この記事ではトレーディングビューの無料プランである「Basic」とみんなのFXの内蔵TradingViewの機能を徹底比較!
どちらも無料で使えるので「チャートツールは無料で使いたい」「どっちがいいの?」と疑問に思われている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
トレーディングビュー対応のFX会社、ブローカー一覧表
FX会社 | 形式 | スマホ | 特徴 | 公式 |
---|---|---|---|---|
みんなのFX | 内蔵 | 〇 | 有料相当の機能が無料で使える 6画面分割、インジ複数表示 テンプレート複数保存 | |
LIGHT FX | 内蔵 | 〇 | 業界最高水準スワップ LIGHTペアはスプレッドも狭い | |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 内蔵 | × | 業界最狭水準スプレッド TradingView内蔵PCツール | |
GMO外貨 | 内蔵 | × | 株価指数・商品CFD対応 最大8画面の独立チャート | |
JFX | TradingViewでのレート配信に対応 (詳細はこちら) | |||
サクソバンク証券 | 口座連携でFX、外国株、個別株CFD、商品CFD取引可能 | |||
OANDA証券 | 内蔵 連携 | 〇 | 内蔵と口座連携の両対応 最大8画面分割・5秒足チャート | |
Webull証券 | 口座連携で日本株・米国株の現物取引可能 | |||
FOREX.com | 内蔵 連携 | 〇 | 内蔵と口座連携の両対応 MT4・TradingViewが利用可能 | |
インヴァスト証券 | 内蔵 | △ | 独自のリピート系自動売買 FX、指数、商品CFD対応 |
※TradingViewの利用形式は取引ツールに内蔵しているFX業者と口座連携ができるFX業者があります。
※取引ツールに内蔵されているTradingViewはFX業者ごとに一部、搭載されていない機能があります。
※口座連携ができるFX業者のTradingViewの機能はTradingViewの契約プランによって異なります。
※内蔵ツールで提供している業者で表示できるのは、その業者の取扱銘柄に限られます。
※JFXはFX口座の連携およびTradingViewを内蔵した取引ツールは提供していません。
※サクソバンク証券は株価指数CFDの取り扱いはありますが、TradingViewで取引できるのはFX口座、個別株CFD口座、商品CFD口座、外国株式口座です。
各社のTradingView対応銘柄・取り扱い一覧はこちら!
みんなのFXは有料相当のTradingViewが無料で使える!
簡単にみんなのFXのTradingViewについて解説しておきます。
みんなのFXはトレーディングビューを内蔵した取引ツールを提供しており、口座開設者の方は無料で使うことができます。
この内蔵トレーディングビューが非常に高機能です。詳しい機能は後で解説しますが、個人向けの最上位プランであるPremiumプラン(月額約9,000円)相当の一部機能が利用できます。
一方、本家TradingViewも機能は制限されますが、無料プランでも数多くの機能が使えます。どちらがより良いのか。当ページで徹底的に比較していきます。
みんなのFXはどんなFX会社?
みんなのFXはトレイダーズ証券が運営するFXサービスです。トレイダーズ証券は他にも「LIGHT FX」という別のサービスも合わせて提供しています。
業界最狭水準のスプレッド、高水準のスワップポイント、TradingViewが無料で使えるなどなどFX会社として総合的に質の高いサービスが大きな魅力です。
特に、スワップポイントは「スワップポイントといえばみんなのFXと呼ばれたい」という想いがあるほど注力しています。短期から中長期まで幅広いトレードスタイルの方に選ばれるFX会社です。
みんなのFXと無料プラン(Basic)の主な違い
機能・スペック | TradingView(Basic) | みんなのFX |
---|---|---|
表示可能銘柄 | 為替、個別株/ETF、指数、商品、先物、債券etc. | 為替のみ |
広告表示 | あり | なし |
対応デバイス | PC(ブラウ版、インストール版)、スマホ | PC(ブラウザ版)、スマホ |
発注 | (※) | 可能 |
画面分割 | 1画面(※) | 6画面 |
内蔵インジケーター | 400種類以上 | 85種類以上 |
コミュニティ・スクリプト | 10万個以上 | 非対応 |
インジケーター同時表示 | 2個 | 25個以上 |
インジケーターテンプレート | 1個 | 10個以上 |
レイアウトテンプレート | 1個 | 5個 |
描画ツール | 110種類以上 | 80種類以上 |
アラート | 5個 | (※) |
表示可能ローソク足 | 過去5,000本 | 日足:2008年9月23日~ |
チャートタイプ | 15種類以上 | 7種類 |
