【最新版】米国レバレッジETFおすすめ6銘柄を徹底比較!

【最新版】米国レバレッジETFおすすめ6銘柄を徹底比較!

この記事では、米国のレバレッジETF6銘柄を色々な角度から徹底比較。各銘柄の概要から値動き、リターンまで一覧表で比較しています。

昨年のコロナショック以降、ハイテク銘柄を中心に米国株式は過去最高を更新し続けています。成長著しい米国株式市場にレバレッジをかけて利益を狙えるのがレバレッジETFです。

各銘柄の解説と合わせて取り扱いのある証券会社も解説しているので、銘柄選び、証券会社選びにご活用ください。

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IG証券は国内トップクラスのCFD銘柄を取り扱いしている証券会社です。CFD取引の営業利益ベースで世界No.1の同社

今、注目のSOXLをはじめ多種多様なレバレッジETFを取り扱いしています。現物取引よりも資金効率を飛躍的に高められるCFD取引。米国レバレッジETFのCFD取引ならIG証券が要チェック!

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米国レバレッジETFのおすすめ6銘柄

米国レバレッジETFおすすめ6銘柄

銘柄セクター特徴
SOXL半導体トップクラスのリターンを誇るレバレッジETFの大本命
SPXLS&P500分散が効いた構成銘柄から安定した値動きでリターンを狙える
TQQQNASDAQ100米国の代表的な株価指数ナスダック100に投資するならTQQQ
TECL情報技術米国のハイテク銘柄を中心に組み込んだレバレッジETF
WEBL情報技術運用開始が2019年と若いが、設定日から素晴らしいパフォーマンスを発揮
CUREヘルスケアディフェンシブ(不景気に強い)銘柄を中心に構成したレバレッジETF

上記は米国のレバレッジETFのなかでも注目されているおすすめの6銘柄です。チャート画像を見ていただいてもお分かりですが、どの銘柄も右肩上がりのチャートを描いています。

TQQQ以外のETFはすべて米国の投資運用会社ディレクション社によって運用されています(TQQQはプロシェアーズ社)。ディレクション社はレバレッジETFが人気の投資運用会社で、運用資産130億ドル以上、100本近いETFを上場させています

SBI証券や楽天証券の海外ETF売買代金ランキングでも、上記のディレクション社のレバレッジETFが上位にランクインしており、多くの投資家から注目を集めています。

レバレッジETFの特徴

ベンチマークインデックスに対して1日あたりの変動率が約2~3倍
翌日以降にポジションを持ち越すとベンチマークから乖離する
上昇トレンド継続でリターンは3倍以上に、下落トレンド継続で損失は3倍以上になる
レンジ相場ではリターンが逓減(徐々に減る)する
経費率が通常ETF(レバレッジなし)と比較して高め
分配金が出る銘柄もあるが、基本的には値上がり益(キャピタルゲイン)狙いの銘柄

レバレッジETFのポイントは「ベンチマークに対して1日あたりの変動率にレバレッジがかかる」という点です。

日をまたいでポジションを保有した場合、連日上昇する場合は3倍以上の上昇率に、連日下落する場合は3倍以上の下落率になります。また、価格が上下するレンジ相場ではリターンが逓減(徐々に目減りする)点にも注意が必要です。

基本的に短期トレードが推奨される銘柄なので、長期保有の際は資金管理、ポジション数量には十分ご注意ください。

通常のETFと比べればハイリスクな金融商品ですが、レバレッジが効いている分、短期間で大きな利益を狙えるのが最大のメリットです。資金効率も飛躍的に高めることができるため、ポートフォリオのスパイスとしておすすめ。

米国レバレッジETFを基本スペックで比較

銘柄純資産額基準価額経費率直近配金
利回り
設定日
SOXL6,400億円15ドル0.95%2010/3/31
TQQQ1兆5,500億円22ドル0.95%2010/2/9
SPXL3,400億円67ドル0.95%0.10%2008/11/5
TECL1,900億円28ドル0.95%2008/12/17
WEBL160億円7ドル0.95%2019/7/11
CURE230億円92ドル0.95%2011/6/15

