この記事ではNetflix(ネットフリックス)の株の買い方、購入方法を詳しく解説。数ある動画配信サービスの中でもオリジナルコンテンツが人気のネットフリックス。
有料会員数は全世界で2億人を突破、業績もここ数年で大きく伸ばしている注目の企業です。ここではネットフリックスの現物株式の買い方やCFD取引を含めた投資方法を紹介していきます。
「ネットフリックスの株に投資したい」という方はぜひ参考にしてみてくださいね!
ネットフリックスに現物で投資する場合、ある程度まとまった資金がなければ大きく利益を狙うことは難しいですよね。
そこで注目なのがIG証券の株式CFD取引です。CFD取引とは差金決済取引のことでレバレッジをかけることで少額でも大きな額面の取引ができる取引方法です。
IGグループはCFD取引世界No.1(※)の実績があるオンライン金融取引のパイオニアであり、IG証券はその日本法人です。
IG証券の株式CFD取引では最大5倍のレバレッジをかけることが可能。「少額資金でもネットフリックスに投資して大きく利益を出したい」という方はIG証券が要チェックです!
※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
Netflix(ネットフリックス)について
Netflix(ネットフリックス)は動画配信サービス、インターネット配信番組の制作、オンラインDVDレンタルなどを手がける米国企業です。
米国を始め世界190カ国以上でサービスを展開しており、有料会員数は全世界で2億人以上。米国の主要なIT企業FAANGの一角を担う企業になります。
本社はカルフォルニア州ロスガトス、従業員は約7,000名、設立は1997年8月です。創業当初はオンラインDVDレンタル事業を主力とし、2007年からビデオオンデマンドによる既存作品のストリーミング配信に移行。
テレビ、パソコンだけでなく携帯端末や各種ゲーム機でも利用できることが利用者を拡大させてきました。既存作品のストリーミング配信だけでなく自主制作のオリジナルネット番組にも注力し「ハウス・オブ・カード」にてネットドラマとしては初めてエミー賞を3部門で受賞。
015年には日本でもサービス提供を開始しており、2017年7月には全世界の有料会員が1億人を突破。そこから3年足らずで2億人まで有料会員数を伸ばしています。
アメリカでは圧倒的なシェアを占めているVOD(動画配信サービス)がネットフリックスです。
ネットフリックスの会社概要
企業名 | Netflix Inc |
---|---|
本社所在地 | 100 Winchester Circle Los Gatos, CA 95032 USA |
設立年月日 | 1997年8月 |
代表者 | Mr. Reed Hastings |
業種 | サービス (Services) |
市場 | NASDAQ National Market System |
従業員数 | 7,100人 |
ネットフリックス(NFLX)の業績、株価
Netflix(ネットフリックス、NFLX)は2021年の9月頃まで会員数の増加とともに株価も順調に右肩上がりを継続していました。
もっとも、2022年に入り成長率の鈍化や米金融政策引き締めの影響から株式が売られ大幅に下落。株価は2022年5月に200ドル付近で底を打ち現在は330ドルまで戻してきている状況です。
ネットフリックス2023年度第1四半期決算
- 売上高
- 81.6億ドル(予想81.8億ドル)× 市場予想を下回った
- EPS
- 2.88ドル(予想2.86ドル)〇 市場予想を上回った
- ガイダンス
- 第2四半期売上高:82.4億ドル(予想84.7億ドル)× 市場予想を下回った
※出所:ネットフリックス決算情報よりFX手とり作成
2023年4月18日に発表された2023年度第1四半期決算では売上高が81億6,000万ドル(約1兆円)で前年同期比4%増という結果に。
注目される新規契約者数は175万人と市場予測の206万人を下回りました。もっとも、広告付きの廉価版プランが発表された前四半期に766万人もの増加を記録しており、総有料会員数は約2億3,300万人となっています。
新しい廉価版プランは全四半期ほど有料会員数の増加に寄与していません。同社はパスワードを共有し1つのアカウントで複数人が視聴している問題に対しても取り締まりを強化すると発表。
この2つの施策が上手く機能すれば有料会員数の増加も期待ができます。第1四半期では、新しく4カ国での有料放送の配信がスタート。2023年には営業利益率を18~20%に拡大する目標ですが「通期の財務目標は達成できる見通し」と発表しています。
新しく共同CEOとして就任したグレッグ・ピーターズ氏の経営手腕に注目です。
ネットフリックスの株式に関するよくある質問
- ネットフリックス株は1株いくらで買える?