秒足 | × | ティックチャート対応 |
バーのリプレイ | 日足以上 | 非対応 |
比較チャート | 対応 | 対応 |
株式ファンダメンタル | 四半期:8年、通期:7年 | 非対応 |
スクリーナー | 為替、株式、暗号資産、ETF | 非対応 |
デモトレード | 対応 | (※) |
※TradingViewの発注は口座連携が可能なFX会社を利用すれば発注が可能です。みんなのFXは口座連携には対応していません。
※TradingViewの画面分割は無料プランでもデスクトップアプリを利用すれば複数のチャートを別タブで表示させることが可能です。
※みんなのFXのTradingViewを内蔵した取引ツール「FXトレーダー」はアラート機能を搭載していますが、TradingViewと同じアラートは利用できません。
※みんなのFXはデモトレードに対応していますが取引ツールにTradingViewは利用できません。
上記がTradingViewの無料プランとみんなのFXの内蔵TradingViewの機能を一覧で比較したものです。
全体的に見るとチャートツールとしてのスペックはみんなのFXの方が高いですね。一方、TradingViewは無料プランでも為替以外の銘柄が表示できたり、多彩な機能を使える点がメリットです。
1つ1つの機能を端的に解説していきます。
トレーディングビュー無料プランとみんなのFXの違い:表示銘柄
まず、最も大きな違いとして「表示できる銘柄、アセットクラス」があります。
TradingViewは外国為替、個別株(日本株、米国株、欧州株、その他)、ETF、株価指数、商品、先物、債券、暗号資産まで世界中の金融商品のチャートが表示できます。
特に難しい設定もなく、アカウント登録するだけで無料でチャートが見れる利便性の高さが世界中で利用者を増やし続けている大きな理由です。
みんなのFXのチャートで表示できるのは為替(FX通貨ペア)のみ
みんなのFXの取扱通貨ペア(一部抜粋) |
---|
米ドル/円(USD/JPY)、ユーロ/円(EUR/JPY)、ポンド/円(GBP/JPY)、豪ドル/円(AUD/JPY)、NZドル/円(NZD/JPY)、カナダドル/円(CAD/JPY)、スイスフラン/円(CHF/JPY)、トルコリラ/円(TRY/JPY)、南アフリカランド/円(ZAR/JPY)、メキシコペソ/円(MXN/JPY)、香港ドル/円(HKD/JPY)、ポーランドズロチ/円(PLN/JPY)、シンガポールドル/円(SGD/JPY)、スウェーデンクローナ/円(SEK/JPY)、ノルウェークローネ/円(NOK/JPY)、人民元/円(CNH/JPY)、ロシアルーブル/円(RUB/JPY)、ユーロ/米ドル(EUR/USD)など |
一方、みんなのFXはFX会社なのでチャートに表示できるのはFXの通貨ペアのみです。
FXしかされない方であれば特に問題はありませんが、個別株や株価指数のチャートも表示させたいという方は本家TradingViewの方がいいですね。
みんなのFXが今後、株価指数や商品銘柄のCFD取引に対応することに期待です!
みんなのFXのトレーディングビューは株価が見れる?口座連携について解説!
トレーディングビュー無料プランとみんなのFXの違い:広告表示
次は「広告表示」についてです。
TradingViewのBasicプランは無料で使える代わりに広告が表示されます。チャート画面左下に表示され、削除しても一定時間で再び表示されます。
一方、みんなのFXの内蔵TradingViewは広告が表示されません。
FX会社が提供している取引ツールなので当たり前といえば当たり前ですが、やはり広告が表示されない方がストレスはありませんね。
トレーディングビュー無料プランとみんなのFXの違い:デバイス
次は、「対応デバイス」についてです。
TradingViewはWebブラウザ版、PCインストール版、スマホアプリ版の3種類を提供しています。どのタイプも無料プランで利用可能です。
ただし、同時接続数には制限があり無料プランでは複数の端末(別々のPCから同じアカウントにログイン)できないのでご注意ください。
一方、みんなのFXはWebブラウザ版とスマホアプリにTradingViewが内蔵されています。
PC版インストール版の提供はありません。スマホアプリの内蔵TradingViewも非常に便利です。使い勝手は本家TradingViewとほぼ変わりません。
トレンドラインを引いたり本格的な相場分析がスマホで簡単にできます。
トレーディングビュー無料プランとみんなのFXの違い:画面分割
次は「画面分割」についてです。
TradingViewの無料プランでは基本的に画面分割はできません(Webブラウザ版の場合)。もっとも、PCインストール版のデスクトップアプリでは無料プランでも複数のチャートを別タブで表示させることができます。
それぞれの画面を分割することはできませんが、一画面に1銘柄を表示させるだけであれば十分使えます。
無料プランで複数チャートを出すならデスクトップアプリがおすすめ!
