この記事ではTradingView(トレーディングビュー)を使うときに設定するとチャート画面が見やすくなるおすすめの設定を解説しています。
1日単位のセッション区切り(時間、期間区切り線)やスケールの固定、ZigZagの設定方法まで多岐にわたって徹底解説
各機能の設定方法やおすすめのインジケーターなども合わせて紹介しているので「トレーディングビューのチャートを見やすくしたい」という方はぜひ参考にしてみてくださいね!
みんなのFXではPC版とスマホアプリの両方にTradingViewが内蔵されており、この内蔵TradingViewが非常に高機能です。
Premiumプラン(月額9,100円相当)でしか使えないインジケーターの同時表示(25個以上)や6画面分割、レイアウト・インジケーターのテンプレ複数保存まで無料で使えます。
USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | AUD/JPY |
---|---|---|---|
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.5銭 |
NZD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD |
0.7銭 | 0.3pips | 0.8pips | 0.4pips |
(※:スプレッドはAM8:00~翌日AM5:00 原則固定 例外あり)
業界最狭水準スプレッドや、高い約定率もみんなのFXの大きなメリット。総合的に見ても他社と比較しても、魅力的な取引環境が実現されています
口座開設をするだけでTradingViewの有料プランの機能が使えるのは非常に魅力的です。有料プランを検討されている方はぜひチェックしてみてください!
※一部、利用できない機能があります。
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限定キャンペーン詳細はこちら!トレーディングビューの見やすいおすすめ設定を解説
おすすめの設定を各項目に分けて解説していきます。
いくつかパターンを紹介するので使いやすそうと思った設定や機能を取り入れて自分好みのチャート画面を構築していただければと思います。
※以下のリンクを選択すると、該当するおすすめ設定の解説に移動します※
国内の証券会社やFX会社の中にはキャンペーンでTradingViewの有料プランをプレゼントしている会社があります。このキャンペーンを上手く活用すれば費用はかかりません。
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セッション区切り(期間・時間区切り)の設定
まず、各銘柄ごとのセッション(取引時間)で区切りを入れる方法です。
セッション区切りは銘柄に合わせて市場の開始/終了にラインが入ります。FXであれば日本時間で朝6時(標準時間)に垂直線が自動で引かれます。
ここでは分かりやすく太いラインを入れていますが、ラインのカラーやスタイルは自由に変更が可能です。
設定方法はチャート上で右クリック、出てきたポップアップ下の「設定」を選択します。
設定からイベント⇒セッション区切りにチェックを入れましょう。
ちなみに、日足ではセッション区切りのメニューが表示されないのでご注意ください。時間足や分足をチャートに表示させている場合にセッション区切りが表示されます。
レイアウトのおすすめ設定
次は、有料プランにはなりますがおすすめのレイアウト設定をご紹介します。
TradingViewの無料プランでは画面分割ができませんが、有料プランを契約すると1画面で複数のチャートを表示させることが可能です。
各有料プランの画面分割は「Essential:2画面」「Plus:4画面」「Premium:8画面」となります。
【毎月更新】トレーディングビューの有料プランはどれがおすすめ?
上記は5分足のメインチャートに1時間足と4時間足のサブチャートを2枚表示させたものです。
エントリーのタイミングを計るメインチャートは大きく、レジサポラインや大局を見るサブチャートは小さく表示させています。
画面分割が使えると1画面で複数の時間軸や通貨ペアの値動きが確認できるので、格段にチャートが見やすくなります。
マルチチャートを表示させるときは「サブチャートの表示項目を減らす設定」がおすすめです。
サブチャートの設定からステータスラインを選択⇒「OHLC値」「バーの変動値」「出来高」「インジケーターのタイトル」「インジケーターの値」のチェックを外します。
この設定でサブチャートがスッキリして見やすくなるのでぜひお試しください。
また、MTF分析(マルチタイムフレーム分析)をされる方にも画面分割はおすすめです。
上記は4画面分割で日足、4時間足、1時間足、5分足を表示させたチャートになります。
メインチャートとなる日足を一番大きく、その次にエントリータイミングを測る5分足のチャートも大きく表示させています。
チャートのテンプレート・レイアウトの保存方法・使い方の解説はコチラ
各チャートのサイズはデフォルトでは均等に4分割されていますが、任意のサイズに変更が可能です。
チャートの背景、ウォッチリスト、レイアウトなどTradingViewではかなり細かいカスタマイズに対応しています。今回、紹介した設定を使って自分が一番見やすいと思うチャート画面を構築してみてくださいね!
