ここ数年でCFD取引に対応する国内会社が増えてきました。各社ともに取扱銘柄やスペックが異なり、発注上限に関しても違いがあります。
「日経225で最大ロットを張りたい」「ゴールド・原油を大口で取引したい」など大口トレーダーの方であれば発注上限は気になるかと思います。
そこで、この記事では「1注文あたりの発注数量・建玉上限が無制限のIG証券」について徹底解説しています。国内FX/CFD会社で発注上限がないのはIG証券だけです。
大口でトレードするには最適な理由を詳しくまとめているので業者選びの参考にしていただければと思います。
IG証券はどんなFX/CFD会社なのか
IG証券はイギリスのロンドンに本社を構えるIGグループの日本法人です。IGグループは為替の本場ロンドンで1974年に設立。50年以上に渡ってオンライン金融取引サービスを提供してきたグローバルプロバイダーです。
ロンドン証券取引所に上場しており、FTSE250種総合株価指数にも採用されています。日本を含む世界19カ国に現地法人を持ち、30万人以上のアクティブユーザーが利用。
CFDの収益ベースで世界トップクラスの実績があり、潤沢な資本と有利子負債ゼロの健全なバランスシートを維持しています。
日本でも積極的に広報活動を行っています。2025年夏に開業予定の愛知県新体育館のネーミングライツを取得。その名称は「IGアリーナ」です。
これは日本およびアジア地域で最大規模のアリーナネーミングライツ契約となります。数々の歴史の舞台となってきた名古屋城の金鯱を望むIGアリーナ。IGグループの日本での知名度も高まりつつあります。
前置きはこの程度にして本題ですが、IG証券がCFD取引の上限・最大ロットで発注するのに最適な理由は以下の通りです。
17,000種類以上のCFD銘柄(指数、商品、個別株、債券まで対応)
大口注文もしっかり通る約定力と流動性
毎月開催、上限金額なしの取引量連動キャッシュバック・プログラム
条件を満たした人だけが受けられる限定会員サービスがある
この5つの理由について1つずつ解説していきます。
理由その①:1注文あたりの発注数量、建玉上限がすべて無制限
まず、IG証券は発注上限、建玉上限が原則、無制限です。IG証券以外の国内FX/CFD業者には銘柄ごとに発注上限や建玉上限が設定されています。
これは大口の注文に対して各社のカバー取引が間に合わない、流動性を確保できないといった問題があるからです。大口注文は受けるFX/CFD会社にもリスクがあります。
この点、IG証券は大口注文や多数の顧客からの取引が一方向に集中した場合、原市場でヘッジを行います。
このカバー取引の流動性を担保しているからこそIG証券はどの銘柄でも無制限で発注が可能です。これはグローバルにオンライン取引を提供しているIGグループだからこそのメリット。
IG証券はFX、CFD、バイナリーオプション、ノックアウト・オプションなどに対応していますが、そのすべての取引方法で上限がありません。
長年培ってきたの信用力と万全の財務基盤で大口トレードを強力にサポートしてくれます。
IG証券のCFD取引基本スペック
サービス名称 | IG証券CFD |
---|---|
口座開設手数料 | 無料 |
取引手数料 | 無料(※) |
CFD対応銘柄 | FX、株式、株価指数、商品 ノックアウトオプション、債券先物、ETF |
レバレッジ | FX:25倍、株式:5倍、株価指数:10倍 商品:20倍、債券先物:50倍 |
取引時間 | FX:24時間(※)、株式CFD:各市場に準拠、株価指数CFD:24時間(※)、商品:各銘柄に準拠、債券先物:銘柄によって異なる |
最大注文数量(1取引当り) | 各銘柄とも原則、上限なし |
最大注文数量(1日当り) | 各銘柄とも原則、上限なし |
最大建玉数量 | 各銘柄とも原則、上限なし |
最小取引単位 | FX:1ロット1万通貨、株式CFD:1株 株価指数・商品・債券先物:原則、1ロットから |
初回最低入金額 | 設定なし |
入金方法 | 銀行振込(ベストレシーバー入金) クイック入金(Webブラウザ、iOS、Android) |
出金方法 | Web取引画面、電話(平日8:00~21:00、土日を除く祝日 8:00~20:00) |
リスク管理ツール | ノースリッページ注文、トレーリングストップ、各種アラート機能 |
※株式CFDのみ最低取引手数料が発生します(日本株:110円、米国株:16.50ドル)
※FX、株価指数の取引時間は土日、一部新興国通貨、一部銘柄を除く
理由その②:17,000種類以上のCFD銘柄を取り扱い
理由その②は「圧倒的な取扱銘柄の多さ」です。
IG証券はFX通貨ペア約100種類、株価指数CFD約30種類、株式CFD約12,000種類、商品約40銘柄、その他に債券やノックアウト・オプション銘柄も含めると約17,000種類もの金融商品を取り扱いしています。
