インド株に投資したい!ETF、投資信託、CFD各取引方法解説!

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インド株価指数(SENSEX)が取引できるネット証券会社、FX業者特集!

近年、目覚ましい経済成長を遂げているインド。2023年には14億人以上の人口を抱える中国を抜き、インドが人口世界1位になる見通しです。

成長真っただ中のインドに投資したいという方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事ではインドの株式市場に投資する方法を詳しく解説しています。

ETF(上場投資信託)や株価指数CFDなどインド株へ投資する方法はいくつかあります。各取引方法の違いから証券会社まで解説しているので、インド株へ投資を検討されている方は参考にしてみてくださいね!

証券会社別インド関連銘柄の対応取引一覧表

業者名取引方法特徴公式
[IG証券]IG証券CFD総銘柄数17,000種類以上、インド個別株対応
CFD営業収益で世界No.1(※)の実績
[IG証券>詳細]
[サクソバンク証券]サクソバンク証券現物/CFDインド個別株、ETFが現物/CFDの両方対応
インド関連ETF、海外ETFを豊富に取り扱い
[サクソバンク証券>詳細]
[OANDA CFD]OANDA CFDCFDインド株価指数のCFD取引対応
最小ロット0.1(約16,500円)から取引できる
[OANDA CFD>詳細]
[SBI証券]【SBI証券】現物インド個別株、投資信託、ETF対応対応
インド関連の現物銘柄を豊富に取り扱い
[SBI証券>詳細]
[楽天証券]【楽天証券】現物インド個別株、投資信託、ETF対応
インド関連の多彩な金融商品が取引可能
[楽天証券>詳細]
[マネックス証券]【マネックス証券】現物インド個別株、米国ETF対応
最大12時間の時間外取引が可能
[マネックス証券>詳細]

※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)

インド株への投資方法

インド株へ投資する主な方法は「個別株式(ADR銘柄)」「投資信託」「ETF(上場投資信託)」「CFD取引」の4種類があります。

それぞれのメリットとデメリットは以下の通りです。

取引方法メリットデメリット
個別株 集中投資ができる
リターンが大きい
銘柄選定が難しい
取引できるインド株が少ない
リスクはETFと比較して高め
投資信託 手軽に分散投資が可能
積立投資ができる
100円から購入可能
手数料が高い
流動性が低い
ETF 手軽に分散投資が可能
手数料が安い
リアルタイムで取引できる
積立投資はできない(証券会社による)
分配金の再投資はない
CFD取引 レバレッジで資金効率が高められる
リアルタイムで取引可能
買い/売りどちらでも取引ができる
リスクは現物と比べて高め
ロスカット、追証には注意が必要

インド株への投資方法①:個別株式

インドの個別株式は国内の証券会社では直接取引することはできません。ADR銘柄(米国預託証券)として各証券会社で取り扱いがあります。

ADR銘柄(米国預託証券)とは

ADR銘柄とは米国預託証券のことで、米国以外の企業の株式に簡単に投資するための仕組みです。現地企業が発行した株式を裏付けとして米国の証券取引所がADR銘柄を発行、投資家はADR銘柄を購入すれば間接的に現地企業に投資が可能です。

ADR銘柄は裏付けとなる株式から生じる経済的権利をすべて含む有価証券なので、株式を直接購入するのとほぼ同じ効果を得ることができます。

ADR銘柄といっても、通常の海外株式を購入するのとほぼ同じです。個別株式は集中投資ができるためリターンは大きくなりますが、銘柄選定が難しい点と取引できる銘柄が少ない点にご留意ください。

以下の表はSBI証券で取り扱いのあるインド株式のADR銘柄をまとめたものです。

ティッカー銘柄名市場セクター
INFYインフォシステクノロジーNYSEIT
WITウィプロNYSEIT
SIFYサイファイテクノロジーズNASDAQIT
IBNICIC銀行NYSE銀行
HDBHDFC銀行NYSE銀行
RDYドクターレディーNYSE製薬