一方、みんなのFXは最大6画面のマルチチャートに対応しています。この機能は本家TradingViewの個人向け最上位「Premiumプラン」でしか使えない機能です。
Premiumプランは月額で約9,000円、年額にすると約89,900円もかかります。
トレーディングビューの有料プラン月額・年額料金表
項目 | 月額 | 年額 | ||
---|---|---|---|---|
プラン名 | 米ドル | 円換算 | 米ドル | 円換算 |
Basic | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
Essential | 14.95ドル | 約2,200円 | 155.4ドル | 約23,300円 |
Plus | 29.95ドル | 約4,500円 | 299.4ドル | 約44,900円 |
Premium | 59.95ドル | 約9,000円 | 599.4ドル | 約89,900円 |
(※:料金は2024年12月2日時点の米ドル/円レートを元に税抜の金額を掲載しています。)
同じ通貨ペアで複数の時間軸を表示させたり、多通貨ペアを同時に監視する際にも便利です。この機能が無料で使えるだけでもかなり魅力的です。
さらに、変更したレイアウトはテンプレートで保存できるため毎回、設定しなおす必要もありません。
レイアウトテンプレートに関しても最大5個まで保存が可能です(無料プランは1個しか保存できません)。
【TradingView】チャートのテンプレートを保存する!使い方を解説!
別記事では有料プランを安く契約できる5つの方法を解説しています。TradingViewで開催されるセール情報や特別な割引オファーを出す方法もご紹介。
有料プランを検討中の方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね!
国内の証券会社やFX会社の中にはキャンペーンでTradingViewの有料プランをプレゼントしている会社があります。このキャンペーンを上手く活用すれば費用はかかりません。
Premiumの1カ月分やPlusの2カ月分がもらえるキャンペーンを解説しているので要チェックです!
トレーディングビュー無料プランとみんなのFXの違い:インジケーター
次は「インジケーター」に関してです。
インジケーターは本家TradingViewが400種類以上の内蔵インジと10万個以上のコミュニティ・スクリプトに対応しています。
デフォルトで使えるインジケーターだけでもかなりの数ですが、さらに世界中のプログラマーが自作したオリジナルのインジケーターを無料で使えるのが特徴です。
上記はコミュニティ・スクリプトの中でも世界トップクラスの人気を集める「Squeeze Momentum Indicater(スクイーズ・モメンタム・インジケーター)」です。
インジケーターの種類に関していえば本家TradingViewに軍配が上がります。
【トレーディングビュー】おすすめインジケーター世界ランキングを紹介!
一方、みんなのFXは85種類以上のインジケーターが利用できます。使えるのは本家TradingViewに内蔵されているインジの一部です。
コミュニティ・スクリプトは利用できないのでご注意ください。もっとも、みんなのFXはインジケーターの複数表示(25個以上)とインジケーターテンプレートの複数保存に対応している点がメリットです。
Basicプランではインジケーターが最大2個しか同時表示できず、テンプレート保存も1個だけに制限されています。2個以上を表示させたい場合は有料プランの契約が必要になります。
複数のインジケーターを使いたいならみんなのFXがおすすめですね。
トレーディングビュー無料プランとみんなのFXの違い:描画ツール
次は「描画ツール」についてです。
描画ツールは基本的に無料プランでもすべて自由に使うことができます。利用に制限はありません。
ただし、一部の機能(バーの拡大モードや自動チャートパターン描画)などは使えません。トレンドラインや水平線を引くぐらいであれば無料プランでも十分です。
みんなのFXに関しても、使える機能は本家TradingViewと同じです。基本的な描画ツールの他に「ものさし」や「ロングポジション・ショートポジション」といった分析補助ツールも使えます。
水平線やトレンドラインを引く際のショートカットキーにも対応しています。
トレーディングビュー無料プランとみんなのFXの違い:発注
次は「発注」についてです。
TradingViewは基本的にチャートツールなので、そのままでは発注ができません。しかし、口座連携に対応した証券会社やFX会社(OANDA証券やサクソバンク証券など)と口座連携をするとTradingView上から直接発注できるようになります。
サクソバンク証券であれば、FX以外にも個別株CFD口座や一般外国株式口座と連携が可能です。(みんなのFXは口座連携に非対応)
口座連携と内蔵ツールの違いは別記事にてまとめています。
一方、みんなのFXはツール上で直接発注が可能です。内蔵されたTradingViewでチャート分析しつつ、売買パネルを表示させてそのまま発注できます。
発注方法もTradingViewより充実しています。成行、指値/逆指値、ストリーミング、時間成行、IFD、OCO、IFO、一括決済などトレードスタイルに応じた発注が可能です。
また、実際に取引するレートで相場分析できる点もメリット。みんなのFXは狭いスプレッドと高いスワップポイントが大きな魅力です。相場分析だけでなく発注までするならみんなのFXの方がおすすめです。
【最新版】みんなのFXのスワップポイントを徹底解説はこちら!