一部抜粋ではありますが、IG証券の銘柄一覧表が以下の通りです。
IG証券のCFD各銘柄一覧表(一部抜粋)
項目 | 取扱銘柄 |
---|---|
FX | 米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/円、豪ドル/米ドル、ユーロ/ポンドポンド/円、ユーロ/スイスフラン、ユーロ/豪ドル、ポンド/スイスフラン、ポンド/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、米ドル/スイスフラン、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円、ブラジルレアル/円、メキシコペソ/円など約100通貨ペア |
株式CFD | アップル、アマゾン、AIG、シスコシステムズ、エクソンモービル、キャタピラー、シティグループ、グーグル、IBM、インテル、マクドナルド、マイクロソフト、ヒューレット・パッカード、オラクル、ヤフー、フェイスブック、テスラ、JPモルガン、バンクオブアメリカ、任天堂、ファーストリテイリング、トヨタなど約12,000銘柄 |
株価指数CFD | 日経225、NYダウ、S&P500、ナスダック、FTSE、DAX40、CAC40、IBEX35、ラッセル2000、FTSE MIB、SMI、OMXS30、AEX、OBX、FTSE/ATHEX Large Cap、OMX Copenhagen 25 Index、TAIEX、Singapore Free Indexなど約40銘柄 |
商品CFD | WTI原油、北海原油、スポット銀、スポット金、NY天然ガス、NYヒーティングオイル(灯油)、NY無鉛ガソリン、スポットプラチナ、NYHG銅、シカゴ大豆油、シカゴコーン、NYココア、NY綿花、アルミニウム、NYコーヒー、シカゴ材木、シカゴ生牛、ロンドンココア、ロンドンコーヒー、ロンドン砂糖、NYオレンジジュース、シカゴコメ、シカゴ大豆、NY砂糖、シカゴ大豆ミール、シカゴ小麦、銅、鉛、ニッケル、亜鉛など |
債券先物CFD | 日本国債先物、米国国債先物(2年、5年、10年、30年)、ウルトラ米国長期国債先物、ドイツ10年国債先物、英国10年国債、イタリア長期国債、OATーフランス国債先物など |
国内の日系ネット証券(楽天証券、GMOクリック証券など)でもCFD取引を提供していますが、その取扱銘柄は数十~数百銘柄ほどです。
一方、IG証券は比べ物にならないほどのラインナップを取り揃えています。個別株であれば日本株、米国株、欧州株、中国株まで網羅。
株価指数は主要国からマイナー国まで、商品であれば原油から無鉛ガソリン、NYHG鋼、ロンドン生牛、オレンジジュースまでCFDで先物が取引できます。
特に、商品銘柄は旬があります。パラジウムが注目されるときがあれば、天然ガスの価格が跳ね上がったりとタイミングや時期が合えば非常に大きな値幅が狙えます。
そして、どの銘柄でも原則、発注上限がありません。世界中の出来事を大きなトレードチャンスに変えられるのがIG証券の魅力です。
理由その③:大口注文もしっかり通る約定力と流動性
理由その③は「約定力」です。発注上限がなくても注文が通らければ意味がありません。
IG証券では、「プライス最適化」というサービスを提供しており、顧客からの発注レートよりも不利なレートでは約定せずベストプライスで約定します。
レートはLSE(ロンドン証券取引所)および欧州2大主要取引所「Chi-X」と「BATS」から取得。高い流動性を確保し、世界中から出されたレートのうち、ベストプライスを配信しています。
もっとも、市場の状況や流動性が著しく低下した場合は指定レートで約定が出来ない場合もあります。その場合でも「一部約定」という発注機能があり、指定レートで約定できるロットはすべて約定させることが可能です。
大口トレーダーを念頭に置いたサービス設計もIG証券が最大ロットで取引するのに最適な理由です。
ちなみに、取引ツールはマルチデバイス対応のWebブラウザ版ツールとスマホアプリの2種類を提供しています。
軽い操作性でサクサクと動くので使っていてストレスがありません。どちらのツールでもIG証券の全CFD銘柄がワンストップで取引できます。
大口の発注はポジションのリスク管理も重要です。IG証券では日本で初めて「ノックアウト・オプション」というリスク限定のオプション取引も提供しています。
ノックアウト・オプションは一定の損切り価格(ノックアウト価格)に応じて、オプション料(CFD取引の維持証拠金に相当)が変わるオプション取引です。
損切り価格を現在レートに近い水準に設定するほどオプション料は低くなり、逆に遠い水準に設定するほどオプション料は高くなります。