※2023年3月10日時点のSBI証券で取り扱いのあるインドADR銘柄を掲載。

インドはIT企業が成長を牽引しており、(INFY)インフォシス・テクノロジーズや(WIT)ウィプロはインドを代表するIT企業です。

インドの個別株式に投資されたい方は銘柄選びの参考としてご活用ください。

→詳しくはSBI証券公式サイトへSBI証券

インド株への投資方法②:投資信託

国内の証券会社ではインド株式の投資信託も多数取り扱いしています。

投資信託は個別株式と比べて手軽に分散投資ができたり、積立投資ができる点がメリット。インドの株式市場全体の成長に投資したいという方は投資信託も選択肢の1つです。

もっとも、ETF(上場投資信託)と比較して「手数料が高い」「流動性が低い(リアルタイムで売買ができない)」といった点がデメリットです。

「頻繁に売買する予定はない」「コツコツ毎月積立をしたい」という方はインドの投資信託もチェックしてみてください。

以下の表は、SBI証券取り扱いのあるスターレーティング(※)星4以上のインド関連投資信託を一覧表でまとめたものです。

※スターレーティングとは、国内最大手の投資評価会社モーニングスターによるファンドの格付けです。過去3年間のリスク調整後のパフォーマンスから相対的にどのランクに位置づけされるか(最高評価は星5)で評価が決まります。

評価ファンド名投信積立NISA
☆5新生-新生・UTIインドファンド
☆4ピクテ-iTrustインド株式
☆4三井住友DS-高成長インド・中型株式ファンド
☆4三井住友DS-インド内需関連株式ファンド
☆4日興-ノーロード・インド株式フォーカス(毎月分売型)
☆4アムンディ・りそなインド・ファンド
☆4ドイチェードイチェ・インド株式ファンド

インドの株式ファンドでスターレーティング最高評価の☆5を付けているのが「新生-新生・UTIインドファンド」です。

新生・UTIインドファンドはインドの証券取引所に上場している株式を対象に中長期的なインド株式市場の成長に投資する銘柄です。

基準価額は1口あたり30,659円、純資産額は約470億円、直近3年の騰落率は+66.58%(約1.7倍)(※)と好パフォーマンスを出しています。

※参照:SBI証券公式サイト(新生-新生・UTIインドファンド)2023年3月10日時点

ただし、分配金が無い点と信託報酬が年1.954%と手数料が高い点にはご注意ください。投資信託は銘柄数が多いのがメリットですが、大口で取引する場合は取引コストが高くつきます。

取引コスト、売買のしやすさという点では次に解説するインドETFがおすすめです。

インド株への投資方法③:ETF(上場投資信託)

ETFは上場投資信託のことで、東京証券取引所やニューヨーク証券取引所に上場されている投資信託です。

インド株のETFは国内取引所、海外取引所ともに多数の銘柄が上場されています。

インド株の国内ETF一覧表

証券コード市場銘柄名信託報酬
1678東証NEXT FUNDS インド株式指数上場投信1.045%
2046東証NEXT NOTES インドNifty・ダブル・ブル ETN0.935%
2047東証NEXT NOTES インドNifty・ベア ETN0.935%
1549東証上場Nifty50先物0.55%

インド株の米国/海外ETF一覧表

ティッカー市場銘柄名経費率
EPINYSEウィズダムツリー インド株収益ファンド0.85%
GLINNYSEヴァンエック・ベクトル・インド成長リーダーETF0.80%
INDLNYSEDirexion デイリー インド株 ブル2倍 ETF0.95%
DGSNYSEウィズダムツリー 新興国小型株配当型ファンド0.63%
DGRENASDAQウィズダムツリー 新興国株クオリティ配当成長ファンド0.32%
02836香港iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディアETF0.64%
03015香港エックス・トラッカーズ ニフティ50 UCITS ETF0.85%
INDIシンガポールiシェアーズ MSCI インディア0.99%