※純資産額、基準価額は2023年3月1日時点の数値を掲載。

まず、各ETFの基本スペックから比較していきます。純資産額トップはTQQQですね

TQQQはナスダック100の3倍レバレッジETFです。4000銘柄近い米国上場株式から選りすぐりの100社を指数化したナスダック100は米国の代表的な株価指数になります。

純資産額が大きい=世界中の投資家から購入されている」ということ。日本円では1兆5,500億円にものぼる純資産額を誇り、出来高も多く流動性が高いため売買しやすいのがTQQQの特徴です。

次に、経費率は0.95%で各ETFとも横並びです。配当金に関しては、SPXL(S&P500の3倍レバレッジETF)が若干の配当を出していますが、利回りとしてはかなり低いので配当金目的での保有はおすすめできません。

基準価額ではSOXL(米半導体セクターの3倍レバレッジETF)が15ドル(日本円で約2,000円)と1枚あたりで取引しやすい銘柄になっています。

米国レバレッジETFを値動きで比較

米国レバレッジETF値動き比較

上記は直近2年の値動きを比較した画像です。単純な値動きではWEBL(米インターネット関連の3倍レバレッジETF)がアウトパフォームしています

TQQQ、TECLはWEBLと構成銘柄が似ている(ハイテク銘柄に比重が大きい)ため、値動きとしては同じような動きをしています。もっとも、WEBLは2019年から運用が開始しており、純資産額が低いため値動きが荒くボラティリティが高めです。

2020年3月のコロナショック以降、安定して右肩上がりを続けているのはSPXLとCURE(米ヘルスケアセクターの3倍レバレッジETF)です

SPXLはS&P500をベンチマークとしているため、他のETFと比較して分散が効いている銘柄です。CUREは不景気に強いヘルスケアセクターに特化しているため、ドローダウンが低く安定して上昇しています。

米国レバレッジETFをリターン率で比較

銘柄3カ月1年3年5年10年設定来
SOXL38.37%137.97%108.90%79.27%64.35%48.46%
SPXL2.21%95.40%42.14%39.59%39.00%30.28%
TQQQ17.14%44.76%166.07%81.18%72.38%57.86%
TECL16.95%130.71%91.59%76.74%55.86%54.11%
WEBL-24.16%18.08%66.21%
CURE-12.12%62.62%20.90%33.41%40.01%35.39%

※2021年12月1日時点の数値を掲載。

上記は実際のリターンを一覧で比較したものです。直近3カ月~1年ではSOXLがアウトパフォームしています。特に、直近1年では137%(約2.3倍)と短期間で素晴らしいパフォーマンスです

設定年来ではWEBLが66%(約1.6倍)とこちらもいいパフォーマンスです。もっとも、WEBLは運用からまだ2年ほどしか経過していないため、今後の推移に注目が集まります。

TQQQやTECLもSOXLに匹敵するリターンを記録しています。値動きでは目立っていませんが、SPXLは堅調なリターンを出しているのが特徴。銘柄によってベンチマークが違い、構成銘柄も違うため今後の見通しも含めて銘柄を選んでいただければと思います。

米国レバレッジETFならSOXLに注目

SOXL

SOXLの概要

運用会社Direxion Investments国籍米国ETF
カテゴリレバレッジETF市場NYSE ARCA
設定日2010年3月11日ベンチマークXSOX(フィラデルフィア・セミコンダクターズ・インデックス)
決算四半期経費率0.95%

米国のレバレッジETFでおすすめなのが半導体セクターに特化したSOXLです

コロナショック以降、全世界でIT化の波が急速に加速しました。家庭ではテレワークやオンライン取引が急増し、ノートPC/スマホの需要が高まり、企業活動ではクラウド化が一気に進んでいます。

現代のIT技術の根幹にあるのが半導体です。集積回路(ICチップ)はほぼすべての家電製品に使用されているだけでなく、電車やガス、水道などの社会インフラに至るまでありとあらゆる場面で活用されています。

全世界で半導体不足は深刻化しており、供給が追い付いていない状況です。半導体はスーパーサイクル(社会構造的な需要の増加と市場の拡大)に入っており、中長期的にも大きな成長が期待されます

その半導体市場全体にレバレッジをかけて投資できるのがSOXLです。半導体の個別株を選別するのは難しいですが、ETFであれば市場全体の成長性に投資が可能。米国のレバレッジETFに投資を検討している方はSOXLが要チェックです。

米国のレバレッジETFを個別解説

以下のページではレバレッジETFを個別に特集しています。各レバレッジETFの特徴やパフォーマンス、対応証券会社を詳しく解説しているので、気になる銘柄があればチェックしてみてください。

米国のレバレッジETFに関するよくある質問

米国レバレッジETFはいくらから取引できますか?