トレーディングビュー無料プランとみんなのFXの違い:足種
次は「足種」についてです。
TradingViewはデフォルトで登録された足種以外にも自由に時間軸を指定して表示できる「カスタム時間足」という機能があります。
もっとも、この機能は有料プラン(Essential以上)でしか使えません。無料プランで利用できる足種は以下の通りです。
時間足 | 搭載 | プラン |
---|---|---|
秒足 | 1秒、5秒、10秒、15秒、30秒 | 有料プラン (Premium) |
分足 | 1分、3分、5分、15分、30分、45分 | 無料 |
時間足 | 1時間足、2時間足、3時間足、4時間足 | 無料 |
日足 | 1日、1週、1カ月 | 無料 |
レンジ | 1レンジ、10レンジ、100レンジ、1,000レンジ | 無料 |
無料プランでは秒足以外のチャートが表示できます。分足や時間足が表示できれば十分という方には特に問題ありませんね。
秒足を使いたいという方は「Premiumプラン」を契約する必要があります。
TradingViewの時間足・チャートタイプを詳しく解説!
秒足は超短期トレードに最適な足種ですが、利用するにはPremiumプラン(月額約9,100円相当)の契約が必要です。
そこで、注目なのが国内FX業者のOANDA(オアンダ)です。オアンダでは「fxTrade」という取引ツールにTradingViewを内蔵しており、5秒足が搭載されています。
オアンダの内蔵ツールであれば利用料は無料。口座開設費や維持費もかからないため、無料でTradingViewの秒足が表示できます。
その他にもオアンダのTradingViewは無料とは思えないほどの機能を搭載しているので、秒足を表示させたい方はぜひOANDAもチェックしてみてください!
一方、みんなのFXは通常の足種(1分、5分、10分、15分、30分、1時間、2時間、4時間、1日、1週、1カ月)の他にティックチャートが表示可能です。
ティックチャートは時間経過で次のローソク足が表示されるのではなく、価格が更新したタイミングで次のラインが表示されるチャートです。
TradingViewのティックチャートを無料で使う方法を解説!
