「天然ガスが取引できる証券会社が知りたい」
この記事では、天然ガスの先物やCFD取引ができる証券会社を一覧表にまとめてご紹介。天然ガスは先物取引、CFD取引、国内外の関連株式、ETFなど様々な取引方法があります。
この記事では、各業者の取扱銘柄や取引概要を分かりやすく解説。天然ガスの概要についても合わせて解説しているので、証券会社選びの参考としてぜひご活用ください。
天然ガスの先物、CFD取引対応の証券会社一覧表
CFD業者 | 銘柄数 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|
IG証券 | 約17,000銘柄 | 総銘柄数17,000種類以上! CFD営業収益で世界No.1(※) 全銘柄が1つのツールで完結! | |
GMOクリック証券 | 150銘柄 | CFD全銘柄で取引手数料無料! 人気銘柄を多彩に取り扱い! 幅広い銘柄で狭いスプレッド配信! | |
GMO外貨 | 23銘柄 | PCツールに高機能なTradingViewを内蔵 有料プラン相当の機能が無料で使える | |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 4銘柄 | 金・原油で業界最狭水準のスプレッド 取引ツールにTradingViewを採用 | |
楽天CFD | 78銘柄 | 人気の株アプリ「iSPEED」対応 指数、商品、VIXの充実ラインナップ | |
楽天MT4CFD | 17銘柄 | 楽天証券のMT4でCFD取引ができる! 株価指数12銘柄、商品5銘柄に対応! | |
外為どっとコム | 20銘柄 | 待望の外為どっとコムでCFD取引がスタート! 株価指数、商品、個別株に対応! | |
ヒロセ通商 | 28銘柄 | 世界最速水準の約定スピードを実現! 金・原油などの商品CFDにも対応! | |
OANDA証券 | 24銘柄 | 人気の株価指数と商品を取り扱い! MT4・MT5でのCFD取引に対応! |
※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
IG証券は国内でも貴重な天然ガス先物のCFD取引に対応した証券会社です。
CFD取引とは、天然ガス先物を原資産とし現物をやり取りせず売買差益のみをやり取りする取引方法です。最大20倍のレバレッジをかけられるため、資金効率を飛躍的に高めることが可能。
空売りもできるので相場状況に応じた柔軟な取引ができます。天然ガスや原油などの短期的な値動きを狙うならCFD取引は最適。
このCFD取引で世界No.1の実績を誇るのがIG証券です。
IG証券の特徴は「17,000種類以上のCFD銘柄が取引できる」という点。天然ガスはもちろん、WTI原油先物・北海原油先物・灯油先物・無鉛ガソリン先物・ロンドン軽油まで対応しています。
商品銘柄以外にも、天然ガス関連の株式、ETF、株価指数もIG証券の口座1つで取引が可能。これだけの銘柄が取引できるのは国内でもIG証券だけ。
「天然ガスの値動きを短期で狙いたい」という方はIG証券をぜひチェックしてみてください。
スプレッド・最低証拠金額・取引時間 一覧表
CFD業者 | スプレッド | 最低証拠金額 | 取引時間 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
IG証券 | 0.003 | 約7,800円 | 8:00〜翌7:00 | |
GMOクリック証券 | 0.003 | 約240円 | 8:00〜翌7:00 | |
GMO外貨 | 0.003 | 約240円 | 8:00〜翌7:00 | |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 0.003 | 約2,400円 | 8:05〜翌6:55 | |
楽天証券(楽天CFD) | 0.011 | 約2,400円 | 8:30〜翌6:55 | |
楽天証券(楽天MT4CFD) | 0.013 | 約2,400円 | 8:30〜翌6:55 | |
外為どっとコム | 0.005 | 約2,400円 | 8:00〜翌6:55 | |
ヒロセ通商 | 0.005 | 約3,000円 | 8:00〜翌7:00 | |
OANDA証券 | 0.007 | 約2,400円 | 8:01〜翌6:59 |
※ スプレッドは2024年12月2日時点に各社取引ツールまたは公式サイトで確認した数値を記載。
※ 最低証拠金額は2024年12月2日時点の情報を記載。
※ 取引時間はいずれも標準時間の情報を記載。
※ ゴールデンウェイ・ジャパンの上記スプレッドのみ原則固定・例外あり。
※ 外為どっとコムの取引時間は金曜日のみ8:00〜翌6:30となります。
※ ヒロセ通商の取引時間は金曜日のみ8:00〜翌6:30(夏時間は7:00〜翌5:30)となります。
当サイトの商品CFD比較・特集記事
天然ガス先物の相場状況