上記の表はSBI証券および楽天証券で取り扱いのあるインド関連の国内、海外ETFを掲載しています。

上記のなかで最も純資産額が大きいのは(EPI)ウィズダムツリー インド株収益ファンドです。

2023年3月10日時点の純資産額は約7.7億ドル(1,047億円)、基準価額は32ドル(約4,400円)になります。EPIの構成銘柄は以下の通りです。

EPIの構成銘柄トップ10

ティッカー企業名構成比率
RILリライアンス・インダストリーズ7.08%
TATAタタ・スチール6.39%
INFOインフォシス4.67%
ICICIBCICICI銀行4.43%
ONGCインド石油ガス公社3.57%
AXSBアクシス銀行2.86%
TCSタタ・コンサルタンシー・サービシズ2.62%
HNDLヒンダルコ・インダストリーズ2.18%
PWGRパワーグリッドコーポレーションオブインディア2.07%
NTPCナショナル・サーマルパワー2.01%

(※2023年3月9日時点。参照:Bloomberg)

その他の注目銘柄としては、2倍のレバレッジが効いた(INDL)Direxionデイリー インド株ブル2倍ETFや高配当が期待できる(DGS)ウィズダムツリー 新興国小型株配当型ファンドなども注目。

インド株ETFの買い方は通常の米国株式と同じです。SBI証券楽天証券などの証券会社で口座を開設し資金を入金すれば手軽に購入できます。

投資金額も銘柄によりますが、1万円ほどで購入することが可能です。「取引コストはできるだけ抑えたい」「自分のタイミングで売買したい」という方はインド株ETFがおすすめ。

インド株への投資方法④:CFD取引

インド株の取引方法にはCFD取引という方法もあります。

CFD取引とは差金決済取引のことで、現物をやり取りせず売買差益のみをやり取りする取引方法です。

CFDのメリット

取引手数料は基本的に無料(スプレッドが別途発生)
現物取引と比べて少額の資金で始められる
売りから取引に入れる(空売り)ができる
取引時間はほぼ24時間(証券会社、銘柄による)
個別株CFD、株価指数CFDでは配当相当額の受け払いがある

CFDのデメリット

資金管理、ポジション管理に注意しなければハイリスクハイリターン
銘柄ごとに特有の取引コストがかかる
一定の維持証拠金率を割るとロスカット、追証が発生する

CFD取引は信用取引の一種でレバレッジと呼ばれる倍率をかけることで、現物取引と比べて資金効率を飛躍的に高めることが可能です。

株式CFDでは最大5倍、株価指数CFDでは最大10倍のレバレッジをかけることができます。現物の5分の1、10分の1の資金から取引がスタートできるのはCFDのメリット

取引時間も各市場時間に限らず取引できたり、買い/売りの両方のポジションが持てるなど取引の幅が広いのがCFDの特徴です。

インド株の現物であれば、株価が上昇しなければ利益は出ません。一方、CFD取引では売りからも取引に入れるため株価が一時的に下落するような局面でも積極的に利益を狙いにいったり、現物銘柄のリスクヘッジに反対ポジションを持つことも可能です。

CFD取引では、状況に応じて柔軟なトレードができるため少額資金でも短期間で大きく利益を狙いたい方はCFD取引がおすすめです!

CFD取引ではインド個別株、ETF、株価指数が取引できる

国内のCFD業者であれば、IG証券がインドの株価指数CFDに対応しています。サクソバンク証券では、上記で解説したインドの各種個
別株、ETFがCFDにて取引できます。

また、インドの主な株価指数は以下の3種類です。

名称概要
SENSEX指数ボンベイ証券取引所に上場されている企業のうち、流動性、取引規模、業種など所定の審査基準をクリアした企業の時価総額を加重平均した指数
Nifty50指数ナショナル証券取引所に上場している50銘柄の株価を時価総額比率で加重平均した指数
MSCI インディア指数米MSCI社が提供しているインドの大型/中型株(時価総額の上位約85%)をカバーする指数

株価指数はその国の株式市場の景況感を示す指標です。日本では日経225、米国ではNYダウやS&P500など、それぞれの国で主要な株価指数は非常に重要な指標として世界中の投資家に認識されています。

