【注目】電気自動車(EV)の米国ETFおすすめ銘柄+個別株特集!

【注目】電気自動車(EV)の米国ETFおすすめ銘柄+個別株特集!

この記事では電気自動車(EV)関連で注目の米国ETFを徹底特集しています。

次世代の移動手段として注目されている電気自動車。日本を含む世界各国で技術開発が活発に行われており、市場規模も拡大し続けています。

ここではEV関連の米国ETFを中心に概要やリターン率を詳しく解説しています。各証券会社の取扱銘柄や注目の個別株式なども合わせて解説しているので、銘柄選びの参考としてご活用ください。

電気自動車(EV)のETF対応の証券会社一覧

業者名対応取引取扱銘柄数EV関連ETF取扱銘柄公式
[IG証券]IG証券CFDCFD銘柄:約17,000種類ARKQ、DRIV、IDRV、HAIL、KARS、LIT、MOTO[IG証券>詳細]
[サクソバンク証券]サクソバンク証券現物/CFD外国株式:約12,000種類
CFD銘柄:約9,000種類
ARKQ、DRIV、IDRV、HAIL、KARS、LIT、MOTO[サクソバンク証券>詳細]
[SBI証券]SBI証券現物米国株式/ETF:約4200銘柄LIT[SBI証券>詳細]
[マネックス証券]マネックス証券現物米国株式/ETF:約3700銘柄LIT[マネックス証券>詳細]
[楽天証券]楽天証券現物米国株式/ETF:約3700銘柄LIT[楽天証券>詳細]

※2021年6月15日時点の各社取り扱い状況を掲載。IG証券、サクソバンク証券は取引ツール上にて確認。

電気自動車について

電気自動車

いかにクリーンなエネルギーで自動車を動かせるか

この課題の1つの解決策が電気自動車です。

一口に電気自動車といってもHV(ハイブリッド車)、PHEV(プラグイン・ハイブリッド車)、EV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)など種類はさまざま。

世界各国の自動車メーカーはそれぞれの強みを生かし、数十年後の巨大なマーケットで地位を築くため、熾烈な開発競争を繰り広げています。

2030年にはガソリン車を超えるシェアを占める予測

BCG(ボストンコンサルティンググループ)が発表した電気自動車市場の予測レポート(※)では、世界の電気自動車市場は2030年には1兆3,000億ドル(日本円で約143兆円)になると試算。

2025年には電気自動車の世界シェアが25%を越え、2030年にはガソリン車とディーゼル車の合計を超えて51%以上のシェアを占めると示唆しています。

※参照:Boston Consulting Group(Who Will Drive Electric Cars to the Tipping Point?

この背景には「蓄電池(バッテリー)の技術革新によるバッテリー価格の低下」があります。

今後10年でバッテリー価格は5分の1以下に

BCGのレポートでは2014年から2030年にかけてキロワット/時あたりのバッテリー価格が540ドルから100ドルまで下落すると予測

電気自動車の主要パーツであるバッテリー価格が下落すれば生産コストの低下、販売価格は一般的な所得水準でも手の届く範囲により近づきます。

さらに、各国政府は排ガス規制の強化とEV車の普及を推し進めており、購入時の補助金や減税政策も積極的に実施されています。

テスラ

現在の世界のEV市場を牽引するのは米国と中国です。特に、中国は近年急速にマーケットが拡大しており、今では世界最大のEV市場となっています。

米TELSAや中国のNIOはその最先端を走る企業です。米GM、米フォード、独フォルクスワーゲンなどの大手企業はもちろん、米アップルや中国のシャオミといったIT企業までも電気自動車の開発に乗り出しているのが現状です。

これらの企業にまとめて投資できるのがETF(上場投資信託)の特徴。ETFは個別株のリスクを軽減しつつ、EV市場全体の成長に投資できる金融商品です。

長期的なスパンでEV市場の成長に投資をお考えの方はETFがおすすめ。

次は、電気自動車のETFで注目の銘柄を解説していきます。一覧表で各銘柄を比較しているので銘柄選びの参考としてご活用ください。

電気自動車(EV)関連の米国ETF一覧表

銘柄純資産額基準価額経費率直近配金
利回り
直近1年
リターン
設定日
ARKQ29億ドル82.00ドル0.75%154.29%2014/9/30
DRIV9.2億ドル28.38ドル0.68%0.14%107.57%2018/4/17
IDRV3.9億ドル49.26ドル0.47%0.81%121.38%2019/4/16
HAIL2.4億ドル63.63ドル0.45%1.65%130.66%2017/12/27
KARS2億ドル44.50ドル0.72%0.13%82.18%2018/1/19
LIT35億ドル70.11ドル0.75%0.25%135.59%2010/7/13
MOTO1400万ドル45.62ドル0.68%0.18%80.58%2019/11/15