上記はニューヨーク証券取引所に上場されている天然ガス先物の月足チャートです。
NYMEXの天然ガス先物は2020年3月のコロナショック後から高騰をはじめ、ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに歴史的な高値を記録しました。
その後、ウクライナ情勢が長期化するにつれて価格は下落。現在ではコロナショック前の水準近くまで価格を戻しました。
過去20年の値動きからみても現在の価格はほぼ底値です。今後、ふたたび高騰する可能性が高い天然ガス先物は要チェックです。
天然ガスをCFD取引するメリット
最大20倍のレバレッジをかけることで資金効率を飛躍的に高められる
先物取引と比べて取引単位が小さく少額から取引可能
買いポジションだけでなく売りからも取引に入れる(空売りが可能)
取引時間が長く業者によっては24時間取引が可能
天然ガスの取引方法の中でも短期~中期スパンで値動きを捉えるならCFD取引がおすすめです。
天然ガスCFDでは最大20倍のレバレッジで資金効率を高めることが可能。各社ともに大口から小口まで取引単位が異なるため、資金量に応じてポジション数を簡単に調整することもできます。
また、買いだけでなく売りからも取引に入れるため上昇・下落のどちらでもトレードチャンスとなるのもCFD取引の大きなメリットです。
業者によっては取引時間がほぼ24時間なので自分のライフスタイルに合わせて取引ができます。CFD取引であれば、先物取引やETFの現物取引よりも柔軟なトレードスタイルが構築できます。
天然ガスCFDに関するよくある質問Q&A
- 天然ガスCFDの取引時間は?
業者によって異なりますがIG証券では、ほぼ24時間取引可能です。自分のライフスタイルに合わせて取引時間を選べるのもCFDの魅力です。
- 天然ガスCFDの手数料・取引コストは?
天然ガスCFDの主な取引コストは「スプレッド」と「価格調整額」です。GMOクリック証券であれば天然ガスCFDの取引手数料は無料、取引コストとしてスプレッドと価格調整額が発生します。
価格調整額って何?原資産となっている先物の限月交代によって発生する調整額を価格調整額といいます。各社が定める日の取引終了時点で建玉を保有していた場合に発生します。価格調整日には、レートを提示するために参照している先物銘柄の交代(期近から期先へ)をします。期近と期先は価格が同一ではないため、交代により発生する評価損益を調整するために受け払いを行います。その際に発生する調整額が価格調整額です。
老舗国内FX会社として高い評価を受けている外為どっとコムから新サービス「CFDネクスト」がリリースされました!
主要な株価指数、商品、個別株CFDの計20銘柄が取引できます。天然ガス先物(CME)にも対応、外為どっとコムの洗練された取引ツールでCFD取引が可能です。
ツールはWebブラウザ版とスマホアプリの2種類です。オリジナルの取引画面が構築できるWebブラウザ版とシンプルながらも使い勝手にこだわったスマホアプリを提供。
外為どっとコムはバイナリーオプション(BO)にも対応しているのでFX、CFD、BOの3種類が取引可能となりました。初心者から上級者まで役に立つ情報コンテンツも大きな魅力です。
新しくCFDサービスに対応したことで取引の幅が大きく広がった外為どっとコムにぜひご注目ください!
天然ガスのCFD/先物取引対応業者を解説!
IG証券
冒頭でも簡単に解説しましたが、日本国内でCFD取引を提供している国内業者の中でも圧倒的な銘柄数を誇っているのがIG証券です。
IG証券はイギリスに本社を構える金融プロバイダー。世界各地に拠点を構えており全世界で30万人以上の投資家やトレーダーが利用しているFX/CFD業者です。
その最大の特徴は「17,000種類以上のCFD銘柄を取扱いしている」という点。天然ガスはもちろん、エネルギー関連であればWTI原油やNYヒーティングオイル、NY無鉛ガソリン、ロンドン軽油などを取り扱い。
エネルギー関連だけでこれだけの銘柄が取引できるのは非常に魅力的です。
IG証券ではNY天然ガス先物のCFD取引が可能。取引手数料は無料です。商品先物のCFD取引では取引期限が決まっている場合が多いですが、IG証券では「取引期限なし」のCFD取引が可能です。
天然ガスの期近物と期先物の先物価格を参考にIG証券が独自開発したアルゴリズムを使って継続的な取引価格を提示してくれます。価格が継続的に配信されるため、ポジション保有期間中の損益状況を正確に把握したり、テクニカル指標を使ったチャート分析が可能。
1注文あたりの必要証拠金(NY天然ガス先物:円建て、期限なし)は7,839円(2024年12月2日時点)です。先物取引と比べればかなりの少額から取引できるのも注目ポイント。
豊富な銘柄と継続的な価格配信がIG証券でCFD取引をする最大のメリットです。IG証券は全世界でCFD取引営業収益No.1(※)も達成している世界的な金融プロバイダー。本格的な取引システムで多様な銘柄を取引されたい方はIG証券が要チェックです!