TradingViewのマルチレイアウトは、本来であれば有料プランでのみ使える機能になります。ですが、TradingViewの複数チャート表示を無料で使う方法はいくつか存在します。
「みんなのFX」や「OANDA証券」のTradingView内蔵ツールを使ったり、TradingViewを複数ウィンドウで表示したりすることでチャートの複数表示が可能。
複数チャートを無料で表示する方法は、別記事にて詳しく解説しています。PCツールはもちろん、スマホアプリ・iPadアプリでの利用も紹介。ぜひ参考にしてみてくださいね。
みんなのFXなら有料プランのテンプレートも無料で使える!
カスタマイズ性の高いTradingViewですが、画面分割によるマルチチャートなど一部の機能は有料プランでしか使えません。
もっとも、「月額の固定費は増やしたくない」という方も多いかと思います。そこで注目なのが「みんなのFX」です。
みんなのFXではPC版とスマホアプリの両方にTradingViewを内蔵しており、口座開設者は誰でも無料で利用できます。
チャート画面はほぼTradingViewと同じなので使い勝手はそのままに有料プラン(Premium:月額9,100円相当)の機能が利用可能。
みんなのFX内蔵TradingViewのスペック比較表
スペック | みんなのFX | Basic | Essential | Plus | Premium |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 (円換算) | 無料 | 無料 | 約2,300円 | 約4,600円 | 約9,100円 |
広告表示 | なし | あり | なし | なし | なし |
画面分割 | 最大6分割 | 非対応 | 最大2分割 | 最大4分割 | 最大8分割 |
内蔵テクニカル指標 | 87種類 | 100種類以上 | |||
コミュニティ・スクリプト | 非対応 | 利用可能 | |||
描画ツール | 81種類 | 80種類以上 | |||
チャートタイプ | 7種類 | 17種類 | |||
インジケーター同時表示 | 無制限 | 2 | 5 | 10 | 25 |
インジケーターテンプレート保存可能数 | 無制限 | 1 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
チャートレイアウト保存可能数 | 5 | 1 | 5 | 10 | 無制限 |
アラート | ×(※1) | 5 | 20 | 100 | 400 |
※TradingView有料プラン(Essential、Plus、Premium)の月額料金は2024年11月1日時点の米ドル円レートを基に算出しています。いずれも税抜の金額を掲載。
※1 みんなのFXではTradingView自体にはアラート機能が備わっていませんが、同社のスマホアプリにはレート通知・変動幅通知・経済指標通知などのアラート機能が搭載されています。
最大6画面の画面分割やインジケーターの同時表示、テンプレートの複数保存にも対応しています。
チャート画面は独立したウィンドウで表示できるのでサイズ調整も自由自在。一部、利用できない機能はありますが、これだけの機能が無料で使えるのはかなりお得です。
もちろん、内蔵ツールなのでTradingViewで分析しつつ直接発注もかけることができます。利用料や口座開設費・維持費などもかかりません。
「TradingViewの有料プランを検討している」「使いやすいツールがいい」という方はみんなのFXをぜひチェックしてみてくださいね。
みんなのFXの最新キャンペーン情報
別記事では有料プランを安く契約できる5つの方法を解説しています。TradingViewで開催されるセール情報や特別な割引オファーを出す方法もご紹介。
有料プランを検討中の方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね!