この損切り価格での決済は保証されています。通常の逆指値注文は急変動時に滑る可能性がありますが、ノックアウト価格は滑りません。
確実に決済が入るレートに損切りを置きつつ、利益方向は無制限に伸ばすことができるため大口注文でも高いリスクコントロールが可能です。
理由その④:毎月開催、上限金額なしの取引量連動キャッシュバック・プログラム
理由の4つ目は「上限金額なしの取引量連動キャッシュバック・プログラムがある」という点です。
FX・株価指数・商品・米国株式の月間取引数量(米ドル換算)に応じて上限なしのキャッシュバックが毎月行われています。
月間取引数量によってレベルが【1】〜【3】まで変動し、レベルが上がるとキャッシュバック金額も増える仕組みです。アセットクラスごと・レベルごとの条件とキャッシュバック金額は以下の通り。
アセットクラス | レベル | 月間総取引量(米ドル換算) | 100万米ドルあたりのキャッシュバック金額 | キャッシュバック金額(上限なし) |
---|---|---|---|---|
FX | 【1】 | 5,000万ドル〜 | 500円 | 25,000円〜 |
【2】 | 2億5,000万ドル〜 | 750円 | 187,500円〜 | |
【3】 | 5億ドル〜 | 1,000円 | 500,000円〜 | |
株価指数 | 【1】 | 4,000万ドル〜 | 200円 | 8,000円〜 |
【2】 | 1億ドル〜 | 500円 | 50,000円〜 | |
【3】 | 2億ドル〜 | 700円 | 140,000円〜 | |
商品 | 【1】 | 500万ドル〜 | 500円 | 2,500円〜 |
【2】 | 2,000万ドル〜 | 700円 | 14,000円〜 | |
【3】 | 3,000万ドル〜 | 900円 | 27,000円〜 | |
米国株式 | 【1】 | 150万ドル〜 | 5%(※1) | |
【2】 | 600万ドル〜 | 15%(※1) | ||
【3】 | 5億ドル〜 | 25%(※1) |
(※:FXは5,000万ドル以上、株価指数は4,000万ドル以上、商品は500万ドル以上、米国株式は150万ドル以上の月間総取引量から対象)
(※1:米国株式のみ支払い取引手数料(税抜)に対して表内のキャッシュバック率が適用されます)
4種類あるアセットクラスの内、「どれかひとつでもレベル【1】〜【3】に到達すれば、他のアセットクラスにも同じレベルが適用される」というルールにも注目です。
(例:FXでレベル【3】に到達すれば、株価指数・商品・米国株式でも【3】が適用)
月間取引数量は新規保有・決済注文を問わずに片道ごとに計算されます。上限金額なしのキャッシュバックはかなり魅力的です。
理由その⑤:条件を満たした人だけが受けられる限定会員サービス
理由の最後は「限定の会員サービスがある」という点です。
IG証券では一定の条件を満たした方を対象に限定会員メンバーシップ「IG 1% Club」というプレミアムサービスを提供しています。
IG 1% Clubでは取引数量に連動したキャッシュバック・プログラム・レベル4(通常はレベル3が上限)やファンディング・コストの割引など特別な待遇を受けることが可能です。
項目 | サービス内容 |
---|---|
Incentives | ・IG 1% Club入会記念ウエルカム・プレゼント ・取引量連動型キャッシュバック・プログラムLevel 4 ・お友達紹介キャッシュバック・プログラム(最大20万円) ・ファンディング・コスト・ディスカウント |
Market Insights & Education | ・IG 1% Club会員限定マーケットニュース&分析 ・著名講師によるセミナーへの無料ご招待 ・IG証券アナリストとの個別相談 |
Hospitality | ・六本木ヒルズクラブへのご招待 ・娯楽系イベントへのご招待 ・クリスマス・プレゼント ・IGアリーナVIPルームへのご招待 |
Exclusive support | ・IG1% Clubメンバー専任のお客さま担当者によるサポート ・税理士紹介サービス |
専任の担当者が付き、限定のマーケットニュースや分析が提供されます。さらに、各種娯楽イベントへの参加やIGグループが建設を進めているIGアリーナのVIPルームへの招待も。
入会条件は明かされておらず「弊社とのお取引量の多い最上位顧客だけに、様々な特別サービスを提供するメンバーシップ・プログラムです」とだけ記載があります。
該当する場合はプレミアム顧客担当者から連絡があるとのこと。入金額や取引数量が多い大口投資家・専業トレーダーの方はIG証券の「IG 1% Club」ぜひチェックしてみてください!