※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
IG証券では口座開設キャンペーンとは別に、「取引量連動型キャッシュバック・プログラム」を毎月開催中です。
FX・株価指数・商品・米国株式の月間取引数量(米ドル換算)に応じて、上限なしのキャッシュバックを実施。
月間取引数量によってレベルが【1】〜【3】まで変動し、レベルが上がるとキャッシュバック金額も増えていきます。アセットクラスごと・レベルごとの条件とキャッシュバック金額は以下の通り。
アセットクラス | レベル | 月間総取引量(米ドル換算) | 100万米ドルあたりのキャッシュバック金額 | キャッシュバック金額(上限なし) |
---|---|---|---|---|
FX | 【1】 | 5,000万ドル〜 | 500円 | 25,000円〜 |
【2】 | 2億5,000万ドル〜 | 750円 | 187,500円〜 | |
【3】 | 5億ドル〜 | 1,000円 | 500,000円〜 | |
株価指数 | 【1】 | 4,000万ドル〜 | 200円 | 8,000円〜 |
【2】 | 1億ドル〜 | 500円 | 50,000円〜 | |
【3】 | 2億ドル〜 | 700円 | 140,000円〜 | |
商品 | 【1】 | 500万ドル〜 | 500円 | 2,500円〜 |
【2】 | 2,000万ドル〜 | 700円 | 14,000円〜 | |
【3】 | 3,000万ドル〜 | 900円 | 27,000円〜 | |
米国株式 | 【1】 | 150万ドル〜 | 5%(※1) | |
【2】 | 600万ドル〜 | 15%(※1) | ||
【3】 | 5億ドル〜 | 25%(※1) |
(※:FXは5,000万ドル以上、株価指数は4,000万ドル以上、商品は500万ドル以上、米国株式は150万ドル以上の月間総取引量から対象)
(※1:米国株式のみ支払い取引手数料(税抜)に対して表内のキャッシュバック率が適用されます)
4種類あるアセットクラスの内、どれかひとつでもレベル【1】〜【3】に到達すれば、他のアセットクラスにも同じレベルが適用される、というルールにも注目(例:FXでレベル【3】に到達すれば、株価指数・商品・米国株式でも【3】が適用)。
月間取引数量は新規保有・決済注文を問わずに片道ごとに計算されます。大口取引される方はぜひご活用ください。
IG証券のエネルギー商品CFD(期限なし)取引概要
取引銘柄名 | ±1pipsの損益額 | 最小スプレッド | 維持証拠金額 | 取引時間 |
---|---|---|---|---|
NY天然ガス先物 | $10 (100円) | 3 | 5% | 8:00~7:00 |
WTI原油先物 | $10 (100円) | 2.8 | 5% | 10:00-8:00 |
北海原油先物 | $10 (100円) | 2.8 | 5% | 8:00~7:00 |
NYヒーティングオイル (灯油)先物 | $4.20 (100円) | 20 | 5% | 8:00~7:00 |
NY無鉛ガソリン先物 | $4.20 (100円) | 20 | 5% | 8:00~7:00 |
※取引時間は日本時間を表記。夏時間が適用されると表記より1時間早くなるのでご注意ください。
IG証券は天然ガスを始めとしたCFD取引において、1回当りの取引数量および1日当りの建玉数の上限がありません。CFD取引だけでなくFX、バイナリーオプション、ノックアウトオプションでも同様に取引数量は無制限となっています。
国内に50社以上あるFX業者の中でも取引数量に上限がない業者はIG証券だけ。FXおよびCFDに対応した各業者のワンショット当りの最大ロット、取引数量、建玉上限を別記事にて詳しくまとめています。大口取引をされるトレーダーの方はぜひチェックしてみてください。
GMOクリック証券
大手ネット証券として高い知名度のあるGMOクリック証券でも天然ガスのCFD取引ができます。GMOクリック証券の取扱銘柄はCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場している天然ガス先物です。その他にエネルギー関連の国内外株式の現物、信用取引も可能です。
国内の大手ネット証券で天然ガスの取引ができる業者はかなり少なくGMOクリック証券は貴重な会社です。取引手数料は無料、取引時間も土日を含めてほぼ24時間取引できます。天然ガス以外のCFD銘柄としては金・銀・原油・コーン・大豆などにも対応。