ネットフリックスの株価は2023年5月1日時点で330ドル/1株(日本円では約45,000円)です。米国株式は1株単位から購入可能なので現物株式であれば1株あたり45,000円程度で現物株式に投資が可能です。
差金決済取引であるCFD取引であれば最大5倍のレバレッジをかけられるため、1株あたり約9,000円ほどでネットフリックスの株式に投資できます。
- ネットフリックス株のおすすめ投資方法は?
長期スパンでじっくりと値上がりを待つのであれば現物株式や投資信託/ETFがおすすめ。
短期~中期スパンで積極的に売買を繰り返すのであればCFD取引が最適です。CFD取引は最大5倍のレバレッジを効かせることで資金効率を飛躍的に高めることが可能。
買い、売り(空売り)の両方ができるので取引に幅がでます。CFD取引に関しては、別記事で詳しく解説しています。
- ネットフリックス株を取り扱いしている業者は?
国内ネット証券会社でネットフリックスの現物株式が購入できるのはDMM 株、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などです。
Netflix(ネットフリックス)に株主優待はある?
「ネットフリックスに投資して株主優待で無料利用したい」そう思われている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、ネットフリックスは株主優待を実施していません。そこで、注目なのが国内で動画配信サービス「U-NEXT(ユーネクスト)」を提供している「USEN-NEXT HOLDINGS(9418)」です。
USEN-NEXT HOLDINGS(9418)では株主優待で無料利用券および有料コンテンツの購入に利用できるポイントを配布しています。
保有株式数 | 株主優待 |
---|---|
1,000株以上 (専用ID/PASS) | 「U-NEXT」の1年分利用料と毎月1,800円分のポイント |
100株~999株 (専用ギフトコード) | 「U-NEXT」の90日分利用料と1,000円分のポイント |
対象は毎年2月末日、8月末日に株主名簿に記載または記録された1単元(100株)以上を保有している株主です。
U-NEXTはネットフリックスを含む主要動画配信サービスの中で「見放題作品数No.1」を誇る動画配信サービスです。洋画、邦画、海外ドラマ、韓流・アジアドラマ、国内ドラマ、アニメまでその作品数は群を抜いています。
国内の証券会社であれば、SBI証券、楽天証券などで「USEN-NEXT HOLDINGS(9418)」の現物株式が購入できます。
「株主として投資しつつ株主優待で無料利用したい」という方はU-NEXTもぜひチェックしてみてくださいね!
Netflix(ネットフリックス)のCFD取引対応業者一覧表
業者名 | 取引手数料 | 銘柄数 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
![]() | 2.2セント/株 | 約17,000種類 | 収益ベースでCFD世界No.1(※) 取扱銘柄数でも国内トップクラス | ![]() |
![]() | 無料 | 147種類 | 全CFD銘柄で取引手数料無料 初心者でも使いやすいツールが充実 | ![]() |
![]() | 約定代金の0.165% | 約9,000種類 | 多彩な銘柄とプロ仕様の本格ツール TradingViewとの口座連携も可能 | ![]() |
![]() | 無料 | 31銘柄 | 米国株・株価指数のCFD取引対応 ほぼ24時間、祝日も取引可能 | ![]() |
※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
IG証券
CFD取引に対応した業者の中でも圧倒的な銘柄数を誇るのがIG証券です。
IGグループは1974年ロンドンで創業、全世界に31万人以上の顧客を抱える世界的なFX/CFDのリーディングカンパニーです。国内外の個別株式、各種株価指数、原油・金といった商品まで17,000種類以上のCFD銘柄に対応しています。
特に、個別株式はネットフリックスを含め12,000種類以上を取り扱いしており、IG証券のCFD口座があれば大抵の米国株が取引できます。
一口に個別株式といってもIT、金融、自動車、ファッション、製薬、食品などジャンルは様々。国内の大手ネット証券では取り扱いのないような銘柄もIG証券では取り扱いがあります。
身近に知っている有名企業からマニアックな企業まで幅広いラインナップを取り揃えているのがIG証券の魅力です。
IG証券の取引画面
上記はIG証券の「Webブラウザ版取引ツール」の画像です。IG証券では端末を選ばないマルチプラットフォームのWebブラウザ版取引ツールとスマホ専用アプリの2種類を配信。
Webブラウザ版取引ツールは30種類以上のテクニカル指標と20種類以上の描画ツールを標準搭載しています。
マイページ機能を使えばNYダウやS&P500といった米国株価指数のレートをチェックしながら、ネットフリックスのCFD取引も可能。
もちろん、スマホアプリにも対応しているので外出先でポジションのチェックやレート変動のアラームを受け取ることもできます。IG証券は国内トップクラスの取扱銘柄数と充実した取引ツールが魅力的な国内業者です。
「ネットフリックスの株式に資金効率を高めて投資したい」という方はIG証券をぜひチェックしてみてください。
IG証券では、米国株式のCFD取引にてキャッシュバックが行われるキャンペーンを実施中です。
対象期間は2023年5月1日~2023年6月30日まで。新規口座開設+申込から30日以内に初回取引をすると5,000円がキャッシュバックされます(※)。
さらに、取引回数に応じて最大5万円がキャッシュバック。他社のキャンペーンと比べて条件が簡単なのでこのチャンスはお見逃しなく!
