テーマ投資におすすめの証券会社は?手数料や銘柄の探し方も解説!

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テーマ投資におすすめの証券会社は?手数料や銘柄の探し方も解説!

テーマ投資を始めたい」「テーマの探し方やおすすめの証券会社は?

この記事ではテーマ投資をこれから始めたいという方に向けて国内の証券会社で提供しているテーマ投資のサービスや情報コンテンツを解説しています。

おすすめ銘柄の探し方や各社の特徴を分かりやすくまとめているのでぜひ参考にしてみてくださいね!

テーマ投資とは?

テーマ投資とは半導体や5G、AI(人工知能)などテーマに沿った銘柄を選定し一定のポートフォリオとして運用する投資方法です。

現代はかつてないほど各分野で技術革新が進んでいます。カテゴリーは細分化され、それぞれに特徴的な進化を遂げているのが現代のテクノロジーです。

それぞれの技術革新は相互に深く関わっており、シナジー効果を発揮しながら加速度的に進化しています。この非常に速い技術革新の流れを上手く捉えるため、一定のテーマを設定し数銘柄から数十銘柄で構成されたポートフォリオを構築するのがテーマ投資です。

対象となるテーマは多岐にわたります。ここ数年であれば、新型コロナワクチン関連、テレワーク、半導体、EV(電気自動車)、メタバース(仮想空間)などテーマを挙げればキリがないほど。

ここではより具体的に半導体、EV、AI(人工知能)をピックアップして簡潔に解説していきます。

テーマ投資:半導体

テーマ投資の注目カテゴリー:半導体

テレビやニュースでよく聞く「半導体」ですが、半導体とは大きな括りで物質の電気伝導性を示す性質のことをいいます。

電気を通す導体と電気を通さない絶縁体の中間の性質を持ち、スイッチのようにON/OFFの区別をする役割があります。半導体はパソコン、スマートフォンはもちろん、自動車や冷蔵庫といった家電製品までハイテク製品のほぼすべてに搭載されており、必要不可欠な部品です。

半導体業界はチップの設計メーカー、製造装置の建造企業、ウェハーなどの製造原料サプライヤー、梱包企業、テスト企業などから構成されます。企業によって半導体のどの部分に強みを持っているかが異なりますが、テーマ投資の場合はこれらの企業にまとめて投資を行います。

米国の半導体企業をまとめた株価指数であるフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)はここ数年で右肩上がりで上昇しており、今後も長期的なスパンで市場全体が拡大していく見通しです。

テーマ投資:EV(電気自動車)

テーマ投資の注目カテゴリー:EV(電気自動車)

引用:BYD公式サイト(https://www.bydglobal.com/)

EV(電気自動車)は電気を貯めたバッテリーでモーターを駆動させる自動車です。ガソリンなど化石燃料を燃焼させる内燃機関を持たず二酸化炭素を排出しないことから地球環境に配慮した次世代自動車として全世界で普及が進められています。

日本でもトヨタや日産が先陣を切ってEV開発に取り組んでいますが、その競争は苛烈を極めています。EVはガソリン車と比べて構造が単純なため参入障壁が低いことが大きな要因です。

特に、中国では約300社ものEVメーカーが乱立しており、まさにEV戦国時代の様相を呈しています。中国政府はEV普及に積極的で、メーカー側と消費者に向けて手厚い補助を出しており政府主導で技術開発が行われています。

世界的にも排ガス規制とガソリン車の生産停止が進められており、今後5年~10年でガソリン車の大半がEVに置き換わるとの予測もあるほど。EVというとメーカーに目が行きがちですが、部材や製造装置開発、販売やインフラ整備など裾野は広く関連企業も多岐にわたります。

どういった軸で企業を選んでいくのかによって運用成果も変わるため、自分が納得できる銘柄選定を行うのが大切です。

テーマ投資:AI(人工知能)

テーマ投資:AI(人工知能)

半導体と深い関わりを持つテーマの1つがAI(人工知能)です。より高度で高密度な演算処理を可能にするマイクロプロセッサ開発により、これまでのPCでは不可能だったビックデータや機械学習が可能となっています。

企業が蓄積した膨大なデータを分析し有機的に解釈することで一定の意味を見出したり、過去のデータを読み込ませ機械に学習させ新しい提案や作業を行わせられるのがAIの強みです。