大手ネット証券会社なので電話やメールでのカスタマーサポートが充実しているのも嬉しいポイントですね。また、GMOクリック証券はデモ取引にも対応しています。
また、GMOクリック証券では「少額で取引したい」というユーザーの声に応える形で最小取引数量の引き下げが実施されました。
これにより株価指数と商品CFD銘柄では取引単位が0.1枚となっています。天然ガス、金、原油、米国VI(VIX指数)なども対象となります。
少額取引にも対応し、ますます便利になったGMOクリック証券。「初めて天然ガスを取引する」「CFDにチャレンジしてみたい」という初心者の方はGMOクリック証券をぜひチェックしてみてください!
外貨ex CFD
GMOクリック証券と同じGMOインターネットグループ系列のGMO外貨でも新しくCFDサービスが開始されました。この新サービス「外貨ex CFD」にて天然ガスの取り扱いがあります。
GMO外貨といえば人気の国内FX業者の1つとして多くのトレーダーに高品質なサービスを提供してきた業者です。新しく始まったCFDでは厳選された株価指数と商品銘柄に対応。
商品関連では天然ガス、WTI原油、金スポット、銀スポット、コーン、大豆などを取り扱い。全CFD銘柄の最小取引数量が10分の1になるミニCFDも開始されています。
ミニCFDに対応したことで1注文あたりに必要な証拠金が大きく下がりました。数千円もあればポジションを持つことが可能です。
そして注目なのが取引ツールに「TradingView(トレーディングビュー)」を内蔵している点です。
外貨ex CFDのPCブラウザ版ツールにはTradingViewが内蔵されており、有料プラン相当の機能を無料で使うことができます。
特に、最大8画面まで独立ウィンドウでチャートを分離して表示させることができるため複数のモニターで天然ガスやWTI原油、金といった商品銘柄のチャートを表示させることが可能です。
CFDに対応しつつTradingViewが無料で使える国内業者は貴重です。別記事でも詳しく解説しているので気になる方はぜひご一読ください。
GMO外貨の外貨ex CFDでは少額取引の「ミニCFD」に対応!すべてのCFD銘柄の最小取引数量が従来の10分の1となっています。
さらに、「ポチッとちょいエフディー!」プログラムを開催中。対象期間内に外貨ex CFD口座を開くと200円がプレゼントされます。
この200円でポジションが持てるため「商品CFDを始めてみたいけど、いきなり入金するのはちょっと・・・。」という方でも実際に取引がスタートできます!
ゴールデンウェイ・ジャパン
狭いスプレッドで人気のゴールデンウェイ・ジャパンでも新たに天然ガスのCFD銘柄に対応しました。金・銀・原油などを含めて商品CFD4銘柄が取引可能です。
特に、ゴールデンウェイ・ジャパンでは通常のCFD取引以外にも商品KO(ノックアウトオプション)に対応している点が注目ポイントです。
ノックアウトオプションとは取引時に指定した「ノックアウト価格」に現在レートが到達すると自動的に終了するオプション取引です。事前に損切価格となるノックアウト価格を決めることで、最大損失が確定するため高いリスクコントロール性を持つことが特徴。
また、ノックアウト価格の設定次第では高い資金効率でポジションを保有できるのも有利な点の1つです。ノックアウトオプションについては別記事でも詳しく解説しています。
そして、取引ツールには次世代チャートツールの「TradingView」を内蔵した「FXTF GX」を提供しています。テクニカル指標は100種類以上を搭載、不要な機能はそぎ落としたシンプルで使いやすいツールに仕上がっています。
天然ガスのノックアウトオプションに対応している国内業者は非常に貴重です。ノックアウトオプションが気になる方はゴールデンウェイ・ジャパンをチェックしてみてくださいね。
楽天MT4CFD
大手ネット証券の一角である楽天証券でも天然ガスのCFD取引に対応しています。
これまで楽天証券では海外先物取引にて天然ガスが取引できましたが、現在では海外先物での天然ガスの取り扱いはなくなりCFD取引での対応となっています。
CFD取引の取扱銘柄は17銘柄で日経225と米国の主要株価指数および商品銘柄を取り扱い。商品では天然ガス、NY原油、北海原油、金、銀などをラインナップしています。
取引ツールはメタクォーツ社のMT4(メタトレーダー4)です。MT4でCFD取引ができる国内業者はかなり少ないので貴重です。
取引手数料は全銘柄で無料。別途スプレッドは発生しますが、取引手数料に関しては何回取引しても0円です。
「楽天グループのサービスを普段から利用している」という方はぜひ楽天証券をチェックしてみてください!
