トレーディングビューの無料プランとエッセンシャルの違いは？スペック、機能を一覧で比較！

この記事ではトレーディングビューの無料プランである「Basic：ベーシック」と「Essential：エッセンシャル」の違いについて網羅的に解説しています。

トレーディングビューは無料プランでも十分な機能が利用できますが、有料プランにするとさらに便利になります。無料プランでできること、エッセンシャルでできることを分かりやすくまとめているのでぜひ参考にしてみてくださいね！

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トレーディングビューが無料のFX会社、ブローカー一覧表

FX会社	形式	スマホ	特徴	公式
みんなのFX	内蔵	〇	有料相当の機能が無料で使える 6画面分割、インジ複数表示 テンプレート複数保存
LIGHT FX	内蔵	〇	業界最高水準スワップ LIGHTペアはスプレッドも狭い
ゴールデンウェイ・ジャパン	内蔵	×	業界最狭水準スプレッド TradingView内蔵PCツール
GMO外貨	内蔵	×	株価指数・商品CFD対応 最大8画面の独立チャート
JFX	TradingViewでのレート配信に対応 （詳細はこちら）
サクソバンク証券	口座連携でFX、外国株、個別株CFD、商品CFD取引可能
OANDA証券	内蔵 連携	〇	内蔵と口座連携の両対応 最大8画面分割・5秒足チャート
Webull証券	口座連携で日本株・米国株の現物取引可能
FOREX.com	内蔵 連携	〇	内蔵と口座連携の両対応 MT4・TradingViewが利用可能
インヴァスト証券	内蔵	△	独自のリピート系自動売買 FX、指数、商品CFD対応

TradingViewが無料で使える証券会社はこちら！

各社のTradingView対応銘柄・取り扱い一覧はこちら！

掲載コンテンツ

目次

無料プランとエッセンシャルの料金

無料プランとエッセンシャルの違い

無料プランで使える機能

テクニカル指標・描画ツールは自由に利用可能

17種類のチャートタイプ

比較チャート

株式の決算・ファンダメンタル情報

自動フィボナッチリトレースメント

株式・FX・暗号資産、債券のスクリーナー

選択したブローカーでのトレード

PC版デスクトップアプリ

Essentialで使える機能

広告の非表示

チャートの画面分割

インジケーターの同時表示

インジケーター・レイアウトのテンプレート

表示できるローソク足の本数

バーのリプレイ

アラートの個数

ウォッチリストの数と登録銘柄

出来高プロファイル

追加のリアルタイム市場データ

カスタマーサポート

無料プランとエッセンシャルの料金について

トレーディングビューは基本利用であれば無料で使えるチャートツールです。各種機能に制限は付きますが、無料プランでもできることはたくさんあります。

一方、有料プランは「Essential：エッセンシャル」「Plus：プラス」「Premium：プレミアム」の3種類があります。

各プランの料金は以下の通りです。

トレーディングビューの有料プラン月額・年額料金表

エッセンシャルの料金は月額プラン（月次）で約2,300円、年額プラン（年次）で24,400円です。

年次にすると約2カ月分がお得になる仕組みです。継続利用が前提であれば年次プランにする方が費用は抑えることができます。

もっとも、これは通常時の料金です。これまでトレーディングビューでは不定期開催のフラッシュセールと毎年11月にブラックフライデーセールが開催されてきました。

今後もこうしたセールが開催された場合はセールを利用するのが最もお得です。

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トレーディングビューの料金は高い？安く買うための5つの方法

別記事では有料プランを安く契約できる5つの方法を解説しています。TradingViewで特別な割引オファーを出す方法もご紹介。

有料プランを検討中の方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね！

トレーディングビューの料金は高い？安く買うための5つの方法

トレーディングビューの無料プランとエッセンシャルの違い

次は、無料プランとエッセンシャルで使える機能の違いについて解説していきます。

まず、2つのプランについて主要な機能で違う部分を表にまとめています。

大きな違いは「広告の表示があるか」「画面分割ができるか」「インジケーターの同時表示ができるか」「アラートの利用可能数」などです。

もっとも、他にも無料プランで使える機能はたくさんあります。そこで、まず無料で使える機能について解説していきます。その後、エッセンシャルとの違いについて解説するので、プラン選びの参考にしてみてくださいね！