※手続きにはキャンペーン登録と期間中に一括で10万円以上の入金が必要です。新規口座開設で自動的に登録されるわけではないのでご注意ください。
GMOクリック証券
数あるネット証券の中でもトップクラスの実績と知名度を誇るGMOクリック証券でもネットフリックスの株式CFDに対応。GMOクリック証券の特徴は「全CFD銘柄の取引手数料が無料」という点です。IG証券やサクソバンク証券の株式CFDでは片道手数料や最低取引手数料がかかりますが、GMOクリック証券はどちらも無料。
取引にかかるコストはスプレッドと金利調整額、権利調整額の3つです。GMOクリック証券のCFDにかかる手数料は別記事にて詳しく解説しています。
GMOクリック証券では147種類のCFD銘柄に対応。IG証券やサクソバンク証券と比べれば少ないですが、主要株価指数、原油や金などの商品銘柄、世界的に注目されている米国株式と中国株式がCFDで取引可能です。
GMOクリック証券のCFD専用取引ツール画面
上記の画像はGMOクリック証券のCFD専用取引ツール「はっちゅう君CFD」の取引画面です。GMOクリック証券は取引ツールが非常に充実しており、PCツール、スマホアプリともにCFD専用の取引ツールを配信しています。チャート分析に特化した「PlatinumチャートCFD」という高機能分析ツールまで利用できます。
GMOクリック証券の取引ツールはどれも機能性と使い勝手が両立した秀逸なツールばかり。大手ネット証券ならではのサポート体制も万全です。総合的にみてクオリティの高いサービスを提供しているのがGMOクリック証券です。
サクソバンク証券
サクソバンク証券もネットフリックスのCFD取引に対応した数少ない業者の1つ。サクソバンク証券はデンマーク、コペンハーゲンに本社があるサクソバンク投資銀行の日本法人です。個別株以外にも主要株価指数、商品、ETF/ETNなど約8,000銘柄を取扱いしています。
サクソバンク証券の特徴はETF(上場投資信託)のCFD銘柄を豊富に取り揃えているという点。ネットフリックスは米国でも注目されているIT関連株式です。多くのETFに組み込まれているため、ETFを取引することでも間接的にネットフリックスへの投資が可能。
サクソバンク証券では、有名なETF銘柄のバンガードやSPDR(スパイダー)、iシェアーズなどの各種ETFがCFD取引にて取引できます。ティッカー(銘柄コード)は【NFLX:xnas】です。サクソバンク証券ではCFD取引と現物株式にも対応しているので、CFDと現物株式を両方取引されたい方はサクソバンク証券がおすすめ。
サクソバンク証券の取引ツール
上記はサクソバンク証券のマルチプラットフォーム「SaxoTraderGO」の画像です。サクソバンク証券はプロトレーダー、上級者向けの取引ツールが魅力的な会社。表示画面にはところどころ英語表記の部分もあり初心者には少し難しいと感じる部分もあるかもしれません。
もっとも、機能性は非常に高く50種類以上のテクニカル指標を標準搭載。かなりマニアックなテクニカル指標も表示できるので「使いたいテクニカル指標が搭載されていない」といった心配もありません。描画ツールも20種類以上を装備、足種は15種類です。
さらに、高性能なツールがいいという方向けには「SaxoTraderPRO」が用意されています。無制限のチャート分割やワンクリックでチャートを16分割する機能を搭載、マルチタイムフレーム分析もスムーズです。チャート画面は独立ウィンドウ化ができるため、モニターを複数並べている環境でも思い通りのトレード環境が構築できます。
ネットフリックスの現物株式対応証券会社を比較!