具体的には、米EVメーカーのTESLA(テスラ)が車載カメラで撮影した道路状況、人の動きをもとにAIを活用し完全自動運転技術を開発しています。その他にも、病理診断を行う医師を画像分析で処理するAIや膨大な貸付状況・信用情報をもとに一定の貸付可能金額を提示する自動貸付サービスなどがあります。

これらの技術革新は相互に関わり、それぞれの強みを生かしつつ進歩し続けています。「次にどんな流れが来るのか」を注視し、短期スパンで値動きを捉えたり腰を据えて長期スパンでじっくり値上がりを待つといった自分に合わせたスタイルで投資できるのがテーマ投資の魅力です。

テーマ投資のメリット・デメリット

テーマ投資のメリット

注目が集まると短期間で株価が大きく動く
トレンドの初動に乗れるとテンバガー(10倍)銘柄も掴みやすい
個別株リスクを減らし、テーマ全体の成長性に投資ができる

テーマ投資のメリットは「世間が注目すれば株価が短期間でも大きく動く」という点です。当たり前のことですが、株式投資では「自分より後に買う人」がいなければ利益が出ません。

いかにトレンドを先取りするか。世間が騒ぎ出す前に注目されるであろうテーマを見つけ先に投資するのが鉄則です。注目されれば相場は急激に動きます。この初動に乗ることができれば短期間でも大きく利益を狙うことが可能です。

また、一定のテーマでまとめて投資するため個別株に投資した場合のリスクを減らすことができます。注目されたテーマの中からどの銘柄が上昇するかをピンポイントで狙うのは難しいですが、ある程度まとめて投資することでテーマ全体の成長性に投資することが可能です。

テーマ投資のデメリット

注目されない間は低パフォーマンスになりやすい
足元の業績が良くない企業も多い
トレンドの移り変わりに注意する必要がある

逆にデメリットとしては「注目されるまでは値動きが荒く、低調なパフォーマンスになりやすい」という点です。

そもそも世間がまだ注目していないような銘柄に投資する場合、出来高は少なく株価がいつ上昇するかも正確な見通しは立ちません。また、こうした銘柄は数年後の成長に投資している企業が多いため足元の業績が良くない企業も数多くあります。

もっとも、テーマ投資では一定のテーマを軸に銘柄を選ぶため足元の業績が安定している企業を組み込むことも可能です。どのようなポートフォリオを組み込むかは最終的には個人の裁量によります。

最後に、テーマ投資では旬のテーマが移り変わっていきます。業種・業界の垣根を超えて世間が注目しているものは何か、次に何が注目されるのかに常にアンテナを張っておくことが重要なポイントです。

テーマ投資におすすめの証券会社を解説!

次は、テーマ投資におすすめの証券会社を解説していきます。各社ともに特徴的なサービスを提供しているので証券会社選びの参考としてご活用ください。

IG証券

IG証券

最初に解説するのはIG証券です。IG証券は国内の証券会社でもトップクラスのCFD銘柄取扱数を誇る証券会社。

全銘柄数は17,000種類以上あり、株式はもちろん株価指数、商品、債券まで多種多様な銘柄に投資することが可能です。株式CFDでは12,000銘柄以上に対応しており、日本株・米国株・中国株・欧州株まで多彩な取り扱いがあります。

IG証券

これだけの銘柄に対応できるのはIGグループが世界各国で長年に渡って金融サービスを提供してきたからこそ。CFD取引では世界No.1の実績があり、FTSE100種総合株価指数にも採用される優良企業グループになります。

※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)

テーマ投資では「いかに注目される前に投資できるか」がポイントとなりますが、IG証券であれば有名企業からマイナー企業まで幅広い銘柄ですぐにポジションを持つことができます。

IG証券

そんなIG証券では、取引戦略レポートとしてテーマ株について解説しています。テーマ株のメリットやデメリット、探し方についても分かりやすく解説されておりテーマ別の銘柄一覧も公開されています。

レポートは「IG証券公式サイト」⇒「学習コンテンツ」⇒「取引戦略レポート」⇒「テーマ株とは?投資のメリット・デメリットや探し方を解説」からチェックできます。その他にも、その時々に合わせた旬な情報コンテンツが充実しているのでぜひチェックしてみてください。