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無料プラン（Basic）の使える機能について

テクニカル指標・描画ツールは自由に利用可能

まず、無料プランではトレーディングビューに内蔵されているテクニカル指標を自由に使うことができます。

内蔵テクニカルだけでも400種類以上があるため、かなりマニアックなインジケーターも表示可能。さらに、世界中のプログラマーが公開している「コミュニティ・スクリプト」を含めれば10万個以上のインジケーターが利用できます。

ただし、1つのチャートに表示できるのは最大2個までなので、その点にはご注意ください。

【トレーディングビュー】おすすめインジケーターはこちら

描画ツールに関しても100種類以上が自由に利用できます。

トレーディングビューの描画ツールはユーザーからのリクエストを反映して頻繁にアップデートされます。描画ツールに関しては同時表示に制限がないので、思いのまま自由にチャートに描画できます。

17種類のチャートタイプ

チャートタイプも充実しています。ローソク足以外にもエリア、棒グラフ、平均足、P&F（ポイント&フィギュア）など無料プランでも表示が可能です。

トレーディングビューは独自のチャートタイプも豊富に対応しています（※一部、有料プラン限定）。

ただし、練行足・新値足・カギ足など一部のチャートタイプは日中の時間足（15分足や1時間足）などが利用できません。無料プランでは日足以上で表示が可能です。

比較チャート

相場分析の幅を広げてくれるのが「比較チャート」です。上記はユーロ米ドルと米ドル円を1つのチャートに表示させたものです。

値動きを比較して相関性を見ることで、どれだけ値動きの違いがあるのかを確認できます。銘柄は任意の数を追加できるため、株価指数や商品銘柄、個別株など自由に比較が可能です。

比較チャートは銘柄検索の右側にある「+ボタン」から追加できます。無料プランでも利用できる機能なのでぜひお試しください。

【TradingView】反転・比較チャートを設定！重ねる方法も解説！

株式の決算・ファンダメンタル情報

トレーディングビューは個別株式の決算やファンダメンタル情報の公開にも力を注いでいます。

上記はスマホアプリの画面ですが、PC版だけでなくスマホアプリでも手軽に確認可能です。企業の概要、損益計算書、貸借対照表といった基本的な情報から最新の決算情報、直近の配当なども見ることができます。

自分が確認したいファンダメンタル情報を選択すれば自動でグラフを作成してくれる機能も便利です。

四半期と年間で表示期間も分けられます。この機能も無料プランで利用できるため株式トレーダーの方はチェックしてみてくださいね。

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自動フィボナッチリトレースメント

無料プランでも利用できる便利なインジケーターが自動フィボナッチリトレースメントです。

インジケーターとしてセットしておくと自動で高値安値を捉えてフィボナッチリトレースメントを引いてくれます。

検索画面で「フィボナッチ」と入力すると「Auto Fib Retracement（オート・フィボナッチ・リトレースメント）」というインジケーターがあるのでセットしてみてください。

偏差と深さのパラメーターを調整すると捉える高値・安値の位置を調整できます。トレーディングビューは他にもチャートパターンを自動検出する機能がありますが、それはPremiumプラン限定の機能です。

