「ビヨンドミートの株を買いたい」
「ビヨンドミートの投資方法を知りたい」
今、アメリカを中心に話題となっている「BEYOND MEAT(ビヨンドミート)」。菜食主義者(ビーガン、ベジタリアン)向けの植物性代替肉で知名度を上げており、急成長を見せています。
現代の食肉文化に一石を投じるBEYOND MEAT。この記事では、そんな注目のビヨンドミートについて会社概要や業績、株の買い方、購入方法まで詳しく解説していきます。
IG証券はビヨンドミート、ウーバー、ネットフリックスなど12,000銘柄もの米国株・日本株・中国株・欧州株のCFD取引に対応している国内証券会社です。
IG証券の株式CFD取引では最大5倍のレバレッジをかけて投資が可能。現物取引と比べて1株あたりに必要な資金は約5分の1なので少額でもより大きなポジションを持つことができます。
「少額でもビヨンドミートに投資して大きく利益を狙いたい」という方にIG証券はおすすめ!斎藤工さんを起用した新ブランドキャンペーンも始動しているIG証券をぜひチェックしてみてください!
ビヨンドミートのCFD取引対応業者比較表
業者名 | 取引手数料 | 銘柄数 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
IG証券 | 2.2セント/株 | 約17,000種類 | 収益ベースでCFD世界No.1(※) 取扱銘柄数でも国内トップクラス |
※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
ビヨンドミートについて
ビヨンドミートはアメリカのカルフォルニア州エル・セグンドに本社を構える食品テクノロジー企業です。2011年に現CEOであるイーサン・ブラウンが創業、主に菜食主義者やヘルシー志向の人向けに植物由来の人工肉の製造・販売を行っています。
菜食主義者のための代替肉メーカー
イーサン・ブラウン氏は「未来は植物ベースのタンパク質が大半となる」「地球環境を保護し健康的なライフスタイルを送るには食肉文化を変革しなければならない」という信念を持った方。
植物由来の代替肉を一般的な食事として普及させることに心血を注いでいます。ビヨンドミートで販売されている代替肉は主にエンドウ豆から抽出した植物性タンパク質が主原料です。
その他に米タンパク質・緑豆タンパク質・ココナッツ油・ポテトスターチといった原材料を使用。遺伝子組み換え作物は不使用、大豆・グルテンも含まれないためアレルギー体質がある人にも最適な代替肉として販売されています。
本物の肉と遜色ない植物性代替肉を販売
主な製品ラインナップはハンバーガー用パティの「BEYOND BURGER(ビヨンドバーガー)」です。その他にもソーセージや粗挽き肉といった加工肉も販売しています。
高級スーパーのホールフーズ・マーケットなど国際基準を満たした食料品店の食肉コーナーで通常の食肉と同じように販売されています。
その見た目と味の良さからビーガンの方や健康志向の人々に支持され売上を伸ばしている状況です。2019年には植物性代替肉の製造・販売を主力事業とした企業で初めてNASDAQ(ナスダック)に上場。
今後、新しい植物性代替肉のマーケットを牽引する企業の1つとして注目されているのがBEYOND MEAT(ビヨンドミート)です。
ビヨンドミート(BYND)の会社概要
企業名 | Beyond Meat Inc |
---|---|
本社所在地 | 119 Standard Street El Segundo, CA 90245 USA |
設立年月日 | 2011年4月 |
代表者 | Mr. Ethan Brown |
業種 | 一般消費財 (Consumer Products) |
市場 | NASDAQ National Market System |
従業員数 | 383人 |
ビヨンドミートの業績、株価
ビヨンドミート2023年度第2四半期決算
- 売上高
- 1.02億ドル(予想1.08億ドル)× 市場予想を下回った
- EPS
- -0.83ドル(予想-0.84ドル)〇 市場予想を上回った
- ガイダンス
- 通期売上高:3.6〜3.8億ドル(予想3.88億ドル)× 市場予想を下回った
※出所:ビヨンドミート決算情報よりFX手とり作成
2023年8月7日、米ビヨンドミートは2023年第2四半期決算を発表しました。売上高は約1億ドル(前年同期比30.5%減)、EPSは-0.83ドルという結果に。
同社は販売数の増加を狙い製品群の値下げを実施していました。製造原価の減少、物流費の減少、材料費の減少により利益率は若干のプラスの影響があったものの高コスト在庫がまだ残っていること、大型製造設備の減価償却費の見積もり変更の影響を受けて粗利益率は低下。
前四半期に続きかなり厳しい決算内容となっています。2023年全体の純収益見通しも下方修正しており、今年度中は厳しい状況が続くとしています。
2023年後半は「運営費の年間削減、ポンド当たりのCOGS、総キャッシュ消費の年間削減により現金消費が減少し、粗利益が増加すると考えています」と発表。
米国でのインフレによる原材料のコスト高、従業員への給与支払い、流通コストの増加などまだまだ逆風はありますが、この苦境を乗り越えてより成長していくことに期待したいですね。
ビヨンドミートの株価チャート
ビヨンドミートは2019年5月2日に公開価格25.00ドルでIPO(新規株式公開)を行い、初値が46ドルと一時192%もの上昇を記録。
もっとも、2021年の後半から米国での金融緩和策の縮小および政策金利の歴史的な利上げによってグロース銘柄は選別が厳しくなっています。特に、決算をミスしている企業は容赦なく売られており、ビヨンドミートもその一つとなっています。
今期の決算も内容はかなり厳しく、継続的な回復と売上高の成長率が改善しなければ株価上昇は望めない状況です。逆に、決算が改善し見通しが立てば株価が底値の今は仕込み時とも捉えらえます。
ビヨンドミートの今後の見通し
ビヨンドミートの強みは通常の食肉販売の流通マーケットと同じ商流で扱われていること、バーガーキングやダンキンドーナッツといった大手飲食チェーンと提携し商品が販売されていることです。
すでに全米2.8万カ所のスーパーで販売、2.3万カ所のレストランで使用されている実績があります。
また、今後の大きな流れとして環境保護の観点から伝統的な畜産業の生産体制改革の必要性が意識されていることや世界人口の増加と食肉需要の増加にともなう供給不足を補うため代替肉に注目が集まっています。
米国の株式市場全体の影響は受けつつも、しっかりと足元の決算を立て直していけるかに要注目ですね。
ビヨンドミート株に関するよくある質問
- ビヨンドミートの配当、株主優待は?