IG証券 公式サイト

サクソバンク証券

サクソバンク証券

サクソバンク証券はデンマークのコペンハーゲンに本社を構えるサクソバンクグループの日本法人です。サクソバンク証券もIG証券と同じく外資系の証券会社で豊富な取扱銘柄があります。

サクソバンク証券は米国株式のCFD取引と現物取引の両方に対応。特に、米国株式は配当金再投資(DRIP)サービスに対応しているため、高配当銘柄を保有する際に便利です。

サクソバンク証券

テーマ投資に関しても取引ツール内にテーマ一覧が用意されており、解説と銘柄一覧を確認することができます。

上記はサクソバンク証券のPCブラウザ版ツール「SaxoTrader GO」でテーマ投資の項目を開いたものです。最新のテーマ一覧から注目銘柄を一目でチェックすることができます。

サクソバンク証券

サクソバンク証券は高機能なツールも大きな魅力です。各銘柄の値動きはもちろん、銘柄同士の値動きを比較する機能やテクニカルな売買シグナルを自動解析して通知してくれるオートチャーティストを標準搭載。

初心者というより中上級者向けの証券会社ではありますが、テーマ投資する際にもおすすめの証券会社です。

サクソバンク証券 公式サイト

DMM 株

DMM 株

「テーマ投資の手数料はできるだけ抑えたい」という方におすすめなのがDMM 株です。

DMM 株

DMM 株は米国株式の取引手数料が完全無料。どれだけ取引しても手数料がかかりません。

米株を取引する際の為替手数料は1ドルあたり25銭かかりますが、それはSBI証券や楽天証券などの大手証券会社も同じです。

少額から現物で米国株のテーマ投資を始めるならDMM 株はおすすめの証券会社です。

そんなDMM 株ではスマホアプリで簡単にテーマ投資ができるように各種コンテンツが用意されています。

実際にスマホアプリを触っていただければわかりやすいですが、テーマが非常に探しやすく見やすいのが特徴です。

テーマ解説とともに各銘柄の最低投資額が一目で分かるため実際にどれだけの投資金額が必要か簡単に把握できます。

スマホアプリも投資初心者向けにシンプルな作りになっているため、これからテーマ投資を始めてみたいという方はぜひチェックしてみてください。

DMM 株 公式サイト

松井証券

松井証券

国内ネット証券の中でも老舗の松井証券はテーマ投資専用の情報コンテンツが充実しています。

国内株向けに「テーマ投資ガイド」としてまとめられており、直近のアクセスランキングや急上昇テーマランキングなどランキング形式で紹介されています。

松井証券

銘柄の平均株価騰落率をランキングした「テーマ別騰落率ランキング」ではテーマ全体で比べたときに他の投資家が何に注目して売買しているのかが一目瞭然。

テーマとしてはかなり細かい分類がなされており、銘柄を絞った投資ができるのも特徴です。選択するとテーマの詳しい解説とともに関連テーマがタグで表示されるため、関連銘柄を探すのも簡単です。

松井証券

松井証券では、今の市場が注目しているテーマに加えて将来的に市場で注目を集めるであろうテーマも掲載されています。

知らないテーマの解説を読むだけでも非常に参考になるので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

松井証券 公式サイト

マネックス証券

マネックス証券

掲載しているテーマの数であればマネックス証券が注目です。

マネックス証券ではテーマ投資専用のページを用意しており、1,500種類以上のテーマの中から気になるものを調べることができます。

マネックス証券

日本株が中心のテーマ群は検索窓が用意されており、気になるキーワードを入力すれば関連するテーマが表示される仕様です。

マネックス証券

各テーマに対して関連銘柄が表示され関連度の高い順に並んでいます。関連度の高い順から各社の事業内容と業績を調べつつピックアップしていくのも1つですね。

マネックス証券

マネックス証券でも松井証券と同じように各種ランキング形式でのテーマ探しに対応。直近で最も注目されているテーマや急上昇中のテーマも素早く知ることができます。

「ニッチなテーマに投資したい」という方はマネックス証券がおすすめです。

マネックス証券 公式サイト

SBI証券

SBI証券

最後に紹介するのはSBI証券です。SBI証券といえば大手ネット証券の1角として長年、サービスを提供してきたパイオニア。

そんなSBI証券では「テーマキラー」という新感覚のテーマ投資サービスを提供しています。

SBI証券

SBI証券のテーマキラーは各テーマ毎に事前に設定された10社に投資するサービスで、テーマを選ぶだけで投資できるので銘柄選定をする必要がありません。

銘柄は株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド社による独自の市場・銘柄分析に基づき成長が期待される10銘柄です。