フィボナッチリトレースメントの自動描画は無料プランでも利用できます。

株式・FX・暗号資産、債券のスクリーナー

トレーディングビューは多種多様な金融商品のチャートが表示できますが、その中からお宝銘柄を探す際に便利なのがスクリーナーです。

株式/ETF、FX、暗号資産関連、債券のスクリーナーが公開されており、無料プランの方でも利用可能。この機能だけでもトレーディングビューを使う価値があります。

上記は株式スクリーナーの画面ですが、アセットクラス・セクター・業種・時価総額・出来高など多彩な条件設定が可能。

1つ1つの数値を調整して自分が見つけたい銘柄を瞬時に一覧で表示してくれます。株式以外の金融商品もスクリーナーが用意されており、随時アップデートが入っています。

進化し続けるトレーディングビューのスクリーナーも要注目の機能です。

TradingViewの株式・FX・暗号資産スクリーナーの使い方！

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選択したブローカーでのトレード

トレーディングビューは口座連携に対応したFX会社や証券会社を経由してリアルトレードをすることも可能です。

豊富な機能で相場分析をしたあと、そのままトレーディングビュー上で発注・決済・建玉管理までできるためさらに使い勝手が良くなります。

国内のFX会社ではOANDA証券がFX口座の連携に対応。サクソバンク証券は米国株の現物口座、FX口座、商品CFD口座に対応。ウィブル証券は日本株・米国株の現物口座に対応しています。

口座連携といっても対応会社の口座（ログインIDとパスワード）があれば、5分もかからず簡単に連携できます。

国内の口座連携可能な会社については別記事で詳しく解説しているので、合わせてご確認ください！

トレーディングビューが無料で使える&口座連携対応の証券会社は？

【OANDA】トレーディングビュー特集！使える機能は？

PC版デスクトップアプリ

無料プランでトレーディングビューを利用するなら注目なのがPC版のデスクトップアプリです。

インストール型のアプリケーションなのでブラウザ版よりも機能性が向上。チャートの表示速度が速く、タブがすっきりしているためより広い画面で相場分析が可能です。

そして、PC版デスクトップアプリは無料プランでもマルチチャートの表示に対応しています。

タブを分割することで複数のチャートが表示できます。モニターを複数使われている方であれば、それぞれのモニターにチャートが表示できるため無料プランの方でも複数チャートが表示可能。

パソコンでトレーディングビューを使われる方はデスクトップアプリもおすすめです！

【TradingView】PC版とブラウザ版8つの違いとは？

TradingView 公式サイト

無料プランとEssentialの違いについて

次は、無料プランとエッセンシャルの違いについて解説していきます。

上記で紹介した無料プランで使える機能はエッセンシャルでもすべて利用可能です。さらに、エッセンシャルになると使える機能が増えます。

一つ一つ紹介していくので参考にしてみてくださいね。

広告の表示/非表示

まず、無料プランは広告が表示されます。この広告が面倒でエッセンシャルを検討されている方も多いかと思います。

一度消しても一定時間後に再表示されるため、非表示にされたい方は有料プランがおすすめです。

【毎月更新】トレーディングビューの有料プラン徹底比較！

チャートの画面分割

無料プランはチャート画面の分割ができません。この点、エッセンシャルでは2画面の分割が可能です。

上記は上下の2分割ですが、左右の2画面分割やそれぞれのサイズ変更も自由にできます。2画面でも分割できると同時にチェックできる銘柄が増えるので使い勝手が良くなります。

TradingViewの複数チャートを無料で使う方法はこちら

インジケーターの同時表示

インジケーターの同時表示に関しても、エッセンシャルであれば最大5個の同時表示が可能です。

以前までは無料プランでも5個の同時表示が可能でしたが、現在では2個までに制限されています。5個でも足りない方はコミュニティ・スクリプトで複数のインジケーターをまとめて1つで表示できるスクリプトを使うか、上位のプランを検討してみてください。

【トレーディングビュー】おすすめインジケーター特集！

インジケーター・レイアウトのテンプレート

パラメーターを調整したインジケーターはテンプレートとして保存することができます。

テンプレートが使えると毎回、パラメーターを調整したり組み合わせをセットしなおす必要はありません。エッセンシャルでは無制限で複数保存が可能、無料プランでは1つだけ利用できます。