カラーテーマのおすすめ設定
次は、トレーディングビューでチャート画面全体のカラーテーマを変更する方法です。
デフォルトではライトモードですが、長時間チャートを見続ける方はダークモードがおすすめ。画面全体が暗くなるので目に優しいチャートになります。
設定の変更はチャート画面左上のアイコンからダークモードを選択するだけです。
確認画面が表示されるので「はい」を選択すればダークモードに変更されます。
また、チャート画面の背景色はグラデーションに設定することも可能です。
上下の配色は自由に選べるので自分が一番見やすい配色に変更してみてください。
設定方法はチャート設定の「キャンバス」⇒「グラデーション」を選択⇒上下のカラーを選択します。
背景はグラデーションとソリッド(固定)が選択できます。ソリッドは色が固定される設定です。
背景をグラデーションに設定できるチャートツールはなかなかありません。自分だけの見やすい配色に変更してオリジナルのチャート画面を構築してみてくださいね。
ZigZag(ジグザグ)を使った高値・安値の表示
「ZigZag(ジグザグ)」というインジケーターを使って主要な高値・安値を表示させることもできます。
ZigZagはTradingViewに内蔵されているインジケーターです。ZigZagをチャートに表示させパラメーターを調整します。
・偏差(Price deviation for reversals):山と谷の転換率。値が低いほど細かくなる
・深さ(Pivot legs):高値・安値の深さ。値が高いほど浅くなる
・Line color:ラインの色と透明度
・Extend to last Bar:計算途中の最後のラインまで伸ばす
・Display reversal volume:高値・安値のレートを表示
・Display cumulative volume:出来高を表示
・Display reversal price change:レート変動のpipsを表示
ZigZagの設定は偏差と深さを自分が見たい時間軸に合わせて設定します。デフォルトでは「偏差:5%」「深さ:10」に設定されています。
この設定は日足以上の大きな時間軸向けの設定です。日足レベルでより細かく表示させたい場合は偏差を下げてみてください。
【日足】 偏差:2%、深さ:10
【1時間足】 偏差:0.5%、深さ:10
【5分足】 偏差:0.1%、深さ:10
時間足が短くなるほどに値幅が狭くなるので、それに合わせて偏差を下げていきます。偏差を下げて自分が捉えたい高値・安値に合った状態で、深さを上げるとジグザグの山と谷の数を調整することができます。
また、デフォルトの設定ではレートや変動幅など表示項目が多いので、チェックを外してシンプルに高値・安値だけを表示させるのがおすすめです。
ZigZagはグリッドラインと合わせて表示させると便利なインジケーターです。
TradingViewはPC版、スマホアプリともにZigZagが表示できますが国内FX業者のFXアプリにもZigZagが表示できるものがあります。
数はかなり限られますが、どのアプリもこだわりの詰まった高機能ツールです。国内FX業者のFXアプリならそのまま発注ができるのも便利ですね。
別記事にて徹底的に詳しく解説しているので、スマホアプリでZigZagを表示させたい方はぜひご一読ください!
高値・安値のステップライン表示
高値・安値を表示させるもう一つのおすすめ方法が「High Low Yesterday」というインジケーターです。
High Low Yesterdayは前日の高値・安値をピボットのように表示してくれるインジケーターです。
このインジケーターをステップラインで表示させると前日の高値・安値に対して、現在のレートがどこにあるのかを一目で確認することができます。
加えて、セッション区切り(1日の始まりと終わり)の垂直線を表示させれば、1日単位の値動きを明確にすることが可能です。
High Low YesterdayはTradingViewのコミュニティ・スクリプトで公開されているインジケーターです。
表示方法は通常のインジケーターと同じで検索窓に「High Low Yesterday」と入力すれば追加することができます。
Fill eith colors:チェックを外す
Plot Breakouts:チェックを外す
プロットカラー:任意
スタイル:ステップライン
おすすめのパラメーター設定は上記の通りです。デフォルトではきつい背景色や無駄なラインが多いためできるだけシンプルに表示させています。
日足から5分足まで高値・安値を見やすくしてくれるおすすめのインジケーターなので、気になる方はぜひお試しください。
別記事ではその他のTradingViewおすすめインジケーターについても詳しく解説しています。
【TradingView】おすすめインジケーター特集!人気ランキングも紹介!