スキャルピングなどの短期トレード向きなのでスキャルパーの方はご利用いただければと思います。
【FX】スキャルピングOK!おすすめ国内FX口座を徹底比較はこちら
トレーディングビュー無料プランとみんなのFXの違い:ローソク足
次は「表示できるローソク足の本数」についてです。
過去のチャートを遡りたいとき、どれだけのデータが表示できるかを知りたい方も多いかと思います。
TradingViewでは、足種に関係なくプランごとに表示できるローソク足の本数が決まっています。
無料プランでは最大5,000本、Essential・Plusで最大1万本、Premiumで最大2万本です。それぞれの本数でどれだけ遡れるか足種ごとにまとめたものが以下の表です。
時間軸 | Basic | Essential | Plus | Premium |
---|---|---|---|---|
日足 | 約20年分 | 約41年分 | 約41年分 | 約82年分 |
4時間足 | 約3.3年分 | 約6.8年分 | 約6.8年分 | 約13.6年分 |
1時間足 | 約0.8年分 | 約1.6年分 | 約1.6年分 | 約3.2年分 |
15分足 | 約2.4か月分 | 約4.8か月分 | 約4.8か月分 | 約9.6か月分 |
5分足 | 約16日分 | 約32日分 | 約32日分 | 約64日分 |
※1か月を20日換算で計算。
無料のBasicであれば日足で約20年分、1時間足では0.8年分を表示できます。
過去検証や手法の研究をする際に、どれだけの過去チャートを表示させたいかによって最適なプランが変わってきます。
一方、みんなのFXは日足で2008年9月から表示できます。約15年分ほどですね。
ちなみに、1時間足であれば約2年8カ月分が表示できるので時間軸が短い場合はみんなのFXの方が過去チャートを長く表示できます。
トレーディングビュー無料プランとみんなのFXの違い:比較チャート
次は、「比較チャート」についてです。
比較チャートとは、特定の銘柄を同じチャートに表示させて値動きを比較したり相関性を見るためのチャートです。
TradingViewは無料プランでも比較チャートの機能が利用可能。為替の通貨ペア以外にも米国の債券利回りと米ドル円、日経225とトヨタの相関などを見ることができます。
【TradingView】反転・比較チャートを設定!重ねる方法
一方、みんなのFXにも比較チャートが搭載されています。
比較できるのはFX通貨ペアに限りますが、通貨ペア毎の相関や通貨の強弱を見るのには便利です。
トレーディングビューだけで使える便利な機能
次は、TradingViewだけで使える便利な機能を紹介します。
無料プランでも使える機能を紹介しているので、気になるものがあればぜひお試しください。
【厳選】TradingViewの便利機能・小技を10個ご紹介!
バーのリプレイ
相場の振り返りに使えるのが「バーのリプレイ」です。
スタート地点を指定すると、そこからバーが再生されます。再生速度や1本ずつの再生にも対応しています。
リプレイ中にデモトレードも可能です。TP:利確、SL:損切りラインを設定し、リアルトレードと同じような感覚で検証もできます。
無料プランでは日足以上でしか再生できませんが、有料プランに加入するとすべての時間軸でリプレイが可能です。
値動きを完全再現!TradingViewのリプレイ機能の使い方!
株式のファンダメンタル情報
日本株や米国株をトレードされる方に便利なのが株式のファンダメンタル情報です。
気になる企業の損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー、各種統計情報をチェックすることができます。
これまでの配当推移や売上高の変化もグラフで分かりやすく確認可能。さらに、チャートにそれらの情報を表示して値動きと比較することもできます。
米国株はもちろん日本株の情報発信もしているので個別株に投資される方はぜひチェックしてみてください。
TradingViewで日本株・米国株のチャートを使いこなす方法はこちら
スクリーナー
TradingViewでは数えきれないほどの金融商品が掲載されています。それらを一覧でまとめて比較、検索できるのがスクリーナーです。
株式、FX、暗号資産、ETFのスクリーナーが用意されており条件を指定すれば該当する銘柄を抽出することができます。
TradingViewの株式・FX・暗号資産スクリーナーの使い方!
TradingViewのスクリーナーの条件一覧(一部抜粋)
条件項目 | ||
---|---|---|
シンボルタイプ | 取引所 | セクター |
業種 | 国 | 時価総額 |
出来高 | 平均出来高 | 相対ボリューム |
変動率(1分~1か月) | 変動(1分~1か月) | 価格 |
始値、高値、安値 | PER(株価収益率) | PSR(株価売上高倍率) |
ROA(純資産利益倍率) | ROE(自己資本利益率) | DEレシオ(負債資本倍率) |
PBR(株価純資産倍率) | EPS(1株あたり利益) | 株価キャッシュフロー倍率 |
パフォーマンス | 新規52週安値/高値 | 各テクニカル指標シグナル |
売上高 | 営業利益率 | 当期純利益率 |
フリーキャッシュフローマージン | 配当金支払額 | 予想配当利回り |
有形株主資本利益率 | 有形資産利益率 | 総資本利益率 |
資産回転率 | 在庫回転率 | 負債対資産比率 |
総負債対資本比率 | 純負債対EBITDA | 利息カバレッジ |
EBITDA利息カバレッジ | EBITDAから設備投資額を 差し引いた利息カバレッジ | 総資産比率 |
自社株買い利回り | 現金配当カバレッジ比率 | 目標価格 |
目標価格パフォーマンス | ISIN (国際証券識別番号) | 設備投資増加率 |
新しく追加された機能ではチャートに切り替えて一覧で値動きまで比較できるようになりました。
ボラティリティやテクニカル指標のサインでスクリーニングし、実際の値動きも合わせて確認できる便利なツールです。
みんなのFXだけで使える便利な機能・サービス
次は、みんなのFXでしか利用できない機能やサービスを紹介します。
ツールの機能性でいえばTradingViewに軍配が上がりますが、みんなのFXも独自のサービスを提供しています。
業界最狭水準のスプレッドや高いスワップポイントなど魅力がたくさんあるFX会社なのでぜひご注目ください。
みんなのFX・LIGHT FXを運営するトレイダーズ証券が、2024年3月26日に「預り資産1,000億円」を突破したと発表しました。
上記グラフを見れば、右肩上がりに推移しているのが一目瞭然です。また、預かり資産の推移は他社と比べても伸びが顕著であり、5年で5倍以上の伸長となっています。
トレイダーズ証券全体の口座開設数も55万口座を超えています。
預かり資産が増えるということは、それだけ多くのトレーダーに選ばれているという証拠です。今後の発展にも注目です!