ちなみに、レイアウトもテンプレートとして保存することができます。

2画面で分割したチャートをテンプレートで保存すれば簡単に呼び出すことが可能です。エッセンシャルは最大5個、無料プランは1つだけ保存できます。

【TradingView】チャートのテンプレートを保存する！使い方を解説！

表示できるローソク足の本数

トレーディングビューはプランによって表示できるローソク足の本数にも違いがあります。

無料プランでは最大5,000本、エッセンシャルでは最大1万本が表示できます。これは技術上の制限として設けられており、時間軸が変わっても表示できる最大本数は変わりません。

ただし、時間軸がより長くなればより長い期間を表示可能です。過去チャートをより長く表示させたい方はエッセンシャルかプレミアムがおすすめです。

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バーのリプレイ

過去検証や手法の検証をするときに便利な機能がバーのリプレイです。指定した日時から現在までの値動きを再現してくれる機能です。

この機能にも無料プランでは制限があり、日足以上（日足、週足、月足）でしかリプレイは利用できません。

エッセンシャルでは日足と合わせて時間足（15分足や1時間足など）の約42日分のリプレイが可能です。時間軸が短くなるとリプレイできる期間も短くなる点にはご注意ください。

値動きを完全再現！TradingViewのリプレイ機能の使い方！

アラートの個数

次は、アラートについてです。トレーディングビューのアラートはサーバーに保存されるサーバーアラートを採用しています。

Webブラウザやパソコンを閉じていてもスマホにアラートが来る便利な機能です。このアラートも無料プランでは制限がかかります。

無料プランでは最大5個まで利用可能。エッセンシャルになると20個まで増えます。

アラートはスマホアプリで設定しておくのがおすすめです。外出先や自宅でくつろいでいるときもスマホのプッシュ通知をONにしておけばトレードチャンスを見逃しません。

チャート画面右下の+アイコンからアラートが設定できるのでぜひお試しください。

【徹底解説】トレーディングビューのスマホでアラートを鳴らす方法！

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ウォッチリストの数と登録銘柄

チャートツールに欠かせない機能の1つがウォッチリストです。上記は東証プライム大型株の一覧をウォッチリストにしていますが、無料プランでは1つしかウォッチリストを作成できません。

この点、エッセンシャルになると無制限でウォッチリストの複数作成が可能。登録銘柄も最大30銘柄⇒最大1,000銘柄まで増えます。

ウォッチリストは複数作成すると銘柄のチェックが楽になります。この機能拡張もエッセンシャルにする価値があるポイントです。

TradingViewのウォッチリストの使い方！

出来高プロファイル

エッセンシャル以上の有料プランになるとトレーディングビューの独自機能も利用できるようになります。

その1つが出来高プロファイルです。出来高プロファイルは価格帯ごと出来高を視覚化し、重要な価格帯を判別することができます。

中央のラインはPOC：ポイントオブコントロールと呼ばれ、指定した期間中で売り勢力と買い勢力がもっとも拮抗しているラインです。

利確や損切りの目安にしたり、具体的な売買手法にも落とし込むことが可能。出来高はエッセンシャル以上で利用できるインジケーターです。

追加のリアルタイム市場データ

トレーディングビューの株式銘柄は取引所に応じて遅延されたデータが配信されています。これは取引所の規約であり、リアルタイムのデータを表示させたい場合は別途、購入する必要があります。

この追加のリアルタイムデータは無料プランの方は購入することができません。有料プランを契約された方が購入可能です。

そして、購入できる数もプランによって異なります。エッセンシャルでは最大2個、プラスで最大4個、プレミアムで最大6個まで購入できます。

株式トレーダーの方でリアルタイムデータが必要な方は有料プランを検討しましょう。

カスタマーサポート

最後に紹介するのはカスタマーサポートです。トレーディングビューではサポートチケットというフォームに入力することで問い合わせが可能です。

無料プランの方はこのサポートチケットが利用できません。エッセンシャルの方は優先度：「通常」で利用することができます。

サポートチケットを開き、右上の「お問い合わせ」から対応してもらえます。

不明点、疑問点がある場合も柔軟に対応してもらえるので「サポートは利用したい」という方も有料プランにするメリットがあります。

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