以上がIG証券でCFDの大口取引をするのに最適な理由です。ここまでのサービスを提供しているのは国内でIG証券以外にありません。大口取引をするならIG証券をぜひチェックしてみてください!
その他の国内CFD対応会社の上限、最大ロットは?
以下ではIG証券以外のCFD対応業者の1注文あたりの発注上限、最大ロットを比較しています。業者選びの参考としてご活用ください。
CFD業者 | FX (米ドル円) | 個別株CFD (Apple) | 株価指数CFD (NYダウ) | 商品CFD (金) | 公式 |
---|---|---|---|---|---|
IG証券 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
GMOクリック証券 | 100万通貨 | 1000万円 | 1億円 | 1億円 | |
楽天MT4CFD | 200万通貨 | – | 20枚 | 200枚 | |
外為どっとコム | 500万通貨 | 200枚 | 200枚 | 200枚 | |
OANDA CFD | 1,000万通貨 | – | 100枚 | – | |
SBIネオトレード証券 | – | 550株 | 10枚 | – | |
マネーパートナーズ | 200万通貨 | – | – | 2,000枚 |
※IG証券は原則取引注文数量、保有ポジション数の制限がありません。ただし、マーケットのボラティリティ、流動性によって注文が通らない場合があるのでご注意ください。
※マネーパートナーズのFX(米ドル円)はパートナーズFX(1万通貨コース)の1注文あたりの最大ロット数を掲載。
※OANDA CFDのFX(米ドル円)はOANDA(ビックコース)の1注文あたりの最大ロット数を掲載。
※楽天証券のFX(米ドル円)は楽天FXの1注文あたりの最大ロット数を掲載。
※SBIネオトレード証券の発注上限および最大建玉上限は銘柄によって異なります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
※外為どっとコムは銘柄、価格、売買区分、執行区分(指値・ストップ)が同じ注文は一度に発注できる数量を超えて発注することができません。また、指数、商品、株式ごとにポジションも保有上限(持高制限)がある点にもご注意ください。
GMOクリック証券
国内CFD業者の中でも知名度、実績ともにトップクラスなのがGMOクリック証券です。FXでは世界トップクラスの取引高を誇っている同社では外国株、株価指数、商品といった銘柄でCFD取引に対応。
GMOクリック証券でも銘柄毎に1回当りの注文数量や建玉上限が決まっています。商品CFDと株価指数CFDでは1回当りの注文金額の上限が1億円、1日当りの建玉上限は最大50億円まで。保有可能な建玉金額が5億円まで、建玉枚数も銘柄毎に上限が設定されています。
GMOクリック証券では建玉枚数に上限が設定されている銘柄では、建玉金額と建玉枚数のどちらか低い方が上限となるのでご留意ください。また、外貨建ての銘柄は発注時のコンバージョンレート(日本円への両替時のレート)で計算されます。
最大ロットや建玉上限でいえばIG証券に軍配があがりますが、国内CFD業者としては魅力的なスペックですね。GMOクリック証券の対応銘柄は日経225・NYダウ・S&P500などの主要株価指数と株価指数連動型のETF、原油や金などの商品銘柄です。
さらに、バラエティCFDとしてVIX指数(米国VI)やハイレバレッジ型ETF・ETNの金ブル2倍ETFといった銘柄にも対応。「国内CFD業者で最大ロットが大きい業者がいい」という方はGMOクリック証券が要チェック。
GMOクリック証券はCFD専用のスマホアプリを提供している数少ない業者です。CFD初心者でも分かりやすいシンプルな作りで使い勝手も抜群。
GMOクリック証券で取扱いのあるCFD銘柄のチャート確認、発注、建玉管理もスムーズです。また、スピード注文に対応しているので取引チャンスを逃すこと無く取引が可能。
銘柄別ランキングも掲載されており、CFD取引の幅が広がります。「スマホでもCFD取引がしたい」という方は別記事にてまとめているのでぜひご一読を。
マネーパートナーズ
マネーパートナーズは金、銀のCFD取引に対応した国内FX業者です。親会社のマネーパートナーズグループは東証スタンダード市場上場企業であり、業信頼と実績を兼ね備えた優良企業です。
