【金鉱株ETF】米国おすすめ銘柄から取扱い証券会社まで徹底特集!

【金鉱株ETF】米国おすすめ銘柄から取扱い証券会社まで徹底特集!

この記事では今、注目の金鉱株ETFを徹底特集!金価格の上昇とともに金鉱株に全世界の投資家の注目が集まっています。

金鉱株ETFとは何か、概要から値動きの特徴、金ETFとの違いなどいろいろな角度から解説しています。金鉱株ETFのおすすめ銘柄や取り扱い証券会社も解説しているので、金鉱株ETFへの投資をお考えの方はぜひご一読ください。

金鉱株ETFの現物/CFD取引対応!証券会社一覧表

業者名対応取引取扱銘柄数金鉱株銘柄公式
[IG証券]IG証券CFDCFD銘柄:約17,000種類GDX、GDXJ、RING、NUGT、DUST、GOEX、SGDM、SGDJ、GOAU[IG証券>詳細]
[サクソバンク証券]サクソバンク証券現物/CFD
(※)
外国株式:約12,000種類
CFD銘柄:約9,000種類
GDX、GDXJ、RING、NUGT、DUST、GOEX、SGDM、SGDJ、GOAU[サクソバンク証券>詳細]
[DMM 株]DMM 株現物米国株式:約930銘柄
米国ETF:約80銘柄
GDX、NUGT[DMM 株>詳細]
[SBI証券]SBI証券現物米国株式/ETF:約4200銘柄GDX、GDXJ、NUGT、DUST[SBI証券>詳細]
[楽天証券]楽天証券現物米国株式/ETF:約3700銘柄GDX、GDXJ、NUGT、DUST[楽天証券>詳細]
[マネックス証券]マネックス証券現物米国株式/ETF:約3700銘柄GDX、GDXJ、NUGT、DUST[マネックス証券>詳細]

※IG証券とサクソバンク証券のCFD取引は相場状況によってレバレッジ(証拠金維持率)が変更される場合があります。

金鉱株、金鉱株ETFとは

金鉱株とは

金鉱株とは、金の産出を本業とする産金会社の株式をいいます。金は貴金属の代表として古くから全世界で産出されており、100年以上の歴史を持つ産金会社もあります。

金の産出国としては南アフリカが有名ですが、南アフリカの金はかなり掘りつくされており、現在では中国、オーストラリア、ロシア、米国といった国が主な産出国となっています。

金鉱株ETFはこれらの産金会社を一定の基準で選定し、ポートフォリオを組んだ金融商品です。

金ETFと金鉱株ETFの違い

金鉱株ETFの特徴

金価格の上昇局面では金鉱株ETFの方が値上がりする
金ETFに配当はないが、金鉱株ETFには配当がある
金価格はマイナスにはならないが、金鉱株は業績の悪化で株価下落が加速する
金鉱株は株式なので、株式市場の影響を受けやすい
南アフリカの金鉱株は新興国株式としての側面もありカントリーリスクがある

金鉱株ETFに投資する最大のメリットは「金価格の上昇時には金ETFを大きく上回るパフォーマンスが出る」という点です。

産金会社は採掘器機の稼働や人件費などの採掘コストをかけて金を産出しています。採掘コストは企業によって一定の固定費として決まっており、コストが一定であれば金価格が上昇した分だけ利益率が高くなります。

この利益率の変動は金価格の上昇よりも大きくなるため、金価格の上昇局面では金ETFよりも金鉱株ETFの方がパフォーマンスが良くなります。

特に、採掘コストの高い企業ほど損益分岐点を超えて金価格が上昇した場合、業績の変化率が高くなります。これを「オペレーション・レバレッジが大きい」といい、金鉱株ETFの大きな特徴です。

金相場は上昇局面に突入している

金チャート

上記の画像は2021年5月28日時点の金/米ドル週足チャートです。

金価格は2020年8月から長らく下落トレンドが続いていました。しかし、2021年3月、4月にダブルボトムを形成し底打ち。そこから週足のレジスタンスラインを上方にブレイクしています。

金価格が上昇している要因

新型コロナの景気対策として世界各国で金融緩和政策(国債買入れ、政策金利の引き下げ)が実施
市場に資金が過剰に供給され金相場にも資金が流入している
米国の外交政策が自国優先となり、諸外国の準備銀行が米ドルではなく金で準備金を積立している
金融緩和の行き過ぎによるインフレ懸念でリスクヘッジに金が買われている

現在、金価格が上昇している要因には上記のような背景があります。金融緩和による余剰資金の過剰な流動性、各国の準備銀行による金ETFの買入れ、インフレ懸念のリスクヘッジなどが重なっている状況です。

金鉱株ETF比較

上記の画像は金ETFで最大の純資産額を誇るGLD(SPDRゴールド・シェアーズ)と金鉱株ETFのGDX、GDXJを対数チャートで比較した画像です。

一目見て分かる通り、金ETFのGLDよりもGDX、GDXJは直近5年ほどで大きくアウトパフォームしています。

特に、金価格が上昇し始めた2018年後半からGDXの1年リターンが60%を超えており、素晴らしいパフォーマンスを記録しています。

もっとも、2020年3月頃のコロナショック時にはGLDを割り込むドローダウンになりました。金鉱株ETFは金価格が上昇している間は、特筆すべきパフォーマンスを発揮しますが、下落時にも大きく下落する点に注意が必要です。

その他、金ETFにはない操業リスク、財務リスク、政治リスクなどがある点には十分注意の上、お取引ください。

金鉱株の米国ETFおすすめ3銘柄を詳しく解説!