※純資産額、基準価額、直近配当利回りは2021年6月15日時点の数値を掲載。

ティッカー名称特徴
ARKQアーク・自動運転技術・ロボティクスETF自動運転技術、エネルギー貯蔵、ロボット工学分野で次世代のリーダー的企業を早期発掘
DRIVグローバルX・自動運転技術・電気自動車ETF自動運転技術、EV、EVコンポーネントと材料開発企業が対象
IDRViシェアーズ・自動運転EV・テックETF電気自動車、蓄電池、自動運転技術開発関連の先進国および新興国の企業が対象
HAILSPDR S&P Kensho Smart Mobility ETF自動運転技術、自律型ドローンなどスマート輸送に関連する企業が対象
KARSクレインシェアーズ・電気自動車・未来型モビリティーETF電気自動車、部品開発、将来的なブレイクスルーが期待される企業が対象
LITグローバルX・リチウム・バッテリー・テックETF金属の採掘、生成からバッテリー製造までリチウムサイクル全体に関わる企業が対象
MOTOスマート・トランスポーテーション・テクノロジーETF電気自動車、自立走行車、スマート輸送など交通革命に関連する企業が対象

上記は電気自動車や自動運転技術がテーマのETF一覧です。

電気自動車の関連ETFで注目したいのがARKQ(アーク・自動運転技術・ロボティクスETF)です。直近1年のリターン率も150%越えと素晴らしいパフォーマンスを発揮しています。

経費率ではHAIL(SPDR S&P Kensho Smart Mobility ETF)が0.45%と低い水準です。HAILはEVだけでなく自律型ドローンやスマート輸送関連の企業も組み込まれています。

また、リチウムイオン電池バッテリーの精製、製造を行う企業も電気自動車市場と密接に関係しています。

LIT(グローバルX・リチウム・バッテリー・テックETF)はリチウムサイクル全体に関連する企業を対象としたETFです。純資産額も35億ドルと比較的大きいのも注目ポイント。

電気自動車のハードやソフトを製造する企業だけでなく、部材(コンポーネント)を開発、製造する企業もぜひチェックしてみてください。

次は、各ETFのパフォーマンスを比較していきます。

電気自動車、EV関連ETFのパフォーマンス比較

パフォーマンス比較

上記の画像は2016年から現在(2021年6月15日時点)までの各ETFを対数チャートで比較した画像です。

一目見てお分かりかと思いますが、ARKQが他のETFを抑えて大きくアウトパフォームしています。

ARKQのトータルリターン表

項目3カ月1年3年5年設定来
リターン率10.11%154.29%38.45%36.20%25.87%
リターン率10.03%154.22%38.41%36.08%25.89%

※表は2021年3月31日時点の月末トータルリターンの数値を掲載。
※引用:ARK INVEST公式サイト

ARK社のETFは「破壊的イノベーションを起こす可能性を秘めた企業を早期発掘する」というテーマで選別されているのが特徴。

米TESLAの将来性をいち早く見抜き、早期から投資していたことで有名になりました。ここ数年で目覚ましい成績を残しており、独自の銘柄選定は世界中の投資家が注目しています。

次点では、リチウム関連ETFのLITも良いパフォーマンスを記録しています。LITの構成銘柄は中国企業が多く、他のETFと大きく異なりますが値動きは似通っているのが特徴。

ARKQと比較するとHAIL、IDRV、DRIVは見劣りしますがどの銘柄もETFとしては高いリターン率を出しています。

以下では、国内の主要ネット証券会社での各ETFの取り扱い状況をまとめています。

電気自動車(EV)関連ETFの各社取り扱い銘柄

銘柄[IG証券]IG証券[サクソバンク証券]サクソバンク証券[DMM 株]DMM 株[SBI証券]SBI証券[楽天証券]楽天証券[マネックス証券]マネックス証券
取引方法CFDCFD/現物現物現物現物現物
ARKQ〇/〇××××
DRIV×/〇××××
IDRV×/〇××××
HAIL×/〇××××
KARS×/〇××××
LIT〇/〇×
MOTO××/〇××××
公式[IG証券>詳細][サクソバンク証券>詳細][DMM 株>詳細][SBI証券>詳細][楽天証券>詳細][マネックス証券>詳細]

※2021年6月15日時点の各社取り扱い状況を掲載。IG証券、サクソバンク証券は取引ツール上にて確認。

IG証券はCFD取引にてMOTO以外の全銘柄に対応。CFD取引とは現物をやり取りせず売買差益のみをやり取りする取引方法です。

現物取引と比べて「最大5倍レバレッジ」「空売りが可能」「ほぼ24時間リアルタイムで取引できる」といった点がCFD取引のメリット。

CFD取引に関しては、別記事でも解説しているので気になる方はぜひご一読を。

CFD取引と現物取引の両方に対応しているのがサクソバンク証券です。現物取引では上記で解説した全ETFが取引可能。ARKQとLITの2銘柄はCFD取引にも対応しています。

その他、SBI証券、楽天証券、マネックス証券ではLITの現物取引のみ対応しています。証券会社選びの参考としてご活用ください。

電気自動車(EV)ETFおすすめ3銘柄を解説!