株価指数CFDでは、その株価指数を直接取引することが可能です。個別株式やETFに投資するのとはまた違った方法でインド株式市場の成長に投資ができます。

インド株のETF、投資信託、CFD取引対応証券会社を解説

次は、インド株のETF、投資信託、CFD取引に対応した証券会社を個別に解説していきます。気になる証券会社があればチェックしてみてください。

IG証券

IG証券

CFDの取扱銘柄数で選ぶなら注目したいのがIG証券です。

IG証券は全世界でCFDサービスを提供しているIGグループの日本法人。IGグループはCFD営業利益で世界No.1の実績(※)を誇る老舗金融プロバイダーです。

その特徴は何と言っても国内トップクラスの取扱銘柄数です。CFD銘柄は17,000種類以上に対応しており、世界中の個別株、株価指数、商品、外国為替、債券までワンストップで取引が可能です。

IG証券

個別株式では、インフォシス、ウィプロ、HDFCなど主要株式をカバー。ETFでも、EPI、GLIN、INDLなど充実のラインナップです。残念ながらインドの株価指数CFDは取り扱いが停止してしまいましたが、個別株やETFでは無類の強みがあります。

取引ツールもマルチデバイス対応のWebブラウザ版ツールとスマホアプリを提供しており、どちらも初心者でも使いやすいツールです。IG証券の全銘柄がPC・タブレット・スマホどれか一つあれば瞬時にポジションを持つことができます。

異なるアセットクラスの豊富なインド関連銘柄に投資したい」という方はIG証券がおすすめ!

※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)

IG証券 公式サイト

サクソバンク証券

サクソバンク証券

サクソバンク証券はインド株式の現物取引とCFD取引の両方に対応した貴重な証券会社です。親会社のサクソバンクグループは世界170カ国80万人以上の顧客を抱えるグローバルプロバイダー。

海外23の取引所と連携しており、国内の証券会社では取引できない海外株式やETFが取引できる点がサクソバンク証券の特徴です。

サクソバンク証券

取引ツールは中上級者向けのプロ向けプラットフォームを提供しています。かなりマイナーなテクニカル指標や描画ツールも搭載しているため、たいていのトレーダーの要望には応えられる高機能ツールです。

ただし、使い方が少し分かりにくいため経験者向けといえます。チャートパターンを自動検出して知らせてくれるオートチャーティストといった機能も搭載しており、使いこなせば非常に強力なチャートツールです。

「インドを含めた海外株式、ETFを積極的に取引したい」「本格的な取引環境を構築したい」という方はサクソバンク証券をチェックしてみてください。

サクソバンク証券 公式サイト

SBI証券

SBI証券

国内の大手ネット証券会社のなかで、トップクラスの口座開設数を誇っているのがSBI証券です。

SBI証券はインドの個別株式、投資信託、国内/海外ETFなど多彩な銘柄を取り扱い。

取引手数料もリーズナブル、投資信託の積立投資や米国貸株など大手ならではのサービスが充実しています。

SBI証券 公式サイト

楽天証券

楽天証券

楽天証券もインド関連の個別株式、投資信託、ETFを取り扱いしているネット証券会社です。

SBI証券と同様、投資信託の積立投資やNISA、IDeCoなど多彩な金融商品を取り扱い。

楽天証券は楽天カードで決済をすれば、楽天ポイントが貯まるので「普段から楽天のサービスを利用している」という方は楽天証券も要チェック。

楽天証券 公式サイト

成長を続けるインド株に注目!

株価指数(インデックス)のCFD取引対応!証券会社・FX業者比較!

インドはアジア圏各国の中でも群を抜いて成長し続けている国です。人口は13億人以上、多様な文化と豊かな国土を有しておりGDPは目覚ましい速度で成長を続けています。

今後も世界経済に大きな影響を与えていくであろうインド株は要注目。自分のスタイルに合わせてインド株に投資してみてくださいね。


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