています。
IG証券は為替の本場ロンドンに本社を構え、創業50年以上の歴史を持つIGグループの日本法人です。世界で23万人以上の顧客を抱え、15カ国に拠点を構えているグローバルプロバイダーになります。
IG証券の最大の特徴は「17,000種類以上のCFD銘柄に対応している」という点。
シカゴコメ先物の取引はもちろん、コーン、大豆、綿花、ココア、材木など他の証券会社では取引できないような銘柄もIG証券では取引可能。
これだけの銘柄が取引できるのはIG証券の大きな魅力。IG証券の口座が1つあれば世界中の金融商品に投資が可能です。
シカゴコメ先物であれば円建て/米ドル建ての2種類から取引ができます。1ロットあたりの必要証拠金は以下の通りです。
シカゴコメ先物(米ドル建て)の必要証拠金:56,344円(最小ロット0.5)
※2024年11月1日時点。必要証拠金は取引時点のレートによって変動します。
※取引期限なし銘柄は新規発注が停止されています。取引期限あり(先物)は取引が可能です。
IG証券の取引ツール
上記はIG証券のPC版取引ツールでシカゴコメの取引画面を表示させた画像です。
IG証券ではマルチデバイス対応のPC版取引ツールとスマホアプリの2種類の取引ツールを配信。取引ツール上で口座を切り替えれば、商品銘柄だけでなくFX、株価指数、個別株、債券までワンストップで取引が可能です。
国内トップクラスの取扱銘柄と充実の取引ツールがIG証券の魅力です。シカゴコメ先物の取引をお考えの方はIG証券が要チェック!