(※:掲載グラフはみんなのFX公式サイトのお知らせ(2024/03/26)より引用)
(※:預かり資産推移は2018年4月の預り資産を100%とした場合の推移をプロット。FX主要企業各社WEBサイトの公表資料より集計)
売買比率・価格分布
みんなのFXでしか使えない機能として注目なのが「売買比率と価格分布」です。
ポジションを持っているトレーダーの売りと買いの比率およびどの価格にどれだけの注文が溜まっているかをグラフで確認できます。
TradingViewを搭載したツールでも表示できるので左側に売買比率、右側にチャートを出しながらの相場分析も可能です。
また、スマホアプリでも売買比率と価格分布を見ることができます。
みんなのFXを利用するトレーダーは個人投資家です。売りもしくは買いのどちらかに極端に偏るような動きがあれば、その逆の方向に動くのではないか、といった分析ができます。
これはTradingViewでは見れない生のポジション情報です。
毎日配信のFXレポートと経済指標
みんなのFXでは毎営業日の朝方にその日の相場展望をまとめたFXレポートを配信しています。
前日の為替の動き、当日の注目指標とその解説が分かりやすくまとまっています。難しい用語には解説もあるのでFX初心者の方でも理解することができます。
TradingViewにも個人が公開しているレポートや大手情報ベンダーのレポートを見ることができますが、日本のFX会社が出しているレポートなので日本人向けにクロス円の情報が中心なのも良い点です。
もう一つが経済指標です。TradingViewの経済指標は英語で配信されます。
日本語版のTradingViewを使っても経済指標は英語で表示されるのが現状です。この点、みんなのFXは当たり前といえば当たり前ですが日本語で掲載されます。
速報性が高く発表後、すぐに更新されるのも便利です。
公式Youtubeチャンネル
最後に紹介するのは公式YouTubeチャンネルです。
みんなのFXは情報発信にも力を入れており、YouTube専用の配信ルームを自社内に設置し、定期的に動画を公開しています。
特に、毎週月曜に配信される「井口喜雄のディーラーズアイ」はおすすめです。井口氏は20年以上に渡ってインターバンクと直接ディーリングしてきた現役為替ディーラー兼取締役(CSO)の方です。
一週間の相場展望や注目すべきポイントを分かりやすく解説されています。FX初心者から上級者まで必見の内容なのでぜひご視聴ください。
自分にとって使いやすいツールを選ぶ
ここまで色々な角度からTradingViewの無料プランとみんなのFXの違いを解説してきました。
TradingViewもみんなのFXもどちらも無料で使えるツールとしては非常に魅力的です。自分にとって使いやすいツールは何か、実際に試して選んでいただければと思います。
当サイトではTradingViewの最新情報を常にキャッチし、記事に反映しているのでその他の特集記事もぜひご一読ください。
TradingViewでJFXのレート配信が見れるようになりました!口座連携ではないので、TradingView上で直接発注できるわけではありませんが、JFXユーザーからすれば朗報ですね。
FXのレート配信は会社によって若干異なります。特に、スキャルピングなど数ピップを狙うトレードをされている方であれば気になるかと思います。
今回の対応でJFXのスキャルピング専用ツールを使いながら、TradingViewで相場分析もしやすくなりました。TradingViewを使っていてスキャルピング口座をお探しの方はJFXがおすすめです!