ビヨンドミートは配当を実施していません。株主優待に関しても米国株式に株主優待は原則的になく、ビヨンドミートも実施していません。
- ビヨンドミート株のおすすめ投資方法は?
ある程度まとまった資金でじっくりと値上がりを待つのであれば現物株式がおすすめ。短期~中期スパンで積極的に売買を繰り返すのであればCFD取引が最適です。最大5倍のレバレッジを効かせることで資金効率を飛躍的に高めることが可能。
空売りもできるので取引に幅がでます。自分の投資スタイルに応じた取引方法を選んでいただければと思います。
ビヨンドミート株の買い方、購入方法
BEYOND MEAT(銘柄コード:BYND)は米国NASDAQ市場に上場しており、日本でビヨンドミートの株式を取引するには米国株の取扱いがあるネット証券会社やFX業者を利用する必要があります。
国内のネット証券会社であればDMM 株、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券が米国株式の現物取引に対応。
CFD取引ではIG証券がビヨンドミートの個別株CFD取引に対応しています。GMOクリック証券もCFD取引に対応した国内業者ですが、ビヨンドミートの取扱いはありません。
ビヨンドミートの売買差益を狙うならCFD取引!
ビヨンドミートの株式を取引される方の中には「積極的に取引をして売買差益を狙いたい」という方も多いかと思います。
ある程度まとまった資金で現物株式を長期保有し配当や値上がりをじっくり待つのも投資方法の1つですが、より積極的に売買をして短期間で利益を取りたい方にはCFD取引が最適。
CFD取引は入金額に対してレバレッジと呼ばれる倍率をかけることで少額の資金でもより大きな額面の取引が可能になる取引方法です。株式CFDのレバレッジは5倍(証拠金率20%)なので現物株式の5分の1の資金から取引がスタートできます。
もっとも、資金は少なくてもレバレッジをかけた分だけ値動きに伴う損失の振り幅が大きくなる点には注意が必要です。
現物株式よりはハイリスクハイリターンの投資となりますが、しっかりと資金管理、ロット数の調整を行うことで、リスクを抑えながらより大きな利益を狙うことが可能です。
以下では、国内CFD業者の中でもおすすめの2社を比較しているので業者選びにご活用ください。
ビヨンドミートのCFD取引対応業者比較表
IG証券
CFD取引で一番おすすめできるのが英国No.1プロバイダー(※)であるIG証券です。IG証券はイギリスのロンドンに本社があるIGグループの日本拠点。
創業50年以上の歴史があり、全世界で30万人以上のユーザーが利用しているグローバル企業です。
そんなIG証券の特徴は17,000種類以上のCFD銘柄を取扱いしているという点です。日本株式・海外株式、商品、債券、ETFなど多彩な銘柄を取扱いしており、銘柄数では国内のどのCFD業者よりも豊富です。
IG証券のビヨンドミート取引ツール
もちろん、BEYOND MEAT(ビヨンドミート)にも対応。IG証券の株式CFDでは国内外約12,000銘柄を取扱いしており、食品関連メーカーも多数取り揃えています。取引手数料は市場毎に異なっており、NASDAQであれば片道2.2セント/株からです。
1株単位から取引できるため、ビヨンドミートであれば1株当り約200円から取引がスタート可能。
また、IG証券は最大取引数量に制限がありません。大口取引をされる方でもロット数を気にせず取引ができます。
IGグループはCFDの収益ベースで世界No.1を誇る老舗企業。これまでの実績と信頼があるからこそ提供できるサービスがあります。
※リテールFX取引アクティブ口座数。Investment Trends UKレバレッジ取引レポート 2022年6月
ビヨンドミート株式対応ネット証券会社比較表
証券会社 | 取扱銘柄 | 取引手数料 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | 約6,000銘柄 | 0.45% | 大手ネット証券 証券口座開設数1,300万以上 | |
楽天証券 | 約4,950銘柄 | 0.45% | 新規口座開設数1位(※1) 豊富なキャンペーン開催 | |
マネックス証券 | 約5,000銘柄 | 0.45% | 時間外取引(プレ、アフター)可能 米株買付時の為替手数料0円 | |
松井証券 | 約4,500銘柄 | 0.45% | 100年以上の歴史を誇る老舗 「リアルタイム株価」無料 | |