以下ではネットフリックスの現物株式が取引できる大手ネット証券会社をご紹介。各社ともに魅力的なサービスを提供しているのでチェックしてみてくださいね。
DMM 株
ネットフリックスの現物株式に投資するときにおすすめのネット証券会社がDMM 株です。DMM 株はDMMグループが提供している証券サービスで国内/米国株式の現物・信用取引に対応した証券会社です。
DMM 株が注目ポイントは「米国株式の取引手数料が無料」という点。基本的にどの証券会社を利用しても1注文ごとに取引手数料が発生しますが、DMM 株では米国株式の購入に取引手数料は発生しません。
取扱銘柄も約2,500種類と充実しておりネットフリックやアマゾン、ネットフリックスなど全世界から注目されている米国株式を中心に取引コストを抑えて投資が可能。さらに、米国株式を信用取引の担保にすることも可能です。米国株式に投資した資金を信用取引の保証金に算入できるため資金効率が上がります。
「取引コストは抑えたい」「米国株式投資は初めて」という方にはDMM 株がおすすめ!
SBI証券
国内大手ネット証券会社の中でもトップクラスの口座開設数を誇るのがSBI証券です。多彩なアセットクラスと堅牢なサーバー環境で安心して取引できるのがSBI証券の魅力。米国株式は約6,000種類もの銘柄に対応しています。
その他にも、国内株式、投資信託、債券、FX、先物、CFD、NISAなど豊富な金融商品から自由に投資先を選べるのは大きなポイント。もちろん、ネットフリックスの現物株式にも対応しており1株単位から購入が可能です。
取引手数料は約定代金の0.45%(税込0.495%)、上限手数料は20ドル(税込22ドル)となっています。SBI証券は注文方法に成行・指値に加えて逆指値注文を使えるのが特徴です。大きなトレンドを捉えるときに有効な新規逆指値注文と損切りに使える決済逆指値注文が利用できるのは便利ですね。
また、SBI証券では保有している米国株式を貸し出すことで金利が受け取れる「米国貸株サービス」を行っています。米国株式やETF約2,000銘柄以上が対象で毎月貸株金利を受け取れるサービスです。貸株中でも配当金の支払いがあり、手続きなしでいつでも売却ができるので手間がかかりません。
ネットフリックスの現物株式を購入し長期保有が前提の方はSBI証券の貸株サービスもぜひチェックしてみてくださいね。
楽天証券
楽天証券でもネットフリックスの現物株式の取扱いがあります。楽天証券は業界最多水準の米国株式の取扱いがある大手ネット証券会社。豊富な銘柄から取引したい銘柄を自由に選ぶことが可能です。ネットフリックスは検索ボックスに「NFXL」と入力すれば詳細を見ることができます。
取引手数料も2.22米ドル超~4,444.5米ドル未満は約定代金の0.495%(税込)、2.22米ドル以下は無料となっています。楽天証券の注目ポイントは「スマホアプリが使いやすい」という点。
株式取引専用のスマホアプリ「i SPEED for iPhone/Android」というツールを提供しています。楽天証券のスマホアプリでは株価や相場市況、最新情報からチャートのチェックまで1つで取引に必要な機能が完結する優れモノ。PC並みの機能性を搭載したハイスペックツールとなっています。
最大2,000銘柄をお気に入り登録でき、12種類の情報をスワイプするだけで確認できるので日々の株価チェックもスムーズ。チャート機能は15種類のテクニカル指標を搭載、細かなパラメータ調整もできるので自分の思い通りに設定が可能です。
「スマホでも米国株式を取引したい」「外出先でもポジションや損益状況を確認したい」という方は楽天証券のスマホアプリが要チェック!