次は、金鉱株ETFのおすすめ3銘柄を解説していきます。それぞれの銘柄に特徴があるので金鉱株ETFの銘柄選びにご活用ください。

GDX(ヴァンエック・ベクトル金鉱株ETF)

GDX

金鉱株ETFのなかで純資産額が最も大きいのがGDX(ヴァンエック・ベクトル金鉱株ETF)です。

運用会社は創業1955年、半世紀以上に渡る投資運用の歴史を持つVanEck社です。GDXの設定日は2006年と運用から15年ほど経過しています。

2021年5月28日時点の基準価額は39.21ドル、純資産額は約160億ドル。GDXは金鉱株ETFのなかで最も出来高のあるETFです。金鉱株ETFに投資するなら、まずGDXが要チェック。

GDXの概要

運用会社VanEck国籍米国
カテゴリETF市場NYSE Arca
設定日2006年5月22日ベンチマークNYSE Arca金鉱株インデックス
基準価額39.21ドル(※)純資産額約160億ドル(※)
直近配当利回り0.48%経費率0.52%

※基準価額、純資産額、直近配当利回りは2021年5月28日時点の数値を掲載。

GDXの構成銘柄と組入比率

ティッカー企業名組入比率
NEMニューモント15.79%
ABXパトリック・ゴールド11.78%
FNVフランコ‐ネバダ7.71%
WPMウィートン・プレシャス・メタルズ5.83%
NCMニュークレスト・マイニング4.98%
AEMアグニコ・イーグル・マインズ4.63%
KLカークランド・レイク・ゴールド4.63%
GFIゴールド・フィールズ3.21%
NSTノーザンスター・リソーシーズ3.08%
Kキンロス・ゴールド3.02%

構成銘柄としてはニューモント(NEM)、パトリック・ゴールド(ABX)の組入比率が高く設定されています。国別ではカナダの産金会社に高い比重が置かれています。

カナダは世界でも有数の金産出国です。カナダに本社を構えている企業も多く、ニューモントも本社はカナダにあります。ニューモントとパトリック・ゴールドの2社は世界2大産金会社といわれ、世界中に拠点を構えて金の採掘を行っています。

「カナダ・米国の産金会社を中心に金鉱株に投資したい」という方はGDXがおすすめ。

GDXJ(ヴァンエック・ベクトル金鉱中小型株ETF)

GDXJ

GDXJはGDXの中小企業版となるETFです。ニューモントやパトリック・ゴールドといった巨大企業は含まれていません。

設定日はGDXと同じ2006年5月、純資産額は約61億ドルなのでGDXと比較すると純資産規模は半分以下のETFです。

また、ベンチマークインデックスも異なっておりGDXJはMVIS中小型金鉱株インデックスを基準に運用されています。

GDXJの概要

運用会社VanEck国籍米国
カテゴリETF市場NYSE Arca
設定日2006年5月22日ベンチマークMVIS中小型金鉱株インデックス
基準価額54.09ドル純資産額約61億ドル
直近配当利回り1.58%経費率0.53%

GDXJの構成銘柄と組入比率

ティッカー企業名組入比率
GFIゴールド・フィールズ6.97%
PAASパン・アメリカン・シルバー5.86%
EVNエボリューション・マイニング4.53%
YRIヤマナ・ゴールド4.09%
BTOB2ゴールド3.67%
HLヘクラ・マイニング3.00%
EDVエンデバー・マイニング2.99%
SSRMSSRマイニング2.87%
FRファースト・マジェスティック・シルバー2.78%
AGIアラモス・ゴールド2.69%

GDXJの構成銘柄は上記のとおりです。GDXと比べて特筆するほど高い比重が割かれている企業はありません。

GDXはカナダの産金会社が中心でしたがGDXJは比較的、分散効果が効いている構成銘柄になっています。また、中小型の金鉱株が多いため値動きはGDXよりも激しくなる傾向にあります。

「GDXよりも分散効果を出したい」「ボラティリティの高い銘柄がいい」という方にはGDXJがおすすめ。

RING(iシェアーズMSCIグローバル・ゴールド・マイナーズETF)

RING

RINGはブラックロック社の人気シリーズ「iシェアーズ」の金鉱株ETFです。ブラックロック社は世界最大規模の投資運用会社で、全世界で900本以上のETFを運用しています。