moomoo証券 | 約7,000銘柄 | 0.132%(※2) | 業界屈指の格安手数料 米国株の信用取引スタート | |
Webull証券 | 約7,000銘柄 | 0.20% | 本格的な板情報や気配値をスマホで確認 米国株オプション対応 |
※取引手数料はすべて税抜の金額を掲載しています(moomoo証券を除く)
※1:口座数上位5社(auカブコム証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券)で2018年〜2022年の5年間の新規口座合計数で比較、楽天証券調べ。
※2:moomoo証券はベーシックコースの数値を掲載。約定代金8.3米ドル以下は取引手数料が0円となります。
DMM 株
DMM 株はDMM.com証券が提供している証券サービスで国内株式と米国株式の現物/信用取引に対応したネット証券です。DMM 株の注目ポイントは「米国株式の取引手数料が無料」という点。
ビヨンドミートを始めとした人気の米国株式約800種類を取り扱いしており、どの銘柄も取引手数料0円で購入できます。
もっとも、DMM 株は外貨建てでの取引には対応しておらず、米国株式の取引には為替両替手数料が発生する点にはご留意ください。
PC取引ツールはインストール版とブラウザ版を配信。イントール版は操作性と多彩な機能を兼ね備えた「DMM株 PRO+」、シンプルな取引画面で使いやすさを追求した「DMM株 STANDARD」の2種類になります。
スマホアプリにも対応しており、レベルに応じて「かんたんモード」と「ノーマルモード」の切り替えができる特徴的なスマホアプリを配信しています。
DMM 株は取引コストの安さ、ツールの充実度が魅力的なおすすめのネット証券会社です。
SBI証券
国内に数あるネット証券の中でも実績、知名度ともにトップクラスなのがSBI証券です。一度は名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
SBIグループは長年に渡って日本の金融市場に携わってきた老舗企業グループです。安定した流動性と堅牢なシステムで日本の金融市場を支え続けてきた歴史があります。
SBI証券の特徴は豊富な取扱銘柄と業界最安水準の手数料、多様なアセットクラスが取引できる点です。
日本株式、米国株式はもちろん、米国ETFや債券も取扱い。ビヨンドミートは米国株式キーワード検索にて「BYND」と入力すれば詳細を確認できます。
米国現物株式は1株単位から購入可能。取引手数料は約定代金の0.45%(税込0.495%)、上限手数料は20ドル(税込22ドル)です。
取引時間は米国株式市場の立会時間(23:30~6:00※)にリアルタイムでの取引となります。また、注文方法に逆指値注文ができるのもSBI証券の特徴ですね。
投資情報も豊富に配信しており、米国でも著名なダウ・ジョーンズ社が発行する週刊金融専門誌「BARRON’S(バロンズ)」の中から日本人投資家向けに記事を抜粋し日本語訳をした「バロンズ・ダイジェスト」というレポートが閲覧可能。
約700銘柄をカバーするモーニングスター社提供の個別銘柄レポートや米国株式・決算速報ニュースなど様々な角度から投資をサポートしてくれます。
※米国夏時間(サマータイム)の取引時間は22:30~5:00となります。
楽天証券
楽天市場でお馴染みの楽天グループが提供している証券サービスが楽天証券です。楽天証券も国内大手ネット証券会社の一角を担う企業。
国内株式から海外株式、海外ETF、投資信託、債券、FX、先物、NISAやiDeCo(イデコ)まで色々な金融商品を取扱いしている総合ネット証券になります。
楽天証券の米国現物株式は業界最多水準の取扱銘柄数と最狭水準の取引手数料が魅力。もちろんビヨンドミートの取扱いもあり、1株単位から購入が可能です。
取引手数料は2.22米ドル以下:0円、2.22米ドル超~4,444.5米ドル未満は約定代金の0.495%(税込)です。4,444.5米ドル以上は22米ドル(税込)が上限手数料となります。
また、超割コースを提供すれば取引手数料の1%(大口優遇なら2%)がポイント還元されます。ポイントは楽天市場やJAL航空券と引換えが可能。
楽天証券は積極的にキャンペーンを行っており、時期に応じてキャッシュバックや各種特典がもらえます。詳しくは公式サイトをご確認くださいね。
その他にも、楽天証券が指定する米国ETFの買付手数料が無料であったり、日本円・米ドルのどちらからでも注文ができたりと便利なサービスが盛りだくさん。
普段から楽天市場や楽天ポイントを利用しているという方は楽天証券がおすすめです。