ウォッチリストのおすすめ設定
次はチャートをより見やすくするウォッチリストのおすすめ設定をご紹介します。
ウォッチリストはデフォルトでは表示項目が多く、チャートの右側で幅を取ってしまいますが設定を変更すればよりコンパクトにすることが可能です。
設定方法はウォッチリスト右上の設定アイコンを選択⇒「列のカスタマイズ」から表示を消したい項目のチェックを外します。
上記は「変動」と「変動率」のチェックを外した場合のウォッチリストです。
デフォルトよりもかなりコンパクトになる分、チャートを大きく表示することができます。
「ウォッチリストを非表示にしたい」という場合は右メニューバーからウォッチリストのアイコンを選択すれば非表示も可能です。
モニターが小さい方やブラウザでTradingViewを使われている方はこれまで解説した設定をお試しください。少しでも見やすいチャート画面になるかと思います。
トレーディングビューチャートのおすすめ設定
上記のチャートは背景のグリッドラインをハッキリと表示させ、レート表示を小さくしてチャートを大きく表示させたものです。
TradingViewのデフォルトの設定ではグリッドラインが薄いのでより濃く表示させています。
チャート画面のカスタマイズはチャート上で右クリック⇒一番下の「設定」を選択するとチャート設定の画面が開きます。
メニューのシンボルからはローソク足の実体、枠、ヒゲのカラーを選ぶことが可能です。
今回はデフォルトの配色にしていますが、カラーを変えたい場合はこちらから変更してみてください。
次に、キャンバスを選択し「グリッドライン」とスケールの「テキスト」を調整します。
「垂直線と水平線」を選択し、背景色アイコンをタップし「不透明度」を変更します。
垂直グリッドライン:50%
水平グリッドライン:50%
スケールのテキスト:10
不透明度の数値を上げるほどグリッドラインがハッキリ表示されるので、自分の好みに合わせて調整してみてください。
グリッドラインが不要という方は不透明度を0%にすると消えます。
また、スケールのテキストを小さくするとチャート画面が大きく表示されるのでおすすめです。
ちなみに、グリッドラインと同じキャンバス設定ではチャートのマージン(余白)を調整することも可能です。
上下や右マージンを小さくすると余白がなくなるのでチャートを大きく表示できます。こちらもおすすめの設定なので調整してみてくださいね。
グリッドラインはチャートサイズに合わせてラインが入りますが、pipsに合わせて自動でラインが入るインジケーターもあります。
「50pips Round Number」というインジケーターは現在のチャートに合わせて前後50pipsのキリ番でラインが入ります。コミュニティ・スクリプトで無料公開されているので誰でも利用可能です。
1円や50銭といったキリ番を意識されている方はぜひお試しください。
トレーディングビューが無料で使える国内FX会社、ブローカー一覧表
FX会社 | 形式 | スマホ | 特徴 | 公式 |
---|---|---|---|---|
みんなのFX | 内蔵 | 〇 | 有料相当の機能が無料で使える 6画面分割、インジ複数表示 テンプレート複数保存 | |
LIGHT FX | 内蔵 | 〇 | 業界最高水準スワップ LIGHTペアはスプレッドも狭い | |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 内蔵 | × | 業界最狭水準スプレッド TradingView内蔵PCツール | |
GMO外貨 | 内蔵 | × | 株価指数・商品CFD対応 最大8画面の独立チャート | |
JFX | TradingViewでのレート配信に対応 (詳細はこちら) | |||
Webull証券 | 口座連携で日本株・米国株の現物取引可能 | |||
OANDA証券 | 内蔵 連携 | 〇 | 内蔵と口座連携の両対応 最大8画面分割・5秒足チャート | |
FOREX.com | 内蔵 連携 | 〇 | 内蔵と口座連携の両対応 MT4・TradingViewが利用可能 | |
インヴァスト証券 | 内蔵 | △ | 独自のリピート系自動売買 FX、指数、商品CFD対応 |
※TradingViewの利用形式は取引ツールに内蔵しているFX業者と口座連携ができるFX業者があります。
※取引ツールに内蔵されているTradingViewはFX業者ごとに一部、搭載されていない機能があります。
※口座連携ができるFX業者のTradingViewの機能はTradingViewの契約プランによって異なります。
※内蔵ツールで提供している業者で表示できるのは、その業者の取扱銘柄に限られます。
※JFXはFX口座の連携およびTradingViewを内蔵した取引ツールは提供していません。
各社のTradingView対応銘柄・取り扱い一覧はこちら!
スキャルピングに特化したサービスで人気の国内FX会社「JFX」がTradingViewでのレート配信をスタートしました。
JFXで取り扱いのある全FX通貨ペアがTradingViewで表示できます。以下の画像が実際に表示させたものです。
TradingViewでは同じ米ドル/円でも複数のブローカーのレートを表示できます。主に海外のFX会社・証券会社がレート配信していますが、国内FX会社でレート配信しているJFXはかなり貴重です。
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