RINGの特徴は「経費率が低い」という点。RINGの経費率は0.39%とGDX:0.52%、GDXJ:0.53%よりも低い経費率となっています。

純資産規模は5.9億ドルと小さいですが「取引コストはできるだけ抑えたい」という方にはRINGがおすすめ。

RINGの概要

カテゴリETF市場NASDAQ
設定日2006年5月22日ベンチマークMSCI ACWI Select Gold Miners Investable Market Index
基準価額33.99ドル純資産額約5.9億ドル
直近配当利回り0.87%経費率0.39%

RINGの構成銘柄と組入比率

ティッカー企業名組入比率
NEMニューモント22.36%
ABXパトリック・ゴールド16.61%
WPMウィートン・プレシャス・メタルズ8.19%
AEMアグニコ・イーグル・マインズ4.44%
KLカークランド・レイク・ゴールド4.35%
NCMニュークレスト・マイニング4.35%
GFIゴールド・フィールズ4.24%
Kキンロス・ゴールド3.95%
ANGアングロゴールド・アシャンティ3.87%
POLYポリメタル・インターナショナル2.22%

RINGの構成銘柄は上記のとおりです。ニューモントとパトリック・ゴールドの2社がかなり高い構成比率となっており、この2社だけで40%近くを占めています。

上位の構成銘柄はGDXとかなり重複しており、値動きもGDXとほぼ同じです。「少しでも取引コストを抑えたい」「カナダの産金会社を中心に投資したい」という方はRIGNがおすすめ。

金鉱株ETFに関するよくある質問

GDXに関するよくある質問

GDX、GDXJ、RINGはいくらから購入できますか?

GDXの1枚あたりの基準価額は39.21ドルです。GDXの現物は1単位(約4000円)から取引できます。

GDXJの1枚あたりの基準価額は54.09ドルです。GDXの現物は1単位(約6000円)から取引できます。

RINGの1枚あたりの基準価額は33.99ドルです。GDXの現物は1単位(約4,000円)から取引できます。

※基準価額は2021年5月28日時点の数値を掲載。

金ETFと金鉱株ETFはどちらがいいですか?

金価格の上昇でキャピタルゲイン(値上がり益)を狙いたいのであれば金鉱株ETFがおすすめです。金価格が上昇する局面では金ETFよりも金鉱株ETFの方が高いパフォーマンスを発揮します。

ポートフォリオのリスクヘッジ、インフレ対策であれば金ETFがおすすめです。値動きは金鉱株ETFよりも緩やかになり、株式市場が暴落する局面では金価格が上昇しやすい傾向にあります。

もっとも、どちらの金融商品も資金管理、取引量には十分ご注意のうえお取引ください。

金鉱株ETFを取り扱いしている証券会社はありますか?

各社の取扱銘柄は以下の通りです。

業者名GDXGDXJNUGTDUSTRINGGOEXSGDM公式
[IG証券]IG証券[IG証券>詳細]
[サクソバンク証券]サクソバンク証券[サクソバンク証券>詳細]
[DMM 株]DMM 株×××××[DMM 株>詳細]
[SBI証券]SBI証券×××[SBI証券>詳細]
[楽天証券]楽天証券×××[楽天証券>詳細]
[マネックス証券]マネックス証券×××[マネックス証券>詳細]

※各社の取扱銘柄状況は2021年5月28日時点の情報を掲載しています。

金鉱株ETFの取り扱いがある国内業者を解説!

次は、金鉱株ETFの現物取引、CFD取引に対応した国内業者(IG証券、サクソバンク証券)を詳しく解説していきます。

この2社は多彩な金鉱株ETFが取引できる証券会社です。業者選びの参考としてご活用ください。

IG証券

IG証券

国内業者のなかでもトップクラスの取扱銘柄を誇るのがIG証券です。IG証券はCFD銘柄17,000種類以上に対応、金鉱株ETFも多彩な取り扱いがあります。

「CFD取引って何?」という方は別記事で基礎知識からメリット・デメリットまで解説しています。

上記で紹介したGDX、GDXJ、RINGの他、NUST、DUST、GOEXなど多種多様な金鉱株ETFがIG証券の口座1つで取引可能。

産金会社の個別株式やETFだけでなく金スポットや原油先物など商品銘柄も充実しています。「取扱銘柄が豊富な証券会社がいい」という方はIG証券がおすすめ。

IG証券 公式サイト

サクソバンク証券

サクソバンク証券

サクソバンク証券もIG証券と同様、金鉱株ETFが非常に充実している国内業者です。

サクソバンク証券の特徴は「海外ETF、個別株が充実している」という点。海外23の取引所と連携することで、国内の大手証券会社では取引できない銘柄も取引が可能です。

各種金鉱株ETFの他、ニューモントやパトリック・ゴールドの個別株も現物/CFD取引で対応しています。また、国内で唯一、米国株式の配当金再投資(DRIP)に対応している証券会社でもあります。

「金鉱株ETF以外にも海外ETFを取引する」という方はサクソバンク証券がおすすめ。

サクソバンク証券 公式サイト

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以下の記事では金ETF、金CFD取引について詳しく解説しています。長期スパンでの投資をお考えの方は金ETF、短期~中期スパンで金の値動きを狙いたい方は金CFDにもぜひご注目ください。

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