ARKQ

ARKQ株価

ARKQは自動運転技術、ロボティクス、3Dプリント、エネルギー貯蔵などがテーマのETFです。運用会社はキャシー・ウッド氏が率いるARK INVESTです。

ARKQは今後3~5年で自動運転技術やロボティクスの分野でリーダー的存在となるであろう企業が世界中から厳選されて組み込まれています。

最も高い構成比率となっているのはTESLA(テスラ)です。テスラの1社だけで10%以上の構成比率を占めています。

ARK社CEOのキャシー氏はテスラが将来的に電気自動車を活用した世界最大のタクシープラットフォームになると予測。目標株価は1500ドルを見据えており、今後も要注目の銘柄としています。

ARKQの概要

運用会社ARK INVEST国籍米国ETF
カテゴリETF市場Cboe BZX Exchange
設定日2014年9月30日ベンチマークARK選定銘柄
基準価額81.00ドル(※)純資産額約29億ドル(※)
直近配当利回り経費率0.75%

※基準価額、純資産額、直近配当利回りは2021年6月15日時点の数値を掲載。

ARKQの構成銘柄と組入比率

ティッカー企業名組入比率
TSLAテスラ10.28%
TRMBトリンブル6.34%
JDJD.com6.13%
KTOSクラトス5.93%
GOOGアルファベット4.92%
BIDUバイドゥ4.35%
IRDMイリジウム4.01%
Uユニティ3.17%
LMTロッキードマーティン2.91%
TERテラダイン2.83%

※構成銘柄および構成比率は2021年6月14日時点の数値を掲載。

DRIV

DRIV株価

DRIVはグローバルX社が運用している自律型車両技術、電気自動車(EV)およびコンポーネント(部品)の開発に携わる企業を対象としたETFです。

電気自動車のハードとソフトだけでなくリチウム電池の開発、コバルトなどの重要なEV材料を製造する企業も含まれています。

DRIVの構成比率は高い順にアルファベット(クラスA)、エヌビディア、マイクロソフト、トヨタ自動車です。

国別では米国が約63%、日本が約8%、その他、中国や欧州など世界各国に分散投資されています。

「純粋に電気自動車関連のETFに投資したい」という方はDRIVが要チェック。

DRIVの概要

運用会社グローバルX国籍米国ETF
カテゴリETF市場NASDAQ
設定日2018年4月17日ベンチマークグローバルX選定銘柄
基準価額28.38ドル純資産額9.2億ドル
直近配当利回り0.14%経費率0.68%

DRIVの構成銘柄と組入比率

ティッカー企業名組入比率
GOOGLアルファベット3.89%
NVDAエヌビディア3.69%
MSFTマイクロソフト3.35%
7203トヨタ自動車3.06%
INTCインテル3.03%
AAPLアップル2.76%
QCOMクアルコム2.43%
CSCOシスコシステムズ2.22%
GEゼネラル・エレクトリック2.16%
GMゼネラル・モーターズ2.02%

LIT

LIT株価

LITはリチウムの採掘から精製、バッテリー製造までのリチウムサイクル全体に関わる企業を対象としたETFです。

リチウムはスマホをはじめとしたモバイル製品や再生可能エネルギーの貯蔵、電気自動車のバッテリーの製造に欠かせない物質。

電気自動車の連続走行距離、燃費、生産コストに大きく関わってくるためリチウム関連企業も要チェックです。

LITの概要

運用会社グローバルX国籍米国ETF
カテゴリETF市場NYSE ARCA
設定日2010年7月23日ベンチマークグローバルX選定銘柄
基準価額70.11ドル純資産額35億ドル
直近配当利回り0.25%経費率0.75%

LITの構成銘柄と組入比率

ティッカー企業名組入比率
ALBアルベマール12.54%
300014恵州億緯6.35%
002812雲南恩掟捷新材料5.69%
300750CATL5.67%
002460ガンフォンリチウム5.47%
1211比亜迪5.00%
300450LEAD INTELLIGENT4.91%
002371北方華創4.22%
SQMソシエダード・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリ3.96%
MINミネラル・リソーシズ3.93%

LITの構成銘柄で注目なのが中国のCATL(寧徳時代新能源科技)です。CATLは中国のメガバッテリーメーカーで主な製品として車載駆動用バッテリーの開発、販売を行っています。

米テスラにもバッテリーを納品しており、2020年10月にはCATL製のリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)が量産型のモデル3に採用されました。

これによってテスラはモデル3の中国での販売価格を24万9900元(日本円で約388万円)にまで下げています。すでに、中国では400万円以下で最新の電気自動車が購入できる環境にあります。

蓄電池の技術革新は日進月歩で進んでいます。ガソリン車と同じリーズナブルな価格で電気自動車が購入できる日もそう遠くないかもしれませんね。

より良い情報を提供するために、アンケートを実施しております。
ご協力よろしくお願いいたします。

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