SBI証券

通常、日本株の10社に投資する場合、単元株で売買すれば数百万円の資金が必要になりますがテーマキラーでは5万円からスタートできるのも大きな魅力です。

さらに、買付手数料は無料。NISA口座と紐づければ利益が出たときにかかる税金も非課税となります。

SBI証券

手数料としては売却時にのみ約定代金の0.5%(税込み0.55%)が発生しますが、それでも手数料は十分に安い水準です。

「銘柄選定をするのが難しい」「テーマを選ぶだけで気楽に投資を始めたい」という方はSBI証券のテーマキラーをぜひチェックしてみてください。

SBI証券 公式サイト

テーマ投資対応証券会社の手数料(米株現物/CFD)比較

ここまでテーマ投資におすすめの証券会社を解説してきましたが、次は各社の手数料についても簡単に解説していきます。

言うまでもなく手数料は運用成果に直接影響する部分なので注意しておきましょう。

証券会社取引手数料取引方法為替手数料
(1ドルあたり)
10株購入時
片道取引手数料
公式サイト
[松井証券]松井証券0.495%現物25銭116円[松井証券>詳細]
[マネックス証券]マネックス証券0.495%現物25銭
(買付時無料)
84円[マネックス証券>詳細]
[SBI証券]SBI証券0.495%現物25銭116円[SBI証券>詳細]
[楽天証券]楽天証券0.495%現物25銭116円[楽天証券>詳細]
[IG証券]IG2.2セントCFD0.5%(※)16.5USD
(最低手数料)
[IG証券>詳細]

※取引手数料は税込を掲載。IG証券の為替手数料は円以外の通貨建てで取引した銘柄に対して円転時に0.5%の手数料が発生。
※10株購入時の取引手数料は片道の数値(アップルの株価:130ドル、米ドル円:130円の場合)を掲載。実際のコストは相場状況および随時変更されるため詳しくは公式サイトまたは取引ツールをご確認ください。

上記は各社の米国株式(現物/CFD)にかかる10株購入時の片道手数料を比較したものです。

米ドル建てや外貨建てで取引されたい方はSBI証券や楽天証券がおすすめ。また、マネックス証券は買付時の為替手数料が無料(※随時、見直し有り)です。各社ともにそれほど大きな差はありませんが大口で取引する場合は見過ごせないコストにもなるのでご注意ください。

テーマ投資の銘柄探しならTradingViewも要チェック

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テーマ投資をするなら注目なのが「TradingView(トレーディングビュー)」が提供している情報コンテンツ「スパーク」です。

TradingViewは全世界5,000万人以上の投資家・トレーダーが利用している高機能チャートツールです。全世界のありとあらゆる銘柄のチャートが簡単に見れる機能性が評価され世界中で利用者を増やし続けています。

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TradingViewでは、情報コンテンツの一環として注目のテーマを集めた「スパーク」というサービスを提供しており国内の証券会社が提供しているテーマとは一味違ったテーマを見つけることができます。

TradingViewの本社はアメリカにあるため日本国内のテーマではなくよりグローバルな視点から注目企業が選別されています。スパークはTradingView公式サイト⇒マーケット⇒スパークと進むと無料で誰でも閲覧可能です。

→詳しくはTradingView公式サイトへTradingView

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高機能チャートを提供している会社だけあって各テーマの直近パフォーマンスやシンボルの分布がグラフ化されており、データが簡単に把握できるのも大きな特徴ですね。

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ポートフォリオの中から任意で銘柄を選択すれば値動きをチャートで比較したり、ファンダメンタル指標の比較も簡単にできます。

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テーマの数はそれほど多くありませんが、よりグローバルな視点から成長するであろうテーマを探してみたいという方にTradingViewのスパークはおすすめです!

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スマホで米株テーマ投資ならmoomoo証券もおすすめ!

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少し上級者向けのサービスにはなりますが、スマホで米国株のテーマ投資をするならmoomoo証券のアプリにもご注目ください。

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詳しくは別記事でも解説しているので気になる方はぜひご一読を。

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