OANDA(オアンダ)
OANDAといえば全世界で独自の為替レート配信を行っているグローバルカンパニーです。日本でもFX・CFDを中心にサービスを提供しています。
もともと国内ではFXのみを提供していましたが、株価指数CFDおよび商品CFDにも対応。取扱銘柄も豊富なのでFXからCFDまで多彩な銘柄が取引できます。
商品CFDでは、天然ガス、WTI原油、北海ブレント原油、コーン、大豆、砂糖、小麦、銅、金、銀などに対応。商品CFDの中でも取引量の多い主要銘柄をきっちりと抑えています。
取引ツールはMT4とMT5の両方に対応。特に、MT4の上位互換であるMT5で天然ガスのCFD取引ができるのはOANDAの大きなメリットです。
MT5は従来のMT4よりも動作スピードが格段に向上しており、メタクォーツ社が開発を進めている最新版のツールです。「MT5で天然ガスの取引がしたい」という方はオアンダがおすすめです!
DMM CFD
多彩な事業を展開するDMMグループが手掛けるCFDサービスがDMM CFDです。DMM CFDではもともと株価指数と金・原油など限られた銘柄のみを取り扱いしていましたが、現在では天然ガスも取引可能です。
DMM CFDでもGMOクリック証券と同様、全銘柄で取引手数料が無料です。
取引ツールは高機能なPC版ツールの「DMMCFD PLUS」とスマホアプリに対応しています。特に、DMMCFD PLUSはカスタマイズ性の高いPC版ツールに仕上がっています。
取引画面はタブのサイズ変更から表示項目までオリジナルに構築可能。初期搭載されているレイアウトを選んだり、自分好みのレイアウトに変更したりすることができます。
また、発注パネルやチャートなど機能別でタブを分けてポップイン&ポップアウトさせることも可能です。天然ガスの取引に際してカスタマイズ性の高いPC版ツールをお求めの方はDMM CFDをぜひチェックしてみてください!
天然ガス(LNG)について
天然ガスは石油、石炭と並ぶ化石燃料として主に都市ガスや火力発電に利用されています。天然ガスは圧力をかけながら冷却すると-162度で液化し体積が600分の1になる性質があります。
したがって、日本に輸入されるときには主にLNG(液化天然ガス)としてタンカーで輸入されます。天然ガスはLNGに加工する際に二酸化炭素(CO₂)や硫化水素(H₂S)といった不純物が取り除かれるため、環境にも優しい化石燃料として実用化が進められています。
また、石油や石炭とは違い、全世界に幅広く分布しており貯蔵量も豊富にある資源です。
もっとも、日本では需要量に対して産出量が圧倒的に少ないため、そのほとんどを海外からの輸入に頼っています。主な輸入国はオーストラリア、マレーシア、カタール、ロシア、インドネシアなどです。
利用先の内訳としては発電用が約62%、都市ガスが約31%、約7%がその他の工業用燃料となっています。
日本のLNG輸入価格は歴史的に原油価格に連動してきました。しかし、天然ガスは初期投資に莫大な費用が必要で原油に比べて転売も難しいことから、原油価格の変動による影響を抑えるための調整システム(S字カーブ)が導入されました。
それ以降、原油価格の影響は抑えられましたが、現在でも天然ガスの先物相場は原油先物と連動して動いており、天然ガスの先物を取引する際は原油先物の動向もチェックしておくことが大切です。