上記で解説したレバレッジETFは1株から取引が可能です。SOXLであれば、現物取引で1枚あたり15ドル(日本円で約2,000円)から取引ができます

CFD取引に対応したIG証券では1枚あたり約500円(2023年3月1日時点)から取引が可能です。

米国レバレッジETFの取引方法には何がありますか?

レバレッジETFは米国株式と同じ扱いになるため、現物取引とCFD取引が可能です。

CFD取引とは、現物をやり取りせず売買差益のみをやり取りする取引方法です。

株式CFDでは最大5倍レバレッジ、空売りが可能、時間外取引ができたりと取引の幅が広がります。CFD取引に関しては別記事でも詳しく解説しています。

米国レバレッジETFを取り扱いしている証券会社はどこですか?

現物取引では、DMM 株SBI証券楽天証券マネックス証券にて米国レバレッジETFの取り扱いがあります。

CFD取引であれば、IG証券サクソバンク証券が対応。サクソバンク証券は現物/CFD取引の両方に対応しています(銘柄による)。

各証券会社の取り扱い状況は以下の通りです。

銘柄[IG証券]IG証券[サクソバンク証券]サクソバンク証券[DMM 株]DMM 株[SBI証券]SBI証券[楽天証券]楽天証券[マネックス証券]マネックス証券
取引方法CFDCFD/現物現物現物現物現物
SOXL〇/〇
SPXL〇/〇
TQQQ×〇/×××××
TECL〇/〇
WEBL〇/×
CURE〇/×
公式[IG証券>詳細][サクソバンク証券>詳細][DMM 株>詳細][SBI証券>詳細][楽天証券>詳細][マネックス証券>詳細]

※2021年12月8日時点の各社取り扱い状況を掲載。IG証券、サクソバンク証券は取引ツール上にて確認。
※サクソバンク証券のCFD取引は相場状況によって証拠金維持率が変更されます。詳しくは公式サイトをご確認ください。

米国レバレッジETFが取引できる証券会社を解説!

IG証券

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レバレッジETFのCFD取引でおすすめなのがIG証券です。IG証券はイギリスのロンドンに本拠地を構えるIGグループの日本法人。

創業から45年以上の歴史を持ち、世界30万人以上の顧客を抱えるオンライントレードのリーディングカンパニーです。

IG証券

その特徴はなんといっても取扱銘柄の豊富さです。上記で解説したレバレッジETFではTQQQ以外のすべての銘柄が取引可能

CFD銘柄はETF、米国個別株、株価指数、商品、債券まで17,000種類以上に対応しています。IG証券の口座1つあれば世界中の出来事をトレードチャンスに変えることが可能。

証券会社は銘柄数で選びたい」という方はIG証券をチェックしてみてください!

IG証券 公式サイト

サクソバンク証券

サクソバンク証券

サクソバンク証券もIG証券に引けを取らない銘柄数を取り揃えている証券会社です。

欧州銀行系オンライン証券会社として世界で25年以上に渡って金融サービスを提供してきたサクソバンクグループの日本法人になります。

サクソバンク証券は海外23の取引所と連携しており、国内の証券会社では取引できない銘柄も直接取引できるのが魅力。

上記で解説したレバレッジETFは銘柄によって現物取引とCFD取引の両方に対応しています。2021年10月より米国株式/ETFの特定口座にも対応しており、利便性も向上しています。

取引ツールもプロ仕様の本格派。中上級者向けの証券会社ではありますが、レバレッジETFを取引するならサクソバンク証券もおすすめです!

サクソバンク証券 公式サイト

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