マネパのCFD取引では金CFDが1注文あたり2,000枚=2,000toz(トロイオンス)、建玉上限は10万枚、取引単位1枚=1tozになります。銀CFDは1注文あたり1万枚=1万toz、建玉上限は100万toz、取引単位1枚=10tozです。
マネーパートナーズは金、銀CFDのスプレッドに力を入れているのが特徴。随時、キャンペーンを行っており金のCFD取引対応業者のなかでも狭いスプレッドを配信しています。
また、朝/夕に配信されるゴールドレポートも要チェック。金相場をファンダメンタルとテクニカルの両方から分析した良質なレポートが無料で閲覧できます。
マネーパートナーズの最新キャンペーン情報やスプレッドは別記事でも解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
DMM CFD
DMM CFDも国内でCFDサービスを提供している数少ない業者の1つ。DMM CFDでは株価指数と商品CFDが取引可能。
取引数量の上限は株価指数と商品で変わらず一律です。1回当りの注文数量は200lotが上限(ロスカットを除く)、建玉数の上限は注文中の新規件数と合算して最大3,000件です。ここでいう建玉数とはlot数ではなく約定件数なのでご注意を。
DMM CFDでは株価指数のレバレッジが最大10倍、商品は最大20倍です。各銘柄の1ロットの取引数量もIG証券と比較すると低く抑えられています。大口で取引される方であれば少し物足りないスペックかもしれません。
最大ロットでは見劣りしますが、「取引銘柄が決まっている」「初心者でも使いやすいツールや業者がいい」という方にはおすすめできるCFD業者です。
OANDA
世界各国でFXサービスを提供しているオアンダが新しく株価指数・商品CFDを取扱い。株価指数の銘柄数は16種類、日経225やNYダウ、DAXなど主要株価指数は一通り取引可能です。
商品銘柄は原油やゴールドなどの出来高が多い人気銘柄から天然ガス、小麦、大豆といった農産物CFDまで対応しています。
取引ツールは鉄板チャートツールのMT4(メタトレーダー4)とMT5(メタトレーダー5)になります。
最大ロットは銘柄毎に異なっており、日経225であれば10,000枚、NYダウは100枚です。その他の銘柄の最大取引数量は別記事にて掲載しているのでご確認ください。オアンダの株価指数CFDの大きな特徴は「DOM(Depth of Market)」と呼ばれる板情報が見れること。
DOMは株取引の板と同じように売買双方の価格毎の取引数量が一覧で表示される機能です。どの価格帯にどれぐらいの売り注文、買い注文が溜まっているのかを確認できます。どのレートが節目となるのか、売りが強いのか買いが強いのかなど相場分析の大きな手がかりとなります。
オアンダはこういったトレードに役立つマーケット情報の開示に力を入れている業者です。その他にも魅力的なコンテンツがたくさんあるので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。
オアンダはMT4・MT5以外にもTradingView(トレーディングビュー)が利用できるFX業者です。
TradingViewといえば全世界のありとあらゆる金融商品のチャートが誰でも簡単に確認できるグローバルスタンダードのチャートツール。
このチャートツールをオアンダではPC版ブラウザツールの「fxTrade(エフエックストレード)」に内蔵しています。
80種類以上のテクニカル指標や描画ツールが無料で利用可能。本来、TradingViewの有料プランでしか使えない機能まで誰でも使うことができます。
すでにTradingViewをご利用の方は口座連携をすれば直接発注まで可能です。TradingViewを使うならオアンダは要チェック!
楽天MT4CFD
大手ネット証券会社の一角である楽天証券でもCFDサービスが新スタート。取扱銘柄は株価指数と商品の計17銘柄です。
取引単位は各銘柄ごとに異なっていますが、日経225(JP225)は1回の注文上限:200ロット、建玉上限は2億円です。NYダウでは1回の注文上限:20ロット、建玉上限は2億円です。
日経225とナスダック100に関しては少額取引にも対応しており、原資産価格の10分の1(日経225であれば約3,000円)での取引にも対応しています。
最大ロットでいえば他業者と比較して同水準といったところ。もっとも、キャンペーンや各種特典、取引に応じて楽天ポイントが付与されるなど楽天証券ならではのサービスが充実しています。
「楽天のサービスを普段から利用する」という方は楽天MT4CFDがおすすめ!